年下夫を見る曇った目。関係修復に淡い期待を寄せる女が引導を渡される
(回答者に交代)
大迫恵美子:
え、もしもし?
相談者:
もしもし、あ、よろしくお願いいたします。
大迫恵美子:
はい。あの・・ま、このお電話で、あなたがおっしゃった事だけから・・判断するのは乱暴かもしれませんけどね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あなたのご主人になってる方は、あのお・・二十歳ぐらいの時に、アルバイトに行ってね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
アルバイトの職場で・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
年上の綺麗な女の人に、
相談者:
はい
大迫恵美子:
ま、のぼせてね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
結婚してね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
で、まあ、4年もするとまた・・職場の、女の人に、のぼせてね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
そちらを離婚させて子ども引き取ってしっかり育てる事が自分にはできるんだという風に思い込んで、
相談者:
はい
大迫恵美子:
今度また、職場のね・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、身近な女性に、のぼせ上がって、
相談者:
はい
大迫恵美子:
えー、そ、不倫を重ねたという事ですよね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
この人はま、職場に・・身近にね・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、魅力的な女性が現れると、
相談者:
はい
大迫恵美子:
ほとんど、ま、抑えがきかない人なんだなっていうね?
相談者:
あ、はあ、はい
大迫恵美子:
ま、そういうふに、見える・・んですけど。
相談者:
はい
大迫恵美子:
しかもですね、さっきのお電話でとても気になったのは、
相談者:
はい
大迫恵美子:
職場の人はその、彼を庇ってね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あなたに不倫が、知られないように、みんなで手を貸したっていう話ですけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
ま・・そ、分かりませんけど、それがもし本当だとしたらね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
恐らく職場では・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
彼は・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
ま、非常に自分は可哀想な人間だと。
相談者:
はい
大迫恵美子:
物凄く年上の奥さんがね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
嫉妬深くて、ん、もう・・縛り付けていてね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
もう、結婚生活は全然苦しいのに・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
えー、まあ、あの、自分は虐められてると。
相談者:
はい
大迫恵美子:
被害者だと。
相談者:
はい
大迫恵美子:
いうような事、盛んに言っていて、
相談者:
はい
大迫恵美子:
で、周りの人たちは、まそれに同情してるのでね、
相談者:
ん、はい
大迫恵美子:
本来は、ま、不倫なんですから、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのお・・それを積極的に支援するっていうのは、ちょっとどうかと思う・・話だと思うんですけどね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
それもまあ、支援するのもやむを得ない事だと、職場の人が信じちゃうような話をね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
職場でしてんのかな?、っていう・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
印象もありますよね?
相談者:
あ・・そうですね、そう言わ、れ、てみれば(苦笑)そうなのかなって・・はい
大迫恵美子:
わたしはね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あなたのご主人は結構悪い人じゃないかと思いますよ。
相談者:
・・あーそうですかあ。
大迫恵美子:
・・あの傍から見てるとね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あなたとあなたのご主人が、この結婚生活を続けて行く事は、
相談者:
はい
大迫恵美子:
・・多分あなたにとってはとんでもなく、酷い、辛い事だろうなと思いますけどね。
相談者:
・・あー、はい(大きく息を吸って)うん
大迫恵美子:
彼のやってる事は、要するにね、陰湿ないじめですよ。
相談者:
ああ、そうですか・・
大迫恵美子:
で、あなたが早く音を上げて出ていく事を待ってるんだと思いますよ。
相談者:
あーあ
大迫恵美子:
そのね、テレビをね・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
イヤホンで聞いてっていうのはね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、凄く感じ悪いですよね。
相談者:
は、はい
大迫恵美子:
そりゃ自分の観たい、テレビ番組観る人いますよ。
相談者:
はい
大迫恵美子:
奥さんが観てる・・ところへ帰って来ていきなり勝手に自分のね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
好きな野球中継に変えちゃうような・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
男の人なんて世の中に・・まあ、50%ぐらい(苦笑)いるんじゃないかと思いますけど、
相談者:
はい、はい、はい
大迫恵美子:
でもお・・そういう人は音はね、自分でイヤホンで聞くのはね、
相談者:
はい・・はい
大迫恵美子:
あの・・いかにも・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
自分の・・番組だから自分で聞いて、迷惑掛けてないみたいにみ、見えるかもしれませんけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
要するに、あなたと、あのお・・その世界を共有する事を拒んでるんですよね。
相談者:
あ・・
大迫恵美子:
要するに入って来るなって事でしょ?
