母の日のプレゼントが来ない。合わない長女に合う次女

テレフォン人生相談
2015年6月8日 月曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

相談者: 女62歳 夫72歳 二人暮らし 嫁いだ娘が2人(長女44歳 次女40歳) 孫2人

今日の一言:
お互いに、合う、合わない、という人間のタイプがあります。

(年齢、家族構成のやり取りは省略)

加藤諦三:
で、どんな相談ですか?

相談者:
ま、ちょっと気持ちの問題なんですけれどもお。

加藤諦三:
はい

相談者:
母の日い

加藤諦三:
はい

相談者:
だったんですけどお、

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、ちょっと経済的に、娘たちが、ちょっとあの、大変だったのでえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
2、3年前は、ちょっと、母の日の贈り物っていうのは、ちょっと滞っていたんですけれどもお、

加藤諦三:
はい

相談者:
少し、余裕が出てきたので?

加藤諦三:
はい

相談者:
また、あのお、母の日っていうのは、僅かですけれども、贈り物は頂いてたんですけどお、

加藤諦三:
はい

相談者:
今回い、(笑)貰えなかったので、

加藤諦三:
はい

相談者:
ちょっと、その、気持ち的なんで、娘に?、どうお?っとかっていうことも言えない、

加藤諦三:
うん、ええ

相談者:
状態なんですね。

加藤諦三:
ま、言い難い・・ええ、はい

相談者:
はい。
でえ、まあ、あの、もう一人下の子がいるんですけれども、その子は、

加藤諦三:
もう一人下の子っていうのは、お嬢さんじゃなくて、

相談者:
あ、次女。

加藤諦三:
じ、次女が、はい。

相談者:
あたしの次女なんですけれども、

加藤諦三:
はい

相談者:
その子には、

加藤諦三:
次女の方は何歳ですか?

相談者:
あのお、今、40です。

加藤諦三:
今、40、はい

相談者:
で、その子には、ま、なんかあっても、
「あたし、何々欲しいんだけどお」
って言って、こう、気軽に言えるんですけれどお、

加藤諦三:
はい

相談者:
その長女には、貰えると思ってたものが(笑)、

加藤諦三:
はい

相談者:
無かったので、なんか、こう、いまだに、こう、気持ち的に整理がつかない?

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
でえ、普通だったら、言えるう・・状態い・・が、ま、親子なんでしょうけどお、

加藤諦三:
はい

相談者:
どうしても、こう、言うと、つっけんどんな言い方をする子なのでえ、

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
お金が、今なんや、大変なんだから、とかって、こう、パッと、言われると、ちょっと、こう(笑)・・

加藤諦三:
要するに、長女の方の言う言葉はキツイんでしょう?

相談者:
そうです。
でえ、何かと言っても、自分、風邪引いててもお、ちょっと見に来るとか、そういうふうなものも無いのでえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
性格って言えば、そうなんですけれどもお、

加藤諦三:
はい

相談者:
去年あったものが、今年は無いとなると、気持ち的に?
どうせ、

加藤諦三:
そらそうですよねえ。

相談者:
ええ

加藤諦三:
はい

相談者:
ほいで、言えればいいんですけど、返って来る答えが怖い?、っていう?

加藤諦三:
うん

相談者:
そういう、ものもあるしい、

加藤諦三:
これ、あのお、

相談者:
じゃあ、し方ないわって、思ったらいいのかなあ、とか・・

加藤諦三:
はい。
この、まあ、今はもう、44歳と、40歳ですけれども、まあ、あなたと一緒に暮らしてた、まさに、ほんとの、10代、20代の、娘時代から、やっぱり、長女よりも、次女の方が、色んなこと言い易かったんですか?

相談者:
そうですね、気が合うっていうかあ、

加藤諦三:
はい

相談者:
遊びの行くのもお、ま、次女は行きたいけど、長女はそんなに、出るのが好きじゃないとか・・

加藤諦三:
はい

相談者:
昔、遊園地に連れて行っても、外に出ると頭が痛くなるとか、

加藤諦三:
はい

相談者:
でも、下の子は、いまだに、
「どこどこ行こうか?」
って言うと、一緒に行ったりとか、

加藤諦三:
うん

相談者:
そういう・・ことは、多いですねえ。

加藤諦三:
と、まあ、それこそ10代の、可愛い女の子、の、当時から、どちらかというと、次女の方に、言いたいことは言えるけど、長女には、ちょっと言いづらいことがあったと。

相談者:
そうですね、まあ、下の子の方・・に、甘いっていうことも、よく上は言ってました。

加藤諦三:
長女の方からすると、母親は、妹にい、甘いと。
つまり、長女からするとね、

相談者:
はい

加藤諦三:
単純な話、同じことをやっても次女は許されてると。
なんか、こう、不公平感みたいなものがあったのかな?

相談者:
それは、あったんだと、思うんですよね。
だから、子どもの頃からでも、やっぱり兄弟はあまり、仲良くもなかったし、今もそうですねえ。
喧嘩するっていう、状態じゃないけど、そんなに、姉、妹とべったりというのは・・クール、な子なので、長女は。

加藤諦三:
ああ・・

相談者:
でも、上の子は、私からみたら、ものごとははっきり分る子ですし、次女よりは長女の方が、考え方もしっかりはしてるんですね。

加藤諦三:
ええ

相談者:
はい

加藤諦三:
だけど、頼りにはできるけれども、どっちかっていうと、頼りにはできないけどれも次女と居る方が居心地がいいということはあるのかな?

