SNSの知り合いに金を貸してしまった男が最後にした間抜けな質問
(再びドリアン氏)
ドリアン助川:
もしもし?もしもしい?
相談者:
はい
ドリアン助川:
えーっとお、友達の数ってのは、多い方ですか?少ない方ですか?
相談者:
そこまで多くはない、ま、普通って言えばいいんですかね。
ドリアン助川:
普通。
相談者:
はい
ドリアン助川:
あのお、このSNSで知り合った人が多いのかな?
相談者:
は(わ)、少ないですね。
ドリアン助川:
少ない?
相談者:
そういう、SNSは、はい。
ドリアン助川:
うん。
で、今まであの、割とあなたは、お金を貸してきた方ですか?
相談者:
いや、そんなことないです。
ドリアン助川:
そんなことはない?
相談者:
はい
ドリアン助川:
ああ・・そうですか。
あの、いずれにしろあのお~、坂井先生おっしゃったように、選択、どちらの道取るかっていうのは、あなた次第だと思うんですけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
でもお、この、「あーお金返ってこないな、お金返ってこないな」、と思いながら毎日生きるのは、あなた損だと思うんですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
ええ。
ですから、えー、いずれにしろ、これはあなたの、今後にとってえ、ま、大きな勉強になったというかあ、
相談者:
はい
ドリアン助川:
あのお・・悪い言い方すると、授業料払ったっていう風に考えることもできますので。
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
ええ。
あなたの、あとは選択次第だと思います。
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい
相談者:
ありがとうございました。
(内容ここまで)
騙されたのかどうかさえ、この期に及んでも、
相談者 「半分半分」
だいじょうぶかね。
坂井さんに、これだけは聞いとかなきゃっていう雰囲気で聞くもんだから、何聞くのかと思ったら、
「また貸すときは、どういう書面をもらえばいいですか?」
(笑)
また、貸すんかい!
こういう人は、まず自分の心理的な傾向性を自覚させないといけない。
【加害恐怖】
加害恐怖とは、自分の言動が相手を傷つけはしないかという恐怖である。つまり、相手を傷つけはしないかと恐れて、言いたいことも、言うべきことも言えない。
人を傷つけることを恐れている加害恐怖は優しさのようであるが、優しさではない。人を傷つけることで自分が嫌われることを恐怖しているということで、他人への思いやりとはまったく逆の性質である。あくまで自分が傷つきたくないという、他人の好意への執着の結果としての恐怖である。
こういう人は本当に自分の感情を出して本当の経験をしたことがないのである。だから常に想像の中だけで生きている。こういう人は自分も相手もわかっていない。
<加藤諦三 いじめに負けない心理学>
ドリ助も、なんとかそっちに持っていこうとはしてたけどね。
ドリ助 「友達の数は多い方ですか?少ない方ですか?」
だけど、尻切れトンボ。
「あんたに友だちなんて一人もいるわけないんだよ」
ここまで言えるようになってこそ、テレ人のメインパーソナリティだ。
相談者が33歳の今まで痛い目に遭わなかったと言うのが嘘でないなら、それは単に運が良かっただけ。
なのにSNSにハマるとか、自分からそういう筋悪(スジワル)な人種を呼び寄せていることに気づいていない。
加害恐怖は苛める人が目をつける性格である。だから苛められる可能性が高い。幸いにそういう苛める人と出会わなければ幸せに暮らせるが、出会えば食い物にされる。
<加藤諦三 同>