なぜこうなった?大学出て就職せずに家に居るボッチの娘
テレフォン人生相談 2016年9月29日 木曜日
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 大原敬子(幼児教育研究家)
相談者: 女55歳 夫 長女26歳 二女22歳
ドリアン助川:
もしもし?
相談者:
はい
ドリアン助川:
テレフォン人生相談ですう。
相談者:
よろしくお願いしますう。
ドリアン助川:
はい、今日どんなご相談でしょうか?
相談者:
あ、あのお、娘の相談なんですけども、
ドリアン助川:
お嬢さんの?
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい
相談者:
えー、娘え、が、あの、もう大人なんですけどもお、
ドリアン助川:
はい
相談者:
友だちがいなくって、それであのお、大学卒業したんですけども、まあ、し、あの仕事に就けていないっていう事で、その二つの悩みがあるんですけども。
ドリアン助川:
はいはい
お母さんおいくつですか?
相談者:
55歳です。
ドリアン助川:
55歳?
相談者:
はい
ドリアン助川:
お嬢さんは?
相談者:
娘は、その、相談の、子は、22歳。
ドリアン助川:
22歳。他にもお子さんいらっしゃるんですね?
相談者:
はい、姉で、26歳です。
ドリアン助川:
はい、お2人、とも、おーお嬢さんっていう事で。
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい、で、えー、この22歳の、おー・・お嬢さんが、大学は卒業した、わけですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
でも、友だちがいない?
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい。
っていう風におっしゃるんですか?、あなたに。
相談者:
あっ・・そのお、見ていても、地元へ帰って来ましたけども、大学は、下宿してたい、してたんですけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、誰と連絡するでもなしに、んまあ、1人でいるっていう感じなんですけども、
ドリアン助川:
今・・
相談者:
それと、
ドリアン助川:
はい
相談者:
大学卒業・・しました時に、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あのお、ま、高校中学もそんなに仲の良い友だちが、いるう、っていう感じは親もしていなかったんですけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
下宿して、ま、地元、親元から離れて、また新しい友だちができるんじゃないかなあ、と思って、出したんですけども、まあ、学校は卒業しましたけども、その卒業式に、あのお、こちらから、参りましたら、普通だったら、まあ、お別れの時で、まあ、「さよなら」とか、そう皆とね?、して写真撮ったりしてたんですけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
それえ、いう事もない、1人い、で、いて、ま、見て、いましたら、ま、逃げるように、帰って来たような感じだったので、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
あ、ここでもお、友だちっていうものが、できなかったんかなあと思ってえ、
ドリアン助川:
ああー・・で、え、就職もなさらなかった・・んですね?
相談者:
それもま、「活動は」んー、「してる」って言ってましたけどもお、
ドリアン助川:
はい
相談者:
離れてましたから、どれぐらいして来たのかも分からないし・・そうですねえ・・はい
ドリアン助川:
じゃ、今、自宅戻って来られて、
相談者:
はい
ドリアン助川:
一日、お家の中にいるという感じなんでしょうか?
相談者:
・・そうですう。あのま、「買い物に一緒に行こう」って言っても、まあ、あんまり、そんなに行きたがりませんしい。
ドリアン助川:
うん、な・・ん、
相談者:
あのお、
ドリアン助川:
何をしてるんですか?、今、家、どんな生活ですか?、お嬢さんの生活。
相談者:
ま、起きて来て、いちお、ま、「公務員試験も受ける」って言ってるので、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、「それの勉強も」って言うてるんですけれども、
ドリアン助川:
はい、何時頃起きて来られて?
相談者:
んー、ま、8時か9時に。
ドリアン助川:
で、朝食は一緒に摂られるんですか?
相談者:
一緒っていう、まて、あのお、もう、こちらの方は住んでますので、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あのお、子どもが、ま、食べたり食べなかったり、
ドリアン助川:
えー、お母さんが、朝ご飯作って・・・えー
相談者:
いや、もう、食べる時は、自分で。
ドリアン助川:
あ、自分でやってると?
相談者:
はい
ドリアン助川:
はいはい、で、えー、その後は、食べた後は、自分の部屋に戻ってしまって、
相談者:
そうですねえ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、戻りますねえ。
ドリアン助川:
はい、で、昼ご飯も自分でえ、作って・・
相談者:
自分では、昼は、もう、わたしも作るし、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あの家族の分がありますので、一緒に、食べます。
ドリアン助川:
その時に、いー、例えば食事をしながら、どんな会話をなさいますか?
相談者:
その会話があ、ま、もう、大人ですのに、まあ、そう何ていうか・・そんなに、あのお、会話したがらないっていうか、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
も、それに、父親がいますと、父があの、言う事は、ま、嫌う、感じなんで、
ドリアン助川:
あー、お父さんとは、
相談者:
なお・・
ドリアン助川:
昔からそんな感じですか?
