投資に失敗していた頼りっきりの夫。結婚35年の女に離婚を勧める身内の本心
(回答者に交代)
坂井眞:
よろしくお願いします。
相談者:
はい、はい、よろしくお願いします(泣)
柴田理恵:
うーん・・
坂井眞:
いろんなことが、ありそうでいて、
相談者:
はい
坂井眞:
いくつかに整理できると思うんですよ。
相談者:
はい
坂井眞:
で、1つは、
相談者:
はい
坂井眞:
借金が出来てしまっている、らしい。
相談者:
はい。
あ、それは間違いないです。
坂井眞:
でこれは、
相談者:
はい
坂井眞:
良い話じゃないけど、
相談者:
はい
坂井眞:
もう、致し方ない、出来ちゃったもんだから。
相談者:
そうですね。
坂井眞:
ま、その、中身が分からないってところが、ちょっと若干問題で、
相談者:
そうですね。
坂井眞:
ええ、あとの・・
相談者:
主人自体も、
坂井眞:
うん
相談者:
全く、今の、自分の現状が、分かってないようなんです。
坂井眞:
うん。
それでね?
相談者:
はい
坂井眞:
えっとお、まずそれが1つ。
借金がありますと。
相談者:
はい、はい
坂井眞:
で、これは、楽しい話じゃないし、無い方がいいんだけど、
相談者:
そうですね。
坂井眞:
もう出来ちゃったことだから、
相談者:
はい
坂井眞:
そう、これをいろいろ言ってもしょうがない。
返すしかないってことね?
相談者:
はい、はい
柴田理恵:
うん、うん
坂井眞:
で、それはもう、そうやって、考えるしかないでしょ?
相談者:
はい、はい、そうですね。
坂井眞:
うん。
あのおー、悩みの種だけど、
相談者:
はい
坂井眞:
無くすことはできないから、あるんだと、返さなきゃいけないと思ってまず心の整理をつけることね?
相談者:
はい
坂井眞:
で、もう1つの問題は、この長い、ふ、あのお、結婚生活の中で、
相談者:
はい
坂井眞:
えー、全部お任せ、その、家庭の経済的なことは?
相談者:
はい
坂井眞:
でえ、きたことで、ちょっとこれは、甘えすぎたかな?っておっしゃっておられたけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
あの、そういう部分の問題が、1つあって、
相談者:
はい
坂井眞:
ある意味、人任せなんですよね?
相談者:
そうです。
坂井眞:
安心できるのは良いことなんだけど、
相談者:
はい
坂井眞:
逆に、危機の時は、きっと、夫婦で話さなきゃいけないのに、
相談者:
はい
坂井眞:
あの、ご主人の方が、歳の差もあるせいか、
相談者:
はい
坂井眞:
「お、俺が全部自分でやるんだ」と思って、
相談者:
はい
坂井眞:
借金作っても相談しないで、
相談者:
はい
坂井眞:
えー、退職金をそれに充てちゃった、んでしたっけね?全部。
相談者:
はい、そ、そうです。
坂井眞:
で、まだ返してると?
相談者:
はい
坂井眞:
で、それはやっぱり夫婦の在り方として、
相談者:
はい
坂井眞:
ほんとはあんまり望ましくないな、と思うんです。
だから、
相談者:
はい
坂井眞:
そういう夫婦の在り方についてあなたが、
相談者:
はい
坂井眞:
どうし、していかなきゃいけない、変えるのか?変えないのか?っていうことが、2つ目の問題ね?
相談者:
はい、そうですね、はい。
坂井眞:
うん。
で、それ2つ整理できたじゃない?
相談者:
はい
坂井眞:
3つ目は、で、離婚の話が出たでしょ?
相談者:
はい
坂井眞:
で、離婚の話、だけど、聞いてると、あなたから言い出したわけじゃなくて、
相談者:
そうですね、さい、そう、最初は、身内の方(ほう)から言われました。
坂井眞:
あなたが、「どうしましょう?困っちゃった、こんな借金が出来て」っていうはな、ところにいたら、
相談者:
はい
坂井眞:
「そんな、ことになっちゃったのは、駄目なんだ」と、
相談者:
はい
坂井眞:
「自立しなくちゃいかんから、離婚を考えなさい」って、これ、なんか、分かったようで全然分かんない、筋の通ってない話なんですよ。
柴田理恵:
うんうん・・
相談者:
ああ、そうですね。
坂井眞:
だって離婚するかどうかは、あなたとあなたのご主人の、
相談者:
はい、そうです。
坂井眞:
決めることで、
相談者:
そうですよ?
坂井眞:
あなたの身内が口出すことじゃないんですよ。
相談者:
はい
坂井眞:
あなたが相談をして、
相談者:
で・・
坂井眞:
どうだろうか?と。
相談者:
はい
坂井眞:
ね?
