なぜか敵が出来る自覚を持つ23歳男子の望みは「日が西から上ること」by加藤諦三
テレフォン人生相談 2017年8月4日 金曜日
不器用で恋愛することもなかった大学院生。性格を治したい。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 田中ウルヴェ京(シンクロ銅メダリスト、メンタルトレーナー)
相談者: 男23歳大学院生一人暮らし 両親健在 姉が一人いる
今日の一言: 実際の感情と認識された感情とはまったく別のものです。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、どうもー、よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい。
最初に、年齢教えてください。
相談者:
23です。
加藤諦三:
23歳。独身です・・か?
相談者:
えーまあ、一応一人暮らしです。
加藤諦三:
一人暮らし?
相談者:
はい
加藤諦三:
えっと今、働いているわけですね?
相談者:
いえ、あのお、大学院生です。
加藤諦三:
あ、大学院生。
相談者:
はい
加藤諦三:
そうすと、ご両親はまだご健在で?
相談者:
はい。
加藤諦三:
で、兄弟は、どう・・
相談者:
えー、姉が一人います。
加藤諦三:
お姉さんが一人。
相談者:
はい
加藤諦三:
お姉さん何歳ですか?
相談者:
えー25お・・ですね。25か26、です。
加藤諦三:
25か6ね、はい
はい、分かりました。で、どんな相談ですか?
相談者:
えーと・・不器用、なんですよ、僕って。
加藤諦三:
不器用なの?
相談者:
なので、もう少しい・・人生上手くう・・生きるにはどうすればいいんだろうな・・
加藤諦三:
人生上手く・・
相談者:
不器用・・
加藤諦三:
要するに不器用っていっても、手が不器用っていうんじゃなくて、なんか生きるのに不器用っていうことね?
相談者:
・・そうですね。
加藤諦三:
うん。
その・・ま、生きるのに不器用っていうのは・・分かるんですけど、もうちょっと具体的にいうとどういう・・
相談者:
例えば
加藤諦三:
はい、例えば
相談者:
僕、大学院生なんですけども。
加藤諦三:
はい
相談者:
大学院生になってからあ、まあ・・合唱を始めたんです。
そこで、ま・・ま、上手くなってやろうと、ま、周りから・・
「あ、上手いね」って・・
加藤諦三:
うん
相談者:
こう、ある程度評価される、程度に上手くなってやろうと思ってですね、
加藤諦三:
ええ
相談者:
練習しい・・てるんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
まあ・・周りからして明らかに上達が遅いようなんですよ。
加藤諦三:
うーん。それでこのお、合唱部う、でえ、は・・とにかく上手くなってやろう、評価してもらおう、そしてあなた自身は非常に一生懸命やっている。人よりも時間も掛けて。
・・だけど、人から、望むような評価をもらっていないと。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、あなたの言葉で言うと、
「生きることが不器用だ」と。
相談者:
ま、歌だけではないんですが・・ま、他のお、こともあるんですよね。
加藤諦三:
や、「他のこともある」ってのは、他のことって例えばどういうことですか?
相談者:
まあ・・えー恋愛に関することです。
加藤諦三:
ああ
・・恋愛は・・高校時代から何回ぐらいはしてんですか?
相談者:
いやーそれが・・ちゃんと付き合ったことが、これまでにまだない・・
加藤諦三:
うん・・じゃ恋愛経験はないって考えていいわけですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
うん。で、あなたが「生きるのが不器用」というのは、そ・・そのこと、いうことがメイン?
相談者:
まあ・・あと、その他人間関係に関しても・・ま、ちょっと・・上手く行って・・いないん・・
加藤諦三:
「その他人間関係について、上手くいっていない」ということは、
相談者:
はい
加藤諦三:
親友はいない?
