うやむや解決のツケ。婿を取るために結婚相談所で知り合った夫は姓に拘る男だった

テレフォン人生相談 2016年3月31日 木曜日

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 坂井眞(弁護士)

相談者: 女41歳 夫44歳 息子5歳

今井通子:
もしもしい?
テレフォン人生相談です。

相談者:
はい

今井通子:
はい

相談者:
よろしくお願いします。

今井通子:
はーい。
今日はどういったご相談ですか?

相談者:
えっと、主人と私の、関わり、なんですけど。

今井通子:
はい

相談者:
えっとお・・

今井通子:
あなたはおいくつ?

相談者:
41です。

今井通子:
41歳。

相談者:
はい

今井通子:
ご主人は?

相談者:
44です。

今井通子:
44歳。
お子さんはいらっしゃいますか?

相談者:
はい。
えー、男の子1人で、5歳です。

今井通子:
はい。
ご結婚何年目?

相談者:
7年なんですが、その前に1年間、同居しています。

今井通子:
はい。
・・で、関わりが、はい。

相談者:
はい。
元々、私い、と主人が知り合ったきっかけというのが、

今井通子:
はい

相談者:
結婚相談所でして、

今井通子:
はい

相談者:
私は、お婿さんが欲しいということで、

今井通子:
はい

相談者:
普通には、あの、なかなか知り合うチャンスがないので、

今井通子:
はい

相談者:
そういったところを利用して、知り合いました。

今井通子:
はい

相談者:
で、主人は、まあ元々、書類の段階から知っていて、会って、くれて、

今井通子:
はい

相談者:
で、初めて会った時にも、「あの、こうなんですが、どうですか?」って言いましたところ、

今井通子:
はい

相談者:
「あのお、僕は、あのお、生まれて8か月の時に、」

今井通子:
はい

相談者:
「離婚をして、元々あった名前から、今の名字に会って、なったので、構わないですよ」っていう風に、言ってくれていたんですね。

今井通子:
はい

相談者:
なので、そのまま、こう、お付き合いを、していったんですが。

今井通子:
はい

相談者:
で、あのお、段々、段々、こう話がやっぱり、「どうしようかな」、というか、「やっぱりできない」とか、そういう話が、ちょくちょく、出始めていて、で、その・・

今井通子:
それ、いつ、いつ頃から?
結婚して何年目から?

相談者:
えっと・・いや、お付き合いをし、して。

今井通子:
あ、はい

相談者:
はい。
で・・で、その度毎に、確認を、「このまま付き合っていていいのか?まあ、止めた方がいいのか?どうしますか?」っていうような話し合いとか、してって、で、「じゃあ、あの、なんとか、僕、なに、頑張ります」じゃないですけど(笑)、

今井通子:
はい

相談者:
了承を得て、こう、話は進んで、いって、でえ、いったんですけれども、

今井通子:
はい

相談者:
主人の方がやっぱり、「駄目だあ、あ、やっぱりできない」とか、そういう風な話が(笑)、ちょくちょく出てって。
で、結婚式は一応挙げたんですけれども。

今井通子:
はい

相談者:
で、いざあの、社宅に入ったんですが、

今井通子:
はい

相談者:
社宅に、入っても、なかなか籍を、あの、入れられない状態になっていて。
で、ある時主人が、「社宅は結婚してない人は、いられないから出なきゃいけない」っていう風に言われたので、じゃあ、主人、の気持ちが、決心がつかないんだったら、私も、一旦は主人の名前を、名乗って、その時の気持ちを味わうじゃないけど(笑)、

今井通子:
うん

相談者:
どういうものかっていうのも、気持ちも、分かるようになるし、
「一旦はわ、私が、あの、そちらの方の、の、名字になります。
でも、あの、変わってもらいますからね」っていう話を、してたんですね。
でもなかなか変わって、もらえ、なくて。
で、えとお、私、の、父が、1年半ぐらい前に亡くなっ、たんですけれども、で、いよいよ父が、危ないっていう時になったので、
「申し訳ないんだけれども、あの、こういう状況だし、あの、変わってもらえないかな?」っていう風に、お願いをしましたら、その時は、
「前から、言っていたことだから良いよ」って言ってくれて、で、その1か月後ぐらいに、養子縁組の、届出を出したんですね。

今井通子:
はい

相談者:
でもお、あの、やっぱり主人の方は、あの、嫌みたいで、昨日、もう凄い、怒ってまして。
前々から言ってたんですけど、
「離婚をしたい。離婚をして、あの、一緒に住もう」って言うんですけれども。
私はちょっと、到底あの、なんで離婚して、暮らさなきゃいけないのかが分からないので、「私は離婚は、しないよ」っていう風には言ってるんですけれど、主人はもう、「嫌だ」っていう風に、言ってまして。

今井通子:
うーん。
じゃあ名前のことだけなのかな?

