離婚後も関係が続く娘夫婦。親権を要求する元夫に怯えるだけの40歳の娘
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
はい、今あの、塩谷先生がおっしゃられた通り、その、意思をきちんと向こうに伝えるという・・
相談者:
そうですね、はい。
加藤諦三:
ですよね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
で、あなたのご主人ですね。
この、元夫じゃなくて、あなたのご主人は、
相談者:
はい
加藤諦三:
どう言ってんですか?
相談者:
主人の考えとしては、あたし達の実家の方に、娘達と、孫達を一緒に、戻したいわけですね。
それが一番、もう縁が切れる、一番、根本的、あの、結果が、はっきり分かる、結論なんですよね。
それですけど、
加藤諦三:
ん
相談者:
それですけど、あの、上の孫は、今度あの、私立の中学に、やっと、一生懸命勉強して、合格したばっかりなんですよね。
それで、娘がもう、「そっちにやってやりたい」って言うんですよね。
「故郷(ふるさと)の方には帰れない」って言うんです。
加藤諦三:
なるほど。
それは、あのお、お嬢さんの、意思ですね?小学校6年生の。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、あなたのご主人も、あなたも、その、問題の中心の40歳のお嬢さんも、
相談者:
はい
加藤諦三:
みんな、「実家の方に戻ってきたい」って言ってんですか?
相談者:
いや、私の娘は、「戻らない」と言うんです。
加藤諦三:
そうすと、「戻った方が良い」つってんのは、あなたのご主人だけね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
ふうーん。
ただ、なんか、全員が、あんまり意思、が、はっきりしないみたいですね?
相談者:
はい、そうですねえ
加藤諦三:
なんか根無し草で、池の上を、なんか、草が、わらざらざら、ざらざら動いているような。
相談者:
ああー・・はい、そうです。
加藤諦三:
ねえ?
相談者:
みんながそうなんですね。
加藤諦三:
うん、糸の切れた凧がわらわら、わらわら、
相談者:
はい
加藤諦三:
ふ、ふって・・
相談者:
フラフラしてる状態ですね。
加藤諦三:
うーん。
ですから折角う、その、塩谷先生が良いアドバイス、頂き、てん、ですねえ。
相談者:
はい
加藤諦三:
あなた達がなんか、ほんっとにこう、根無し草なんだね?
相談者:
うん
加藤諦三:
意思がないんですよね。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、あなたの話も、なんか「こうらしい」と、いう話なんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
あ、「こうです」って話がないんですよね。
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
ですから、盛んにあなた、「脅迫されてる」って言いますけれどもね?
相談者:
はい
加藤諦三:
あのお、こういうね、意思のない人ってのは虐められちゃうんですよ。
相談者:
はい、そうですね。
加藤諦三:
何をやられてもそのままの人。
相談者:
はい
加藤諦三:
も、こういう人を狙って、やりたい放題やるんですよ。
相談者:
はあ、そうですよねえ。
加藤諦三:
ですから、まず、それぞれが、意思を持ってほしいと、
相談者:
はい
加藤諦三:
だから、妥協も何もないんですよ。
みんなが意思がないから。
相談者:
はい
加藤諦三:
ねえ?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
アドバイスしっかり、こう、胸に、刻んでください。
相談者:
はい、ありがとうございました、どうも。
加藤諦三:
意思のないところに、道はありません。