コミュニケーションのケーススタディ。再婚相手の連れ子を預ける義兄
テレフォン人生相談
2015年8月27日 木曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 田中ウルヴェ京(シンクロ銅メダリスト、メンタルトレーナー)
相談者: 男46歳 妻36歳 母79歳 3人暮らし 3歳上の姉が3年前に亡くなっている 姉の子ども2人(9歳男の子と5歳の女の子)
今日の一言: 人生の荷物はそれぞれの人が背負うようにする。
相談者:
よろしくお願いいたします。
加藤諦三:
はい
最初に年齢を教えてください
相談者:
46です
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
はい、してます
加藤諦三:
奥さん、何歳ですか?
相談者:
36かな
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
えっと、いません
加藤諦三:
今、お二人で暮らしてるんですね?
相談者:
79の
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、母の近くに住んでるんで、ま、ほぼ、ま、3人で暮らしてるみたいなもんですね。
加藤諦三:
あ、そうですか。
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
そいで、どんな相談ですか?
相談者:
えーと、わたしには、実は、3歳・・年上の姉がいました。
加藤諦三:
はい
相談者:
残念ながら、3年前に亡くなってしまいました。
加藤諦三:
はい
相談者:
そして、えー、義理のお兄さんと、
加藤諦三:
はい
相談者:
えー、の間にですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
二人、上が男の子
加藤諦三:
はい
相談者:
9歳
下が女の子、5歳
加藤諦三:
はい
相談者:
でえー、よくですね、あのお、長期の学校の関係の、お休みがある毎にい、
加藤諦三:
はい
相談者:
家にい、泊まりにい、来てるだけじゃなくてえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
例えば保育園だったりい
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、小学校だったりい、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、ちょっとあのお、週一回?、迎えに行ったりとか、そういう、普通の生活を、しております。
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、今回、ご相談の内容がですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
4ヶ月ぐらい前にい
加藤諦三:
はい
相談者:
兄が再婚・・しましてえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
でー、別に、再婚したことにはあ、ま、子どものためだから、ま、しょうがないかな、と思ってるんですがあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
2ヶ月ぐらい前のお
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、またあ、休みのときにですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
二人の子ども・・だけじゃなくてですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
要はそのお、連れ子だったらしいんですよね、奥さんが。
加藤諦三:
あー、はい、はい
相談者:
そのお、連れ子も含めてですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、うちに預けてですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
2泊、3泊、平気でしてですね、再婚した・・
加藤諦三:
要するに、どっか旅行に行ったということですね?
相談者:
ま、旅行かあ、なんか、よく分からないですけどもお、
ロクに挨拶もしないで、その、連れ子の子どもの名前も分からない中でですね、ま、そやって、預けられてですね、
加藤諦三:
つまり、名前も分からないということ?
相談者:
えーと、そのとき始めて分かったんですよ、連れ子の名前が。
加藤諦三:
ということは、そのお・・二人のお子さん以外にい、こういう、子どもを連れて来ますよ、という連絡も無かったということですか?
相談者:
あのお、子どもがいる人とお、再婚したっていうのは聞いてたんですけどお、
加藤諦三:
はい
相談者:
まさか、挨拶もロクにしないで・・その、奥さんの名前すら知らないで、初めてそのとき知ったんですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、母と二人で、
加藤諦三:
はい
相談者:
まあ、唖然としたんだけどもお、
加藤諦三:
はい
相談者:
その場でし方ないな、と思ってえ・・
加藤諦三:
はい
相談者:
たわけですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、何泊かして、それで・・はい、さよならって形をとったんですけどもお、
加藤諦三:
はい
相談者:
子どもたちが、もう、来たがってる(笑)みたいなことを言われてですね、
加藤諦三:
それで、そのお、預けるときにですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
お子さん預けていくわけですからあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
理由は説明したんでしょ?、あなたに。
相談者:
いや、だからあ・・
加藤諦三:
こういうことで預かってくれないか?という・・
相談者:
だから、あのお、伯父さんとお、お婆ちゃんに会いたくて遊びに来たいって、子どもたちが言ってるからっていう話をしてるわけですよお。
加藤諦三:
でも、会いたがってるということでえ、この小さい子ども、2泊も3泊も普通、常識的にはしないですよねえ。
相談者:
今回もまさにそこが相談したいとこでですねえ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
あたしもそう思うんですがあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
母がですねえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、ま、ちょっとお、不動産の社長やってましてえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、司法書士の先生やってるんですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
不動産関係の。
だから、法律には詳しい、人なんだけどもお、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、あのお、ここでえ、その、喧嘩してね、
加藤諦三:
うん
相談者:
来させんなっていうのは、もう、やまやまなんだけどもお、
加藤諦三:
うん
本音はもう・・来るなっていうのが、本音ということですね?