私のこれまでの生き方は問題があったと思うと。
相談者:
はい
坂井眞:
えー、こんな、借金をして、えー、そういう時に、また全然、相談もしてくれないな夫婦関係は問題だと思うから、
相談者:
はい
坂井眞:
自立して、やっていこうと思うけど、どうだろうか?って相談したなら、いいよ?
相談者:
はい、はい
坂井眞:
だけどそうじゃなくて、
相談者:
はい
坂井眞:
「あんたは自立しなきゃいけないから離婚をしろ」と、でも、自立する話と離婚の話って別だから。
相談者:
そうですよね?
坂井眞:
ね?
自立して、
相談者:
はい、はい
坂井眞:
じゃあこれからは、夫と一緒にこういう家計の問題を相談してやっていくんだと、
相談者:
はい
坂井眞:
それを夫に言ったら、夫が「嫌だ、俺が全部やるんだ」と言ったら、離婚の話になるかもしれないけど・・
相談者:
はい。
でも、あのお、実際に、主人が、こ・・
坂井眞:
うん、それも後で話します。
相談者:
あ、はい
坂井眞:
はい
相談者:
どうもすみません。
坂井眞:
それで、今3つ整理したでしょ?
相談者:
はい、はい
坂井眞:
借金が出来ちゃったのはしょうがないと。
相談者:
はい
坂井眞:
で、この34年間の夫婦生活を、私はこれで良かったんだろうか?と。
相談者:
はい
坂井眞:
これからどうしよう?
これが2つ目ね?
柴田理恵:
うん・・
相談者:
はい
坂井眞:
3つ目、離婚の話は夫婦が決めることで、
相談者:
はい
坂井眞:
周りの人が、「ああせい、こうせい」って話じゃない。
これが3つ目。
相談者:
はい
柴田理恵:
うんうん・・
坂井眞:
で、もう1つ。
そういう風に口出しを、してきたあなたの身内、のことを、別に悪く言うつもりはないけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
人それぞれ自分の立場ってものがあるからいいんだけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
でも、誰のためにそれ言ったのか?っていうのを、
相談者:
はい
坂井眞:
あなたちゃんと言ってるわけですよ。
相談者:
あ、はい
坂井眞:
あなたが相続した財産を、お前の夫が狙ってんじゃないか?
柴田理恵:
うん・・
相談者:
はい
坂井眞:
「別れないと、お前とも付き合わないぞ」ってこれ、誰のためにアドバイスしてんのか?って話ですよ。
柴田理恵:
うん
相談者:
そうですね(涙)
坂井眞:
あなたのために言ってないよね?
柴田理恵:
うん・・
相談者:
そうですね(涙)
何か、助けてくれるのか、追い詰められてるのかが、分かんなくなっちゃったんですよ。
坂井眞:
だから、そういうところも、ちゃんと別の話だよ?って。
相談者:
はい、はい
坂井眞:
アドバイスしてくれる中身も、これ、全然違った観点から言ってますよ?っていうのを、
相談者:
はい
坂井眞:
4つ目の問題として理解してください。
相談者:
はい、分かりました。
坂井眞:
だって、仮にあなたが、資産があって?
相談者:
はい
坂井眞:
相続したとするじゃないですか?
相談者:
はい
坂井眞:
相続したあなたの財産を、あなたがどう使おうが、あなたの勝手なんですよ。
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
そうですね、はい(涙)
坂井眞:
どう相続するかは、みなさん関係するけど、
相談者:
はい
坂井眞:
相続したものを、「いや、この大好きな夫のために使います」って言うんだったら、それはそれであなたの勝手だよね?
相談者:
そうですよね、はい(涙)
坂井眞:
うん。
だから、それを言われて「そうかもしれない」と思って、
相談者:
はい
坂井眞:
やっぱり好きな夫と別れるって、これやっぱり、なんか変でしょ?
相談者:
そうですね。
後から、別の、ことで、お金のことで、じゃなくって、後悔しそうな気がするんです。
坂井眞:
うん
柴田理恵:
うん
坂井眞:
だから、あなたが、
相談者:
はい
坂井眞:
やっぱり、この人好きだから別れないっていうのは、
相談者:
はい
坂井眞:
私は正解だったと思いますよ。
柴田理恵:
うん・・
相談者:
あ、そうですか。
坂井眞:
その段階では。
相談者:
はい
坂井眞:
あなたの気持ちで、あなた達、夫婦のこと決めてるから。
柴田理恵:
うん・・
相談者:
はい
坂井眞:
で、問題は、さっき「後で話します」って言った、
相談者:
はい
坂井眞:
ね?
「こんなことになっちゃって、」
相談者:
はい
坂井眞:
「借金作ったことも話してくれなくて、」
相談者:
はい
坂井眞:
「えー、これからは、好きなあなたと、もう1回やり直そうと思うから、ちゃんと考えてよ」と言ったら、
相談者:
はい
坂井眞:
「いや、これからも、私がやってく」と言われちゃったら、そこであなたは、さっき言った2つ目の問題、私のこれからの生き方、どうしようか?っていうことが、出てくるわけですよ。
相談者:
そうです。
坂井眞:
で、そこがやっぱり上手く、こちらが考え方変えるのに、
相談者:
はい
坂井眞:
相手も、「そうだよね」って言ってくれないんだったら、そこで、3つ目の問題で、
相談者:
はい
坂井眞:
この人とほんとに一緒にいていいんだろうか?
