嫉妬深い年下同僚の彼と別れられないワケと処方箋
テレフォン人生相談 2016年4月1日 金曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 田中ウルヴェ京(シンクロ銅メダリスト、メンタルトレーナー)
相談者: 女33歳 独身 両親と3人暮らし 同僚の彼氏24歳とは付き合って1年半
今日の一言: 嫉妬深い夫と結婚するよりも不誠実な夫と結婚する方が10倍も良い。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい。
最初に、年齢を教えてください。
相談者:
33歳です。
加藤諦三:
33歳。
結婚してます?独身ですか?
相談者:
独身です。
加藤諦三:
独身ですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
そうすと今、お1人で暮らしてんの?
相談者:
いえ、家族、と一緒に。
加藤諦三:
あ、家族と一緒?
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
そうすと、お父さん、お母さんと?
兄弟は?
相談者:
兄弟はいますけど結婚してます。
加藤諦三:
あ、そうすと今3人で暮らしてんですか?
相談者:
そうですね、はい。
加藤諦三:
はい、分かりました。
それで、どんな、相談ですか?
相談者:
あ、付き合ってる彼氏がいるんですけど、えーと・・
加藤諦三:
はい、彼氏何歳?
相談者:
24歳です。
加藤諦三:
24歳、はい。
相談者:
はい。
モラハラあ、な感じが、するんですよね。
加藤諦三:
モラハラってのは、モラルハラスメントですね?
相談者:
そうです、はいはい。
加藤諦三:
はい。
で、感じがするっていうのは具体的にいうとどういうことですか?
相談者:
着る洋服う、を決められたりっていうか、「これは着たら駄目」、だとか、
加藤諦三:
はいはい
相談者:
「こういうのを着なさい」だとか、あと、「夜に飲み、に行くのが男がいたら駄目だ」とか、
加藤諦三:
はい
相談者:
あと、何でもが、あたしが悪いような、風に持っていく、んですよね、はい。
加藤諦三:
夜飲みに行くう、のは、男とお、一緒にしちゃいけない、
相談者:
そうですね、基本的に・・
加藤諦三:
というのは、単純に焼きもちというか、モラルハラスメントなんて、大袈裟なことじゃなくて、普通の男は、
相談者:
はい
加藤諦三:
そういう風に思ってることが、ありますけど、その程度じゃないの?
なんか凄い焼きもちが・・
相談者:
いや、その、その程度じゃ、ないですね、あの・・
加藤諦三:
あ、その程度じゃないのね?
相談者:
はい。
男女一緒だとか、
加藤諦三:
ええ
相談者:
「自分が一緒にいても、一緒の席で話したら駄目だ」とか、
加藤諦三:
あああ、なるほどね。
相談者:
はいはい
加藤諦三:
そこまでいくとちょっとキツイね?
相談者:
そうですね。
一緒だと、どうしても、話さざる、を得ないとこでもあるからですね。
加藤諦三:
「それは駄目」っていうのは、後からあなたに、
相談者:
はい
加藤諦三:
愚痴愚痴、愚痴愚痴、文句言うの?
相談者:
そうです、そうです。
その場では何も言わないんですね。
外面は、割と良い方なん・・
加藤諦三:
その場では良い顔すんだね?
相談者:
はいはい
加藤諦三:
はい。
それで後で、も・・
相談者:
後で、「こうだっただろう、ああだっただろう」って、いう感じで。
加藤諦三:
グチグチ、グチグチ、いつっまでも言ってるわけだ?
相談者:
そうです、そうです。
加藤諦三:
それで、次の時会った時に、また言ってるわけだ?
相談者:
会う、前にそう。
今LINEとか、
加藤諦三:
はい
相談者:
ですね。
ああいうのでずーっと、責めてくるんですよ。
加藤諦三:
責めてくる言葉、例えばどんな言葉?
相談者:
「誰々さんとよく喋ってたよね」とか、
加藤諦三:
うん
相談者:
「電話番号交換してたでしょ」とか、
加藤諦三:
うん
相談者:
電話番号は実際そういう、事実はないんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
「あれ?じゃあ見間違え?」みたいな、感じで、言ってくるんですよね。
加藤諦三:
え・・
相談者:
で、こっちが、「そうよ」って言うまで、認めるまで、その話を止めないんですよ。
加藤諦三:
そうすと、いや、
相談者:
はい
加藤諦三:
電話番号交換していたってことを認めれば、
相談者:
はい
加藤諦三:
収まる、んですか?
相談者:
多分、認めたら認めたで、
加藤諦三:
うん、そ・・
相談者:
「どうして交換したんだ?」になると思うんですけど。
加藤諦三:
うん、そうですよね。
認めたって、収まんないよね。
相談者:
ウッフフ(笑)、そうですね。
加藤諦三:
だって、交換したか、交換してないかとかって、そういう事実が問題じゃなくて、
相談者:
はい
加藤諦三:
彼自身のパーソナリティが問題なんだから、
相談者:
はいはい
加藤諦三:
事実関係ないわね。
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
苦労の多いというか、人と・・
相談者:
そうですね。
最初は、優しかったんですけど、段々とそういうのが見えてきてしまって、はい。
加藤諦三:
それはこういう男性、みんな最初、優しいですよ。
相談者:
アッハハハハ(笑)
そうなんですね。
加藤諦三:
ええ
相談者:
はあ
加藤諦三:
それで、付き合い、どのぐらい続いてんの?
相談者:
えーと、1年半ぐらいですね。
加藤諦三:
1年半?
結構続いてますね?
相談者:
はい
加藤諦三:
初めの優しさが、「あ、これ違うな」と思いだしてからどのぐらい続いてる?
