両親亡くなって、子ども時代の関係に戻った60代の姉妹ケンカ
テレフォン人生相談 2016年12月19日 月曜日
実の姉が口やかましく上から目線のため姉妹の関係がうまくいかない。どう付き合えば?
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 女62歳 夫65歳 二人の子どもは独立している 別居の姉64歳家庭持ち子どもと孫もいる 実父と継母は4年前に他界 実母とは生き別れ
今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、お願いします。
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
今日のご相談は何ですかあ?
相談者:
えっとお、わたしとお、姉の、との関係です。お願いします。
今井通子:
はい。あなたはおいくつ?
相談者:
わたしは62歳。
今井通子:
62歳。
相談者:
はい
今井通子:
ご主人いらっしゃいますか?
相談者:
はい、65歳。
今井通子:
お子さんは?
相談者:
子どもは2人いて、2人共独立しております。
今井通子:
はい。それであなたのお、
相談者:
うん
今井通子:
本当のお姉さん、義理じゃなくて。
相談者:
あ、そうです。はい
今井通子:
本当のお姉さんおいくつ?
相談者:
64歳です。
今井通子:
64歳。
相談者:
はい
今井通子:
あなたのお、
相談者:
うん
今井通子:
ご、ご実家っていうか、お家はあ、
相談者:
ええ
今井通子:
お姉さんとあなたとお二人だった?
相談者:
そうです。
今井通子:
子どもの時から。
相談者:
ええ
今井通子:
はい。で、お姉さんとの関係がどうなりました?
相談者:
えっとお、父、母が、4年前に亡くなり、それからあのお墓参りと称して、月2、3回、来ては、何ていうのかしら、お墓んの、お掃除のやり方とか、わたしの、足の上げ下げ、それからあ、「声が大きい」とか、「同じことを何遍も言うな」とか、もう、買い物お、しようと思うと、「そんなの止めときなさい」とかいう、どうしても上から目線で言われるのが・・どうも、わたしには、ストレスう・・と感じてしまうんですよね。
で、自分は、「ストレスの解消だ」とか言って・・家に現れては色々言ってくんだけども・・どうもそれがね、わたしには・・ストレスになってしょうがないんだけども、わたしの・・気持ちはどういう風に、持って行けばいいのかしらと思いまして。
今井通子:
で、あのお、先程、「お父さん、お母さん」
相談者:
はい
今井通子:
「が、4年前に」
相談者:
はい。
今井通子:
「亡くなった」っておっしゃいましたよね?
相談者:
はいそうです、そうです。
今井通子:
これ、ご夫婦ご一緒だったの?
相談者:
一緒ではないんですけども、ほんの・・1週間、空いて、亡くなっちゃったもんで・・病気で。
今井通子:
お二人共病死?
相談者:
そうです、病死です。
今井通子:
あそうなんですか。
相談者:
お母さんは、え、2年間、出たり入ったり病院してたんですけど・・父親は、あのお、ホントに・・病院行ったら「もう24時間の命です」ってことで、もう、ホントに急に亡くなっちゃったんですよね。
今井通子:
あらあ・・そうですか。
相談者:
もう、病院・・行ってから。
今井通子:
そして、そのお、4年前に亡くなりましたあ。
相談者:
ええ
今井通子:
その時、からあ、
相談者:
ええ(涙声)もう・・
今井通子:
えーっと、1か月に一遍お姉さんから・・
相談者:
うん、う、ん、2回か3回です。
今井通子:
1か月に2から3回?
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
で、往復う、1時間半から2時間掛けてはやって来ては・・お墓参りしてます。
今井通子:
で、ちょっと待って、その前に、
相談者:
うん
今井通子:
そのお父さまお母さま亡くなりましたが、
相談者:
はい
今井通子:
その・・あなたがそこのご実家に住まわれてるの?
相談者:
え、そうですそうです。
今井通子:
あーなるほどね。
相談者:
うん、わたしが・・
今井通子:
なので、
相談者:
跡を取って、姉はお嫁に、長男の方、とこへお嫁に行ったんですね、恋愛結婚でね。
今井通子:
はい、あ・・
相談者:
で、わたしは次女で、
今井通子:
うん
相談者:
あのお・・「家におって欲しい」っていうことで親の希望、通りうち、養子もらいまして、わたしが親と一緒に住んで、いました。
今井通子:
うん、あーなるほどね。
相談者:
ええ
今井通子:
そういうことなんですか。
相談者:
ええ
今井通子:
そうするとお・・その、
相談者:
で、父は自分の父なんですけど、母は、わたしが10歳、姉が12歳の時に、来てもらいました。2度目の母です。
今井通子:
あー
相談者:
ええ・・#$%◆
今井通子:
その2度目の母っていうのは、あの、あなたの実母の方は亡くなっちゃったの?
