夫の浮気相手に謝る卑屈な態度はどこから? 黄金タッグがズバリ!真逆の心理
テレフォン人生相談 2017年8月2日 水曜日
夫の浮気を許したが、思い出すたびに辛くなる。平穏な家庭生活を送りたい。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女55歳 夫58歳 長女26歳 長男25歳 4人暮らし
今日の一言: 愚かなことをする根源は何か?自分が自分を軽蔑するからです。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生・・
相談者:
よろしくお願いしますう。
加藤諦三:
はい。最初に年齢教えてください。
相談者:
はい。55歳ですう。
加藤諦三:
55歳、結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
58歳です。
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
26歳の女の子と、
加藤諦三:
うん
相談者:
25歳の男の子です。
加藤諦三:
今4人で暮らしてんですか?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
はい分かりました。それでどんな相談ですか?
相談者:
はい。あの、主人が、浮気をしてしまいまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、それを許してしまったんですが、その後で、自分がすごく思い出すたびに・・辛くて、
加藤諦三:
はい
相談者:
今後お、夫婦の関係を、修復して行くために、どのような考え方をして、許したらいいか?っていうことを、相談したいと思います。
加藤諦三:
あの・・そもそも浮気ってのは、いつ頃、なにをしたわけですか?
相談者:
あの、8年前に、
加藤諦三:
うん
相談者:
1度、その人との、付き合いが半年ぐらい続きまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、その時には1回別れてくれたんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、それから・・今から3ヵ月ぐらい前に、
加藤諦三:
はい
相談者:
主人があの、LINEを・・しはじめまして。それから、付き合いがまた始まって、
加藤諦三:
はい
相談者:
であの、つい先日、別れてくれたんですが。
加藤諦三:
「つい先日」っていうのは何日前ぐらいですか?
相談者:
んー、10日ぐらい前です。
加藤諦三:
10日ぐらい前ね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい。
「別れてくれた」っていうのは・・
「もう、別れた」ってご主人が言・・ったということ?
相談者:
あの、相手の女の人と二人で、
加藤諦三:
うん
相談者:
わたしに・・目の前で会って、
加藤諦三:
うん
相談者:
謝ってくれて、
「2度と会わない」っていう約束を・・してくれました。
加藤諦三:
その時あなた、どんなふうに感じました?
相談者:
あのね、その分かってから・・っていうのはね、ホントにもう、腹が立って慰謝料請求も考えましたし、
加藤諦三:
うん
相談者:
もう、ホントにこの苛立ちとか憎しみみたいなのをね、(声を震わせ)ぶつけてやろうと思ってね、
加藤諦三:
うん
相談者:
(声を震わせ)行ったんですが、
加藤諦三:
うん
相談者:
もうホントにわたし、よくよく考えたら、そういうこと・・して・・ま、謝ってもらっても、
加藤諦三:
うん
相談者:
解決に繋がらないと。
加藤諦三:
うん
相談者:
それで、わたしにも非がある・・っていうことを、も、ホントに反省しまして、
加藤諦三:
うん
相談者:
・・でそのことをまず謝って、反対に、
「ご迷惑をお掛けして嫌な思いを・・させてしまって申し訳ありませんでした」っていうことをね、先にこちらからお詫びしたんです。
加藤諦三:
うん
相談者:
それがもう一番・・相手の反省を・・促す方法だと考えてしたんですが、
加藤諦三:
うん
相談者:
その後・・こう、自分で考えて・・もっと・・キツい言葉を・・投げた方が良かったのか・・ホントに毎日・・
加藤諦三:
ああ、なるほど、要するに、
相談者:
はい
加藤諦三:
8年前に、続いて・・半年続いて別れたっていう時には、今の言ったような・・ことは言わな、言わないです、かったんですね?
相談者:
言わなかったんです、その時はもうホントに・・
加藤諦三:
今回初めて、その今の言ったようなことを言ったわけですね?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
それでえ・・このお・・女性は何歳ぐらいの方ですか?
相談者:
・・52歳です。
加藤諦三:
52歳、そして・・その後、どうですか?
