両親亡くなって、子ども時代の関係に戻った60代の姉妹ケンカ

(回答者に交代)

三石由起子:
はい、えーとねえ、

相談者:
はい

三石由起子:
あなたが、い・・自分の中でねえ、

相談者:
うん

三石由起子:
優越感を一つ持つのはどうですか?

相談者:
あー分かりまし・・

三石由起子:
あのね、あなたも、自分で分かってるように、

相談者:
うん

三石由起子:
自分は・・こう、言える人だってえ・・いうことでしょ?

相談者:
ええ

三石由起子:
要するに、あね、あ、お姉さんから見ればね。

相談者:
そうです、そうです。

三石由起子:
だ、言えるってことはあ、

相談者:
うん

三石由起子:
やっぱりまあ、キャパが大きいっていうのもなんだけども、

相談者:
うん

三石由起子:
あの、姉としては楽う、なんですよね、

相談者:
ええ

三石由起子:
妹、子分みたいなもので、なんぬ、

相談者:
そうです。

三石由起子:
そしたらねえ、

相談者:
ええ

三石由起子:
そこにつけ込んでねえ、

相談者:
ええ

三石由起子:
もうちょっとぼんやりしてやれば?

相談者:
あー

三石由起子:
あのね、あなたはね、多分、気が・・付き過ぎるんだね。

相談者:
あー

三石由起子:
あーこんなこと言われちゃった、あんなこと言われちゃった、また言われちゃったみたいに。

相談者:
ええ、そうです。

三石由起子:
うん、もうね、半分くらい、

相談者:
うん

三石由起子:
聞いてないっていうかさ、

相談者:
ははっ(笑)聞いてない・・

三石由起子:
あの、き、聞いてない振りしなくてもいんだけど、

相談者:
う、うんー

三石由起子:
あのお・・

相談者:
聞いた振りして?

三石由起子:
うん、いやいやいや、だ、「わたしちょっと何言われても分からないのよ」とかね?

相談者:
うん

三石由起子:
煙(けむ)に巻くんですよ。

相談者:
あー

三石由起子:
うーん

相談者:
なるほど。

三石由起子:
な、うん、本当に嫌だったらあ、

相談者:
うん

三石由起子:
手はいくらでもあるじゃないですか。

相談者:
ええ

三石由起子:
会わなくするような手は。

相談者:
そうですね、#$%◆

三石由起子:
でもあなたはそれは寂しいわけだから(苦笑)

相談者:
そうです。

三石由起子:
そ・・(笑)

相談者:
来ないのも寂しいのよ。

三石由起子:
でしょ?

相談者:
ええ

三石由起子:
だからね、もうね、優越感を、持つしかないと思うんだけど、

相談者:
ええ

三石由起子:
多分あの、「羨ましいでしょ」みたいなことをね?

相談者:
あー

三石由起子:
うん、あ、ん、あのお、口に出しちゃダメですよ。

相談者:
えー、で、うーもちろん。

三石由起子:
「羨ましいでしょ」なんて言うとお、

相談者:
うん

三石由起子:
カっと来ちゃうからあ、

相談者:
そうですそうです。

三石由起子:
そうだから、心の中でね、

相談者:
うん

三石由起子:
ああ、きっとお、

相談者:
うん

三石由起子:
姉はあ、わたしのことが羨ましいんだなあ、くらいに。

相談者:
あええ

三石由起子:
うん、どこに行ってもね、

相談者:
うん

三石由起子:
煙ったがられてね、

相談者:
ええ

三石由起子:
あー、あ、命の洗濯に来てるんだなあ、っていう風に、

相談者:
うん

三石由起子:
一つ、高みい、でね?

相談者:
うん

三石由起子:
付き合ってやればいいと思うんだけど、

相談者:
あー

三石由起子:
あなたはほら、姉だと思うから、

相談者:
あえ

三石由起子:
妹として、いつも、聞いちゃうのね、色んなこと。

相談者:
えーそうです。

三石由起子:
でも、もーお、

相談者:
うん

三石由起子:
お互いに、

相談者:
うん

三石由起子:
違う家庭を持って、

相談者:
ええ

三石由起子:
長く経ってるわけだから、

相談者:
ええ

三石由起子:
心の中で余裕って持てると思うんですよ。

相談者:
ええー

三石由起子:
うんだから、いやあ、姉はこんなこと、き、ん、ん、来てね、

相談者:
ええ

三石由起子:
わたしに何か言うだけがあ、

相談者:
うん

三石由起子:
発散ん、してるんだなあ、

相談者:
そうです。

三石由起子:
可哀想に、っていう風にね。

相談者:
ええ

三石由起子:
それを心の中でね、

相談者:
ええ

三石由起子:
心の中で思ってればいいと思うんですよ。

相談者:
ええ

三石由起子:
んでね、

相談者:
ええ

三石由起子:
あーでもない、こうでもないってね、

相談者:
ええ

三石由起子:
あのお、まあ、お姉ちゃんが言った時にね、

相談者:
ええ

三石由起子:
でもお、あなた別に、夫から言われてないわけじゃない。

相談者:
ええそうです。

三石由起子:
お、お、だからあ、だ(笑)あのお、夫がいいって言うんだから、

相談者:
ええ

三石由起子:
いいでしょう、みたいな気持ちになれるじゃない?

相談者:
ええ

三石由起子:
姉はこんなこと言うけども、

相談者:
ええ

三石由起子:
うちの亭主はこのわたしがいいと言ってるのよお、

相談者:
ええ

三石由起子:
みたいなこと、思えるでしょ?

