3ヶ月の孫娘を残して嫁が自死。息子が嫁親の養子になると言い出して動揺する女68歳
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは
相談者:
ああ、こんにちは、お世話様です。
大原敬子:
あの、こういうときにね、なんですけども、
相談者:
はい
大原敬子:
結構ズカズカとあなたの中に入っていきますけれども、
相談者:
はい
大原敬子:
ちょっとわからないんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
というのは、
相談者:
はい
大原敬子:
「今ではないんですけどね」、っていう
相談者:
ええ
大原敬子:
話で
相談者:
ええ
大原敬子:
この養子の問題を持ってこられましたよね?
相談者:
はいはい
大原敬子:
で、亡くなってまだ一か月で四十九日うんぬんやってるときに
相談者:
はい
大原敬子:
こういう相談なさるっていう、あなたの心理的なものが、
相談者:
ええ
大原敬子:
私にはちょっと理解できないんですよねえ。
相談者:
はあ
大原敬子:
で、それはね
相談者:
はい
大原敬子:
養子うんぬんではなくって、
相談者:
ええ
大原敬子:
もしかしたら
相談者:
ええ
大原敬子:
息子さんがですね、
相談者:
ええ、ええ
大原敬子:
養子の話をしたと。
相談者:
ええ、
大原敬子:
そしたら、「行ってもいいかな」と言ったその言葉。
相談者:
ええ、ええ
大原敬子:
言葉がですね、
相談者:
はい
大原敬子:
極端に言うとあなたの中に、息子に裏切られたというさみしさ。
相談者:
ああ!それもあります。
大原敬子:
が今日の相談の内容ですか?
相談者:
はいはい、それもありますね。
そうですね。
ちょっと冷たいです。
大原敬子:
冷たいんですね、息子さんが?
相談者:
冷たくなりましたね。
大原敬子:
それが、あなたにとって気になるんでしょ?
相談者:
気になるんです(笑)
大原敬子:
で、その冷たくなったとあなたがお考えになった、
相談者:
ええ
大原敬子:
感じたものはどんなものですか?
相談者:
やはり、このお、話ししてても、私の方ではなく向こうの方が大事っていうような感じの、
大原敬子:
なるほど
相談者:
向こうに行って、「はいはい」って、よく話をね、するような、子ですね。
私には、「いいよいいよ」、てな感じになっちゃって、向こうでは、結構なんでもこう・・、するような感じでした。
大原敬子:
なんでもってどういうことですか?
相談者:
なんでもっていうかね、
大原敬子:
うん
相談者:
あの、買い物とか、お母さんを?、車に乗せて?、行ったり?
ええ、そのようなときもありますね。
大原敬子:
それが、自分の中に、
相談者:
はい
大原敬子:
いたたまれなく
相談者:
ええ、
大原敬子:
寂しいし悔しいし、
相談者:
はい(笑)
大原敬子:
なんでそこまで
相談者:
そうです
大原敬子:
向こうを見るんだっていう、
相談者:
ええ、ええ
大原敬子:
ことでしょ?
相談者:
ええ、そういうこともありますね。
大原敬子:
はい。
ということは、もう一回まとめます。
今日の相談っていうのは、
相談者:
はい
大原敬子:
養子ではなくって、
相談者:
はい
大原敬子:
こうして、この一か月間で息子がガラッと変わってしまった。
相談者:
はい
大原敬子:
今後、私との関係が薄くなってしまって、
相談者:
ええ、ええ、それもありますね。
大原敬子:
それも、っていうことは他にまだあるんですか?
相談者:
マンションをね、
大原敬子:
はい
相談者:
買うときに、向こうの両親が、少し立て替えてくれてるんですよ。
大原敬子:
うん
相談者:
それで、かなあ?、っていう私は、あの、向こうの両親をよくしてっていうような、感じに、してるのかな?、と思ってね。
大原敬子:
あのお、人が迷走して、
相談者:
ええ
大原敬子:
自分が何が原因かはわからないけども、常に感情がいらいらして
相談者:
ええ
大原敬子:
思うようにいかないときっていうのは、独善的な自分の
相談者:
はい
大原敬子:
納得する考えで
相談者:
ええ
大原敬子:
ことを収めるっていうんです。
相談者:
はあ
大原敬子:
平たく言うと、あなたの場合に、「ええ?この息子、なぜ急に向こうに?」そのときには、この、お嫁さんがこういう状態、も、全部忘れて息子だけをあなたは見てるんですね。
相談者:
はいはい
大原敬子:
ね?