相談者:
そうですね、ま、気が合うんでしょうね、わたしもこう、色々あっちこっち、遊びに行くのが好きだしい、

加藤諦三:
ええ

相談者:
どうしても、上の子は、そんなお金もないのに、そんなことしとるなあ、とか、そういう?、

加藤諦三:
ええ

相談者:
考え方なんで、

加藤諦三:
うん

相談者:
だから、たぶん、自分では、2、3年前に、滞ってるときも、お金がないから、っていうことでできない、みたいなことを・・だったんで、

加藤諦三:
ええ

相談者:
今回も、言えば、そういうふうに、

加藤諦三:
うん、だろうね・・

相談者:
言うと思うんですよ。
だけどお、

加藤諦三:
要するに、長女の方がものごとをね、合理的に、

相談者:
はい

加藤諦三:
処理していくと。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、次女の方は、もう、計算づくで、とか、合理的に、知的に、処理するんじゃなくて、色んな感情を、人間関係の方を、優先しながら、

相談者:
はい

加藤諦三:
ものごとを処理していくっていう、タイプが違うんでしょうね。

相談者:
タイプが、もう、違うんですね。

加藤諦三:
うーん・・

相談者:
だけど、まあ、姉妹は仲良くはして欲しい、っていう気持ちは、あるんですけどお、

加藤諦三:
ええ

相談者:
なかなか、そのお、まあ、ご飯食べにいくにも、やっぱり、次女との方が多いしい、あの、

加藤諦三:
ま、それは、だって、あなたとすると、次女の方が居心地いい、からね、

相談者:
んん

加藤諦三:
同じ・・、あなたが同じタイプ、タイプなんでしょう?

相談者:
まあ、そうですねえ。

加藤諦三:
あなたの方は、別に、その、合理的にものごとを処理するっていうよりも、人間関係を重視する方なんです・・

相談者:
そうです。
ま、お金が大変でも、大変ながらに、そんな、だからって、ケチケチとお、食事にい、行くのやめるとか、そんなん嫌やわ、っていうふうな、話もしたので、

加藤諦三:
ええ

相談者:
無かったら、無いなりに?、っていう考えだけどお、やっぱり、上の子は、もう、まず、お金っていうものは、すごいんです。
もう、わたしはケチだから、って、(笑)よく、言うくらい、の、子なんですね、はい。

加藤諦三:
だけど、長女の方は、物事をきちんきちんと解決できるんじゃない?
問題が起きたときに。

相談者:
あ、それはあります。

加藤諦三:
冷静に、物事を解決していく能力ってのは

相談者:
はい

加藤諦三:
あって、

相談者:
はい

加藤諦三:
合理的なんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、次女の方は、どちらかというと、その場その場の感情っていうもので動かされてきてえ・・

相談者:
はい

加藤諦三:
そいで、人間関係を大切にする。
それは、そうすると、あなた、次女の方とは気が合うよね。

相談者:
はい、そうですねえ。

加藤諦三:
だって、それは、同じ娘と言おうが、同じ息子と言おうがね、

相談者:
はい

加藤諦三:
人間にそれぞれタイプもあるからあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
そりゃあ、合う合わないっていうのは、これは神さまが決めてることだから、しょうがないところもあるんだけど、

相談者:
はい

加藤諦三:
ご主人との関係はどうなんですか?
父親との関係は。

相談者:
わたしよりも、父親の方が、まだ、いい方ですね。
その、

加藤諦三:
長女と

相談者:
はい

相談者:
父親との方がいいということね?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
次女と父親は?

相談者:
ま、普通です。

加藤諦三:
普通。

相談者:
はい

加藤諦三:
ていうことは、あのお、ご主人の方は、あれですか?、なんか、問題があると、キチンキチンと、解決する方が得意だということね?

相談者:
はい、も、すっごい、冷静で、クール、な考えで、その母の日やとか、敬老の日やとか、そんなことに拘るのは・・っていう考え方なんですね。

加藤諦三:
うん

相談者:
ほいで、そういう風に

加藤諦三:
物事を解決

相談者:
言っててえ、

加藤諦三:
ええ

相談者:
して、あのお、無かったので、
「あ、そうか、そんなもんなんや。 無かったら無いでえ・・」
と思ってたのが、母の日に、ま、3年ぐらい前から、貰ってえ、

加藤諦三:
うん

相談者:
ほいでえ、ま、2年くらい、てか、3年くらい続い・・たんでえ、

加藤諦三:
ええ

相談者:
あ、今年も、じゃあ・・って思ってたらあ、全然、だったのでえ、

加藤諦三:
ええ

相談者:
あれ?、っていう、その、自分の気持ちが、整理がつかない?
そんなこともあるんだ、と思えばいいんですけどもお、

加藤諦三:
うん。
ま、些細なことだと思いながらも、

相談者:
はい

加藤諦三:
なかなか、やっぱり、日々の生活の中では、気に掛かってる

相談者:
はい

加藤諦三:
っていうことですね?

相談者:
ええ、ええ

加藤諦三:
で、どういう・・ふうに、気持ちを整理したらいいのか?

相談者:
はい

加藤諦三:
ということですよね?

相談者:
そうですねえ。

加藤諦三:
分りました。

(回答者に交代)


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