娘と孫のバトルを警察の力で鎮圧する女へ仲裁役の心得
(回答者に交代)
マドモアゼル愛:
はい、どうも、こんにちはあ。
はい、えーっとお、も、ずっとなんか、一生懸命、こちらもね、真剣に聞いてんだけど、何言ってんのか、結局なんにも分かんなくなっちゃってんの。(苦笑)
相談者:
あ、そうなんですかあ
マドモアゼル愛:
うん、要するに、話がなんか分からない。
なのでえ、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
任せた方がいいと思うよ、僕。
相談者:
え!?
マドモアゼル愛:
任せちゃった方がいいと思う。
お婆ちゃん、出てこない方がいいと思う。
相談者:
ああ、(苦笑)そうですか
マドモアゼル愛:
うん、この人が出てくると、物事が混乱する人っているのよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
僕ね、悪いけど、あのお、そういうとこあると思うよ。
相談者:
そおですね
マドモアゼル愛:
うん
そいで、混乱してよ?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
結局、警察呼ぶんじゃあ、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
居なくたって同じじゃない、そしたら。
相談者:
・・そおですね・・
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
そういうことになりますよね・・
マドモアゼル愛:
うん
そんなことしか出来ないんだもん。
それから、じゃ、お父さんに、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
娘さんが、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
暴力振るわれるようなこともあったってことだけども、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そのときはどうしたの?
警察呼んだわけ?やっぱり
相談者:
えーと、呼ばなくてえ、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
あたしはあ、あのお、娘の方にいて、「もうやめて」っていうふうに言いましたね。
マドモアゼル愛:
やめてっていうか、「やめて」は誰だって言うよね、それはね。
相談者:
うーん
マドモアゼル愛:
隣の近所の人なんか言いますよ、それは。
それ以上に、お母さんが自分を守ってくれるという安心感とか、娘さんんに無かったんじゃないの?
相談者:
それもあるかもしれません
マドモアゼル愛:
捨て身がないよね。
捨て身なところが。
相談者:
あー捨て身なね。
マドモアゼル愛:
うん
きっとお嬢さんも・・お父さんの、怖いお父さんとの間で、母さんの捨て身を見たことないんじゃないの?
相談者:
うーん・・
マドモアゼル愛:
ほんとに自分が守られてる安心感なんか・・感謝も無かったんじゃないの?
相談者:
んん・・
もうねえ、あのお、やっぱり、それはね、言っちゃったんですけどね、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
一番、娘にとっては辛いことかもしれないけど・・
「もお、そういうことをしてたら同じだよ」っていうふうに言っちゃったんですね。
マドモアゼル愛:
う、な、同じだよ、って、どういうこと?
相談者:
うん?、だから、あのお、「あなたのお父さんとお」
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
「同じだよ」って、「あなたは」
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
「まったくおんなじなんだよ」っていうことね、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
言っちゃってるんですよね、わたくしが。
マドモアゼル愛:
うんうん、ま、そ、そうだよね
相談者:
うーん
マドモアゼル愛:
だから、母さんに止めに入ってもらいたいんじゃないの?
相談者:
うん、止めに入ってもらいたいんだけどお、あのお、
マドモアゼル愛:
止められないんだよね?でも
相談者:
夫が許せない・・かったのにい、似てるわけでしょ?娘が。
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
てことは娘もお、似てて、ほんとのところは、
マドモアゼル愛:
違うよ、だから、要するに、娘と今度は、息子とやってるわけじゃない?
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
ね?
相談者:
そうそう、うん
マドモアゼル愛:
これは、前で言えば、お父さんと、娘の間の、闘争と同じですよ。
相談者:
んん・・
マドモアゼル愛:
あの、形の上ではね。
相談者:
うーん
マドモアゼル愛:
そして常にあなたが側に居て、
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
今回も同じことやってんの。
「母さん、止めに入ってよ」ってのが本当の、娘の、叫びじゃないの?