で、息子が向こうの親についていって
相談者:
はい
大原敬子:
買い物まで一緒にしている。
相談者:
はい
大原敬子:
なぜこんなに冷たくなったんだろう?ってあなたはまず思います。
相談者:
はい
大原敬子:
でも「いや、もしかしたら、この買い物もうんぬんも、マンションの時にお金を出してくれたから」
相談者:
はあ、
大原敬子:
「それかもしれない」。
相談者:
ええ。ええ
大原敬子:
そういうふうにあなたは思うわけですね?
相談者:
そうです
大原敬子:
そうしたらあなたの中で
相談者:
はい
大原敬子:
息子さんの事実を見てなくって、自分の心のさみしさと、
相談者:
ええ
大原敬子:
怒りと不安の中で
相談者:
ええ
大原敬子:
今、毎日生活しているんではないですか?
相談者:
ええ・・当たりです・・・
大原敬子:
そうですか。
相談者:
はい
大原敬子:
そうしますとね、これは、まず息子さん、が、十何年一緒に生活した妻がですね、
相談者:
はい
大原敬子:
子どもを残して、三か月で。
相談者:
はい
大原敬子:
自宅で自殺したんですか?
相談者:
そうです
大原敬子:
そのショックさというのを、私たちが想像しようにも、耐えられない何かがあるような気がするんです。
相談者:
はあ・・・・
大原敬子:
それをまずお母さんは考えるべきだと思うんですねえ。
相談者:
はあ・・・・
大原敬子:
自宅で亡くなったっていうショックさと、しかも三か月で。
相談者:
はい
大原敬子:
また僕とあれだけ、十年間十何年間つきあった彼女が、家で自殺をしたって、この息子さんの、35年間を、もう、根底から、崩れ落ちる、経験を彼はしたんですよ。
相談者:
ええ
大原敬子:
それを考えたことないでしょ?、お母さんは。
相談者:
はい、はい、はい
大原敬子:
そこを思いやってやった場合に
相談者:
はいはい
大原敬子:
非常にこれを簡単に片付けられないんですね。
相談者:
はあ
大原敬子:
そうすると、誰にすがっていけばいいかというと、やっぱり妻の方の実家になるような気がするんです。
相談者:
はあ、
大原敬子:
つまりなぜかと言いますと、お孫さんを預かってますから。
相談者:
そうです。
大原敬子:
ね?
相談者:
ええ
大原敬子:
そのときにあなたが、親としてですね、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの気持ちは絶対わかります。
わかるけれども、息子の心を助けるっていう位置に立った場合にですね、
相談者:
はあ・・・
大原敬子:
養子とか、買い物うんぬんよりも、この息子がですね、
相談者:
ええ
大原敬子:
健全に立ち上がってほしいと、思う気持ちが、親としてありませんか?
相談者:
・・・そうですね。
大原敬子:
多少、財産があるから、
相談者:
はい
大原敬子:
息子は、と思うと、一切お金とかそういうことではなくて、
相談者:
はい
大原敬子:
最愛なる妻が、自ら命を絶ったということは、
相談者:
はい
大原敬子:
すごいショックなものだと思うんですねえ。
相談者:
・・・
大原敬子:
すと、その亡くなった妻に対する・・
相談者:
はあ、
大原敬子:
贖罪か、悔恨の情か、これだけ妻が苦しんだの僕はわか・・いろんなことが出てくると思うんです。
相談者:
ええ
大原敬子:
そのために何をしたらいいかというと、両親をですね、
相談者:
はい
大原敬子:
僕ができる限り、見てあげるって気持ちも、私はわからないでもないんです。
相談者:
ああ、なるほどねえ、
大原敬子:
そうしてかわいい息子があなたとって、息子が心が軽くなるならば、
相談者:
ああ
大原敬子:
という気持ちも見方はできませんか?
相談者:
ああ、そうですね。
大原敬子:
そのときに息子さんは、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたがですね、
相談者:
はい
大原敬子:
「いいよ。あなたがつらかったならば、向こうの親をみてあげてね。お母さんはまだ元気だから」って言ってあげたならば、息子さんはまた振り返って、あなたにも手を合わせると思うんです。
相談者:
はあ
大原敬子:
優しい息子さんですから。
相談者:
はい
大原敬子:
そうすっと今ね、養子とかうんぬんとかではなくて、まだ、亡くなって一か月なんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
息子さん自身が心を整理できないと思うんです。
相談者:
ええ
大原敬子:
息子さんは今、本当に苦しいと思います。
相談者:
・・・はい
大原敬子:
それ今助けてくれるのは、向こうの実家で、
相談者:
ええ
大原敬子:
自分が整理して心を癒すことだと私は思いますけど、先生いかがでしょうか?
(再びパーソナリティ)