愚鈍に見えて狡猾!母の財産の使い込みを兄姉から責められる男の嘆き
(再びパーソナリティ)
今井通子:
お分かりいただけましたか?
相談者:
はい。ありがとうございます。
今井通子:
はい、失礼いたしまーす。
相談者:
はい失礼しまーす。
(内容ここまで)
男も自覚する使い込み。
兄姉とのつきあい方?
ノーノー、連帯保証の承諾欲しい
兄姉から使い込みを疑われていて、濡れ衣を晴らしたい。
予告編からこんな話を想像したんだけど、違った。
今井: あなたがお母さんのお金を使っちゃえる期間っていつだったの?
男 : どっちかって言うとお、僕あげてた方なんでえ
こういう都合の悪い質問をはぐらかすっていうか、かわすっていうか。
愚鈍でもないみたい、この男。
使い込みという言い方はともかく、この男が母の財産を減らしたことは兄妹の間では疑惑ではない。
周知の事実。
男:
「担保に入ってたんですよ、保険で借りて。
老人ホームに入って、入院したときに、おふくろの保険を使う時に、戻り金がないっていうことで、「また、使っただろう」っていう話になったんです。」
はい、決まり。
母親が契約していた保険に手を付けてたってこと。
積立貯蓄型の生命保険は、積立金の範囲で借り入れが出来る。
積立金の所定の割合を超えない限り、いつまでも借りたままでOK。
返済の催促すらない。
当然、保険金支払い事由の発生(死亡)や、解約のときに清算されることになる。
この男が言う「保険を担保に借りた」「戻り金が無かった」というのはそういう意味。
兄がその保険を母の入院に充てようとしたら雀の涙。
ツマんでたってことがバレたわけだ。
「また、お前が」と言われてるところを見ると初犯ではない。
今井: いい商売なさってた?
男 : いや、赤でした。
今井: ええ?
男 : 不渡り2、3回出しそうになった時に、保険を充てて
手形?
(笑)
あのね、婆さんとウツ崩れの個人商店が振り出す手形なんて誰が受け取るかよ。
要は単に資金ショートしただけでしょ。
だいたい、個人商店の赤黒なんて、給与を調整弁にどうにでもなる。
つまり、生活費が足んなくなって、母親の保険に手を付けただけ。
これを使い込みと言わずに何と言えばいい?
たったそれだけのことを、あっちこっち話が散らかり過ぎて、分かり難いったらありゃせん。
それもこれも自分の責任回避だから、愚鈍転じて、狡猾。
男: そん時経理は全部やってたんですけど。
(笑)
胸張るなよ。
元々母親は一人でやってたんだから、経理なんて要らないんだよ。
ウツのアンタとアンタの家族を食わしてやるためでしょ。
アンタは身の丈以上の給料を自分に払って、財産を減らしただけ。
売上に何の貢献も出来ないクセに、アンタら家族の生活費、学費諸々を抜かれたんじゃ、赤字になるのは当たり前。
家業のおかげで、母親のおかげで一家4人路頭に迷わずに済んだ。
母親に足を向けては寝られんハズなのに、聞かれてもいない、子どもの頃のつまらん恨みつらみ。
死ねば?
男: 兄の前はわたしが、面倒看てたんですけど。
アンタが母親と暮らしてたのは26年前以前の10年間。
母親54歳から64歳だよ?
それ、面倒看てたって言うの?
男: 別にうちは、財産とかいらないんで。
だから胸張るなって。
使い込んだ分を返してから言えよ。
兄姉は、なにも失ったカネを返せなんてことは言っていない。
だけど、認めない、謝らない、反省しない、感謝しない、言い訳ばっかしの弟にイラついてるだけ。
で、事あるごとに使い込みを責められてるってだけの話。
塩谷: 何のやましいものはありませんていうことを見せられるようなものを作っておいた方がいいとは思います。
全然、分かっとらんな、歩く六法全書は。
作れないって、そんなもん。
それは濡れ衣を着せられてる人へのアドバイス。
やましいことがあったことは周知の事実なの。
この男もその自覚はあるの。
責められても返す言葉がないの。
だからこそ、
「兄姉との付き合い方をどうすれば」
こんなイミフな相談。
てか、そこもカモフラージュ。
男: 新しく家を建て、おふくろも連帯保証人になってんですよね。
最後に言い出したこれが相談の一丁目一番地。
兄が保管する母の実印をどうしたら押してもらえるか?てことだ。
たぶん、今まさにそのタイミングが来てて、だから番組に電話掛けてきたわけよ。
ヤバイ。
もちろん、母と兄姉にとってだ。
将来、母の財産が差し押さえに遭う可能性がある。
兄にこそアドバイスしたい。
生前贈与を使ってでも母の財産を逃しておくべきだ。
せっかくの遺言が有名無実になる前に。
そして、金融機関から捺印を迫られたら、正直に母の意思表示が不可能であることを伝えればいい。
てか、それが真っ当な対応でしょ?塩谷さん。
施設で寝たきりの母に代わって兄に捺印させるためのアドバイスなんて、自分で何言ってるか分かってんの?
真面目に生きている人が割を食うって話だったなぁ
個々に母に充分すぎることしてもらっていても、してもらっていないところばかり目について他の兄弟攻めることありがち。
まして、母の介護費用の心配があると、、、
お金に換えられる不動産ばかりじゃないしね。
嫌な思い出の母の面倒見なくていいんだったらしょうがないよ。
この人の話、意味不明なところが多すぎ。都合が悪くなると、私があげてただの、差別されてたと話をすりかえる。
自分が経理やってましたと、白状しちゃってるのに。
商売が赤なのに家を建て直したり、保険から借り入れたり、お母さんの了承があったとしたら、こんな展開にならないでしょう。
解説とっても分かり易かったです