家族の矛盾は優しい者へ向く。息子をオーバードーズで失った母親の自責に追い打ち

(回答者に交代)

マドモアゼル愛:
はい。
あのどうも、こんにちは、はい

相談者:
こんにちは、お願いします。

マドモアゼル愛:
今あの・・3人で暮らしてんですよね?

相談者:
はい、そうです。

マドモアゼル愛:
19歳の・・そのお・・三男?

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
は、お元気で、やってんですか?

相談者:
はい、とても元気です。

マドモアゼル愛:
あそう。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
お父さん・・しょっちゅう怒ってた人があ、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
その・・三男に対してはその後・・は、そういうことない?・・

相談者:
三・・

マドモアゼル愛:
うん

相談者:
三男・・には、生まれ、生まれてから、いっ・・ほとんど、怒ったことがないです(鼻をすする)

マドモアゼル愛:
うん。じゃやっぱり加藤先生がおっしゃったように、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
次男ん、を、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
が、一つの・・盾になって・・この家の矛盾を、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
一身に受けて、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
ま死んでったっていう構図は・・まさにその通りだね?、やっぱりね。

相談者:
はい、そうです。

マドモアゼル愛:
はい

相談者:
はい(鼻をすする)

マドモアゼル愛:
そいでそれを・・みんな見てたわけよ。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
ね?

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
そいで・・悲しい現実に対して、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
今あなたが冷静に、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
うつ病ではあるとはいえね?

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
・・まだ・・真、実な心が、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
見て取れないからなんです。

相談者:
はい(鼻をすする)

マドモアゼル愛:
みんな、この家は麻痺してるんです。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
感情を、本当の、感情を麻痺させて・・みんなとりあえず、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
・・形だけ、維持してるのね。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
それ・・次男が死んじゃったから・・

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
居なくなったからあ、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
麻痺させるしかないんだよ、もう。

相談者:
・・はい

マドモアゼル愛:
要するに無感動で、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
麻痺して、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
自分の保身だけを考える中で、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
その矛盾を全部、い、一手に引き受けてた人だけが苦しんでた家だよ?

相談者:
うん、はい

マドモアゼル愛:
それに対して、

相談者:
はい(鼻をすする)

マドモアゼル愛:
お母さんは負い目があるから。
その、負い目を楽になりたいと思って相談をされてるようにすら・・

相談者:
あー

マドモアゼル愛:
うぅ、ま、これは違うかもしれないけど、感じちゃうわけよ。

相談者:
はい(鼻をすする)

マドモアゼル愛:
助けを求めてんのよ、お母さんは。

相談者:
・・はい

マドモアゼル愛:
お母さんは、助けを求める立場じゃない。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
・・罪を知る立場なんだよ、今。

相談者:
はい、そう思います(鼻をすする)

マドモアゼル愛:
本当の意味で。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
麻痺さ、してるどころじゃないよね?

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
うんでも、お母さんも今ほら・・もう、「次男の元に・・行きたい」っていうぐらい追い詰められてるからね、気持ちがね?、確かにね。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
でも・・次男の側に行って、次男喜んでくれると思う?

相談者:
それは思いません。

マドモアゼル愛:
む・・迎い入れてくれると思う?

相談者:
思いません(泣き)

マドモアゼル愛:
なんか違うよね?やっぱりお母さん。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
お母さんも・・
「なんで俺が死んだのか?」

相談者:
(鼻をすする)はい

マドモアゼル愛:
「なんで俺がどんな辛かったのか」

相談者:
(鼻をすする)はい

マドモアゼル愛:
ていうことを、麻痺した心ではなくて、本当に分かって・・くれたなら、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
「おいでよ」って言うかもしれないけど。

相談者:
(鼻をすする)あ、そうですね、はい

マドモアゼル愛:
違うような気がする。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
真実を知って欲しかったんだよ?次男は。

相談者:
・・

マドモアゼル愛:
この家の・・異常さを知って欲しかったんだよ。

相談者:
そうですね、はい・・確かに・・

マドモアゼル愛:
今は、暴力も無くなって?

相談者:
はい(鼻をすする)

マドモアゼル愛:
「夫は優しくなりました」

相談者:
(鼻をすする)

マドモアゼル愛:
そんなところで収めていい話なの?

相談者:
・・

マドモアゼル愛:
なんかおかしくない?

相談者:
・・うん、おかしい・・

マドモアゼル愛:
麻痺してない?

相談者:
おかしいとは思います。

マドモアゼル愛:
感情が麻痺してない?何か。

相談者:
麻痺し・・

マドモアゼル愛:
大事な感情が。

相談者:
麻痺してると思います。

マドモアゼル愛:
それが彼を追い詰めて行って、

相談者:
うん・・

マドモアゼル愛:
死まで追いやって、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
まだ気づいてないんじゃない、みんなは。

相談者:
はい(鼻をすする)

マドモアゼル愛:
・・だからあ・・う、僕もね・・あの別に責めてるんじゃないんですよね。

相談者:
はい・・(鼻をすする)

マドモアゼル愛:
本当に・・お腹空いた時、人はどう思うんだろうか?

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
本当に眠いのに眠れない時、人は・・どうやって対応するんだろうか?

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
本当に苦しくて苦しくて・・何か、愛するものを失って苦しい時、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
人は、次どうやって、次の日を生きて行くんだろうか?

相談者:
(鼻をすする)はい

マドモアゼル愛:
人生にはいろーんな・・苦しみ・・悲しみがあると思うのね、やっぱりね。

相談者:
(鼻をすする)はい

マドモアゼル愛:
そいで・・その時・・苦しい、だけ・・悲しみだけ、に・・確かに思えるけれども、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
その時でないと・・考え付かない・・気付かない感情や、

相談者:
・・はい(鼻をすする)

マドモアゼル愛:
追い詰められて、苦しくてどうにもならない時でないと・・気が付かなかった自分の一面なんかが、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
見えること・・あるわけよ。

相談者:
はい(鼻をすする)

マドモアゼル愛:
だから・・きっとそういうことも世の中起きるような・・ことがあると思うのね。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
い、非常に悲しい・・愛する息子を失うという、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
出来事を通したんだから、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
お父さんが今、表面上は優しくなった、それはそれで、大変いいことかもしれませんけれども、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
もっと・・深い、生きることの真実・・

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
を・・きちんと、考える機会に、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
僕はしていただきたいなという気がいたします。

相談者:
(鼻をすする)分かりました。

マドモアゼル愛:
ね?

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
それが、供養だと思うのね。

相談者:
あ、はい

マドモアゼル愛:
うん

相談者:
分かりました。

マドモアゼル愛:
はい、加藤先生もう一回ちょっとね伺ってみましょう。

相談者:
はい#$%◆

(再びパーソナリティ)

「家族の矛盾は優しい者へ向く。息子をオーバードーズで失った母親の自責に追い打ち」への2件のフィードバック

  1. 「その苦しみ方じゃない」
    って思うのでは?
    何のために家庭のために犠牲になったのか分からない。

    親達が家が異常な、心の通わない家だったという真実に気づいて(ごまかしていた自分を認める苦しみ)それを改善して、という方向へ転換する苦しみ(努力)を味わってくれなくては。自殺した意味もなくなる。

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