続編。リンゴ園の存続に策を巡らすオヤジ。転売制約付けて土地売却は可能か?

テレフォン人生相談 2016年12月10日 土曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大迫恵美子(弁護士)

相談者: 男67歳 妻68歳夫婦で農業経営 別居の長男42歳独身 長女39歳 次女38歳 二人共既婚

今日の一言: 自分の生きた証を得たいというのは人間の根源的な欲求です。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ・・はい、よろしくお願いします。

加藤諦三:
はい、最初に、年齢教えてください。

相談者:
えーと67歳。

加藤諦三:
ろく・・

相談者:
わたし67歳で、

加藤諦三:
はい

相談者:
妻が68歳で、

加藤諦三:
はい

相談者:
農業やってます。

加藤諦三:
・・農業、

相談者:
それで、

加藤諦三:
はい

相談者:
はい。子どもはあ、42歳の長男が、都会に居て、

加藤諦三:
はい

相談者:
独身で、

加藤諦三:
はい

相談者:
でえ、39歳と、38歳の・・娘がいまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
ふたあ、りとも、嫁いで、

加藤諦三:
あ・・そして今、

相談者:
あの、旦那がいます。

加藤諦三:
お二人で、暮しているんですね?、奥さんと。

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
それでどんな相談ですか?

相談者:
あ、実はね、あーん、ちょっと、先に、あの、お話しとくけど、あの・・今あの、うち、あのお・・農業やってるんですけど、

加藤諦三:
はいはい

相談者:
そいで・・「後継いで欲しい」つって、言ったんですけど、もともと・・

加藤諦三:
この42歳の・・息子さんに?

相談者:
あーちゃう、あのお、3人に。

加藤諦三:
あ、3人誰でもいいから、はい

相談者:
「3人で・・ん、継いで」つったら、

加藤諦三:
ええ

相談者:
あの・・「嫌だ」つことで。

加藤諦三:
あ、3人とも、「嫌だ」と。

相談者:
うーん、ほれで、

加藤諦三:
はい

相談者:
それで、わたしも了承しまして、

加藤諦三:
・・はい

相談者:
その・・

加藤諦三:
分かったっていうことね?

相談者:
ほいでえ、その土地を、今あの、よく、Iターンみたいな感じで、

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお、引き受けて、農家、やってくれる人・・おりそうだってことで、

加藤諦三:
はい

相談者:
その人に、売却しようと思って、

加藤諦三:
はい

相談者:
それで、売却う、は、ま・・畑一括で、あの、売却して、

加藤諦三:
「売却して」もう売却したんですか?

相談者:
あいえー、まだまだ、

加藤諦三:

相談者:
そういう、そういう話を進めたいっつうとこなんですけど。

加藤諦三:
あ、売却するこ、「話を進めたい」はい、分かりました。

相談者:
うん。進めたいんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
それは何とかなりそうなんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
相談は、その先のことで、

加藤諦三:
はい。要するに・・

相談者:
そこへ・・

加藤諦三:
進めたいということは、もう、子どもも・・跡を継がないし、

相談者:
はい

加藤諦三:
そのことをみんな了解してるしい、

相談者:
はい

加藤諦三:
これからも、自分の、そのお、農家としてやって来た・・田畑を全部、

相談者:
うん

加藤諦三:
売りたい。

相談者:
売って、売って、そのお、その人と一緒に・・わたしがあの・・今度手伝うって形で、

加藤諦三:
あー、はあ

相談者:
働かしてもらうっつう形で、

加藤諦三:
あー、あなたの方が、い、今の土地に・・

相談者:
は・・そういうかた・・

加藤諦三:
あじゃ、今の土地はそのままにしておいて、ということね?

相談者:
うん、そう、そうしないと、話はまとまんないといって、

加藤諦三:
要するにもう・・あのお、ビジネスのありば、オーナーが代わると。

相談者:
はいはいはい

加藤諦三:
で、あなたが・・そこで働くということですね?

相談者:
そうそう、働かしてもらうっつ形を・・

加藤諦三:
はい

相談者:
形とらんと、

加藤諦三:
はい

相談者:
売却つっても、そんなに・・あの、金額をね、一度に払える人いないもんで、

加藤諦三:
はいはい

相談者:
それでえ、まあ、そこの、売上からあ・・売却代金を、払ってもらうっつ形に、しようと思って、

加藤諦三:
あー、はいはい

相談者:
そういう話だったら割り合いと、

加藤諦三:
はい

相談者:
割り合いと、上手くまとまるらしいっつう、ことで、

加藤諦三:
はい

相談者:
そういうことにしようと思ってるんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
わたしの希望としては・・売却した、人が、また、子どもがおって・・今度また、跡継ぎ、があんですよね。

加藤諦三:
はい

相談者:
どうするか、なるですよね。

加藤諦三:
はい

相談者:
その時に・・もし、その子どもがあ、跡継ぐの嫌だって、おんなしようになった場合に、

加藤諦三:
はい

相談者:
このお、土地を、一括でえ、

加藤諦三:
あ、う、「おんなしようになった場合に」とい、言っても、その話は、まだ・・現実に、売却の話は進んでないわけですね?

