漫画家志望のスネかじり娘を呼び戻したら昼夜逆転のネット中毒に

(内容ここまで)

三石女史が優しいときっていうのは、解決できる問題じゃないという冷たい宣告なの。

 

相談者、今、出て行けって言うくらいなら、3年前に無理に呼び戻すんじゃなくて、援助をストップする方がよっぽど正しい対応だったんだけどね。

存命だった父親の意向が働いたかな。

ま、実際には、出て行けとは言えずに、不満を募らせてるだけなんだけどさ。

 

待つねえ・・

死ぬまで?(笑)

相談者自身も迷いがあったみたいで、現状維持にお墨付きをもらったみたいな雰囲気なんだけどさ。

 

あのお、次女の今の状態を一言で表す言葉が会話の中に一切、出て来なくて違和感あったんだけど、

次女は引きこもり、だよね?

「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」
「時々は買い物などで外出することもあるという場合も含める」
<厚生労働省>

 

引きこもりを放って置いて、本人の自覚に期待して、脱出できたなんていう話はトンと聞いたことがない。

しかもこの年齢だ。

万が一、母親の期待かなって、突然異変で、本人に多少のやる気が芽生えたとしても、数年間もの引きこもり中年女を受け入れるほど、この社会に余裕はない。

一瞬で踏みつけられて終わり。

まずはこの母親に、次女は引きこもりなんだ、という認識が必要で、そこから、支援機関なんかを調べるみたいなことも出来るようになる。

このままで、次女が動きだすタイミングがあるとしたら、それは皮肉にも、相談者が動けなくなったときだ。

次女にとって、それはまさにサバイバルとなる。

 

三石女史は、こういうことを百も承知でアドバイスしていると思うね。

解決策はない。

だったら悩んでもし方ないし、この環境の中でどう過ごすかだ。
気持ちの持ちようっていうの。

先延ばしに過ぎないけど、なるようにしかならん。

だけど、インターネットの接続を切るのは、よくよく考えてやった方がいいよ。

今の次女にとっては命綱だからだ。

 

 

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