相談者:
それから1年ぐらいです。
半年ぐらいが、優しかったんですよね。
加藤諦三:
優しい、というのが、
相談者:
はい
加藤諦三:
優しすぎるぐらい優しいんでしょ?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
そして、1年ぐらい経ってみたら、
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
今度は全く違っちゃったわけだよね?
相談者:
そうですね。
いつもは優しいんですけど、何かにつけて私が悪いように、上手く、言葉巧みに、悪い、方に持っていくんですよね、はい。
加藤諦三:
その悪い方っていうのが、さっき言った、そのお、いろんな会、やなんかがあって、男性と、あの、話してると、それに、いろいろ言う、ことね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
その他に具体的に例えばどんなことがある?
相談者:
私、接客業してるんですけど、夜のお仕事とかではないんですけど、普通にお客様から、連絡先を頂いたことがあって、
加藤諦三:
うん
相談者:
それで何気なく、連絡先を掛けるとかではなく、
加藤諦三:
うん
相談者:
制服のポケットにしまってロッカーに入れてたんですよね。
加藤諦三:
うん
相談者:
それで、電話番号もらったことを彼は知っていて。
加藤諦三:
うん
相談者:
そしたらその日の、私が帰った後にロッカーを開けて、どうもその、電話番号を、探し出したみたいで、
「別に連絡する必要ないだろうから、もう破って捨てたからね」って言われたんですよ。
加藤諦三:
ああ、そうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
同じ会社?
相談者:
あ、同じ会社です。
加藤諦三:
で、会社ではあまり会わないの?
相談者:
いえ、ちっちゃい会社なので。
加藤諦三:
ということは、しょっちゅう顔合わしてるわけね?
相談者:
そうですね。
顔はしょっちゅう合わせます。
加藤諦三:
嫉妬深い彼と小さな会社で、やっていくの、結構大変でしょ?
相談者:
大変でした、はい。
加藤諦三:
それで、そのあなたが、ここまで言われているのに、
相談者:
はい
加藤諦三:
尚、付き合っている理由は何ですか?
相談者:
もう、1年半も一緒に居るとですね、多分、情だと、自分で思うんですよ、愛とかではなく。
でもまだ好きなのかも自分でも分からなくなってしまって、はい。
加藤諦三:
最初は好きだったの?
相談者:
最初は好きでした、はい。
加藤諦三:
で今は、好きだか、
相談者:
はい
加藤諦三:
好きでないか分からないと?
相談者:
もう自分で全く分からないです。
どうしてそう、繋がっていたいのかも、自分でよく分からないんですよね。
加藤諦三:
単純に独りになるのは怖いから、うん。
相談者:
それはありますね。
加藤諦三:
うん
相談者:
はい
加藤諦三:
繋がってるだけですよね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
で、2人の間に、
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚の話は出たことはあるんですか?
相談者:
いえ、まだそこまでは、ないですね。
加藤諦三:
結婚の話は出たことないの?
相談者:
「したいな」っていう話はしたことがあるんですけど、現実まだちょっと、無理なので。
加藤諦三:
要するに、恋人同士という。
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
で、今あなたは、
相談者:
はい
加藤諦三:
その、嫉妬深いのに、耐えられなくなって、どうしましょうか?っていう・・
相談者:
えーとですね、
加藤諦三:
うん
相談者:
半年ぐらいは、私の方が、その嫉妬深さに耐えられなくて「別れよう」って、何度か言ったんですけども、
加藤諦三:
ええ
相談者:
結局向こうから、連絡が来たりして、ま、「よりを戻したい」じゃないんですけど、「あたしがいないと駄目だ」っていうことを言われて、結局よりを戻してたんですよね。
加藤諦三:
うん、あなたも、だって、わか、本気で別れる気ないからねえ?
相談者:
アッハハハハ・・(苦笑)
加藤諦三:
彼は、「別れよう」ったって、あなたに執着してるからね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
彼も、決して、あなたを愛してるわけじゃないんだけど、それ分かる?
相談者:
んー、分かります。
加藤諦三:
うん
相談者:
「なんか支配したいんだろうな」、とは思います。
加藤諦三:
うん。
愛してるんじゃなくて執着してるだけの話です。
相談者:
はいはい
加藤諦三:
だけどこれえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
多分あなた、別れられない、あの、性格だと思う、
相談者:
そう
加藤諦三:
けども。
相談者:
そうですね、はいはい。
加藤諦三:
あ、ああ、なんか自分で分かってんの?
相談者:
自分で何となくあの、いなくなることで、すっぽりとそこが抜けてしまう感じがするんですよね。
加藤諦三:
結構不安なんだよね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
不安とね?不満の中でね?
あなたが、必ず不満の方を選ぶんですよ。
相談者:
はいはい
加藤諦三:
今の関係に不満。
相談者:
はい
加藤諦三:
でも別れるのは不安。
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
だから、どっち選ぶ?つったら、
相談者:
はい
加藤諦三:
不満の方選ぶんだよね。
相談者:
はい
加藤諦三:
というような、状態ですよ、今ね?
相談者:
うーん
加藤諦三:
それで、今日の、
相談者:
はい
加藤諦三:
相談っていうのは、
「私、もう、にっちもさっちもいかないんです。
どうしたらいいんでしょう?助けてください。」
相談者:
はいはい
加藤諦三:
そういう感じかな?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
はい。
大変難しい相談だと思いますけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
今日はスタジオにですね、シンクロの、銅メダリストで、メンタルトレーナーの、田中ウルヴェ京先生がいらしてるので、伺ってみてください。
(回答者に交代)