相談者:
ない、ないけれどお、

加藤諦三:
はい

相談者:
その先を、はん・・

加藤諦三:
はい

相談者:
考えて、

加藤諦三:
はい

相談者:
・・あのお、また・・一括で、売却して、

加藤諦三:
はい

相談者:
その、なんか家族かなんかで、そのまたそこを・・経営してもらうっつう、そういう条件を付けてえ、

加藤諦三:
は・・

相談者:
売却したいと。

加藤諦三:
はい

相談者:
じゃ、法律的に、そういうことは、あの、可能かどうかってことをお聞きしたいんですけど。

加藤諦三:
あ・・可能かどうかってこと、ことですか?、今は、要するにあなたが所有者ですから、

相談者:
あ、はい

加藤諦三:
それを売ること自体には法律的に当然問題ないですね?

相談者:
うんな問題ない、うん

加藤諦三:
ただ・・

相談者:
あん、次の代に移す時に、

加藤諦三:
うん、次の代の、

相談者:
に移す時に、

加藤諦三:
はい

相談者:
子どもがあ・・跡にしないっつうのは、もし、有り得ることなので、

加藤諦三:
はい

相談者:
その時にまた、わたしみたいに、

加藤諦三:
ええ

相談者:
一括う、で、やってくれる人を探してくれるっつう、

加藤諦三:
あ・・

相談者:
そういう条件を付けたい、と。

加藤諦三:
要するに・・買う人に、

相談者:
うん

加藤諦三:
条件を付けると。

相談者:
うん。そういう、ことが、可能かどうか・・

加藤諦三:
そういうことが、あのお・・可能かどうかですね?

相談者:
ええ

加藤諦三:
たまたま買ってくれる人がその条件に合えば、問題ないけれどもお、

相談者:
うーん

加藤諦三:
最初っから・・売りに出す時に、そういう条件を付けて売りに出したいっていうことね?

相談者:
そうそうそうそうそう・・そういう、ことが、可能かどうかっつことをお聞きしたい。で、ま、とりあえず、わたしの、今のある土地を、

加藤諦三:
はい

相談者:
買い取って、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、や、やってくれるっつ人は・・なんとか、おりそうな気がするんです。

加藤諦三:
あ、あのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたがあ、誰かあのお、売却するっても、お金がすごく、く、高いのでね?

相談者:
はい

加藤諦三:
という、ことを言ってる、売却の額は・・

相談者:
それはうん、それは、

加藤諦三:
おおよそ、どのぐらいのものなんですか?

相談者:
いやも・・

加藤諦三:
ま、正確じゃなくても、もちろん、

相談者:
家も、入れれば、3000万か、そのぐらいだけど、農業農務でね、

加藤諦三:
はい

相談者:
それだけの、金を、動かすっつうことはね、

加藤諦三:
はい

相談者:
ちょっと、至難の業だもんで、

加藤諦三:
はい

相談者:
そなもんで、それは、毎年の、う、売上から、少しずつ返してもらうっつ形で、

加藤諦三:
はい

相談者:
やれば・・それは可能ですよ・・

加藤諦三:
「毎年の売り上げ」って、売上は要するに、農、農業自身は、今まで通り、あなたがそこで働いて・・いるわけですよね?

相談者:
うーん、ま、最初はあ・・農業やったことない人だったら、見てやらなきゃないもんでね?

加藤諦三:
うん

相談者:
あの、それで・・一緒に働くんだけど、

加藤諦三:
ええ

相談者:
それであとは、わたしが・・手伝いをするって形で、

加藤諦三:
はいはい

相談者:
給料もらうっつ形で、

加藤諦三:
はい

相談者:
あ、オーナーになってやってもらって、

加藤諦三:
はい、要するに、

相談者:
それ・・

加藤諦三:
所有者が代わると。

相談者:
はい、それで・・

加藤諦三:
はい、でこの所有者が代わる時に、それに、条件を付けるっていうことは、法律的に可能かっていうことですね?

相談者:
そうです、そういうことなんです。

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
今日はあの、スタジオに、弁護士の、大迫恵美子先生がいらしんので、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

相談者:
すいません、お願いします。

(回答者に交代)


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