クレーマー独身男51歳の営業妨害やら、出入り禁止やら
(再びパーソナリティ)
今井通子:
お分かりいただけましたか?
相談者:
はい。
ありがとうございます。
今井通子:
うん。
あのお、精神的な面ではね、
相談者:
はい
今井通子:
まず、三石先生の仰るとおりなの。
相談者:
はあ
今井通子:
で、三石先生が、あの、(笑)バカだ、って仰ったんだけどお・・
あの、実はですねえ、脳の細胞って、十分酸素が足りていて、十分栄養が足りていて動くんですよ。
相談者:
はい
今井通子:
そらまあ、常識なんだけど、
相談者:
はい
今井通子:
ひょっとしてえ、レストランとか、喫茶店に行くときに、お腹空いてない?
相談者:
いやあ、もう、間違いなく。
今井通子:
うん。
そうするとね、結局、糖分が足りなくなってる状態なんだと思うの。
相談者:
ああ
今井通子:
それから、あとはあ、酸素が足りない場合もある。
相談者:
はあ
今井通子:
でえ、そういう意味では、あの、生理学的に言ってえ、一時的に、低血糖になってるんじゃないかと思うのでえ、
相談者:
はあ
今井通子:
アメ玉でもしゃぶりながらあ、言(行?)ってみるとか。
相談者:
あー
今井通子:
うん。
そういう、あの、精神面と、
相談者:
はい
今井通子:
一緒に、体の面もコントロールすると、結構、
相談者:
はい
今井通子:
いけるかもしれません。
相談者:
ああ・・
今井通子:
うん
相談者:
あのお、すぐに、やってみます。
今井通子:
そうですね。
相談者:
ありがとうございました。
すいません。
今井通子:
はあい。
三石由起子:
頑張ってねえ。
相談者:
はい、ありがとうございます。
今井通子:
失礼しまあす。
相談者:
失礼します。
(内容ここまで)
梅沢富雄にも聞かせたい。(*)
(*)
コンビニでの年齢確認、JR職員の対応・・
なぜに、そんなことで、そこまで怒る?
第一、怒ってる相手は職務命令でやらされるだけだっつうの。
まさに、名を惜しめ、だ。
さて、
クレーム3時間。
用事が無いんだな。
そもそも、一体、何を要求してんだろうね。
誠意(カネ)、とかだったら分り易いけど、この人そんなんじゃないし。
自分自身でまったくコントロール不能だったら、病院行けってことになるけど、会社では抑制できてるわけだ。
じゃ、それをそのまま私生活でもやればいいだけなんだけど。
抑制のために必要なのは自覚。
会社で感情出すとどうなるかっていうのが身に染みたからこそ、今はなんとかやってるわけでしょ。
ただ、会社と違って死活問題じゃなく、自覚すべきは「恥」とか、「他人の目」ていう無くても生きていける概念なんでね。
これを持ってなければどうしようもない。
トラブルになった店に、進んで足を運ぶっていうのが、もうね。
相談してきてるんだから、治したいとは思ってるようだけど、実はこの男、自覚しているようで自覚していない。
「自分が大らかになる必要がある」
「店のことを良くしたいだけ」
クレーマーの頭の中が分って面白い。
違うんだなあ。
あんたにとって、クレームは自己実現なんだよ。
家庭でも、職場でも、満たされない感情の捌け口なの。
お店は、客のあんたに、少なくとも対応はしてくれるからね。
三石さんの、日記を付けろというのは実は有効。
アンガー(怒り)・マネジメントっていうやつ。
本や、講習なんかもあるんだけど、
最初に、怒りの感情が身を滅ぼすことを、しこたま聞かされた後、まず、何をやらされるかというと、
記録。
何に、誰に、イラッっと来たか?
なぜ、イラッときたか?
どう行動したか?
どうしたかったか?
:
てなことを書く。
できれば都度、都度。
で、それを元にカウンセリング受けるんだけど、そんな必要もないよ。
だって、たいていは、2、3日でバカバカしくなってくるから。
怒るってことが。
いかに、しょうもないことにイラついて、いかに、無駄な時間を労して、いかに、恥ずかしいことをしていたかが、分るわけ。
そっからは努力。
求めよ、さらば与えられん、だ。
「死ぬ気になれば、性格は直ります。私も卵をたたき割って怒りを爆発させるような性格でしたが、10年かけて自分を訓練し、何とか矯正しました。」 (柴門ふみ 漫画家)
<産経デジタル 人生相談 あすへのヒント>
ま、でも、この男は、アメ舐めるぐらいしか、やんないけどね。
恥を知らんし、守るものがないから。
そういう意味では、母との生活がどうなってんのか?、
ちょっと踏み込んで欲しかった。
以下は、もう少し早めに気づいた例。
加藤先生、マドモアゼル愛氏による、違う角度からのアドバイス。
「40歳独身男・実家住まい。 難しくなってきた怒りのコントロール」