母79歳が口にする悪口にイライラする男へ。パラダイムシフト、ものごとへの見方を変える

テレフォン人生相談 2016年1月27日 水曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 田中ウルヴェ京(シンクロ銅メダリスト、メンタルトレーナー)

相談者: 男49歳 妻47歳 息子二人(17歳、14歳) 実母79歳 5人暮らし

今日の一言: もの事を違った視点から見てみる。パラダイムシフト。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
もしもし?

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、よろしくお願いしまーす。

加藤諦三:
はい、最初に、年齢を教えてください。

相談者:
49歳です。

加藤諦三:
49歳。
結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
奥さん何歳ですか?

相談者:
47歳です。

加藤諦三:
47歳。
お子さんは?

相談者:
2人おりまして、息子ですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
じゅうー、なな(17)歳と14歳です。

加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?

相談者:
母との関係、ついてちょっと相談したいんですけど。

加藤諦三:
はい。
お母さん何歳?

相談者:
79になります。

加藤諦三:
79、はい。

相談者:
とお・・

加藤諦三:
それで?
お母さんとの関係で?

相談者:
とお、そばに、いると、イライラするんですね。

加藤諦三:
それで?

相談者:
最近、嫁さんもですね、

加藤諦三:
うん

相談者:
キツイっていうか、うちの母が・・キツイ・・

加藤諦三:
キツイっていうのは、やっぱりお母さんと一緒にいると、

相談者:
はい、#$*・・

加藤諦三:
まあ、あなたとおんなじように、まあイライラしたり、

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
不愉快だったり、

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
怒り感じたりということね?
すと・・

相談者:
ん、でえ、「母が亡くなった時に、後悔するんじゃないかな?」っていうか、そういう、あれがありまして、

加藤諦三:
あ・・

相談者:
直したいっていうか、自分どういう風に接したら良いか・・(笑)

加藤諦三:
ああ、「今の気持ちのままだと、」

相談者:
はい

加藤諦三:
「お母さんが亡くなったら、」

相談者:
はい

加藤諦三:
「後悔するだろうなあ」と?

相談者:
はあい

加藤諦三:
お母さんは一緒に住んでないのね?

相談者:
いや、今同居してますけど。

加藤諦三:
あ、一緒に住んでんですか?

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
ということは、イライラするっていうのは、あなたとすると、かなり深刻ですね?
だって一緒に住んでて、いつもイライラするわけですから。

相談者:
そそ、あの、食事する時にですね、

加藤諦三:
ええ

相談者:
一緒に座って、もう、そ、それがイライラする、もんで、

加藤諦三:
はい

相談者:
ここ、2年ぐらいはちょっと、一緒に飯は食ってないんですよ。
自分だけ、お袋が、飯食った後また、台所に戻って、

加藤諦三:
う~ん

相談者:
それで、テレビ見るとか、はい。

加藤諦三:
なるほどね。
では、そうすと、お母さんは1人で、食べて・・

相談者:
いや、その・・かみさんと、まあ、一緒に、まあ、はい。

加藤諦三:
あ、奥さんの方、が、一緒に食べてるわけ?

相談者:
はあい。
ちょ、それでちょっと、嫁さんが「キツイ」って言いだしたもんで、ちょっと・・はい。

加藤諦三:
その、息子さんすごい難しい年齢だと思うけれども、14歳、17歳っていう。

相談者:
はい。
だからあ、うちの母とは、学校行くと「いってきます」のは、してるんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、思春期ですから、ま、そんなには話はしてないですね。

加藤諦三:
ふうん

相談者:
ただ、自分がこの、「母の接し方を見てるんじゃないかな?」と思うと、かみさん頭に、「息子たちが大きくなったら自分もこんなんなるんじゃないの?」って、言われて、そういうのもありまして。

加藤諦三:
それで、今日のあなたの相談っていうのはその、イライラするのを、直したいってこと?

相談者:
そうっすね、なんか、ま、和らぐ方法でもあれば・・

加藤諦三:
イライラするっていうのは、さっき、だ、一緒にし、食事は止めた。
だけど、時々、せい、隣に来ると、そうすと、なんかイライラする・・

相談者:
とりあえずウザくなって、一緒に食うようになってですね、

加藤諦三:
ええ

相談者:
で、自分も、まあ今年、こうやって、努力して、笑顔でやりたいと思ってるんですけど、

加藤諦三:
ええ

相談者:
お袋の方が、飯食ってる時、子供たちの前とかで、親族の悪口言って、

加藤諦三:
うん

相談者:
ため息ついたりとか、

加藤諦三:
うん

相談者:
も、勝手に自分の食うとか、これはちょっと、イライラするというか、「食事してる時は、楽しく食べたいのに、何でそんなこと言うのかなあ?」と思ったりとか。

加藤諦三:
ああ、はいはいはい

相談者:
はあい

加藤諦三:
親族を、直接う、攻撃してんじゃないと思うけど。

相談者:
あ、そうなんですか。

加藤諦三:
お母さんは、あなたたち息子お、夫婦に不満があるから、

相談者:
ああ、はい

加藤諦三:
だけど一緒にい、生活してるから、

相談者:
はい

加藤諦三:
その不満は、ん、ひょうーげん(表現)、できないよねえ?

相談者:
ああ、はい

加藤諦三:
だからその不満を、

相談者:
はい

加藤諦三:
親族う~を、批判するという形で解消してるんだと思うんですけれどもね?

相談者:
ああ、ああ・・

加藤諦三:
その悪口ってのは、かなり頻繁なんですか?

