月曜日の不登校は目立ちたいから。子沢山で教育熱心な父親が心配するイジメ

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは。

相談者:
あ、こんにちは。

大原敬子:
はい、凄く教育熱心ん、な、お父様でいらっしゃるのでえ、

相談者:
はい

大原敬子:
ズバズバと本音から言ってよろしいでしょうか?

相談者:
あ、はい、お願いします。

大原敬子:
あの、皆さん、お子さんはね?

相談者:
はい

大原敬子:
いじめに遭う、って事で、いじめの方が先に、もう、目先が行ってしまうんですけども、

相談者:
ああ、はい

大原敬子:
いじめに遭う、根っこの部分は、

相談者:
はい

大原敬子:
生活習慣と、

相談者:
ああ、

大原敬子:
親子関係なんですねえ。

相談者:
はい

大原敬子:
で、その生活習慣っていうのは、食生活と、

相談者:
はい

大原敬子:
それから、基本的な毎日の生活、

相談者:
はい

大原敬子:
例えば、何時に起きて、何時に寝る。

相談者:
はい

大原敬子:
根本的に大事な事なんですね。

相談者:
ああ、はい

大原敬子:
で、生活習慣ですけどもお、

相談者:
はい

大原敬子:
今、これ小学校ですねえ?

相談者:
はい

大原敬子:
10才、何時頃寝ていますか?

相談者:
あ、9時からあ、遅い時は10時になる時はあります。

大原敬子:
で、朝起きれないってどういう事でしょうか?
大体、9時から10時っていう事は、

相談者:
はい

大原敬子:
朝は、6時には目が覚めるんですけども、

相談者:
はい、で、夜う、あの、恐らくなんですけどお、たまに、ゲームをしてる、ようでえ、それで、お、起きれないのかなあと、お、と、思うんですう。

大原敬子:
ここなんです、問題は。

相談者:
はい

大原敬子:
あのね?

相談者:
はい

大原敬子:
夜中に起きるっていう事、

相談者:
はい

大原敬子:
それから、朝起き、起きられないってお子さんの、

相談者:
はい

大原敬子:
ほとんどがあ、いじめの対象に入ってるんですよ、実は。

相談者:
ああ・・・

大原敬子:
必ずう、ゲームは、昼間?

相談者:
はい

大原敬子:
或いは、学校から帰って来て、何時まで、自由に見せる。
でも、夜は、ゲームはダメ。

相談者:
はい

大原敬子:
だけど、土曜日の夜はゲームはいい、って、きちっとした、その子の頭の中にですねえ、

相談者:
ああ、

大原敬子:
自分がやるべきノルマってのが、必要なんですね。

相談者:
ああ

大原敬子:
これが、きちんとできてるか、いないかによっては、

相談者:
はい

大原敬子:
もう、次の話はできないんですね。

相談者:
ああ、

大原敬子:
ほとんどが学校に行ってしまうんですけども。

相談者:
はい

大原敬子:
まず、それが1点です。

相談者:
はい

大原敬子:
まず、生活習慣。
ゲームは、

相談者:
はい

大原敬子:
「学校行けれなくなってしまうから」

相談者:
はい

大原敬子:
「帰って来たらしようね」とか。

相談者:
あ、は、は

大原敬子:
それは、お父さん決めて下さい。

相談者:
分かりましたあ、はい。

大原敬子:
で、次、親子関係です。

相談者:
はい

大原敬子:
今、「今日、何があった?」とかって言葉を聞かれた時にい、

相談者:
はい

大原敬子:
子どもは事実は喋らないです。

相談者:
はい、はい

大原敬子:
それよりも、5人いらっしゃるので、

相談者:
はい

大原敬子:
5人の事を、お母様、奥様が見るのは、とても大変な事は分かりますけども、

相談者:
はい

大原敬子:
時々、お兄ちゃんと、その子と一緒にですねえ、

相談者:
はい

大原敬子:
スーパーに行くとか、「何が欲しい?」って、
「今日、飴だけ買っていいわよ」って、

相談者:
ああ、ああ

大原敬子:
そのコミュニケーションが親子関係なんです。

相談者:
あーあー

大原敬子:
そうするとね、子どもはね、「何々ちゃんはね、今日学校の先生が、こう怒られてね」
心が緩むと喋るんです、子どもは。

相談者:
ああ、

大原敬子:
でも、「今日、何があったの?」って聞かれた時には、やっぱり・・・
要するに、監視?

