詐欺被害の息子は親を騙した。学生が作った借金3百万。自己破産の影響は?


(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
もしもし?
あー、今、あのお、塩谷先生からねえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
ホントに良いアドバイス頂きましたねえ。

相談者:
はい

加藤諦三:
まさに、僕もその通りだと思いますよお。

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
うん、自己破産そのものよりもお、

相談者:
はい

加藤諦三:
要するに、この子が地道な生き方が出来ないっていうところなんですよ。

相談者:
うん、はい

加藤諦三:
だから、その、む、むしろ、その、なんで親に、す、助けを求めなかったのかって非難するよりもね、批判するよりも、

相談者:
ええ、はい

加藤諦三:
親に本当に事が言えない、

相談者:
はい

加藤諦三:
この子とわたしの関係はなんだったんだろう?っていう反省だと思いますよ。

相談者:
そうです、そう思います。

加藤諦三:
だから、良い機会ですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
これを機会に、

相談者:
はい

加藤諦三:
今までの、生き方を、変えればあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
この子があ、23歳が、50歳になった時に、

相談者:
はい

加藤諦三:
「おかげでこんな良い人生になった」っていうようになりますよ。

相談者:
ああ、そうですね。はい。

加藤諦三:
だって、この生き方を変える訳ですから。

相談者:
はい

加藤諦三:
よろしいですか?

相談者:
はい

加藤諦三:
じゃあ、23歳の息子さん、立ち直る、きっかけにして下さい。

相談者:
はい。
今日はどうもありがとうございました。

加藤諦三:
はい、どうも、失礼します。

相談者:
ありがとうございましたあ。

加藤諦三:
失敗は、対処の仕方によって、幸運に結びつきます。

(内容ここまで)

タイトルにある「親を騙した」っていう言い方はちょっと酷だったかも。
「ちゃんと大学に行ってる」ってウソついたのはそうなんだけどさ。

加藤諦三
「親に本当に事が言えない、この子とわたしの関係はなんだったんだろう?っていう反省」

だけど、この評価はなかなか難しいと思うんだな。
だって、親想いほど本当のことを言えなくない?

 

ショッピング枠を利用したクレジットカードの現金化

いくら消費者金融とはいえ、学生が親に内緒でよく300万もの借金が出来たもんだ。
詐欺がらみだったら闇金に近いものもあるんじゃないの?

色んな手口が使われてるみたいだけど、この母親も借金総額にしか興味ないから、飲み込めていない。

母  「200万の時計を一回買わして」
これ、クレジットカードのショッピング枠を現金に換えるっていうやつ。

どうするかっていうと、

  1.  学生は業者が提示する時計をクレジットカードで購入する。
    (この時計は高い値段が付けられているけど実際は二束三文)
  2.  業者は代金の何割かを現金で学生に渡す。
  3.  業者にはカード会社から代金が入る。
  4.  学生はカード会社に代金を月々支払っていく

どう?
業者は高利の一括返済を確実に受け取れるし、
学生はクレカさえあれば即、現金が作れる。
ウィンウィンだ(笑)

 

欲しい人にはダダ漏れの自己破産者情報

破産手続き中の郵便物だの、渡航制限だの、どうだっていいことを並べたわりに、この母親にとって、次男にとって、一番大切なことをなぜ言わないの?、塩谷弁護士。

もし、それを教えてあげてたら、この母親は返すことを選択しただろうよ。

母  「それしかないって言われれば借金をしてでも返す気持ちはあります」

この母親が一番心配しているのは息子の就職。

教えてあげないといけないのは、自己破産者が官報に掲載されるということ。

普通の人は官報になんかアクセスしない。
だから知られない。

ということは、知ろうという意思のある人は誰でも知ることが出来るのが自己破産者の情報だ。

シコシコとデータベース化に勤(いそ)しむ人がいたって不思議じゃない。

それなりの会社が、簡単に取得できるこうした情報をリクルートに生かさないなどということは考えない方がいい。

就職面接で、
「他に何かこちらに伝えるべき重要事項はございませんか?」
こう聞かれたら何と答える?

カマに引っかかって自白するか。
しらばっくれて嘘つきのレッテルを貼られるか。
うろたえて怪しい奴との印象を持たれるか。

不採用の理由なんて誰も教えてはくれない。

 

弁護士が自己破産を口ごもるワケ

自己破産手続きにおける免責は、国が借金を棒引きしてくれる、借主にとって夢のような制度。

それには、手持ちのカネ目の資産は全て手放して返済に充てるというのが前提。
そらそうだわ。
(生活必需品や仕事で使うものにはお目こぼしがある)

だけど、大学中退のアルバイターに資産なんてあるわけがない。
親子であっても法的には別の人格だ。

しかも貸主は消費者金融。
プロとして貸し手責任は小さくない。
一定の焦げ付きは折込済みで痛くもかゆくもない。

迷わず、自己破産へGO!

じゃ、
塩谷弁護士が相談者の質問への回答を後回しにし、肩代わりの意思を確認したり、任意整理を勧めたのは、なぜ?

これは、弁護士が受任したい案件が自己破産ではなく、任意整理だからではもちろんない。(*)

(*)弁護士が受任したいのは任意整理:
自己破産の広告は皆無だが、任意整理の広告を出してる弁護士事務所はクサるほどある。

 

塩谷弁護士  「自己破産は借金を踏み倒すこと」

これ。
これが今日、自己破産をファーストチョイスではなく、最後の手段として紹介した理由だ。

借りたものは返さないといけない。
これが人の道ってもんでしょ。

塩谷崇之  「息子さんにも反省してもらわないと」

ちなみに塩谷弁護士は、秩父今宮神社 八大龍王宮の宮司さんでもあられる。

 

それに、この次男が自己破産で免責されるとなれば、次のようことを考える輩が必ず出てくる。

つまり、ハナから自己破産するつもりで借金しまくる。
あるいは、誰かに借金させまくる。

もちろんこうした悪質な行為は、たとえ自己破産を申立てたとしても免責にはならないのだけど、マスコミでヒントを伝授することに躊躇するのは当たり前だ。

塩谷弁護士だって、事務所を訪ねてきた相談者に向かって上記のセリフは吐くまいて。

口ごもる一番の理由はラジオだから。

かつて塩谷弁護士は、生活保護を勧めながらも、生活保護という単語を意地でも使わなかったことがある。
31歳大卒女性、職無し、一文無し。もはや頼るべきは生活保護か



コメントはお気軽にどうぞ