（回答者に交代）

大迫恵美子：
もしもし？

相談者：
はい

大迫恵美子：
ずいぶん、酷い目に遭いましたねえ。

相談者：
ああ（笑）

大迫恵美子：
んん、まあ、詐欺・・詐欺じゃないですか？っていうことですけどお、

相談者：
はい

大迫恵美子：
んん、まあ、おそらくは詐欺なんでしょうね（笑）

相談者：
ああ（笑）

大迫恵美子：
あのお、ただ、これね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、どういうふうに、その、今後、問題を解決したらいいのか？と、いうことですけどお、

相談者：
はい

大迫恵美子：
んん・・まあ、お金を返してくださいっていうことですけどお、

相談者：
はい

大迫恵美子：
どうですかねえ・・それはまあ、あの、色んな意味で難しいように思いますけどねえ。

相談者：
ああ・・

大迫恵美子：
ま、例えばね、これ、あの、今、その人が、あなたに連絡してきてえ、

相談者：
はい

大迫恵美子：
まあ、あなたの方が強くね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
これはもう、詐欺じゃないのか？と。

相談者：
はい

大迫恵美子：
言ったときにね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
その相手の女性が、いやいや、とんでもないですよ、と。

相談者：
うん

大迫恵美子：
じゃあ、ほんとに愛人になりますよ、と。

相談者：
はい

大迫恵美子：
言ってえ、

相談者：
はい

大迫恵美子：
そして実際に、まあ、あの、会ってくれたらね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
そしたらもう、あなたは、それでいんですかね・・

相談者：
・・そうですね、もう、結局う、そうすればですね。

大迫恵美子：
んん、そうだとするとお、まあ、例えば、あなたが警察に行ってね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
こんな詐欺に遭いましたという話をしたときに、

相談者：
はい

大迫恵美子：
まあ、そのお、警察を連れて・・行ったら、その相手の女性は、いやいや、これからね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
ちゃんとね、愛人としての、契約はね、真面目に守るつもりですよって、いう話をしたら、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あなたとしては、あ、それならそれでいんだよ、と。

相談者：
はい

大迫恵美子：
ね、何もそんな、

相談者：
はい、したら、あれですね。

大迫恵美子：
ええ、警察沙汰にする気は無かったんだよ、と。

相談者：
うん

大迫恵美子：
そういう話になるわけですよね？

相談者：
はあ、はあ

大迫恵美子：
そうすると、まあ、警察もね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
そんな話になっちゃうものを、詐欺だとか何だとかって、まあ、なかなか言いづらいですよね？

相談者：
はあ、はあ、はあ

大迫恵美子：
ま、今、そういう状態にいるっていうことですね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あなたの立場としてはね。

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのお、じゃあね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
ま、そういう、警察沙汰みたいな話の詐欺。

相談者：
はい

大迫恵美子：
こういうものには、出来ないんだとして、

相談者：
はい

大迫恵美子：
そうは言っても、随分、時間が空いちゃったのでね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
えー、あのときああいう話で、だから、お金振り込んだけどお、

相談者：
はい

大迫恵美子：
どうも、そのお、話が進んでないのでね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
お金返してくださいよ、と。

相談者：
はい

大迫恵美子：
いうことが言えるかどうか？っていう問題ですよね？

相談者：
はあ、はあ

大迫恵美子：
これはね（笑）、実はあの法律では結構難しい話なんですよ？

相談者：
ああ

大迫恵美子：
要するにあなたの、ま、差し上げたというか、提供したお金っていうのはね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
彼女を愛人にするお金、っていう意味でしょ？

相談者：
はい

大迫恵美子：
でえ、まあ、あなたにはご家庭があるわけだから、

相談者：
ああ、はい

大迫恵美子：
あのお、ご家庭のある人が、外に愛人を作っちゃいけないと。

相談者：
はあ、ああ

大迫恵美子：
いうのは、一応ね、道徳観念としちゃ、やっちゃいけないことになっていますよね？

相談者：
ああ

大迫恵美子：
そうだとするとね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
お金返してくださいよと。