相談者:
そうです、そうです、
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
あの、な、な、何で、ねえ、後妻の子どもまで面倒看なきゃいけないんだ?って、文句は言うわけですよ。
加藤諦三:
はい、お母さんがね?、はい、はい
相談者:
だけどお、拒まないでえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
また、いいよって言うわけですよね。
加藤諦三:
はい、そうなんですね
相談者:
だけど、そこがまず相談したい点で、いや、そうじゃなくて、再婚したんだからあ、僕としてはもう、その、遊びに来るのはいいけどお
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、ね、預けんのはもってのほかだしい、
加藤諦三:
うん
相談者:
ましてやそのお、ね、後妻の子どもまで連れて来るのはちょっとおかしいんじゃないか・・
それを、断りたいなって。
また、断った方がいいよっていうふうに、思ってるんですけどもお、
加藤諦三:
はい、あのね、
相談者:
ま、母は、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、本音ではそういうこと言うけどお、でも、いや、あの、拒まないと言ってえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
やっぱ預かるわけですよ、だから
加藤諦三:
はい
相談者:
それを、まずあのお、どういうふうにしたらあ・・
加藤諦三:
ああ、なるほどね、はい、はい
相談者:
あのお、説得してえ、
加藤諦三:
説得っていうのはお母さんを?
相談者:
そうです
加藤諦三:
はい
相談者:
それと、あと、やっぱりちゃんと付き合ってるんでね、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、あの、もう一つは、その、別に、かといってね、あの、その再婚の、奥さんや子どもには別に恨みないからあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
家族で遊びに来るのはいいけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
泊まるのだけは止めて欲しいってことを、
加藤諦三:
はい
相談者:
その義兄さんに傷つかないように、どうやって、伝えればいいかなっていうのを、ちょっと今回相談したくて、電話させてもらいました。
加藤諦三:
ああ、なるほどね。
これはもう、
相談者:
今日はもう、
加藤諦三:
はっきりと、
相談者:
はい
加藤諦三:
来るのはいいけれど、泊まるのは止めてくれとか、
相談者:
はい
加藤諦三:
なんか、そういったことを、
相談者:
はい
加藤諦三:
はっきり、言いたいんだけども、
相談者:
はい
加藤諦三:
それはどうか?っていうこと?
相談者:
あのお、母にそれを言うつもりでいるしい、
加藤諦三:
うん
相談者:
兄にも言うつもりでいるけどもお、
加藤諦三:
うん
相談者:
結局、わたしのその考え?
加藤諦三:
うん
相談者:
が、間違ってるのかどうかっていうことを、聞きたいですね。
加藤諦三:
あ、あなたがそういうふうに考えてるが間違ってるかどうか?っていうことですね?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
あのね、これ、大切なのはね、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたち3人がね、
相談者:
はい
加藤諦三:
この、お義兄さんの、
相談者:
はい
加藤諦三:
家族にどういう感情持ってるかっていう・・
この3人の感情の違いが、
相談者:
はい
加藤諦三:
はっきりしないと、
相談者:
はい
加藤諦三:
対応の仕方は難しいですよね。
相談者:
もう、仰るとおりです。
加藤諦三:
はい
ちょっと、すごい難しい相談だと思いますけどもお、
相談者:
はい
加藤諦三:
今日はスタジオにですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
シンクロの銅メダリストで、
相談者:
はい
加藤諦三:
メンタルトレーナーの、田中ウルヴェ京先生がいらしているので伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
事実はひとつ。考え方の違いでどうにでも捉えることが出来る。参考になりました。