相談者:
はい

大原敬子:
尋問になるんです、子どもは。

相談者:
あー・・・

大原敬子:
すと、うかつな事を言ってしまうと、大変なので、

相談者:
ああ、

大原敬子:
「ま、頑張ったよね、もう、努力したよ」って事で、逃げてしまうんです。

相談者:
ああ・・・

大原敬子:
で、ホントにね?子どもの事をね?

相談者:
はい

大原敬子:
気楽に、子どもの心を、心をですよ、

相談者:
はい

大原敬子:
開かせるには、おやつ?学校から、「ただいまー」って、帰って来た時に、

相談者:
はい

大原敬子:
「あ、そこにあるもの食べた、食べたら?」っていう事で、今日、元気がいいなっていう時、カステラあげてみて下さい。

相談者:
ああ

大原敬子:
カステラを食べた時は、「お母さん、何か手伝う事ない?」って言います。

相談者:
ああ・・

大原敬子:
そして、硬いお煎餅?

相談者:
はい

大原敬子:
あれを、バリバリ食べた時っていうのは、怒りがあるんです、凄く。

相談者:
ああー・・・はい

大原敬子:
食べ物の中で、子どもをさりげなく見るっていう事が、「あ、お母さん、僕を好きなんだ」って事、分かるんですよね。

相談者:
あー、はい

大原敬子:
親子関係は、長い会話をする事ではないんです。

相談者:
はい

大原敬子:
そして、後でね、

相談者:
はい

大原敬子:
あの、1人で、呼んで、

相談者:
はい

大原敬子:
「ありがとね」(小声で)
「ありがとう、お兄ちゃん居ないと、お母さんホント大変」って言葉をね、

相談者:
はい

大原敬子:
掛けてあげるんです。

相談者:
あー、はい

大原敬子:
そして、エネルギーが出ます。

相談者:
はい

大原敬子:
これがあ、まず、生活習慣と親子関係の、

相談者:
あ、あ、あ、あ

大原敬子:
簡単ですけど、この上に、

相談者:
はい

大原敬子:
さて、月曜日に行くんですけども、まず、月曜日を嫌がるお子さんってのは、2つあるんです、パターンが。

相談者:
はい

大原敬子:
両方とも、共通してるのは、

相談者:
はい

大原敬子:
「愛されたい」なんです。

相談者:
ああー・・

大原敬子:
そして、月曜日、行きたくないっていうのは、

相談者:
はい

大原敬子:
「僕が居ない間に、家で、何かあるのが、心配なんですね。

柴田理恵:
うん

相談者:
あー・・

大原敬子:
「僕が、居なければ、妹は?お母さんは?」って心配になる子が。

相談者:
ああー・・

大原敬子:
もう一つは、

相談者:
はい

大原敬子:
月曜日、クラスのお友達に注目を浴びたい。

相談者:
・・・

大原敬子:
例えばですね、

相談者:
はい

大原敬子:
えー、好きな男の子の前に、真っ白な包帯をしてね、

相談者:
はい

大原敬子:
痛々しそうにすると、「どうしたの?」ってなりますね?

相談者:
はい

大原敬子:
その、注目の、空気のようなものが月曜日なんです。

相談者:
あー

大原敬子:
「え?何々ちゃん、休んじゃったよ」
「なんで?」
「お前、苛めたんじゃないか?」って、みんなが僕が、い、行かない間に、みんなが僕の事を、何でも良いです、話題は。

相談者:
はい

大原敬子:
「僕の事を、話してるかもしれないな」ってのもあるんです、月曜日は。

相談者:
あーあー

大原敬子:
だから、それ、一気にね、

相談者:
はい

大原敬子:
月曜日、いじめで、

相談者:
はい

大原敬子:
さあ、大変っていう事はないんですね。

柴田理恵:
うーん

相談者:
あー・・・

大原敬子:
いずれにしても、共通する部分は、

相談者:
はい

大原敬子:
僕も、脚光を浴びるスターになりたいです。

柴田理恵:
うーん

相談者:
あー・・・なるほどお・・

大原敬子:
そういう気持ちで、

相談者:
はい

大原敬子:
まずお父様が、

相談者:
はい

大原敬子:
心をですね、少し、緩めて欲しいんですね。

相談者:
ああ、はい

大原敬子:
「もう、月曜日行かなかった」
もう、学校の先生も全員が、「月曜日、月曜日は行かして、水曜日は休んでいい」って、子どもはねえ、

相談者:
はい

大原敬子:
おんなじなんですよ。

柴田理恵:
うん

相談者:
あー・・・

大原敬子:
ね?