相談者：
はい

大迫恵美子：
あなたが言ってえ、例えば、じゃ、法律がね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あなたの味方をしてね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
彼女に向かって、えー、愛人にならないなら、お金を返しなさいと。

相談者：
はい

大迫恵美子：
こういうふうに言ってくれるかっていうと、

相談者：
はい

大迫恵美子：
実はね、そうは言ってくれないんですよ。

相談者：
ああ

大迫恵美子：
あなたの方が、

相談者：
はい

大迫恵美子：
元々その提供している、お金のね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
えー、目的が、非常に、その道徳に反するようなことをしようとしたと。

相談者：
ああ、はい

大迫恵美子：
だから、そのお、あなたの手は汚れている。

相談者：
ああ

大迫恵美子：
その汚れた手の人がね、

相談者：
うん

大迫恵美子：
その汚れた手で、えー、約束守らないなら、法律違反だから、お金を返しなさいと。

相談者：
はい

大迫恵美子：
言うことは出来ませんよ、っていうね、これがね、

相談者：
ああ、はあ、はあ

大迫恵美子：
法律の、中で、もう決まってることなんですよ。

相談者：
ああ

大迫恵美子：
あの、不法原因給付っていうんですけどね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
不法なことを目的に、渡したお金は、

相談者：
はい

大迫恵美子：
取り戻すことが出来ないっていうことになってるんですねえ。

相談者：
はあー

大迫恵美子：
で、今回の場合は、あなたの方がね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
まあ、愛人に、しようとして、お金を出してるということですから、

相談者：
はい

大迫恵美子：
明らかに、不法な、原因のお金ですよねえ。

相談者：
はあ、はあ

大迫恵美子：
それをね、えー、取り戻すっていうのは出来ないと。

相談者：
うん

大迫恵美子：
（笑）おそらく、女の人の方は分ってるんじゃないのかなあ、と思いますけどねえ。

相談者：
ああ、もう、そういうことを知っててあれですね？

大迫恵美子：
まあ、知ってる、可能性もありますよね。

相談者：
ああ、はあ、はあ、はあ

大迫恵美子：
あの、ただね、

相談者：
ああ

大迫恵美子：
あなたとして、そういう、ことのためにね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
お金を使ってえ、

相談者：
うん

大迫恵美子：
ね、今、この状態になっても、女の人が、じゃあ、やっぱり愛人になりますって言ったら、それでもいいんだって仰ったけどお、

相談者：
はい

大迫恵美子：
それでも、ほんとにいいんですか？

相談者：
んん、もう、今としては、あれですね、あたしも、反省して・・

大迫恵美子：
んん・・

相談者：
うん

大迫恵美子：
（笑）その反省っていうのは、どういう反省なんですか？

相談者：
もお、だからあ、ま、諦めようとは思ってたんですけどお。

大迫恵美子：
うん、それはね、お金を出しちゃって、もったいないことをしたからあ、

相談者：
はあ、はあ

大迫恵美子：
ああ、バカなことしちゃったな、って、そういう意味ですよね？

相談者：
はあ、はあ

大迫恵美子：
それは、ちょっと反省とは違うんじゃないですか？

相談者：
はああ

大迫恵美子：
そんな、そのお、ね、２０歳も年下の女の人がね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
ま、自分のこと好きじゃないんだろうと思いながら、

相談者：
はあ、はあ

大迫恵美子：
まあ、お金で、自由に、出来るんなら、それでもいいや、っていう話ですよねえ・・

相談者：
はあ

大迫恵美子：
え、そういう、人間関係を持つっていうことが、どうなんですか・・あなたの人生の中で、それはそれで、やっぱり楽しいことだからいいんだっていうことなんですかね。

相談者：
ああ・・そう言われたら（笑）

相談者：
（笑）あの、これ、全然、こんな、ことになっていてえ、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのお、奥様にはバレてないんですか？