相談者:
その後はね、もう主人はホントに凄く謝ってくれて、
加藤諦三:
うん
相談者:
前にも増して・・家事も手伝ってくれますし、
加藤諦三:
うん
相談者:
「これから、老後二人で仲良くやって行こう」っていう風に、言ってくれますし、
加藤諦三:
うん
相談者:
今度という今度はね、ま、わたしも、主人を信じようと思・・ってるんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
(声を震わせ)やっぱり思い出すたびにね、
加藤諦三:
うん
相談者:
悔しさとかあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
その、裏切られたとかあ(涙声)
加藤諦三:
うん
相談者:
嘘つかれた・・辛さみたいなのが、こみ上げて来てねえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、ついつい・・また・・愚痴ってしまうんです、主人に。
加藤諦三:
うん
相談者:
そんな話をもう・・二度と出さないようにしようって決めたのに、(涙声)
加藤諦三:
うん
相談者:
だからあとは、もうわたしの気持ち、次第なんです。
加藤諦三:
あのお・・そのあなたの気持ち次第なんでしょうけれどもね、
相談者:
はい
加藤諦三:
「わたしの方にも非がある」と。
相談者:
はい
加藤諦三:
この言葉はあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
別に・・本気ではなくて、
相談者:
はい
加藤諦三:
今の生活、を、壊したくないということですよね?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
もっと言えば・・寂しさを逃れたいっていうことだよね?
相談者:
まあ・・(声を震わせ)主人の愛情を・・100%・・自分、と、子ども達に・・向けて欲しい・・っていうような・・気持ちです。
加藤諦三:
これ、その外から見ると、大変幸せな方ですよね?・・ご主人がいて、
相談者:
はい
加藤諦三:
お嬢さんがいて、
相談者:
はい
加藤諦三:
息子さんがいて、
相談者:
はい
加藤諦三:
家族4人で、
相談者:
はい
加藤諦三:
・・でも幸せじゃなかったよね?
相談者:
・・はい
加藤諦三:
元々夫婦関係は壊れていた。
相談者:
・・そうかもしれません(涙声)(鼻をすする)
生活費が、きちんと入って、
加藤諦三:
うん
相談者:
子どもに対する父親としての責任を果たしてくれて、
加藤諦三:
うん
相談者:
世間から見て、いい旦那さん・・
加藤諦三:
うん
相談者:
ていう形をとってくれるのであれば・・(涙声)
加藤諦三:
うん
相談者:
外で・・少々何をしても(涙声)
加藤諦三:
うん
相談者:
わたしに分からなければ(涙声)
加藤諦三:
うん
相談者:
いいかなって(涙声)・・いう思いは・・あったかもしれません。
加藤諦三:
これは辛いよね?
相談者:
(鼻をすする)
加藤諦三:
それで・・今日のあなたの相談はね、ま、こういうような8年前と、10日前にこういうことがありましたと。
相談者:
はい
加藤諦三:
それでえ・・「老後二人で仲良く」っていうけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
悔しくて・・どうしようもできないと。
相談者:
はい
加藤諦三:
わたしの気持ちどうしたらいいでしょう?ってこと、ですか?
相談者:
そうです。今回のこともね、
加藤諦三:
うん
相談者:
もう、許して、
「これから2度と会わない」っていうことも約束してくれたので、
今度も・・また信じようと思うんです。で、わたしは・・
加藤諦三:
信じられないですよ、あなた・・
ぜんーぶ、あなたはだからそうやって生きて来たの。
・・信じる方が楽だから信じたんですよ。
一切、現実をコミットしないで、
相談者:
はい
加藤諦三:
こうしたらいいなあっていうことを信じて、
相談者:
はい
加藤諦三:
生きて来たの今まで。
相談者:
はい・・(鼻をすする)
加藤諦三:
今は大変キツいことばっかりずーっと・・言いましたけれども、
相談者:
・・はい
加藤諦三:
今日はスタジオにですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
幼児教育研究の、大原敬子先生がいらしてんので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
大原先生、気合入ってたなー。
実業家の従姉と今日コレを聴いてたら
従姉が昔「くたばれ専業主婦!」とか言う本が話題になったけど
この奥さんも典型的な専業主婦の発想だねーって笑ってた。
平穏に暮らしたきゃ旦那と愛人と一戦交えてビシッとカタを付けなきゃ。
泣いたり愛人に謝って平穏な暮らし出来る訳ないし、そもそも旦那の浮気は常習犯じゃないの?私の周りは不倫だらけだよって。
男社会で生きてる従姉にそう言われたら、なるほどなって思った。
「アンタ、これ毎日聴いてるの?」って笑われた。
軽蔑されてますな