89歳父の家に70歳の女が出入りして 貯金と家が心配
テレフォン人生相談
2015年6月12日 金曜日
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 中川潤(弁護士)
相談者: 男64歳 妻65歳 一人暮らしの父89歳 母は1年に93歳で亡くなる
今井通子:
はい、今日はどういったご相談ですかあ?
相談者:
えーっと、父親のことで、ちょっとご相談したいんですけど。
今井通子:
はい。
あなたはおいくつ?
相談者:
わたし64です。
今井通子:
はい。
お父さま、おいくつでしょう?
相談者:
父が89歳です。
今井通子:
89歳、はい
相談者:
はい
今井通子:
あなたは、奥さまいらっしゃいますか?
相談者:
ええ、おります。
今井通子:
おいくつ?
相談者:
ろ、65歳です。
今井通子:
65歳。
相談者:
はい
今井通子:
お母さまはいらっしゃいますか?
相談者:
えーっと母親が、昨年に亡くなりました。
今井通子:
あっ、はい。
相談者:
93歳です。
今井通子:
それ、
相談者:
亡くなってですね、
今井通子:
ええ
相談者:
ええ、まだ、父は今、一人でいるんですけど。
今井通子:
はい。
あなたと、お父さまは、同じ、お家じゃなくて、別の家庭で、あの、お家に・・
相談者:
はい、別です。
今井通子:
はい。
そうすると、お父さまはお一人でお住まいなの?
相談者:
そうなんです。
今井通子:
はい。
で、どういったご相談になります?
相談者:
実は、ま、えーと、3、4ヶ月ぐらい前からですね、
今井通子:
はい
相談者:
父の友人のタクシーの、運転手さんが、ま、女性の方がいらっしゃるんですけどね、
今井通子:
はい
相談者:
その方に、ま、今までえ、も、高齢ですから、あのお、タクシーを利用するようになりまして、
今井通子:
ええ、ええ
相談者:
それでまあ、その方がたまたま女性なんで、
今井通子:
ええ
相談者:
それで、あのお、まあ、一人でいるんじゃったら寂しいから、まあ、知り合いがいるから、話し相手にどうですか?って言うんで、紹介、してもらったみたいなんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
それでまあ、そのうちに、家に出入りするようになってからですね、
今井通子:
はい
相談者:
ま、親しくなって、あのお、何ヶ月か前かにい、あの30万ほど、お金がいるから、って言うんで、
今井通子:
はい
相談者:
あの、融通したみたいなんですけどね。
今井通子:
はい。
女性の方、おいくつ?
相談者:
70くらいです。
今井通子:
で、そのお、女性の方が、お家に出入りされるようになったわけ?
相談者:
そうです。
今井通子:
それは、あのお、お父さまの身の回りのお世話とか?
相談者:
ご飯、の用意とか、洗濯とかですね、
今井通子:
ええ
相談者:
掃除とか、ま、あのお、そういうあれがありますんで、
今井通子:
はい。
で、身の回りの世話をされててえ、
相談者:
はい
今井通子:
そして、何ヶ月前でしたっけ?
その30万融通。
相談者:
ええ、3ヶ月くらい前です。
今井通子:
3ヶ月前。
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
それがまあ、あのお、今月お返しするということでね、
今井通子:
はい
相談者:
そう言ってるみたいなんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
あの、最近は、まあ、あの、父の方もやっぱし、その、食事を作ってもらう、せいかですね、
今井通子:
はい
相談者:
あの、相手のお、まあ、意外と言われることにい、まあ、どう言いますか、
今井通子:
うん
相談者:
言うこと聞くようになったというかですね、
今井通子:
ええ
相談者:
そいでえ、ま、そのお金はもう、世話になってるから、あの、返さなくてもいいよ、みたいな、話を、
今井通子:
ふうん・・
相談者:
先方に、したみたいなんですよ。
今井通子:
なるほど。
相談者:
お金は・・それとして、まあ、その、もうだいぶ前なんですけど、1年くらい前ですけどお、
今井通子:
はい
相談者:
900万くらい、ま、金があったわけでしてね。
今井通子:
はい
相談者:
それで、それはまあ、わたしも姉もみな、知ってるんですけどね、
今井通子:
はい
相談者:
それからもう、どんどん、どんどん、お金が、ま、減っていってですね、
今井通子:
はい
相談者:
それは、まあ、その女性の、ことではないんですが、
今井通子:
はい
相談者:
とにかく父の、あのお、無駄遣いが多くてですね、
今井通子:
はい
相談者:
そいで、まあ、あの、何でも思うものは、何でも買うみたいな、性格の人なんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
そいで、まあ、実際、ま、最近なんですけど、銀行の方調べたらですね、
今井通子:
はい
相談者:
残高が、まあ、随分減って、250万くらいに今なってるわけですよね。
今井通子:
はい
