なぜこうなった?大学出て就職せずに家に居るボッチの娘
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは。
相談者:
こんにちはあ。
大原敬子:
あの、多分、あのお、あなたも辛いと思いますけども、
相談者:
はい
大原敬子:
お嬢さんは、「助けてー」って言ってるんですよね。
相談者:
あー・・
大原敬子:
それはどういう事かと言うと、
相談者:
はい
大原敬子:
なぜ、わたしは、当たり前の事ができない。という事が苦しいんです。
相談者:
はい
大原敬子:
普通の人が、当たり前に、朝起きて、顔を洗って、歯を磨く。
相談者:
はい
大原敬子:
それをするのは、本人はキツいんですね。
相談者:
はーい
大原敬子:
当たり前の事ができない自分ってものが・・知ってしまったんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
だから、生活ができないって事を、彼女が知ってますから、
相談者:
はい
大原敬子:
就職なんて、とんでもなく怖いんです。じゃ、なぜ、そうなったか?
相談者:
うん
大原敬子:
怒りと憎しみなんです。
相談者:
はい
大原敬子:
怒りと憎しみが、幼児期にあったはずなんです。
相談者:
はいはい
大原敬子:
でなきゃ、こうならないんですね。何か、あるはずなんです。
相談者:
はい
大原敬子:
したらその・・
相談者:
うん、それは、わたしが、ヒステリックに怒ったっていう事、と思います。
大原敬子:
うん、あなたは、ヒステリックに、わーっと怒っちゃうんでしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
で、怒った後は、スッキリしてるでしょ?、あなたは。
相談者:
そうですねえ、はい
大原敬子:
ね?、で、
相談者:
そう・・だ・・
大原敬子:
父親は、口がうるさいんですか?
相談者:
いえ、そんな事ないです、ま、父親は、子どもみたいな人なので、そのお、そんなに、子どもにはうるさくないです。
大原敬子:
じゃ、無関心な方ですね?、じゃ、父親は。
相談者:
そうですね。
大原敬子:
やっぱり、過干渉と無関心の親には、
相談者:
はい
大原敬子:
生活ができないって子がなっちゃうんです。きょ・・中に。
相談者:
はい
大原敬子:
・・そして、その子が大きくなって来ますね?
相談者:
はい
大原敬子:
そうなると、今度は、お母さん達が、その子が何考えてるか分からなくなって来るんです。
相談者:
はーい
大原敬子:
そうすると、その子の、顔色を見ながら、
相談者:
はい
大原敬子:
対応してしまうんです。
相談者:
はい
大原敬子:
今、事実、こんなに不満があっても、お嬢さんに言えないはずなんです。・・見えないから。
相談者:
ええ
大原敬子:
お嬢さんの考えが。
相談者:
はい
大原敬子:
で、お嬢さんはどういう心になってしまったかというと、
相談者:
はい
大原敬子:
ハリネズミのようになってるんです。
相談者:
ハリネズミ?
大原敬子:
あの人と、触れたい。
相談者:
はい
大原敬子:
触れたいけれども、触れたら腹立つって事です。
ハリネズミって、
相談者:
はい
大原敬子:
ネズミ同士針が出てますね?
相談者:
あーはい
大原敬子:
抱き合ったら痛くないですか?
相談者:
ええ
大原敬子:
あんな感覚なんです。
相談者:
ふーん
大原敬子:
だから、人が恋しいんです、ホントは。
相談者:
そうですよね。
大原敬子:
恋しいけれども、
相談者:
はい
大原敬子:
人が嫌なんです。なぜ・・
相談者:
嫌なんですか?
大原敬子:
嫌なんです。なぜかっていうと、怒りが出るから。
相談者:
は・・
大原敬子:
もっと言うと、お母さんとお父さんの中の感情ですね?
相談者:
ええ
大原敬子:
「わたし、こうだった、ああだった」っていう、
相談者:
はい
大原敬子:
その怒りの感情とか、不満を、全部出してしまえば、
相談者:
はい
大原敬子:
でも、出せないんです。出せないように、子育てで、来てしまったからって事なんですね。
相談者:
はいはい
大原敬子:
で、心当たりがあるならば、
相談者:
ええ
大原敬子:
今、お嬢さんは、なぜ、っていう事が分からないんです。当たり前が。
相談者:
はい、なぜ、が分からない?
