母が手術の立会いを頼んだら 日当の請求をしてきた娘

(回答者に交代)

三石由起子:
はい、こんにちは。

相談者:
はい、こんにちは、よろしくお願いします。

三石由起子:
こちらこそ。
あのお、ね、

相談者:
はい

三石由起子:
その、夫が亡くなってからっていうのは、

相談者:
はい

三石由起子:
あの、気が付かないうちにね、

相談者:
はい

三石由起子:
自分の視線が変わってることがあるんですよ。

相談者:
はあ、はあ

三石由起子:
つまりね、その、今まで夫にい・・目が行ってたことがさ、

相談者:
はい

三石由起子:
それがなくなって、

相談者:
はい

三石由起子:
夫の、お世話をして・・いたことが、あー、もう必要もなくなったりするとね、

相談者:
はい

三石由起子:
ふとねえ、あの、違うとこに目が行く。

相談者:
ああ、そうですねえ。

三石由起子:
うん、それがやっぱりい、お嬢さんだったりさ、

相談者:
はい、はい

三石由起子:
そういうことってあるんですよね。

相談者:
ありますね、暇になりますから。

三石由起子:
そうです、そうです、あるんです。
だから、自分で気が付かないうちにねえ、

相談者:
はい

三石由起子:
見ようとし過ぎちゃってるっていうか。

相談者:
はい、はい

三石由起子:
これ、自然のことだと思うんだけどお、

相談者:
はい

三石由起子:
そういうことってあると思うんだよね。

相談者:
はい

三石由起子:
でえ、夫が亡くなって一人暮らしっていう立場になった以上はね、

相談者:
はい

三石由起子:
子どもとの線っていうのを引き直さないといけないような気がするんだけどお、

相談者:
はー、は。

三石由起子:
わたしは。

相談者:
あー、なるほど。

三石由起子:
例えばね、

相談者:
はい

三石由起子:
あの、ご飯を持って行くと断られるって言いましたけどお、

相談者:
はい

三石由起子:
あのお、あたしも似たような経験があるんだけどお、

相談者:
はあ

三石由起子:
ご飯を持って来られてね、

相談者:
はい

三石由起子:
うんっと、迷惑だったことがあるんだけどお、

相談者:
あー

三石由起子:
つまりご飯を持って来てくれるんだったらあ、

相談者:
はい

三石由起子:
「ご飯持って来ましたよ」、って玄関で帰って欲しいの。

相談者:
はー

三石由起子:
それはありがたいですよ。

相談者:
(笑)

三石由起子:
そりゃあ、ありがたいですよ。
ところがね、

相談者:
ええ

三石由起子:
ご飯を持って来て中に上がられたらね、

相談者:
はい

三石由起子:
これ自分で作った方が早いんですよ。

相談者:
だから、あたしもね、

三石由起子:
うん

相談者:
玄関に届けるだけで、帰らない(入らない?)から、あの、上がらないわよ、って言うと、

三石由起子:
うん

相談者:
それは出来ないって言うんですよ。

三石由起子:
だから、そ、そんなこと聞くからでしょう?

相談者:
ああ、はあ

三石由起子:
そんなの、ピンポンって行って、あたしなんかドアノブにい、掛けて帰りますよ。

相談者:
掛けて帰ればいいんですか?

三石由起子:
うーん

相談者:
ああ、はあ、はあ

三石由起子:
うん

相談者:
どうしてもしたかったらですね?

三石由起子:
そうです、どうしてもしたいんだから、それは。

相談者:
ああ

三石由起子:
それは、別にむこうが意地悪してるわけでもなくう、

相談者:
ええ

三石由起子:
ほんとに迷惑なんですよ。

相談者:
ええ、ほんとに、忙しいみたいなんです。

三石由起子:
ええ

相談者:
はい

三石由起子:
忙しいときね、

相談者:
はい、はい

三石由起子:
で、電話もお・・掛けてきてもね、

相談者:
はい

三石由起子:
あのお、「はい、了解」、くらいで終わる話をさ、

相談者:
はい、はい

三石由起子:
じゃ、メールでいいじゃん。

相談者:
(笑)

三石由起子:
よう、要件があればっていう、

相談者:
(笑)

三石由起子:
くらいなんですよ。

相談者:
そうですね、◆△%&■◎

三石由起子:
で、つまりね、それはね、

相談者:
はい

三石由起子:
冷たいでもなんでもなくてえ、

相談者:
はい

三石由起子:
やっぱり線を、引き直して欲しいんだと思うんですよ。

相談者:
ああ、はあ、はあ

三石由起子:
あなた・・あなたっていうのは、お母さんはあ、なんか、わたしの方に、ちょっとあの、余計に目が来過ぎてるっていうのがね、

相談者:
ああ・・

三石由起子:
これ分りますからね。

相談者:
あー、重いんですね。

三石由起子:
重い、重いと思いますよ。

相談者:
はあ、はあ、はあ

三石由起子:
だからあ、線のお、引き直しが、あなたには分からなかったんだと思うんだけどお、

相談者:
はい

三石由起子:
あの、お嬢さん、やっぱり、性格美人だけあってえ、

相談者:
はい

三石由起子:
きっちり線を、見せてくれてるじゃないですか。

相談者:
はあ

三石由起子:
だから、それにそっ、沿えばいいんですよ。

相談者:
ああ、そうですか。

三石由起子:
あたしはそう思う。

相談者:
はあ、はあ

三石由起子:
だからあ、例えばね、あの、日当払って、って言われたって言うけどお、

相談者:
ええ

三石由起子:
それは考えようでねえ、

相談者:
ええ

三石由起子:
言えばいいんですよ、先に。

相談者:
あー

三石由起子:
先に言うんで・・もちろん、日当程度のことは出す気でいるっていうことを、始めに言わなきゃ。

相談者:
先に言うんですか?

