逃げて大人になった幼児たちよ。バトル・フィールド・オブ・ライフに参戦せよ!
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは。
相談者:
こんにちは
大原敬子:
あのね?今日の相談を、加藤先生の話を聞いていると、
相談者:
はい
大原敬子:
全部「そうですねえ」とか言ってますけども、それも全部ひっくるめて、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたなんですよね。
相談者:
はい
大原敬子:
で、今日の相談のおも、主なことはですね、何が、お互いに、ボタンのかけ違いがあったか?って原因の一つはですね、お互いが相手を見られないんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
見ることができない、分からないんです。
相談者:
うん
大原敬子:
その時に、相手をどうしても知りたい時に、多分この恋愛は、奥さまがリードしてる関係だと思うんですね。
相談者:
うーん
大原敬子:
で、あなた引っ張られたんです。それが恋愛の関係の、延長線が、奥さんは離婚する気はないですよ。
相談者:
うん
大原敬子:
要するに、離婚をするとか優柔不断なあなたに、一つのね?
相談者:
ですね、ほんと、やっぱり・・
大原敬子:
投げかけた時に、あなたが動くでしょ?さざ波のように。
相談者:
はい
大原敬子:
それを見て、この人の感情を、奥さん、キャッチするっていう。
相談者:
うん
大原敬子:
そういう夫婦関係だと私は思ってるんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
で、奥さんは今、もうあなたの反応は分からないの。「そうですねえー」とか。
相談者:
・・
大原敬子:
「生きてんの?死んでんの?あなた」って感じに、奥さんはなってるんです。
相談者:
はい・・
大原敬子:
「どうしてこうなってんのよ?」って言うんですけども、
相談者:
うん
大原敬子:
本来奥さん自身が、あなたみたいなタイプが奥さんには一番合ったんですね。
相談者:
うん
大原敬子:
で、「帰ってこないでくれ」ってのは、離婚する女は絶対言わないです。
相談者:
うーん
大原敬子:
いいですか?それであなたはその、りこ、「帰ってこないでくれ、離婚する」っていう言葉をあなたは鵜呑みにするタイプのあなた。
相談者:
はい
大原敬子:
で、今度あなた自身です。車に乗って、そのお、コインランドリーに行って、会社に行って。つまりあなたの取ってるものは、現実を受け止めるのが怖い。逃げるんですね。逃げて逃げて逃げ伸びれば、何とかなるんだろってのがあなたの性格なんです。
相談者:
うーん、よく言われます。
大原敬子:
そうですか。逃げると避けるが違うんですけども、
相談者:
うーん
大原敬子:
あなたの場合は、さ、結婚当初は避けていたんです。
相談者:
うーん
大原敬子:
ちょっと都合が悪いと避けるんです。
相談者:
うん
大原敬子:
今もう完全に、逃げる形になってるんです。
相談者:
うん
大原敬子:
さざ波が起きなければ良いってのがあなたの人生観なんですね。
相談者:
うんうん
大原敬子:
当初から。
相談者:
うーん、ですね
大原敬子:
どうですか?ここまで。
相談者:
はい
大原敬子:
避けて、逃げたんでしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
じゃあ、ちょっと、ああ分かってきた。じゃあね?あなた今の話を聞いて、僕は次にどうすればいい?って自分は考えた?
相談者:
えー、
大原敬子:
うん
相談者:
その、はな、話を、
大原敬子:
うん
相談者:
向き合って・・
大原敬子:
どういう向き合い方?頑張れ!なんだと思う?どういうこと?
相談者:
ま、向き合ってちゃんと話(はなし)しないと、いけないですね。
大原敬子:
流石に、す、営業マンじゃない。あのね?
相談者:
いえ・・
大原敬子:
その、ちゃんと向き合うのにはね?
相談者:
はい
大原敬子:
「僕は今まで、避けていた。電話をしなかったよね」って。
相談者:
はい
大原敬子:
「あれ僕は避けていたんだよ」って。「でも君から別れるって突き、つけ、られた時に、」
相談者:
はい
大原敬子:
「僕は逃げたんだよ。」
相談者:
ええ
大原敬子:
「何故逃げるか分かる?」って。「長年結婚した中で、僕の弱さを知ってるよね?」って。「僕は判断できないんだ」って。
相談者:
うーん
大原敬子:
で、「好きだっていうことも、君に訴えられないんだ」って。「避ける、逃げるは、君からしたら信じられないけども、僕流のやり方だ」と(笑)、捨てられたくないという、
相談者:
うーん
大原敬子:
気持ちが強いんだってことが、現実のあなたの心なんです。
相談者:
うん
大原敬子:
そこで初めて、奥さんが、あなたに言います。いろんなことを。もう溜まってて堰を切ったこと言います。
相談者:
うん
大原敬子:
そして、もっとないか?もっとないか?って聞くんです、逆に。
相談者:
うん
大原敬子:
それを全部出し切った時に、人間って、子供でもそうですけども、もう泣き払った時に、スッキリするんですよ。
相談者:
うん
大原敬子:
奥さまに、それをさすのは、全部の中に溜まってるものをね?出すことの、役目があなたの愛なんです。
相談者:
は・・
大原敬子:
分かります?
相談者:
はい
大原敬子:
できますか?
相談者:
はい
大原敬子:
できる?
相談者:
できます。
大原敬子:
うわ。そしたら是非ね?今日、明日、あなたエネルギーが出、た時です。
相談者:
はい
大原敬子:
車の中に入って、コインランドリーしながら、何で自分はこういうことしてるのかな?と思いながら、
相談者:
うーん
大原敬子:
今日行こうか?明日行こう?溜めるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
溜めて、溜めて、奥さんの、ところに行って、叩かれても、
相談者:
はい・・
大原敬子:
何しても、僕を、もう一つの自分を作ろうと思って、
相談者:
はい
大原敬子:
頑張っていただきたいなと思うんですけど、いかがですか?
相談者:
はい、はい、ありがとうございます。
大原敬子:
ほんと?先生、いかがでしょうか?
(再びパーソナリティ)
やっぱり生きていくっていう事は、みんな戦ってるよね…今回の放送、主人と85才の女帝気取りの姑に聞かせてやりたいけど、聞いても理解できる人間ではないので…特に女帝気取りの姑は…
逃げて逃げて逃げ惑ったあげく辿り着くのは、無気力…コミュニケーション能力の喪失…その通りだね…
私が相談者の友人で話を持ちかけられたとして答えたとしたら、先生達の答えとは月とすっぽんの差が出るだろうなあ。
ほんとツボに嵌ったときの先生の答えを聞いてると、感動さえする。