相談者:
ええ、思います。

三石由起子:
うーん、だからそれをお、

相談者:
うん

三石由起子:
口に出すと喧嘩になるけども、

相談者:
ええ、そうです。うん

三石由起子:
うん、でも、あー、あのあの、こんなこと言われて、言われるけども、

相談者:
ええ

三石由起子:
夫はわたしのここが好きなんだもんねえ、みたいな、

相談者:
うーん

三石由起子:
ことをね、

相談者:
うん

三石由起子:
心の中で考えて、

相談者:
うん

三石由起子:
あの、いちいち何か言われた時にい、

相談者:
うん

三石由起子:
いちいち優越感を感じる、

相談者:
あー

三石由起子:
そういうふうに、

相談者:
うん

三石由起子:
あの、決めるのね。

相談者:
ええ

三石由起子:
うん。あの姉に何か一つ注意されたらあ、

相談者:
ええ

三石由起子:
一つ、嬉しがろうみたいに。

相談者:
あーあ

三石由起子:
あ、そういうことは、うちの亭主はこれがいいって言ってるんだもんね。みたいなこと、

相談者:
えええ

三石由起子:
心の中で思うの。

相談者:
あ、#$%◆

三石由起子:
そうすっとね、8割以上はね、

相談者:
ええ、

三石由起子:
消えて行きますよ。

相談者:
あー分かりました。

三石由起子:
うーん、あの右から左にね。

相談者:
ええ

三石由起子:
で、可哀想じゃない。

相談者:
うん

三石由起子:
だから、1か月に2回も来るってことはさ、

相談者:
えー

三石由起子:
お姉ちゃんはよっぽどね、

相談者:
ええ

三石由起子:
ストレス溜まってるのよ。

相談者:
そうなんですよね。

三石由起子:
うん、それをお、

相談者:
ええ

三石由起子:
あなたんとこに来て、

相談者:
ええ

三石由起子:
「あーストレス解消できたわ」って言うんだから、

相談者:
ええ

三石由起子:
素直っちゃ素直だよね。この人。

相談者:
ええ、そうですよね。

三石由起子:
そうでしょ。

相談者:
言うんだからね(笑)確かに。

三石由起子:
うん、そう言うんだから。

相談者:
ええ

三石由起子:
ね、だからさ、やっぱりそれは、

相談者:
ええ

三石由起子:
妹として、

相談者:
ええ

三石由起子:
子どもの時に戻っちゃうと思うんだけど、

相談者:
ええ

三石由起子:
戻るから間違いでね?

相談者:
あー、そう・・あー

三石由起子:
そうよ、あのお、だって、結婚しても40年ぐらい経つんだからさ。

相談者:
経ちます。はい、経ちます。

三石由起子:
うーん、だから価値観が全然違うわけですからあ、

相談者:
ええ

三石由起子:
えーと、一緒に育ったあ、

相談者:
うん

三石由起子:
より、半・・倍以上も、

相談者:
うんうんもう倍です。

三石由起子:
違う価値観で、来てるんだから。

相談者:
ええ

三石由起子:
いちいちその、あの、子どもの頃に、

相談者:
ええ

三石由起子:
こう、心を戻さないでさ。

相談者:

三石由起子:
うーん、あーこんなこと、まだ言ってんのかみたく、だけどこれがいいって言ってるんだもんね、って思えるじゃん。

相談者:
うんえ

三石由起子:
うん。思おうと思えば、

相談者:
はい

三石由起子:
全部思えますよ、きっと。

相談者:
あー

三石由起子:
こ、だってきっとこのお姉ちゃんも、すんごい素直な人だと思うから。

相談者:
あええ

三石由起子:
あのお、思ったこと、みんな言うだろうから。

相談者:
そう、みんな言ってるんです。

三石由起子:
うん、だから、それえ、を、いちいちね?

相談者:
ええ

三石由起子:
だけどこれが好きなんだもんね。みたいなことをさ。

相談者:
えー

三石由起子:
あとで懐かしくなるよ、あんな60代の頃は、ホントに(苦笑)嫌で、二人で行ったなーなんて、

相談者:
はは(笑)

三石由起子:
月に2回もね、

相談者:
うーん

三石由起子:
その度に嫌な思いしたけど、なんてことをね、

相談者:
うーん

三石由起子:
ま、あと10年も経てばさあ、

相談者:
うん

三石由起子:
やっぱり思うんじゃない?

相談者:
そうですね。

三石由起子:
あんな風には、シャカシャカ行けなくなったなあ、とか、

相談者:
そうですね。

三石由起子:
うーん

相談者:
うん、いつまでも続くとは思ってないけども、

三石由起子:
うーん

相談者:
さすがにもう4年も続くと、もう

三石由起子:
うん

相談者:
段々わたしもくたびれて来ちゃって、

三石由起子:
うん、だから、4年は、

相談者:
うん

三石由起子:
ちゃんと、いい・・子の、妹でいたんだから、

相談者:
ええ

三石由起子:
あん、もう、後はさ、

相談者:
ええ

三石由起子:
妹でいる必要がないんだから、

相談者:
そうですね。

三石由起子:
うん。できるできる。

相談者:
あ、頑張ります。

三石由起子:
うん

相談者:
うん

三石由起子:
大丈夫大丈夫、ね。

相談者:
はい分かりました。

三石由起子:
うん。はい。

相談者:
はい、どうもありがとうございました。

三石由起子:
はいはい

(再びパーソナリティ)


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