大原敬子:
そうです・・「何で今、食べるの?、お腹空いた時食べればいいじゃない」って。
相談者:
はい
大原敬子:
「寝る?、寝たい時寝ればいいじゃない」って、「何で決めるのよ」って、そうなって来てる、かもしれないんです。
相談者:
はい
大原敬子:
要するに、一般的に生活を出来る事が、出来ないっていう事を、お嬢さんは大学の友だちの中で、学んだはずなんです。
相談者:
はい
大原敬子:
そうすると、企業は怖いですよね?、社会は。
相談者:
はいはい
大原敬子:
自分が、どう対応していいか分からないから。
相談者:
はい
大原敬子:
ですから、お母さん言わなくても、「わたしだって、就職したいし、働きたいの」
相談者:
はい
大原敬子:
お嬢さんが、苦しい。
相談者:
苦しんでると思います。
大原敬子:
物凄く苦しいです、これ。
相談者:
はーい
大原敬子:
・・そういうお嬢さんです。
相談者:
はい
大原敬子:
はい、じゃね(笑)どうかしらね?、どうですか?
相談者:
ええ、そうですね、そしたら、
大原敬子:
はい
相談者:
これから、どういう風に、あい、接して行けばいいのか、どう、娘と、
大原敬子:
あのね?
相談者:
はい
大原敬子:
お母さま自身が、今後・・あまりにも、ヒステリックにならない事ですよね。
相談者:
はい、もう、それは・・はい
大原敬子:
そして、もう一つは、「よくここまで耐えて来たな」って、「偉いなー」って、じっくりと見てあげて欲しいんです。
相談者:
はい
大原敬子:
あなたが。
相談者:
はい、そうですね・・
大原敬子:
お父さんは、毛嫌いするっていう事は、お父さん、チャラチャラ行くんですよ、お子さんに。
相談者:
そうですね。
大原敬子:
お友だち関係で。それは虫唾が走るんです、この年代は。
相談者:
はーい
大原敬子:
お父さん自身も、お父さんの存在ないんです。
相談者:
はあ・・・
大原敬子:
女の子が一番嫌うのは、「パパも、皆とおんなし、カラオケ歌おうかな」っていうお父さんいらっしゃるんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
もう、年頃のお嬢さんは、「馬鹿じゃないの?、このお父さん」と思うんですよ。
相談者:
うん
大原敬子:
なぜかっていうと、その子を見てないで、その子と年代を合わせる事が、コミュニケーションだという、自分の独善的世界観の価値でやってるんですね。
相談者:
はいはい
大原敬子:
だから、この場合に、お父さんを、嫌ってるならば、
相談者:
はい
大原敬子:
「そうか、じゃ、お父さんは、嫌ってるから、こちらで、食べますよ」っていう形で、その子の嫌ってる事、受け入れる事が大事なんですよね?
相談者:
あー、それで良いんですか?
大原敬子:
そうでしょ?
相談者:
はい、うーん
大原敬子:
今は、その子の事を受け入れてあげる事ですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
ただ問題は、生活、は、ちゃんとさせる事です。
相談者:
はい
大原敬子:
一緒に、お母さんと一緒に料理するとか、
相談者:
はい
大原敬子:
料理したら、褒める事です。
相談者:
はいはい
大原敬子:
ただ、あまりにもお母さまが、
相談者:
はい
大原敬子:
いいですか?こんなこと言って。
相談者:
はい
大原敬子:
相談なさるには、情報が全くない。
相談者:
はい
大原敬子:
先生が、色々伺ってるけれども、
相談者:
はい
大原敬子:
何もピントがズレている。
相談者:
はい
大原敬子:
そこに、わたしは・・もっと細やかに、
相談者:
はい
大原敬子:
見守ってあげる事の姿勢がなかったと思った方が良いんじゃないでしょうかね。
相談者:
はあ・・分かります。はい
大原敬子:
すす、早急に、
相談者:
はい
大原敬子:
答えを出したり、特効薬を考える程、もっと子どもの心をずたずたにします。22年間培って来た結果、巻いた種のように、花が咲くんですよ。
相談者:
はーい
大原敬子:
そしたら、今日から、
相談者:
はい
大原敬子:
そうか、わたしは、自分の事を考えて、この子のもうちょっと様子を見て、良いところを見ようという種を蒔いたならば、
相談者:
はい
大原敬子:
お子さんに、違う花が咲くと思いますけどもね?
相談者:
はい
大原敬子:
早急な答えは、これは出るはずがないし。
相談者:
はいはい
大原敬子:
出たら、おかしいです。
相談者:
はい
大原敬子:
分かります?
相談者:
はい
大原敬子:
先生、いかがでしょうか?
(再びパーソナリティ)