三石由起子:
そりゃあ、口だけだったら、大丈夫じゃない。

相談者:
ああ、そうですか。

三石由起子:
うん。
あー、先に言われちゃった、くらいのことをね、

相談者:
はい

三石由起子:
聞いた瞬間でもいいから、そうやって反応してやれば良かったと思う。

相談者:
あー、はあ、はあ

三石由起子:
で、
「それ、考えてたんだ、ごめん」
って。

相談者:
ああ

三石由起子:
「先に言えば良かったね」
って。

相談者:
あー

三石由起子:
うん

相談者:
なるほどね。

三石由起子:
うん。
でね、一人で生きていく覚悟?

相談者:
ええ

三石由起子:
あるのか、無いのか?、ていうことをすごく不安だと思うよね、お嬢さんは。
そいからね、42歳の・・娘が、

相談者:
ええ

三石由起子:
66歳の・・母親を、

相談者:
ええ

三石由起子:
頼りにならないって・・当たり前のことで。

相談者:
そうですね。

三石由起子:
ああ、もう、当たり前のことで。

相談者:
ええ

三石由起子:
そんなことを感じたんじゃ無いと思う。

相談者:
ああ、そうですか。

三石由起子:
こおの母親、ほっといたら大変だぞって。

相談者:
ああ

三石由起子:
きっと、なんか自分が抱えなきゃいけないみたいなあ、

相談者:
ええ、ええ、ええ

三石由起子:
うん。
あなたが思ってる・・のと、

相談者:
ええ

三石由起子:
ほぼ、逆なことをね、

相談者:
あ、逆ですか?

三石由起子:
うん、逆なことを、

相談者:
ああ

三石由起子:
お嬢さんは感知してえ、

相談者:
ええ

三石由起子:
家(うち)に帰ったと思いますよ。

相談者:
あー

三石由起子:
うん。
ご主人が亡くなって、

相談者:
ええ

三石由起子:
視線が変わっちゃってさ、知らないうちに。

相談者:
ええ、ええ

三石由起子:
で、気づかないことを気づき始めちゃったこともあるしい、

相談者:
ええ、ええ、ええ、そうですね。

三石由起子:
それはね、あたしね、お嬢さんが、決してえ、冷たくなったっていうふうに取る必要がないと思う。

相談者:
あ、そうですか。

三石由起子:
あ、わたしが、なんか、変わり掛けちゃったんだなあ、とか、

相談者:
ええ

三石由起子:
あたしが、たぶん、依頼心・・がね、知らない間に出て来ちゃったのかな?、みたいなことを、1回思い直すことができれば、

相談者:
ええ

三石由起子:
これ、自然に、すぐに修復、する話だと思うんですよ。

相談者:
あー、そうですか。

三石由起子:
うん。
あのお、やっぱり、娘って違う・・家を持ってるわけですからね。

相談者:
ええ、ええ

三石由起子:
うん、その家をやっぱり、どれだけ放って置けるかっていうのが、やっぱり、覚悟だと思うのね。

相談者:
どれだけ放っておけるかですか?

三石由起子:
そおですよお。

相談者:
ああ

三石由起子:
それの覚悟だと思う。

相談者:
ああ

三石由起子:
なんか看てあげなくちゃとか、手伝ってあげなくちゃっていうのがあ、

相談者:
ええ

三石由起子:
口実でさあ、

相談者:
ええ、ええ

三石由起子:
実は、寂しくて寄っていってるっていうことがあるのよね、人間って。

相談者:
あ、それはありますね。

三石由起子:
あるでしょ、あるでしょ。

相談者:
はい、それはありますね。

三石由起子:
うん、だから、今から、あなたが一人で、

相談者:
ええ

三石由起子:
どうやって楽しく人生を暮らせるか。

相談者:
あー、はあ、はあ

三石由起子:
そおれを考えた方がいいですよ。

相談者:
ああ、そうですか。

三石由起子:
そおら、そうですよ。

相談者:
はあ、はあ

三石由起子:
で、子どもや、あのお、まあ、息子でもいいけど、来たときにはね、

相談者:
ええ

三石由起子:
あなたどうしてんの?じゃなくてさ、

相談者:
ええ、ええ

三石由起子:
自分が楽しかった話をしてやればあ、

相談者:
ええ

三石由起子:
子どもも安心するしい、

相談者:
ああ、はあ、はあ

三石由起子:
尊敬もしてくれると思うのよね。

相談者:
ああ、そうですか。

三石由起子:
だから、60・・6になってさ、

相談者:
はい

三石由起子:
子どもから、尊敬される母親って、ものすごく難しいけどお、

相談者:
ええ

三石由起子:
こりゃ、あのお、考え方を切り替えたら出来ることだと、わたしは思う。

相談者:
ええ、あのお、要するに、

三石由起子:
うん

相談者:
あのお、身勝手なように思えるけど、自分が楽しんで生きちゃえばいいということですね?

三石由起子:
そういうこと、そういうこと。

相談者:
あ、そうですか

三石由起子:
そんなの、ちっとも身勝手じゃなくて、

相談者:
それは、身勝手とは言わないんですね。

三石由起子:
そおれ、身勝手じゃないよ、そんなの、もう、もろ手を上げて万々歳ですよ。

相談者:
あ、そうですか。

三石由起子:
そら、そうですよ。
母親一人で放っておけるだもん。

相談者:
なるほどねえ。

三石由起子:
うん。
そ、だからね、自分の楽しいことを考えてください。

相談者:
はい、分りました。

(再びパーソナリティ)

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