（再び高橋氏）

高橋龍太郎：
ぐっふふふ（笑）

相談者：
解決しないような、ま、あやふやに、こう済ますというか、

高橋龍太郎：
ふっふっふ、うん（笑）
貴方の中にそう言う癖がついちゃったんだ、なんか。
聞くと、とぼけられちゃうので、聞くっていう行為が純粋に、相手から返事をもらうっていうより、もっと食いついていかないと返事がもらえないって言う意識が貴方の中に出来ちゃってるんだ。

相談者：
だかその、食いついていっても、はっきりした答えも出て来ない、

高橋龍太郎：
うん。

相談者：
長い間に、そんなん言っても一緒だから

高橋龍太郎：
うん。

相談者：
じゃあ、まあいっか、みたいな、どうでもええっかーみたいな、

高橋龍太郎：
感じになっちゃったんだね。
そうなんだあ。
とぼけるご主人も、あの、ご主人だけれど、

相談者：
はい。

高橋龍太郎：
やっぱり、少なくともお嫁さんは一緒に来たのかどうか？くらいは確認しといた方が良いよね。

相談者：
そうですねえ。

高橋龍太郎：
うん、それから息子さんにも、

相談者：
はい。

高橋龍太郎：
「なんだろう」、って、こっちは「なんのその、わだかまりもないのに、

相談者：
はい。

高橋龍太郎：
全く顔を見せてくれないんだけれど、

相談者：
はい。

高橋龍太郎：
なんかあるのかなあ？」って

相談者：
はい。

高橋龍太郎：
自然な形で聞く事は出来ると思うよ。

相談者：
そうですねえ。

高橋龍太郎：
問いただす、じゃなくてそれこそ。

相談者：
分かりました。

高橋龍太郎：
うん。

相談者：
聞いてみます。

高橋龍太郎：
そこが出発点かなあ。

相談者：
はい。

（再び今井さん）

今井通子：
お分かり頂けましたか？

相談者：
分かりました。

今井通子：
あとやっぱり、あれでしょ？
こちら側からあんまり畳み付ける様に、言っちゃうと、

相談者：
はい。

今井通子：
相手は攻撃されたと思って

相談者：
そうです。

今井通子：
また攻撃しなきゃと思っちゃうからあ、

相談者：
はい。

今井通子：
「ほんっとに不思議なんだけどお」って、

相談者：
はい。

今井通子：
「どうして貴方だけが」
お孫ちゃんね、

相談者：
はい。

今井通子：
「連れてきて、」

相談者：
そうです。

今井通子：
「奥さん来ないのお？」
みたいな、
「どうしてえ？」くらいの感じで、

相談者：
はい。

今井通子：
聞いてみるのも一つだしい、

相談者：
はい。

今井通子：
その時に、
「どうして来ないの！なんかもう結婚してから一回も顔出さないじゃないの！」
なんて言い方しちゃうと、ご長男も、
「受けて立たなきゃ」
って思っちゃうと思うんですよ。

相談者：
分かりましたあ。

今井通子：
なんか、会話がいつもそうなんじゃないの？

相談者：
はい。

今井通子：
ながーい間のご主人との会話も、きっと、あの人どうせまともな答え返ってこないから、って

相談者：
そうですねえ。

今井通子：
なっちゃってるって事も含めえ、貴方自身がもうちょっと歳も重ねて色々経験もお有りだろうから、

相談者：
はい。

今井通子：
ちょっと優し気な言い方を考えて、

相談者：
はい。

今井通子：
とりあえずは高橋先生が仰るように、

相談者：
はい。

今井通子：
ご主人に、突然聞くんじゃなくって、

相談者：
はい。

今井通子：
例えばそのお孫さんの事、

相談者：
はい。

今井通子：
「もうだいぶ大きくなったんでしょうねえ」、みたいな話をチラッとしてみて、

相談者：
はい。

今井通子：
「会ってみたいわねえ、貴方そう思わない？」

相談者：
はい。

今井通子：
みたいな、話の中から、
「そう言えばこの前貴方会ったら元気な子だって言ってたけど、あの時は会社に誰が連れてきたのお？」
みたいな、聞き方、分かるう？

相談者：
分かります。
はい、はい。

今井通子：
そういうふうに、頭使って、流れを作ってから喋ってみて下さい。

相談者：
分かりました。

今井通子：
はい。

相談者：
ありがとうございました。

今井通子：
はい、じゃあ失礼しまあす。

高橋龍太郎：
どうも、失礼します。

相談者：
ありがとうございますう。