柴田理恵:
うん・・
相談者:
はい
坂井眞:
っていう話になるわけ。
柴田理恵:
うん・・
相談者:
そうですね、はい、そこですね。
坂井眞:
で、そういう風に整理して考えていくと、
相談者:
はい
坂井眞:
「好きなんだから一緒にいよう」と、確かに、あの、凄くいろいろ、優しいところもあって、
相談者:
はい
坂井眞:
頼り甲斐もあるんだけど、
相談者:
はい
坂井眞:
でも、いつまでも子供扱いしないでくださいよって話ですよね?
柴田理恵:
うーん・・
相談者:
そうです、そうなんです(涙)
坂井眞:
最初は恐らくね、あなたが19歳で、えーと31か?
じゅう、じゅう、じゅう・・
相談者:
そうです、け、そうです。
坂井眞:
ねえ?
19歳と31だと、ほんと、あの、子供と大人と言っちゃ、ちょっと大げさだけど、
相談者:
うう、そうですね、でもほんとに・・(涙)
坂井眞:
そのぐらいの社会経験の差があるでしょ?
柴田理恵:
うん・・
相談者:
そうですね、はい(涙)
坂井眞:
だけ、その後あなたも、ねえ?
あの、人生経験積んで、社会にも出て、
相談者:
はい、はい
坂井眞:
えー、いつまでも19歳のままじゃないからね?
相談者:
そう、そういうことですね。
坂井眞:
うん
相談者:
こど、うん・・
坂井眞:
で、それを分かってもらえないと、
相談者:
はい
坂井眞:
そのお、好きで、えー、ありがたいなと思うことも一杯あるんだけど、
相談者:
はい
坂井眞:
こういう、凄い苦しい状況の中で一緒にやってけないっていう結論もあるかもしれないじゃない?
柴田理恵:
うん・・
相談者:
す、そう、そうですね、もう、ちょ、そ、そこで悩んでるんです(涙)
坂井眞:
で、そこを、果たしてほんとに自分はこの人と、こういう風に言われてやっていけるんだろうか?と、
相談者:
うん
坂井眞:
あの、兄弟が何(なん)か言うとかね?
相談者:
はい
坂井眞:
財産狙ってるんだとかいうことは、全然違う話だから。
相談者:
はい
坂井眞:
それとは分けて。
相談者:
はい、分かりました。
坂井眞:
そういう風にして、これからどうしていったらいいのかな?っていうことを考えて、
相談者:
はい
坂井眞:
いくべきだと私は思うんですよ。
柴田理恵:
うん・・
相談者:
そうですね。
坂井眞:
うん。
で、それでいくら話しても、あなたのご主人があなたのことを、昔みたいに子供扱いし続けるんだったら、あなたとしてはとてもやっていけないと思うかもしれないし、
相談者:
はい・・そうですね、はい
坂井眞:
でもそれは、答えは1つじゃないと思いますけどね。
相談者:
はい
坂井眞:
あなたはどうしたいのか?
そこでよく考え、このひ、「でもこの人はやっぱり、そういうところは不満だけど、やっぱり、」
相談者:
うん
坂井眞:
「私にとってかけがえのない人だ」と思えれば一緒にいればいいじゃないですか。
相談者:
そうですね(涙)
坂井眞:
それはどっちの答えもあると思いますけど、
相談者:
うん、そうですね、うーん・・
坂井眞:
ちゃんと自分で納得できるかどうか?ですよ、そこ。
相談者:
そうですねえ、うーん・・
坂井眞:
うん
相談者:
分かりました。
坂井眞:
どんどん、そうやってね、整理して考えてってください。
柴田理恵:
うん・・
相談者:
はい、分かりました。
そうですね。
(再び柴田さん)
柴田理恵:
あの、
相談者:
うん・・
柴田理恵:
先生がおっしゃったことは、ほんとに先生の、が、おっしゃったように、ちゃんと整理して、
相談者:
はい
柴田理恵:
きちんと、訳分かんなく、もう、わああ~ってなるのは簡単なんですよ。
相談者:
そうですね。
柴田理恵:
現実見つめないと、現実、現実です。
相談者:
そうですね、
柴田理恵:
うん
相談者:
現実しっかりと見て、見ないといけないですね。
柴田理恵:
ね?
相談者:
はあい
柴田理恵:
頑張ってくださいね?
相談者:
はい、どうもありがとうございました。
柴田理恵:
はいー、はい
相談者:
失礼致します。
柴田理恵:
はい、どうもー。
相談者:
ありがとうございましたー。
柴田理恵:
はいー
(内容ここまで。次は管理人コメント)
夫は漢。だけど信用取引は怖い。