やっと別れられた酒癖悪い夫が癌。関わるのも嫌だが、断ることも出来ない
テレフォン人生相談 2017年5月18日 木曜日
元夫がガンになり、身寄りがないので仕方なく手術に立ち会った。今もこうやって振り回されるのは嫌。自分は冷たいのか?元夫とどう付き合えば?
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女65歳 6年前に離婚 元夫74歳 元夫との間に子ども2人 遠方に住む長男40歳 近くに住む長女37歳
ドリアン助川:
もしもし?テレフォン人生相談ですう。
相談者:
はい、もしもし
ドリアン助川:
あ、よろしくお願いします。
相談者:
はい、よろしくお願いします。
ドリアン助川:
今日どんなご相談ですか?
相談者:
えーと、別れた元夫との関わり方についてえ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
自分の考え、が冷た過ぎるのかあ?、
ドリアン助川:
はい
相談者:
別れたんだからあ、自分の生活を優先してもいいんじゃない、か?、って思っていいのか?っていうところで、はい
ドリアン助川:
はい・・なるほど。
何年前に別れたんですか?
相談者:
えーっと、ろ、くねんぐらい前ですね。
ドリアン助川:
6年前。
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、失礼ですが今おいくつでしょう?。まず、あなたは。
相談者:
えーと、ろ、65歳です。
ドリアン助川:
65歳
相談者:
はい
ドリアン助川:
旦那さ、あ、元、旦那さんは?
相談者:
は(わ)74歳ですね。
ドリアン助川:
74歳
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、6年前に離婚されたということですけど、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー何が原因だったんですか?
相談者:
うーんと、主な原因は、
ドリアン助川:
はい
相談者:
夫のお酒え、ですね。
ドリアン助川:
あ、酒?
相談者:
はい
ドリアン助川:
酒癖が悪い。
相談者:
・・そうですね、あの・・よ、酔っ払い過ぎちゃって、まともな話ができなくなるまで飲む・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
感じ、です。
ドリアン助川:
あー、おー、毎日ですか。
相談者:
・・毎日です。
ドリアン助川:
毎日。
相談者:
はい
ドリアン助川:
あの、若い時はそうでもなかったんですか?
相談者:
・・いや、若いと、き、からあの・・
ドリアン助川:
から
相談者:
わ、あのお、意識なくなるまで飲みはしませんでしたけどお、
ドリアン助川:
はい
相談者:
お酒は好きで、
ドリアン助川:
あー
相談者:
毎日飲んでました。
ドリアン助川:
はい。結婚されたのは、何年、前なんでしょうね?
相談者:
今、から、40年以上前ですね。
ドリアン助川:
40年以上前。
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、ま、でもお互い20代で結婚されて、
相談者:
あ・・そうですね。
ドリアン助川:
それで、もう、も、その頃から、あ、これ恋愛結婚ですか?
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい。えー、あ、お酒は好きな人だなと。
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、旦那さんはどれぐらい飲むんでしょう?
相談者:
あのお・・ウィスキーみたいな強いお酒を、
ドリアン助川:
ハードリカーを。ウィスキーを。
相談者:
うーん、どれぐらいか分からないですけどお、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
分からなくなるまで飲んでます。
ドリアン助川:
分からなくの・・つまり、アルコール依存症ですね?
相談者:
ただ、仕事お、に穴開けるとか、そういうのはないのでえ、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
暴力的なこととかは・・
ドリアン助川:
そういう酒癖は・・
相談者:
ま、物に当たったりはしますけどお。
ドリアン助川:
あ、でも、物に当たるんですか。
相談者:
ま、物にはね。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
思うようにならないと、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
物に当たったりはしますけど。
ドリアン助川:
はい
相談者:
直接人に暴力を振るうとかっていうのは・・ない、かったので。
ドリアン助川:
なかった
相談者:
はい
ドリアン助川:
うーん。で、お子さんは、いらっしゃるんですか?
相談者:
はい。えーっと、長男が、
ドリアン助川:
はい
相談者:
40歳・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、長女が、37歳、ぐらいかな。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい
ドリアン助川:
はあはあは、お二人。
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、このお二人も、そのお父さんが、ぐでんぐでんに酔っ払うとこ見て来たわけですね。
相談者:
ず・・っと見てますね。
ドリアン助川:
ええー、しかしね、
相談者:
はい
ドリアン助川:
あのお、若い頃から、も、ぐでんぐでんになるまで飲んで来られて、
相談者:
ええ
ドリアン助川:
でー、ま、40年以上連れ添ってですよ。
相談者:
ええ
ドリアン助川:
それで、そこでえ、お酒だけが理由で離婚っていうことになったんですか?
相談者:
うんとお、そうですね、あの、15年ぐらい前にい、
ドリアン助川:
はい
相談者:
・・あーの、ま、お酒も原因だったり、なんていうの、気持ちが、全然合わなくなってしまってえ、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
で、15年ぐらい前に一回、離婚、したいっていうことで調停したんですけれどお、
ドリアン助川:
あ、一度調停あったんですね。
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、不調のままでその時にい、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
大きな原因はお酒なのでえ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
お酒の量を、減らすとかって言ってたんですけれど、結局・・やっぱりぐでんぐでんに酔っぱらっちゃう・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
って、自分で、ま、自分が分からなくなるまで飲んでしまう、状態になっちゃってえ・・
ドリアン助川:
あー・・あの、他の、依存ん、はないんですか?、タバコとかギャンブルとか・・
相談者:
は(わ)ないです。
ドリアン助川:
女性とか。
相談者:
も、ないです。
ドリアン助川:
女性ないんですか?