相談者:
え・・

今井通子:
それともその、養子縁組っていうのが、嫌だったのか?どっちなんだろう?

相談者:
えーと、主人が言うには、「お墓が無くなる」って言うんですよ。

今井通子:
うん

相談者:
主人の方のお墓が無くなるって言っていて、でも主人には、長男、が、いらっしゃって、

今井通子:
うん

相談者:
「でもご長男さんは、結婚をしてないから、」

今井通子:
うん

相談者:
「このままじゃ無くなっちゃう」って言うんですよ。

今井通子:
うーん。
あなた自身は、お父さんとお母さんは、あなたに家を継いでほしいと、いう風に、最初っから思ってらした?

相談者:
うーん。
なんか、あの、小さい頃に、食事をしてる時に、父が、「ま、この家も無くなっちゃうんだよな」みたいなこと、あの、言ってる、のを聞いていて、

今井通子:

相談者:
それは、あ、なんか寂しそうだったので、「それは私が、継いで、あげよう」っていう風に、

今井通子:
なるほど。

相談者:
思ったっていうのがきっかけです。

今井通子:
ちなみにい、そのお、お父様、達の、代の、時の、

相談者:
はい

今井通子:
お仕事は?何だったんですか?

相談者:
職人なんですけれども。

今井通子:
ああー

相談者:
はい

今井通子:
なんか、お弟子さんかなんかにお任せになったわけ?

相談者:
あ、取りませんでした。

今井通子:
あ、お弟子さんもいない?ていうことはもう、

相談者:
はい

今井通子:
お父さんの代で、

相談者:
廃業・・

今井通子:
廃業になっちゃった?

相談者:
はい、はい

今井通子:
あ、そういうことなの?

相談者:
はい。
で、せめて名前だけでも、

今井通子:
うん

相談者:
継ぎたいなっていうのがあった。

今井通子:
なあるほど、なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
そういう、ことがあるわけですね?

相談者:
はい

今井通子:
で、一方で、ご主人の方は、

相談者:
はい

今井通子:
そうすると?

相談者:
はい。
「お墓を守りたい。」

今井通子:
うん。
だから、「お墓守る」と言っても、お兄さんがいらっしゃるわけだし。

相談者:
「でも独身だから続かない」って言うんですよ。

今井通子:
うん、うん。
あまりい、その辺が見えないんだけれども。

相談者:
はい

今井通子:
他に何か理由はないの?

相談者:
他に・・?

今井通子:
例えばねえ、あのお、よく、ま、お、女の人でもそうなんだけど、

相談者:
はい

今井通子:
仕事が自分の名前でやっているような人?
それから会社なんかの営業の人達、

相談者:
はい

今井通子:
名前が変え、変わっちゃうと、

相談者:
はい

今井通子:
とってもやりにくくなっちゃうので。

相談者:
はい

今井通子:
えー、特に男性の場合には「名前を変えたくない」、

相談者:
うん

今井通子:
ていうことはあるのね?

相談者:
はい

今井通子:
うん。
そういう、その、ご主人が、その、何かあって、やっぱり自分の、名前を残したいって思うようになったかっていう、そういう原因は何もないの?

相談者:
もしかしたら、彼の中で、「屈服した」っていう風に思っているのかもしれないですね。

今井通子:
うーん。
普段、ご主人の、こう、生、活っていうのは、

相談者:
はい

今井通子:
パターンとしてどんな感じなの?

相談者:
ま、普通の会社員で、

今井通子:
はい

相談者:
はい、自転車で5分ぐらいのところに、

今井通子:
通ってて、

相談者:
行ってまして、はい。
あ、事務職です。

今井通子:
ああ、事務職で?

相談者:
はい

今井通子:
でえ、もう、あの、え、会社終わるとすぐお家にお帰りになって・・

相談者:
そうですね。
飲みに行くの、ま、好きですけれども、営業ではないので、そんなには、行かないです。

今井通子:
うーん

相談者:
で、家のことも、あの、割とよく、やってくれますし。

今井通子:
うん。
ということは、

相談者:
はい・・

今井通子:
今日のご相談は、そうすると何なんですか?

相談者:
えとお、私としては、離婚もしたくなく、同居もずっと続けていたいんですが、彼がこういう気持ちでいるっていうことも、苦しいので、どういう風に、接していったら、いいのか?っていうことです。

今井通子:
なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
今日はですねえ、弁護士の坂井眞先生がいらしてますので、伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

今井通子:
先生、よろしくお願い致します。

(回答者に交代)


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