相談者:
うーん・・
マドモアゼル愛:
あなた応えてないよ、それに。
相談者:
・・
だから、そう、お、公の機関を使って止めさせてえ、
マドモアゼル愛:
だからあ、
相談者:
うん・・
マドモアゼル愛:
そんなことしか出来ないわけよ。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
それで愛されてると思う?娘は。
相談者:
・・
ん・・◆#$
マドモアゼル愛:
だから、この物語はあ、
相談者:
んん
マドモアゼル愛:
夫とお
相談者:
うん・・
マドモアゼル愛:
そのお、娘さんがあ、前、危機を感じてたことと、似てるよね?やっぱりね。
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
そして、そこにあなたが居たよね?やっぱり
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
そいで、あなたは、やっぱり警察を、呼ぶような、建前のことしか、きっと出来なかったんだよ、若いときも。
相談者:
うん・・
マドモアゼル愛:
その中に娘さんの失意があるっていうのが分かる?
悲しみがあるっていうのは。
相談者:
・・
んん
マドモアゼル愛:
だから今だよ、今、やるしかないじゃない。
どっちがいいとか悪いとかっていう、そういう、建前の話じゃなくて、
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
どちらも愛する存在でしょう?あなたから、お婆ちゃんからすれば。
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
そしたら、何か出てこなくちゃダメだよ。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
結局逃げてんじゃない。
自分の役割から。
相談者:
・・
そおですかあ・・
自分の、やらなきゃいけない、ものが分かってないってことですもんね?
マドモアゼル愛:
自分を捨てて娘を守んなくちゃいけなかった時代があったのよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
今、自分を捨てて、また2人を守って、和解させなくちゃいけない、体当たり精神が必要だったのよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ケンカの仲裁役っていうのは、両方から殴られた方がいい。
相談者:
・・
んん・・
マドモアゼル愛:
そいから、商売の仲裁役のやる人は、絶対一番自分が損しなくちゃ、まとめられない。
相談者:
ふーん・・
マドモアゼル愛:
損する人がまとめられたときに、初めて、仲裁って出来るんですよ。
相談者:
うーん・・
マドモアゼル愛:
だから、まとめられなかったの。
相談者:
そっかあ、やっぱ、自分が一番可愛いってこと、なのね・・
マドモアゼル愛:
可愛いと思いつつ、傷つけてんだよ、本当は。
相談者:
うん・・
マドモアゼル愛:
そこら辺を大変失礼なこと言ったと思うけれども、ん、ま、短い時間でだけども、これはあくまでも、感想なんですよね。
相談者:
うん・・
マドモアゼル愛:
だから、それが、でも、何かきっと、引っ張り出す、何かを、重大なものを引っ張り出す、きっかけになる、可能性はあるのでね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
あえて、うん、話させてもらったんだけれども、
相談者:
ええ
マドモアゼル愛:
そこら辺が、「はぁっ」、と気づくものがない限り、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
娘さんと、息子、やお孫との、仲裁も、きっと難しいだろうし、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
これからの関係復活も、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
また形だけのものになっちゃうような気がする。
相談者:
あー、分かりましたあ。
マドモアゼル愛:
うん
あの、今井先生にちょっと、伺ってみたいと思います。
(再びパーソナリティ)
シングルマザーで、
働きながら子育てがいっぱいいっぱい
というのは、想像できるし、
子どもにイライラして当たってしまうことだって、良くはないけど、気持ちは分かる。
でも、相談者が言うような母親からの言葉を、息子がぶつけられてる事実は、心理的虐待にあたるだろうし、それが今後身体的虐待につながっていく可能性だってある。
介入しないほうがいいという回答であったが、こういう場合、母親を積極的に援助する必要があるのではないだろうか。
心理的に孤立感が強かったりすると、
周りを敵に感じて、自分から助けを求めない可能性もある。
母親に対する「もっとこうしたら?」とか「こうすればいいのに」という気持ちや態度は相手に伝わる。
「いつも働きながら、大変なのに、よく頑張ってるね。何か手伝えることがあったらいつでも言ってね。孫の面倒みるから、たまには、ゆっくりしてきたら。」
母親を労ってあげて欲しい。
頑なな心を溶かしてあげてほしい。
この母親だって、息子を愛する気持ちを持ってる。ただ余裕がないだけ。
母親を認める。
できてないところじゃなくて、
既にできているところを探し、伝える。
相談者が、孫にとっても、
いつでも守ってもらえるシェルターの役割になってほしい。
状況がよくなることを、
心から願っています。