相談者:
いや、礼儀作法とか、なんか、そういう、しきたりい、を、ぐちぐち言うっつうか・・

加藤諦三:
まあその程度?

相談者:
そ、その程度ですね。
こんな、ど、ど、「何で、このぐらいで、ぐちぐち言うんかな?」って、自分では・・

加藤諦三:
う~ん

相談者:
そんな感じなんですけど・・

加藤諦三:
ま、ぐちぐち言うことがあの、お母さんの、

相談者:
はい

加藤諦三:
感情表現なんでしょうね?今。

相談者:
ああ、はあ

加藤諦三:
で、あなたはお母さんと以外の時っていうのは、あんまりイライラしないの?

相談者:
そんなにないですね。

加藤諦三:
そんなないですか?

相談者:
ああ、はい

加藤諦三:
んー、要するに、短気だとかですね、すぐ、キレるとか、そういうことはないわけですね?

相談者:
はい、そういうのないです、はい。

加藤諦三:
ただそうすると、お母さんだけの問題と?

相談者:
決してってのは、あの、おか、母のことをイライラしないんですけど、ただ、そばに来たら、ほんとに、自分では、直そうと、イライラしてしまう自分がいるっていうか・・

加藤諦三:
うん

相談者:
はあい

加藤諦三:
いや、それは直そうと思って、直お~すほど、簡単なことじゃないですよ。
イライラするってのは。

相談者:
ああ

加藤諦三:
原因があってイライラしてるわけだから。

相談者:
はあい

加藤諦三:
うん、だからその、原因がね?何か?っていう、ことなんですけれども。

相談者:
はい

加藤諦三:
だけどあなた、一緒に住んでるということは、お母さんを受け入れてるわけですよね?

相談者:
そうですね、はい。

加藤諦三:
79歳のね?

相談者:
はい・・はいはいはい

加藤諦三:
で、79歳だから、あれ?
あなたから見るともう、老いい、ているのでえ、この程度のことは分かってくれよっていうのが、ことが、分かってくれないってこと?

相談者:
この程度のことっていうのは、すとお・・どういうことですか?

加藤諦三:
例えば、こういう悪口を言うね?

相談者:
はい

加藤諦三:
そういう、食事してるのに、そんなことはね?

相談者:
ああ、うん

加藤諦三:
この、孫に、も悪い影響を与えるし、

相談者:
はい

加藤諦三:
「ここでこんなこと言わないでくれ」と、「その程度は分かってくれよ」とか。

相談者:
そういう思いはありますね。

加藤諦三:
そういうこと?

相談者:
はあい

加藤諦三:
そうすと、あなたの側からすると、結構、お母さんに、こうしてほしい、ああしてほしいって気持ちはまだあるんだね?

相談者:
ありますね。

加藤諦三:
その気持ちってあれ?
大分前からあった?

相談者:
いや、あの、親父が亡くなってから、ですね。
あの、一緒に接するようになって・・最初は・・

加藤諦三:
お母さんはあれ、そのお父さんが亡くなられて、あなたにベタッとしてきた?

相談者:
いや、親父がいる時はなんか、親父が、お袋を抑えてきたって、そんなに、喋らせなかったっていうんですかね。
クッションになったっていうか、アハ(笑)
そんなにはあれだったんですよ。
ただ親父が亡くなって、一緒に飯とか食い始めてからなんか、イライラした・・もう・・

加藤諦三:
すと、お父さんがいる時には、

相談者:
はい

加藤諦三:
直接あなたが、と接するというよりも、お父さんを通じての接し方だったんだね?

相談者:
そうですね、そう、か、感じになりますね。

加藤諦三:
そうしてえ、そのお母さんと、直接接するようになったら、あなたも、あなたの奥さんもお、もうこりゃたまらんと、イライラし始めたっていうことね?

相談者:
はあい、はあい

加藤諦三:
それで、

相談者:
はい

加藤諦三:
このイライラをどうしたらいいか?という、

相談者:
はあい

加藤諦三:
大変難しい、質問ですけども。

相談者:
はいはいはい・・

加藤諦三:
今日はですね、

相談者:
はい

加藤諦三:
ま、そういう意味では、大変、素晴らしい、えー、先生に、来ていただいております。
シンクロの、銅メダリストで、メンタルトレーナーの、田中ウルヴェ京先生です。

(回答者に交代)


母79歳が口にする悪口にイライラする男へ。パラダイムシフト、ものごとへの見方を変える」への4件のフィードバック

  1. 毎回、聞いて思うんだけど、なぜ、電話をかけてきた相談者に問題があると話を持って行くの?このお母さんが電話して来たらこのお母さんに問題があると言うんだろうけどね…
    結局、ほんのわずかの時間だけ話を聞いて、わかってるように言わないで欲しい

    1. 毎回・・確かに。(笑)
      相手だけを変えることは出来ないんだっていう大前提があるみたい。

      1. そうですね…
        自分が変わらなきゃ相手は変わらない
        相手が変われば、こちらも変わる…
        これって、ニワトリが先か、卵が先か?
        そんな感じに思ったりするのは、きっと
        私が素直じゃないから??
        一番いいのは、互いが一緒に成長する事だと思うけど、それも理想論かも…

  2. 問題がある人だから電話かけてくるんじゃん?
    問題ない人なら、たとえイライラするような人と同居してても、自分で客観的に見てうまい対処できるよ。
    このへんがわからないならあなたにも問題があるかもしれないわ。

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