相談者:
なるほど、はい

大原敬子:
わたしの子どももね、

相談者:
はい

大原敬子:
月曜日、行かない子だったんです。

相談者:
あー・・

大原敬子:
ですから、息子が、

相談者:
はい

大原敬子:
「学校に行きたくない」
「膝が痛い」
「あっちが、痛い」って言うんですよ。

相談者:
ああ・・

大原敬子:
「分かった、じゃあ、1ヵ月お休みしよう」って言うとね、
「いやいやいや、1ヵ月は困る」って言うんですよ。
ですから、是非ともね?

相談者:
はい

大原敬子:
「休みたいな」って言う時、
「分かった。じゃあ、お父さんが、先生に嘘を言って、休ませてあげる」って言った方が、

相談者:
はい

大原敬子:
子どもは、何でも、父親は、自分の心配な時は、聞いてくれるっていう、信頼が生まれるんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
こんな優しい子、お父さん、守んなくちゃ。

柴田理恵:
うーん

相談者:
はい

大原敬子:
「お父さん、休みたいよ」ったら、「ドンマイ。1ヵ月か?2ヶ月か?」って言うんです。

相談者:
ああ、はい

大原敬子:
で、「そうはいかないよ、お父さん」って言った時に、

相談者:
はい

大原敬子:
子どもは、自立になるんです。

柴田理恵:
うん

相談者:
あー・・

大原敬子:
自立は、

相談者:
はい

大原敬子:
「このお父さん、大丈夫かな」って、
「僕が守ってあげなくちゃ」って思う時に、子どもは強くなるんです。

相談者:
あー・・

大原敬子:
立派なお父さん、立派なお母さんで、子どもが自立するわけないです。

相談者:
あー・・

大原敬子:
そう思いませんか?

相談者:
ああ、分かります、はい

柴田理恵:
うーん

大原敬子:
そうなると、この月曜日は、

相談者:
はい

大原敬子:
もし、来週ですねえ、

相談者:
はい

大原敬子:
「分かった」って
「そうだよね?2回月曜日行ったもんね」って、
「オッケー、褒美だ」っていうんでね、もう、ご褒美として、

相談者:
あー・・・

大原敬子:
言ってあげたら、お子さん、

相談者:
ああ

大原敬子:
行くと思いますよ。

相談者:
あ、分かりました。

大原敬子:
そしてね、最後に言いますけども、

相談者:
はい

大原敬子:
このお子さんは、プライドが凄く強いです。

相談者:
あ、

大原敬子:
何故ならば、

相談者:
はい

大原敬子:
いじめられていても、

相談者:
はい

大原敬子:
自分の意見を言う、っていう強さですねえ。

柴田理恵:
うん

相談者:
ああ・・

大原敬子:
認められたいんです。
それは、5人居た兄弟の中で、5分の1しか、愛をもらえてないんです。

相談者:
ああ、はい

大原敬子:
ですから、上手く持って行くと、非常に感性の豊かなね、

相談者:
はい

大原敬子:
優しいお子さんになりますからあ、

相談者:
はい

大原敬子:
その、いじめられても、意見を言うという強さをですねえ、

相談者:
はい

大原敬子:
絶対に、お父さん、摘み取らないでえ、

相談者:
ああ、はい

大原敬子:
この子だったら、一人遊びしていても、

相談者:
はい

大原敬子:
図書館に行っていても、

相談者:
はい

大原敬子:
自分の、面子(めんつ)を保つお子さんですから、

相談者:
ああ

大原敬子:
これも、不憫と思わないで、

相談者:
はい

大原敬子:
知恵と思ってえ、

相談者:
はい

大原敬子:
応援してあげて頂きたいなと思うんですけど、先生いかがでしょうか?

相談者:
はい

(再びパーソナリティ)

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