相談者:
はい、そうですう、ね。
大迫恵美子:
自分の家に一台しかないテレビなのに。
相談者:
うーん
大迫恵美子:
目の前でそれ付けてご飯食べながら・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
「お前は入って来るな」っていう事ですよね。
相談者:
はい
大迫恵美子:
・・それいじめですよ。
相談者:
あはい
大迫恵美子:
・・そんな人とね・・
相談者:
あ、はい
大迫恵美子:
あの、きちんとした・・夫婦生活を・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
やり直して行くって、いう事をね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、期待するのはもう・・ほぼ絶望的じゃないですか?
相談者:
・・あーそうですか。(苦笑)はい
大迫恵美子:
いやもう分かってますよね?、あなたもね。
相談者:
・・ええ(苦笑)じゃ、どっかで、えへ(苦笑)わたしも・・踏ん切り付けて・・
大迫恵美子:
あのね、惜しいと思う気持ちがあるからね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの辛いんだと思いますよ。
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、ちょっとね、目を、離してご覧なさいよ、その人から。
相談者:
はい
大迫恵美子:
そうすると・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
あ、なんて自分はね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの変なものに、変に執着してたんだろうと思えると思いますよ。
相談者:
・・はい
大迫恵美子:
勿体ないでしょ?自分の人生。
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの・・ま、あなた、ちょっとね、あの・・おー、なん、なんていうか自分の人生、が、だいぶ過ぎてしまったと思ってるかもしれませんけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
まだまだ全然40代若いです。
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのお、いくらでもやり直してる人はいますしね。
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのお・・人生をもう一回・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
作り直してる人もいっぱいいます。まだそういう、年齢です。
相談者:
はい
大迫恵美子:
それなのにね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
こんなところに執着してるのはホントに愚かな事だと思いますよ。
相談者:
・・うーん
大迫恵美子:
今ね、この人を見てご覧なさい、このご主人を冷静にきちんと。
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの冷静な目で見るとね、段々とね・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの全然綺麗な石じゃないっていう事が分かりますよ。
相談者:
・・はい
大迫恵美子:
裏を返してみるとね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
そこにはなんか気味の悪い虫が住んでますよ、その石の下には。
相談者:
はい
大迫恵美子:
そこをちゃんと見てご覧なさいよ。
相談者:
・・はい
大迫恵美子:
そしたら・・あなた自分の、ね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、人生を・・歩いて行けると思いますよ。
相談者:
・・はい
大迫恵美子:
目を逸らすんじゃなくて、
相談者:
はい
大迫恵美子:
今のこの人を見なくちゃ。
相談者:
・・はい
大迫恵美子:
そして・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
自分はこんな事のためにね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
自分の人生を無駄にしてるっていう事に気付きますよ。
相談者:
・・はい
大迫恵美子:
・・あのホントにね・・
相談者:
よく考えてみます。
大迫恵美子:
ええ
相談者:
はい
大迫恵美子:
つまらない事に捕らわれてると、
相談者:
はい
大迫恵美子:
自分の人生なのに、どんどん浪費してしまいますよ。
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
まだ好きってことですよね?
プライドとかないのかな‥
自分の人生を考えるまで本当はまだ悩み切ってないんだと思う。
とことん、ご主人にしがみついて離れない生き方選んでも
いいのかもしれませんね。
まさに、引導を渡してたけど、響いてなかったから。