相談者:
まあ、わたしたちが心配するのは、まあ、あのお、父が言うのは、もしお金が無くなればですね、
今井通子:
はい
相談者:
ま、この、自分の自宅を売って、
今井通子:
はい
相談者:
ま、それで、生活すればいい、みたいな、考えでおるわけですね。
今井通子:
はい
相談者:
あのお、家を売るんじゃったら、その、お金はいいんですけど、その、今度、住まいはどうするんか?というふうに、ま、子どもが尋ねるんですけどね、
今井通子:
はい
相談者:
それから、まだ老人ホームには行きたくないて言うし、
今井通子:
はい
相談者:
ほいで、その辺のところの、その、ま、今からの今後のことで、どういうふうにしたらいいのかな?というふうにですね、
今井通子:
ふうん・・
相談者:
ま、わたしもお、姉も、まあ、わたしの女房も、皆、しん、そこを心配してるわけですしね。
今井通子:
はい
相談者:
そいで、まあ、お金の方が、まあ、わたしも、少し前ですけど、裁判所に行ったりですね、
今井通子:
はい
相談者:
何かその、土地を、家、土地を売るう・・のに、あの、わたしが関与できるような方法はないじゃろうかな?というふうに、思いまして、
今井通子:
はい
相談者:
裁判所に相談に行ったんですけどね、
今井通子:
はい
相談者:
色々これ時間が掛かるし、ま、手続き上、ものすごく大変みたいな、あの、お話を聞いたんですよね。
今井通子:
はい
相談者:
あの、色んな、まあ、あの財産を、子どもが、まあ、立ち会って、売るんならいいけど、ま、単独では売れないというふうな、あの、手続きの、色々、ま、その、今から、申し込みっていうことになると、
今井通子:
うん
相談者:
また、時間が掛かるしですね。
今井通子:
はい
相談者:
そのうちに、ま、お金が、持ってる金が、ま、無くなる。
今井通子:
うん
相談者:
そうすると、まあ、自分は、今だったら、あの、本人のものですから、すぐ、まあ、売ったりが出来るわけですしね。
今井通子:
はい
相談者:
子どもがタッチしないでも。
今井通子:
はい
相談者:
それをやられると、今度、困るからな、というふうに、ま、思ってるんですよね。
今井通子:
ああ、はい
相談者:
わたしとか、姉とかに、70歳の女性が言われるのには、
今井通子:
うん
相談者:
まあ、そのお、お父さんのお金がある間は面倒看てあげるけど、
今井通子:
うん
相談者:
無くなったら、お金を・・自分のお金を出してまでは面倒看れませんよ、ていうふうに、はっきり、言われてるんですよね。
今井通子:
あー、なるほどね。
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
そやから、その、今の、家を、勝手に売ってしまえば、そこにまた、何百万という金を持つわけですから、
今井通子:
はい
相談者:
そしたら、それを、またずーっと、その、使い切るまで、
今井通子:
うん
相談者:
あの、まあ、それが、切れないと思うんですよね、その女性とのつきあいが。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
このお、女性とのお付き合いを、あなたがたは、良しとしていないわけ?
相談者:
全く、してないです。
今井通子:
うーん・・なるほど。
相談者:
そやから、もう家・・家に出入りする、の、もう、一切、止めて欲しいって本人にも言うんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
あの、なかなか、頑として聞かないんですよね。
今井通子:
はあー
今後?、えー、70歳の女性が居なくなっちゃった場合?
相談者:
はい
今井通子:
うん
あのお、どうやって生活なさるかは、どうすんの?
相談者:
いや、だから、まだ、90歳でもですね、
今井通子:
うん
相談者:
もう、あの、89でも、も、90・・も目の前ですけど、意外と、その歳・・年齢の割りに、意外と元気なんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
「自分が、動けんようになったらどうするんか?」
って言うて、
「ほんなら、わたしが(お前が)引き取って面倒看てくれるか?」
って言うんですけどね、
今井通子:
はい・・はい
相談者:
なかなか難しいんですよ、それも。
今井通子:
で、あなた方の方としては、今日のご相談の一番は、要するにい、そのお、お父さんが、割りにい、えー、金払いがいいというか、
相談者:
気前がいいんですね。
今井通子:
(笑)気前がいいというか、
相談者:
ええ
今井通子:
なんか、どんどん使っちゃうんでえ、
相談者:
ええ
今井通子:
そこだけをまず抑えたいと。
相談者:
そうですね。
今井通子:
うん
使いたい放題で、無くならないようにい、
相談者:
ええ
今井通子:
こっちでコントロールできるような状態は、法律的には、どういうふうにしたらいいでしょう?ってことですかね?
相談者:
そうですね、はい
今井通子:
分りました。
(回答者に交代)
若い女性にお世話してもらい人生最後の幸せを満喫していると思います。
長生きの秘訣ですね。