個性的な女はパーソナリティ障害だった。妻に振り回されたウツ男の19年目の決意
テレフォン人生相談 2016年10月18日 火曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 鬱病の男45歳 パーソナリティ障害で借金を繰り返してる妻47歳 長女18歳 次女14歳 長男12歳
出会い系サイトに妻がハマり、闇金で借金。離婚すべきかどうか考える。
今日の一言: 悩んでる人は悩んでることが一番楽なんです。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい、最初に、年齢を教えてください。
相談者:
はい、45歳。
加藤諦三:
45歳。結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
えー、奥さん何歳ですか?
相談者:
47。
加藤諦三:
47歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
上が、長女、18。
加藤諦三:
はい
相談者:
次女、14。
加藤諦三:
はい
相談者:
長男が、12歳です。
加藤諦三:
はい、分かりました。で、どんな相談ですか?
相談者:
えと、妻との離婚についてなんですけれども。
加藤諦三:
はい
相談者:
はい。えーと、結婚したのが19年前なんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
子供が、生まれてから、ま、妻が、ちょ、ちょっと借金するう、傾向がありまして。
加藤諦三:
はい
相談者:
あとお、ちょっと虚言癖というか、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、明らかに嘘と分かる嘘をつくと。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、そのたんびに、まあ注意を、いろいろして、なんとか解決は、してきたはずなんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
一昨年、になって、妻がちょっと闇金、に手を出してしまいまして。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、ま、その闇金に、手を出したっていうのと、あと、出会い系サイトで、生活費を全て、つぎ込んでしまったっていうことが、起こりまして。
加藤諦三:
はい
相談者:
まあちょっといろいろ、警察とか弁護士さん、に、とお、頼みながら、いろいろ解決はしたんですけども。
加藤諦三:
はい
相談者:
まあ、その時も、家とか、私の、が、携帯とか、私の勤め先にも、嫌がらせの電話が掛かってきてしまいまして。
加藤諦三:
はい
相談者:
まあ、その時は、会社に、は、あのまあ、「もう、責任持って、私、会社辞めます」とは言ったんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
「いや、き、お前が、借りたわけじゃないから、」
加藤諦三:
ええ
相談者:
「あの、やみ、辞める必要はない。奥さんには、注意しろよ」っていう風には、言われて何とか、首は繋がってたんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
まあ、去年になって、またあ、妻が、闇金に手を出してしまいまして。
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、丁度、そのお、闇金に手を出したっていうのが分かり始めた頃に、丁度、私があのもう、妻に対して、離婚調停を、申し立ててたんですよね。
加藤諦三:
んー、はあはあ、はい
相談者:
はい。でえ、結局う、調停は不調に、終わってしまったんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、調停員さんが、話(はなし)した限りでは、「ちょっと奥さんの様子がおかしい」と。
加藤諦三:
はい
相談者:
「一度お、病院で診てもらった方がいい」っていう話い、になりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、調停、を打ち切りにした後で、まあ、妻を説得して、精神科の病院に連れてったんですけども。
加藤諦三:
はい
相談者:
そうしたところ、パーソナリティ障害の、A群になると、
加藤諦三:
はい
相談者:
診断されまして。
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、私い、は、あのお、まあ、元々妻のそのお、結婚当初からの、あのお、借金とか、あとお、子供が3人、いたことで、まあ妻が、度々ヒステリーを起こすっていうことで。
加藤諦三:
うん
相談者:
まあ、あのお、日勤夜勤の交代、勤務の仕事をしてたもんですから、
加藤諦三:
はい
相談者:
夜勤の時、昼間から、やっぱり子供のことで、あの、妻の大声で、よく眠れない、あとお、落ち着かないっていうことで、ちょっと、不眠だったり鬱状態だったりっていうことで、あの、12年ぐらい前から、う、あのお、心療内科に通って、鬱病って言われてたんですけども。
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ・・どうだっけかな?すいません。
加藤諦三:
いえいえ
相談者:
えーっと、ああ、診断受けた先生から、あの、「鬱病で、奥さんがパーソナリティ障害であるから、」
加藤諦三:
はい
相談者:
「あの、病病介護になってしまうから、同居するのは無理だよ」っていう風に言われまして。
加藤諦三:
はい
相談者:
まあ、その時に、「あ、やっぱり無理なんだな」っていう風に、私、その中でもう、確信、持つものがありまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
まあ・・調停は打ち切ったんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
まあ、その最中、に、また二度目の、闇金っていうことで、
加藤諦三:
はい
相談者:
まあ会社の方にも、また、電話が掛かってくるっていうことで、
加藤諦三:
はい
相談者:
結局もう、会社の方からも、もう、いい加減、二度目で、もう、会社を辞めてくれっていう話、にまでなってしまったんですよね。
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、私もお、その頃には、精神安定剤を騙し騙し、ほんとに1時間おきに服用するような感じで、必死に働いて何とか、
加藤諦三:
うん
相談者:
警察にも、行ったりして、
加藤諦三:
うーん・・
相談者:
まあ何とか、やり繰り、してたはずなんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