相談者:
・・親友・・い、いないわけではないですが、まあ、なんど・・友だちの定義にもよるんですがあ・・なんか・・
加藤諦三:
親友はいないっていうのは、もっと簡単に言えば、
相談者:
はい
加藤諦三:
心を打ち明けて話のできる、友だちが、いない。
相談者:
いや、そういう人はいます。
加藤諦三:
じゃ・・それが親友じゃないの?、本当の、恰好つけてんじゃなく、本当に自分の感じてることを、こう、お互いに言えたらそれは、親しい友人じゃないの?
相談者:
・・ま、そういう・・友だちは・・確かな人は一人います。
加藤諦三:
・・はい、一人がいるね、はい
相談者:
一人はいます。
・・ま、それ以外の人・・で、まあ・・例えば高校時代・・クラスう・・の・・数割の人たちを敵に回す(苦笑)ようなことも・・ありましたね。
で、大学の時もお・・まあ、クラスの、同じコースの人たち・・の数割の人(苦笑)・・ちょっと敵に回したことも・・ありますし。
まあ、要は・・何割かの人には、どうやら嫌われているようなんです、僕って。
加藤諦三:
うーん。
「嫌われている」「敵に回した」っていうの例えばどういうことですか?
相談者:
僕は・・言動お、の一切をお・・慎重におや・・っているつもりなんですが・・その、数割の彼らは僕の何かを気に入らないようなんですよ。
加藤諦三:
うーん・・何が嫌われてるんだか分からないけれども・・なんだか嫌われていると。
相談者:
そうですね、あ、今はあ・・ま、その数割の人はだいぶ減っているようには見えます。ま、僕から見た、ら・・
加藤諦三:
うん
相談者:
見ればですが。
加藤諦三:
うん。分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
そうすっと要するに・・
相談者:
◆#$%
加藤諦三:
生きることが不器用だ・・ったと。
相談者:
はい、その◆#$・・主に部活と、ま、恋愛と、#$%◆
加藤諦三:
恋愛・・恋愛関係も、人間関係も、
相談者:
はい
加藤諦三:
で、どうしてわたしはこんなに・・みんなから理解してもらえないんだろう?っていうことかな?
相談者:
理解っていうかまあ・・不器、なんか物事上手くこなせていないーんですね。
加藤諦三:
こなせて・・
相談者:
理解もしてもらえていないー・・ようですし。
加藤諦三:
うん・・それで・・どうしたら上手く行きますか?っていうことね?
相談者:
はい
加藤諦三:
・・大変難しい・・質問だとおも、思います。
相談者:
あ、申し訳ございません。
加藤諦三:
今日はあの・・幸いですね、す、あのスタジオに、
相談者:
はい
加藤諦三:
シンクロの、銅メダリストで・・メンタルトレーナー、を、なさっている、
相談者:
はい
加藤諦三:
田中ウルヴェ京先生がいらしてんので、伺ってみてください。
相談者:
はい。よろしくお願いいたします。
(回答者に交代)
この相談者、おそらく就活失敗して大学院に行ったタイプ。
院生の悩みには思えない程、稚拙。
合唱だの、恋愛だの、って、本来やるべき事から逃げてるから、悩みの本質が見えていない。
本当に院に行きたかったんなら、自分の選んだ勉強に没頭してみたら?成績なり結果を出すことが、院生の魅力になり、卒業後に繋がる。
それなりの所に就職出来れば、女も一応寄ってくるよ(相談者も分かってるはず)。
就活という『(ウルヴェさんが言う所の)谷』に対峙せずに、体良く院に逃げてしまった。今が『山』に見える様で『谷』は続いてるんだよ。
私の印象では、2015/1/15の相談者と重なりました。
何か人に嫌われるのが分かる話し方でしたね。人を小馬鹿にしてるのが透けて見えるというか。よく言えば誤解されやすいタイプ。
彼は社会出たら苦労しそうだわー。
仕事続かず、職を転々、引きこもり高学歴ニート路線かな。
というかこの田中という回答者、なんかピントズレてない?