相談者：
ああ、バレちゃいないです。

大迫恵美子：
ああ

相談者：
けど、感づいてる可能性はありますけど。

大迫恵美子：
（笑）感づいてると、それはバレてるってことじゃないんですか。

相談者：
（笑）
うーん・・

大迫恵美子：
あんまり、あれなんですかね、奥様は、あなたがこういうことしてても、そんなに強い関心を示さないんですかね。

相談者：
ああ、あんまりですね、はい

大迫恵美子：
んん・・
それはでも（笑）、少なくともあなたの方で修復しておかなくても大丈夫なんですか？

相談者：
はあ、妻の、方には、まあ、まだ大丈夫だと思います。

大迫恵美子：
で、（笑）その根拠はどこにあるんでしょうねえ・・

相談者：
（笑）
根拠はないですね。

大迫恵美子：
うーん・・
あの、結構ね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あなたの年齢ぐらいになったときに、離婚の話になっちゃうってこと多いんですよ。

相談者：
ああ、はあ、はあ

大迫恵美子：
あのお、まあ、あなたもそろそろ、ね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
定年になったりして、働けなくなっちゃうお年頃ですよねえ。

相談者：
はあ、はあ

相談者：
まあ、そうするともう、一緒に居てもね、

相談者：
はあ

相談者：
収入・・がどんどん増えてくるような関係でもないのでえ、

相談者：
はい

相談者：
えー、ここらで、清算して、別々に暮らした方がいいなっていうふうに考える奥さんて、たくさんいらっしゃるんだけど、

相談者：
はい、はい

大迫恵美子：
ま、それ、だいたいはご主人の方は気づいてなくてね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
言われたときには、突然のことでビックリしちゃうんですけどお、

相談者：
ああ

大迫恵美子：
そのときにそのお、あなたの場合、もし、あなたの場合、

相談者：
はい

大迫恵美子：
それに当てはまるとしたらね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、奥様の方から、だってあなたは浮気してたでしょ？っていうことをね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
言われちゃうと、

相談者：
はい

大迫恵美子：
おー、全然不利な立場ですよねえ。

相談者：
んん、うん

大迫恵美子：
そこのところはちゃんと手当てしておかなくても心配ないんですかあ？

相談者：
ああ、ですね。

大迫恵美子：
その１３０万のこと、とても惜しいとかね、

相談者：
はあ

大迫恵美子：
あんな言葉を信用してお金出しちゃって自分はバカだったなっていうところでは反省されてるみたいだけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのお、もっと根本的なところでね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
えー、奥さんとの関係をきちんとしないで、

相談者：
はい

大迫恵美子：
でえ、ま、他所とのお楽しみのことだけ考えちゃったという、そっちの、（笑）考え方の方に、

相談者：
うん

大迫恵美子：
えー、反省しないといけないところがあ、ありませんかあ？

相談者：
ああ、はあ・・なんとか、頑張ります。

大迫恵美子：
んん、いやあ、全然（笑）分ってくださってるか、どうか、心配ですけどね、

相談者：
ああ

大迫恵美子：
あの、何か、とにかくね、あのお、このご相談ではね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
一番大事なところ・・がズレていてえ、

相談者：
はい

大迫恵美子：
ま、あなたの関心は、１３０万のお金のもったいなさと、

相談者：
はい

大迫恵美子：
それでも今なおね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
その女性が、戻って来て、やっぱり愛人になりますと言えば、１３０万のことは、もう、忘れられると、いうことですから、

相談者：
はあ

大迫恵美子：
その女性に対する未練とね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
その２つだけで、このご相談が（笑）成り立ってるわけだけどお、

相談者：
はい

大迫恵美子：
えー、そこの問題だけ解決しても、ほんとのところは解決にならないんじゃないのかな？と思いますけど。

相談者：
ああ・・

大迫恵美子：
奥様との関係をも少し徹底的に修復するように努力していかないとお、

相談者：
はい

大迫恵美子：
実は今回の１３０万のことが、その、薄々、感づいてるという、どころじゃなくう、

相談者：
はい

大迫恵美子：
奥さんが（笑）何かを掴んでるかもしれない、と、いうことも、念頭に置いてね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
（笑）奥様との関係を、修復するように努力しなくてもいいんですかあ？

相談者：
ですね、もう、じゃあ、はい。
そちらの方に、もう、諦めて、はい

（再びパーソナリティ）