相談者:
はい
ドリアン助川:
うーん、じゃホントにその、お酒で、日常が壊れてくという・・そこお、がまず、うん、理由なんですね?
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
うん・・さ、それで今日の本題に入りますけどもお、
相談者:
はい
ドリアン助川:
そのお、別れた夫との関わり方というとこなんですけどもね。
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー離婚して6年、今何が起きてるんでしょう?、具体的には。
相談者:
えっとお、元夫には、
ドリアン助川:
はい
相談者:
子ども以外に、だから二人の間の子ども以外に身内っていうのが、いないん、ですよ。
ドリアン助川:
はい
相談者:
それでえ・・んと、1年んー、ぐらい前にい・・あの癌、が、見つかってえ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
でえ、まー、あの、
癌のしつ、手術の説明とか、を、誰かあの・・他に「立ち会って欲しい」みたいに医者に言われたっていうことで、電話が掛かって来てえ、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
で、他に誰もいないの分かってるのでえ・・ま、気の毒だから(苦笑)
ドリアン助川:
はい
相談者:
しかも何年も夫婦だったから・・
ドリアン助川:
ええー
相談者:
ってことで、その時は、えっとお、し、都合がつい・・たので、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
一緒に行って説明なんかを聞いたりはしたんです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、その晩はとりあえず、ま・・えっとお、問題なく、過ぎて来てえ、で、最近になってまた別の癌が見つかって、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
で、また「その事前説明に居立ち合ってくれ」っていう電話があったんです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
けれど、今回は、その日に、自分ん、に、自身に用事が入っていてえ、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
なんで、そちらを優先したいので、
ドリアン助川:
はい
相談者:
「ちょっとその日は都合がつかない」と・・
ドリアン助川:
ええ
相談者:
言ったんですけれどお。別れ、た、夫に自分の予定を、崩されること、があ・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
ちょっと、どうしても・・そのお・・嫌っていう言い方は(苦笑)あれなんですけど、
ドリアン助川:
ま、嫌なんですね?
相談者:
ま、そういうことになりますね。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい
ドリアン助川:
だけどあなたのお子さん二人は、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー別れたとはいえ、親子ですよね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
このお子さんにお願いするわけにいかないんですか?
相談者:
で・・あのお、長男がちょっと遠方に家庭を持ってまして、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
今回は、わたしは、あの、「事前の説明に行けない」って言ったら、
ドリアン助川:
はい
相談者:
元夫は長男の方に電話をして、
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、長男があの都合をつけて、来てくれるっていうことになったんですが、
ドリアン助川:
あ、なったんですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
ええ
相談者:
んとお、娘は近くにいるんですけれどお・・あの、ちょっと仲が(苦笑)良くなくて、元夫と。
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、元夫も娘には、頼みにくいっていうことでわたしに電話をして来たん、ですよ。
ドリアン助川:
あー・・
相談者:
で、娘も、「わたしは嫌だ」・・って言うんでえ、
ドリアン助川:
うーん、じゃ娘さんはもうまったく会ってないんですか?、この6年間。
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
ええ・・ご長男は?
相談者:
は(わ)あの、ま、遠方だからこっちへ来た時にい、
ドリアン助川:
はい
相談者:
年ん、に、2回ぐらい、来たときには、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
会ってます。
ドリアン助川:
・・となると、今そのお、お父さん・・一人暮らしのお父さん身内のいないお父さんと、接してるのは息子さん一人ってことになっちゃいますね?
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、あのお、正直に聞きますけどもね、
相談者:
はい
ドリアン助川:
今、その一人でそうなっちゃってえ、んー、でもお、40年は一応連れ添って来たわけでえ、
相談者:
はい
ドリアン助川:
可哀想だな、哀れだなと思う、気持ちはないんですか?
相談者:
それは思います。
ドリアン助川:
思います?
相談者:
うん、だから・・
ドリアン助川:
うん
相談者:
行ったりもしたんですが。
ドリアン助川:
はい
相談者:
ふっと考えるとお、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
酒でじぶ、自分自身が苦しんだのに、
ドリアン助川:
はい
相談者:
その酒が主な原因で癌になっているのに、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
またそこで、わたしが引きずり戻されるのか?っていう思いも、あるんですよ。
ドリアン助川:
うーん・・だけど揺れてるんですね?
相談者:
だから、そうですね
ドリアン助川:
はい
相談者:
揺れちゃいますね。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
んも・・嫌いで別れたんだから絶対知らないわよ!っていう風に自分の気持ちが思い切れれば、
ドリアン助川:
はい
相談者:
悩まないんですけれどお・・
ドリアン助川:
はい。その辺り、の、気持ちを、どう持って行けばいいのか?ということが今日の、ご相談の内容ですね?
相談者:
そうですねえ。
ドリアン助川:
分かりました。
相談者:
はい
ドリアン助川:
今日の先生紹介いたします。
相談者:
はい
ドリアン助川:
幼児教育研究の大原敬子先生です。
相談者:
はい
ドリアン助川:
よろしくお願いします。
相談者:
はい
(回答者に交代)
管理人さん「別に勧めないけど」って書いてたけど
さっそく「リービング・ラスベガス」観てみました~
悲しくもなんだか、あったかくて、感慨深かったです。
愛を感じました。