相談者:
いえ、あのお、わたしらを置いて・・離婚したんです。
今井通子:
あー
相談者:
うん
今井通子:
まい、ぜん、人生いろいろありましたね。
相談者:
ありました。
今井通子:
はい
相談者:
ホントにありました。
今井通子:
それで、
相談者:
ええ
今井通子:
えー、4年間の間、
相談者:
うん、もうずーっと、
今井通子:
2から3回、い、1か月にいらして・・
相談者:
うん来ては、あのうーん、そうそう「お墓の掃除の仕方が悪い」
今井通子:
おは・・うん
相談者:
「声が大きい」
今井通子:
うん
相談者:
「同じことを何遍も言うな」
今井通子:
うん
相談者:
「髪の毛の、色を、そんな真っ黒くしちゃあかんで、赤く染めよ」とか、買う物、「そんなの止めときなさい」とか、子どもに何か買ってあげたくても、孫に買ってあげたくても、「そんな止めときなさい」とか・・どうしてもこう・・言って来るんですよね。だから、
今井通子:
それは何あのお、ご一緒にお墓に・・
相談者:
そうそう
今井通子:
お参りに行ったとき?
相談者:
そうです。そうです。ええ、いつも行くんですよ。
今井通子:
うん
相談者:
来た時には、必ずお墓に行って、
今井通子:
うん
相談者:
うん、上から順番に・・お掃除しなきゃいけない、
今井通子:
ええ
相談者:
水はちゃんとこうしなきゃいけないっていうことでね。
今井通子:
ええ、で、それ
相談者:
もう、きっとお、教えてあげるって立場なんでしょうね。上から、
今井通子:
うん
相談者:
上の、ものとしてはね。
今井通子:
これってえ、
相談者:
うん
今井通子:
あなたが、
相談者:
うん
今井通子:
まだ、結婚する前とか、
相談者:
はい
今井通子:
お姉さんと、
相談者:
うん
今井通子:
あなたの関係は、
相談者:
うん
今井通子:
お姉さん上から目線だったの?
相談者:
そうです。そう、よく考えれば、あ、昔からそうだったなあ、と思います。
今井通子:
なるほど。
相談者:
うん
今井通子:
うん
相談者:
あのお、シャンプーするにシャワーかけてあげても、あの・・「掛け方が悪いで、目にシャンプーが入るで」つって怒られてはね。
今井通子:
うーん
相談者:
昔は銭湯だったんですけど、それでも、大きい声で、みんなのおる前で怒られました。
「あんた、何か知らんけど、よく怒られてたね」なんて・・昔を知る、おばあちゃんやなんか言ってくれるんですけどね。
今井通子:
あー、なるほど。
相談者:
うん、うんどこ行っても、そうです。
今井通子:
じゃ、お姉さんの性格は変わってないっていうこと?
相談者:
そうですね、そうよく、考えたら、変わってないなあ、小さい時からずーっと、わたしになんか言ってるなあ、と思います。
今井通子:
うーん
相談者:
うん・・おや・・
今井通子:
じゃあ、お、お姉さんの、ご主人は、どう考えてると思う?
相談者:
うーん、多分・・おんなじだと思います。1個言えば、10(とう)ぐらい返って来る人だからあ、
今井通子:
うん
相談者:
大人しくしてるね、やっぱりね。
今井通子:
うふふ(笑)
相談者:
あまり、あ、口答えしない・・か、
今井通子:
あ、そう
相談者:
い、たまに言って喧嘩してる、みたいだけども、
今井通子:
う・・
相談者:
仲は良くないね、やっぱりね。
今井通子:
ふふふ(笑)
相談者:
うん
今井通子:
あーそうなの?ほほ(笑)
相談者:
もう、キツいからね。
今井通子:
うん
相談者:
うーん
今井通子:
で、その、
相談者:
うん
今井通子:
お墓参りには、
相談者:
うん
今井通子:
2、3回は、お姉さん一人でいらっしゃるの?
相談者:
いえいえわたしと一緒に行くのよ。
今井通子:
いやいや、違う違う違う違う。
相談者:
ん?
今井通子:
あの・・えーと、お姉さんのお家から、あなたの、お家へは、
相談者:
うん、え、来て・・一人・・
今井通子:
来られるのは、一人で来られるの?
相談者:
そうですそうですそうです。
今井通子:
あー
相談者:
うーん、「邪魔だ」とか言ってね、もうお義兄さん・・たまには来ますけどもね。
今井通子:
うん
相談者:
あのもう・・ほとんど一人ですね。
今井通子:
あー
相談者:
たまにお義兄さんも来ますけどね。
今井通子:
はい。で・・お姉さんの方は、
相談者:
うん
今井通子:
いい気分になって帰る?