まあ、どうしようもなく、ない、何ですかね?怒り、が、出てきまして。
加藤諦三:
物凄い怒りだ、でしょうねえ。
相談者:
はい。ただあ、もう、
加藤諦三:
うん
相談者:
それがもう、自分に、向けられるような怒りで。
結局う、薬を大量に服用してしまいまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、自殺未遂、をしてしまいまして、あの、まあ、救急搬送で、そんまんま、入院っていう風になってしまいました。
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、退院して、から、結局、まあ、自殺未遂っていうのも会社の方にも分かってしまいまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
結局もう、自主退社っていう、退院してから自主退社っていう形になりました。
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、まあ、もう、仕事も辞めてしまって、まあもう、正直、入院してた、ことで、まあ心の安定が、戻せたっていうところもあったもんですから。
加藤諦三:
はい
相談者:
まあ、今、私、自分の実家の方に、いるんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、妻は私名義の、マンションに住んでます。子供達と一緒に。
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、入院生活で、心の平安を取り戻せたっていうところで、まあ、新たな・・
加藤諦三:
この入院はどのぐらいですか?長さ。
相談者:
2か月入院してました。
加藤諦三:
2か月ですか?はい。
相談者:
はい。でえ、まあ、今までになかった心の平穏を取り戻せたっていうところで、ほんとになんか、今まで、もう、死ぬこととか、悪いことしか考えてなかったんですよね。
加藤諦三:
はいはいはい
相談者:
だけどお、何とか薬を飲んで、騙し騙し必死で、借金を返すために働いてたんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
まあもう、この妻とは、ほんとに、縁を、縁を切って、
加藤諦三:
うん
相談者:
新たなスタートを、しようっていう風に、思ってた矢先に、まあちょっと、たまーに子供達い、の様子を見るために、私の、名義の、マンションに、ちょっと、たまに行くことあるんですけども。
加藤諦三:
はいはいはい
相談者:
あのお、そのたんびに、ちょっと一応家の電話の着信を、調べてるんですけども。
加藤諦三:
はい
相談者:
どうやらまた、何か変なところから電話が掛かってる感じがありまして。
加藤諦三:
変なとこっていうのはやっぱり、また闇金ということですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、私も今、無職で、就職活動をしてる身で、で、離婚裁判も、これから、起こそうっていう風に、もう割り切って、あの、再スタートしようとは思うんですけども。
加藤諦三:
はい
相談者:
どうも、再就職したと、タイミングで、また闇金から、電話が掛かってくるような、感じなんですよね。離婚、裁判も並行して、再就職ってなると。
加藤諦三:
うん
相談者:
まあ、再就職、するにしてももう、怖いんですよね今。
加藤諦三:
で、お、も、そもそもあれですか?奥さんがそういうんじゃ、最初の、言葉だと、その、借金、をするっていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
お、その原因は贅沢?単なる?それともなんか他に・・?
相談者:
それか、はい、もう、聞くたんびに分からないんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
ただ、唯一言えるのは、家には、贅沢品は全くないっていうことで、
加藤諦三:
はい
相談者:
交遊費、で使ってるのか?
加藤諦三:
しかしあれですね?話聞いていて、
相談者:
はい
加藤諦三:
全くあなたと奥さんとは、違うんですよね。あなた、物凄い生真面目で義務責任感が強くて、
相談者:
はい。ただあ、
加藤諦三:
でえ、はい
相談者:
あのお、やっぱり、ま、結婚する、理由っていうのは、きま、その逆だったっていう、ところもあったんですよね、正直。まあ、個性的に見えたっていうか。
加藤諦三:
うーん
相談者:
まあそういう、ほんとに、自分にないものが、感じられて、それが魅力に思えて、結婚、したっていうか。
加藤諦三:
でえ、だから物凄く、も、好きになってパッと結婚しちゃったら、こういうことが出てきたっていうことね?
それで今日のそうすると、相談ていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
あのお、さっき、就職活動しようとするけれども、途中でその気がなくなっちゃうとかってい、言ってたけども、
相談者:
はい
加藤諦三:
離婚裁判をどうするか?っていう相談?
相談者:
あのお、離婚裁判も、起こす、つもりでいるんですけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、何よりも、就職も、大事、ですし、子供達もいるもんですから。あのお、もう、コテンパンに、やられてしまった、後なんで(笑)
加藤諦三:
うん。もう自分の力では、この現状を打破することはできないっていう感覚なんです、今。
相談者:
はい、そうです。全くそうです。
加藤諦三:
ですから、ここのところをですね。
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、これはもう、離婚以外にはないん、ので、
相談者:
はい
加藤諦三:
今日はスタジオに弁護士の坂井眞先生がいらしてるので、
相談者:
はい
加藤諦三:
今の、話を含めて、お話を伺ってみたいと思います。
相談者:
はい、あ、よろしくお願いします。
(回答者に交代)
私も私名義の一言が一番引っかかりました!
私名義、というのは、
「自分の名義だ」と主張している、と解釈できなくもないですが、
弁護士に離婚の相談をしているので、
名義がどちらか、という情報を伝えるのは、
非常に重要です。
(もしくは、重要だと勘違いしているか)
ローンの問題、権利の問題になりますから。
(もしくは、そのあたりの法律知識が薄いか)
私は、「自分の名義だという自己主張」とは感じませんでした。
相談者の声と雰囲気が内容に合っているからか、なんだか涙が出てきました。
妻の借金で人生狂わされてるって、そりゃ早く離婚した方がいいわって思いました。
それで、子どもの親権はもちろん夫が持つよね?一緒に暮らすんでしょ?って勝手に思ってました。
でも、音声を聞いてから管理人さんの意見を読んだら、自分は全然公平に見てなかったな、と感じ、自分に軽く失望してしまいました^^;