相談者:
・・そ・・ま、あのお、な、反抗期がありますよね?
ドリアン助川:
はい
相談者:
反抗期っていうのも、そんなに、酷くもなかったんですけどもお、
ドリアン助川:
はい
相談者:
それが、いつまで続くんだろうかって思ってたら、もう、こんな、ぐらいの年になってしま・・って、
ドリアン助川:
はい、じゃ、最初の反抗期っていうのは、おいくつぐらいの時でしょうね?
相談者:
そうですね、やっぱり、中学ぐらいに、反抗っていうか、ま、喋らなくなったり、ま、
ドリアン助川:
喋らなくな・・うん
相談者:
う、うるさい、ま、ちょっと何か言うと、まあ・・ちょっとこう、うるさがるっていう感じぐらいで、そんなに言うほどの反抗期ではなかったですけども。
ドリアン助川:
うーん、で、今は、もう、そのお、家に居ながら、勉強されてる、という事ですけども、
相談者:
うん、はい
ドリアン助川:
誰か、と、うん、遊びに行ったりとか、電話・・
相談者:
それがないんです。
ドリアン助川:
ないんですか?
相談者:
はい、電話で連絡取ったりもないですしい、
ドリアン助川:
うーん、で、ちゅう・・
相談者:
だから、そんなに友だち、
ドリアン助川:
うん
相談者:
・・できないのかな?、ってこっちもお、まあ、それが一番、あのお、人との繋がりって大事なのにな、っていうのは、が、大学行く時にも・・あの、「友だち、作って」あのお、「人とのお、そういうのは、大事だからね」って言って、出したんですけどもお、
ドリアン助川:
はい、中学高校の時も同じ、小学校の時はどうでした?
相談者:
小学校の時が、一番、明るく活発でしたか。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、中学ぐらいから、全体的に何か温度が下がってくような感じ?、ですかね。
相談者:
そうです、ねえ。
ドリアン助川:
うーん、あの・・うん
相談者:
一応、クラブも、してましたけどもお、
ドリアン助川:
え、ええ
相談者:
あとから考えるとお、
ドリアン助川:
はい
相談者:
部員仲間でも、上手く行ってなかったのかなあ?、という気がします。
ドリアン助川:
あー、友だちできないっていう、事の理由を、
相談者:
はい
ドリアン助川:
おー、お母さん、は、どういう風に、おもわ、思われてます?
家の子は、こういう、こういう事だから、友だちできにくいわね。っていう、その場合、何か、みあ・・理由が、ありますかね?
相談者:
だからあ、
ドリアン助川:
うん
相談者:
人間・・は、ま、傷つきやすいっていうか、
ドリアン助川:
はい
相談者:
・・そんなに自分に、思い通りに?、あのお、ならないものとは思うんですけどもお、少しの事で、傷ついて、自分から、離れて行ってしまうのかなあ?、とは、思うんですけども。
ドリアン助川:
何かあのお、ん、決定的な事件というかね、こういう事があって、家の子は少しい、性格変わっちゃったとか。あの、あれから、傷ついてるみたいだとか、そういうのを、何か感じた事ありますか?
相談者:
いや、それがないですけども、ま、
ドリアン助川:
あー・・
相談者:
わたしもでも、キツく、上の子にキツく育ててたものですから、
ドリアン助川:
はい
相談者:
それを見て、「ああ、怖いお母さんだなあ」と思って、すがってたのかな?、とは思うんですけどもお、
ドリアン助川:
ああ、上の子にキツくっていうのは、具体的にどういう風にキツく、されたんでしょう?
相談者:
あんー、まあ、「勉強しなさい」とか、
ドリアン助川:
はい
相談者:
そういう事ですねえ。
ドリアン助川:
うーん、えーっと、もう一度整理しますけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、大学を卒業されて、え、実家に戻って来た、お嬢さんが、友だちもいないし、
相談者:
はい
ドリアン助川:
活動的でもなく、
相談者:
はい
ドリアン助川:
うー、心の中、語ってくれるわけでもなく、
相談者:
はい
ドリアン助川:
うー、ただただ、部屋に居ると。
相談者:
はい
ドリアン助川:
でえ、お母さんとしては不憫でしょうがない。
相談者:
はい
ドリアン助川:
何か、打開策があるだろうか、という事ですね?
相談者:
はい、はい
ドリアン助川:
はい、分かりました。
えー、今日の先生紹介、いたします。幼児教育研究の大原敬子先生です、よろしくお願いします。
相談者:
はーい、よろしくお願いしますう。
(回答者に交代)