相談者:
そうですね。
「わたしのストレスの解消、法」だとか言って、
今井通子:
うふふ(笑)
相談者:
いい気持ちで帰るのよね。
今井通子:
ふふ(笑)
相談者:
でも、わたしからしてみれば(苦笑)
今井通子:
ふふ(笑)
相談者:
もう、おい毎度のこと、怒られっぱなしで(苦笑)もう、足の、箸の上げ下げから、もうずーっと怒られっぱなしです。ほーんとに。
今井通子:
お姉さん、そんなにしっかりしてる人なの?
相談者:
しっかり・・っていうのかね、あーいれば・・うーん、もう言いたいことは・・
今井通子:
あ、あなた、あなたが見てえ、
相談者:
うん
今井通子:
お姉さんの、
相談者:
うん
今井通子:
ちょっと・・ルーズなところとかあ、
相談者:
うーん
今井通子:
注意してあげたくなっちゃうようなところはないの?
相談者:
うーん、そうですよねえ、もう、思ったことはパッパ言えるから、もうちょっとお、の言葉・・言わんどいて・・おけばいいのになっていうのもありますよね。
今井通子:
あそ、うん、よ、要するにお姉さん言い過ぎだと。
相談者:
んそう。
今井通子:
そういう欠点はあるけど、
相談者:
うん
今井通子:
他はもうお姉さんの方が完璧にできてる?
相談者:
いー、完璧かねえ?
今井通子:
ふふ(笑)
相談者:
ふっ(笑)どうかしら。
今井通子:
(笑)
相談者:
(笑)
今井通子:
なるほど。
相談者:
完璧ではないですよ、親と一緒に住んでも、親を・・出した、たりして。ねえ。
今井通子:
あー
相談者:
うん別に。
今井通子:
あっ、お嫁行った先の、
相談者:
さき
今井通子:
ちょう・・お義父さんお義母さんを、
相談者:
うん
今井通子:
お、親を出しちゃったの?
相談者:
そうです。
今井通子:
おー
相談者:
一緒に、お家を・・建てて、
今井通子:
うん
相談者:
一緒に払っとる状態だったから、強くなっちゃったのかしらね?
今井通子:
うん
相談者:
「わたしも払っとる」っていう形でね。
今井通子:
ええ
相談者:
ええ
今井通子:
で、そのお義父さんお義母さんは、
相談者:
あ、亡くなりました。
今井通子:
ああ、も、あーなるほど。
相談者:
10年、ぐらいになるのかしらね。
今井通子:
うん
相談者:
よく分からんけど。
今井通子:
なるほど。
相談者:
うん
今井通子:
お姉さんのところの、
相談者:
うん
今井通子:
お子さんたちは、
相談者:
うん
今井通子:
お・・
相談者:
長男は、遠くにお家建てちゃったし、
今井通子:
うん
相談者:
次男は近くにいるんですよね。
今井通子:
なるほど。
相談者:
んで、行き来はあるんですよね。
今井通子:
あー
相談者:
うーん
今井通子:
お孫さんもいるんでしょ?
相談者:
いむ、います。
今井通子:
・・ま、そっちの方にもじゃあ・・行って色々指導してんですかね?
相談者:
うーん、な、あまり、ゆ、そこはやっぱりい・・ぐっと抑えて・・言わないみたい。
今井通子:
あ、そう
相談者:
うん、草ボーボーでも、「わー、凄いや」っていう、とくらいで。
今井通子:
あー
相談者:
「手伝ってあげれば、抜いてあげれば?」って言うんだけども、
「そんなことしたくない」とか言って。
今井通子:
うーん
相談者:
うーん
今井通子:
なるほど。
相談者:
そこはこう、ぐっと、言える人には言って、言え・・
今井通子:
(苦笑)
相談者:
ない人には(苦笑)言わない。
今井通子:
言わない(苦笑)はい
相談者:
もう、なんか、使い分けてるような感じ。
今井通子:
ん
相談者:
この人、言っても大丈夫っていう人は、言って。
今井通子:
うーん
相談者:
うーん
今井通子:
なるほど。
で、今日のご相談は、
相談者:
うん
今井通子:
そうすると?
相談者:
わたしい・・は、どういう気持ちで、こういう・・ずーっと、いつまで続くか知らないけども、ひと月に2、3回来る姉との付き合い方は・・どういう気持ちで・・もう、この人、諦めるしかないのかしら?
今井通子:
付き合い方というのは・・やり過ごし方みたいなこと?
相談者:
そうですね。
今井通子:
うーん
相談者:
うん
今井通子:
攻略するつもりはないわけね?
相談者:
え、もう・・も、勝てないと思ってるから。
今井通子:
なるほど。分かりました。
相談者:
はい
今井通子:
今日はですね、
相談者:
はい
今井通子:
三石メソード主宰で作家で翻訳家の三石由起子先生がいらしてますので、
相談者:
はい
今井通子:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい、すいません。おねが・・
今井通子:
先生、よろしくお願いしまーす。
(回答者に交代)