叔母の引き締めがアダ。窃盗を働いた甥26歳に成年後見人制度?

(回答者に交代)

坂井眞:
よろしくお願いします。

相談者:
はい、すみません、お世話になります。

坂井眞:
ま、上手く・・うーお金の管理ができなくて、

相談者:
ええ、ええ

坂井眞:
えー無茶な使い方をしたり、

相談者:
ええ

坂井眞:
で最後はまあ・・窃盗だから犯罪ですよね?

相談者:
ええ、ええ

坂井眞:
ま、7万9千円だから・・

相談者:
ええ

坂井眞:
金額は大きくはないけれども、
それ、更衣室で盗って来ちゃったら、立派な犯罪・・で、

相談者:
ええ、ええ

坂井眞:
刑事事件だから。

相談者:
はい

坂井眞:
な、そういう状況になってしまうと、

相談者:
はい

坂井眞:
ま、ちょっと放っとけないっていうのは・・

相談者:
ええ

坂井眞:
当然だろうと思うんです。

相談者:
はい、はい

坂井眞:
で、あのお、そういう時の制度として、これ、お聞きになった事あると思いますけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
成年後見制度っていうのが、あるんですね。

相談者:
ええ、ええ

坂井眞:
で、成年後見制度っていうと、ま一般的には、

相談者:
ええ

坂井眞:
お年寄りで・・

相談者:
ええ

坂井眞:
段々能力が・・あの落ちて来ちゃって・・っていうような事を、思い浮かべる・・

相談者:
ええ

坂井眞:
られるかもしれないけれど、

相談者:
ええ、ええ

坂井眞:
これは別にあの、お年寄りの・・話ではなくて、

相談者:
ええ

坂井眞:
そういう能力が、あー、不足している人、

相談者:
ええ

坂井眞:
のための制度なんですよ。

相談者:
ええ

坂井眞:
それぞれ段階が3つありましてね。

相談者:
はい

坂井眞:
ほんっとに能力が、あの、足りないと。不十分だと。

相談者:
はい、はい

坂井眞:
ほとんどあの、自分で管理ができない。

相談者:
ええ

坂井眞:
そういう場合は、所謂成年後見と言って、

相談者:
はい

坂井眞:
えー法定代理人といって・・

相談者:
ええ

坂井眞:
本人の代わりに財産管理をして、

相談者:
はい

坂井眞:
身の回りの管理も・・

相談者:
ええ

坂井眞:
お、ま、成年後見、乃至身の回りの管理。

相談者:
はい

坂井眞:
い、親族の方がやるというような、け、

相談者:
はい

坂井眞:
ことになるわけですけれども、

相談者:
ええ、ええ

坂井眞:
それだけじゃないんですよ.

相談者:
・・はい

坂井眞:
で成年後見の他に、保佐・・ていうのがあって、

相談者:
あ、はい。ええ

坂井眞:
もっと軽いのが補助っていうのがあります。

相談者:
ええ

坂井眞:
で、その甥御さん・・の場合には、

相談者:
はい

坂井眞:
成年後見で、全部法定代理人がやるっていう話ではないんだろうと思うんですけれども、

相談者:
はい、はい

坂井眞:
ただお金の管理は自分で不得意だっていうし、

相談者:
はい、はい

坂井眞:
一見そう見えなくても最後はとうとう・・

相談者:
ええ

坂井眞:
管理できなくて、

相談者:
はい

坂井眞:
え、泥棒を・・

相談者:
ええ

坂井眞:
やっちゃったって話だから、

相談者:
はい、はい

坂井眞:
これ放っとけないっていう話では・・

相談者:
はい

坂井眞:
あろうかと思うんです。

相談者:
はい

坂井眞:
だから、あのお・・

相談者:
ええ

坂井眞:
法律的な解決としては、

相談者:
はい

坂井眞:
あの、家庭裁判所に、成年後見制度、ま・・

相談者:
ええ

坂井眞:
後見なのか?補佐なのか?補助なのか?は・・

相談者:
ええ

坂井眞:
お医者さんの診断を基に、

相談者:
ええ、はい

坂井眞:
裁判所が決定をしますけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
おそらく・・法定人代理人を定めるような、後見にはならないと思いますけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
保佐か補助・・

相談者:
ええ

坂井眞:
という話、に、

相談者:
はい

坂井眞:
いー、して行くのが、

相談者:
ええ

坂井眞:
あの、一番適当なんじゃないかと思うんです。

相談者:
あ・・はい

坂井眞:
でその、法定開始、の申し立てる、権限は、

相談者:
ええ

坂井眞:
あの伯父さん、伯母さん・・

相談者:
ええ

坂井眞:
の立場でも、ありますから。

相談者:
あ、そうですか。

坂井眞:
ええ

相談者:
あ・・

坂井眞:
あの3親等、4親等内の親族。

相談者:
ええ、ええ、ええ

坂井眞:
うー、ですから。

相談者:
ああ、ああ・・あ・・

坂井眞:
お、1、2、3ですよね?ええ

相談者:
はい

坂井眞:
ご兄弟の下だから。

相談者:
はい

坂井眞:
あの・・

相談者:
あ・・

坂井眞:
申し立てえ、権限はあるんですよ。

相談者:
ええ

坂井眞:
なので、まずその申し立てを・・

相談者:
ええ

坂井眞:
されるのが、

相談者:
ええ

坂井眞:
・・いいだろうと。

相談者:
あー、ええ

坂井眞:
でそれは、あのお・・かんか、住所地の、家庭裁判所・・

相談者:
はい

坂井眞:
ですけれども、管轄のある。

相談者:
はい、はい、はい

坂井眞:
うーそこにちゃんと申し立てをして、
で、ま、当然診断を受けなきゃいけないですけれども、

相談者:
ええ、ええ

坂井眞:
でえ・・以前よりも以前結構その診断ん・・ドクターの診断書を作ったりするの、

相談者:
ええ

坂井眞:
大変だったですけれども、

相談者:
はいはい

坂井眞:
あの、それはだいぶやりやすい、制度に変わって来てますので、

相談者:
あー

坂井眞:
えーそういう事をされて行くべきだと思うんです。
で、おっしゃる通り・・

相談者:
あ・・はい

坂井眞:
その、甥御さんは・・

相談者:
ええ

坂井眞:
その相続、された財産・・

相談者:
はい

坂井眞:
不動産もあるし、

相談者:
はいはい

坂井眞:
現金もあるし、ていう事なので、

相談者:
はい、ええ

坂井眞:
(咳払い)これ悪い奴が周りにいるとですね、

相談者:
そうなんです。

坂井眞:
騙して取られちゃうって事もあるわけですよ。

相談者:
そうなんです、そうですね。はい

坂井眞:
うん、そういう事考えてる人は、いるわけで、

相談者:
ええ、ええ

坂井眞:
今あの・・甥御さんも、

相談者:
ええ

坂井眞:
割とそのお、あなたとか、あーご主人・・

相談者:
ええ

坂井眞:
ま、伯父さん伯母さんですかね。

相談者:
ええ、はい

坂井眞:
の言う事を割と聞いてるじゃないですか。

相談者:
・・

坂井眞:
あー最終的には色々問題起きてるのかもしれないけれども、

相談者:
あいやいや色々あってもま聞く子・・ええ、ええ、ええ

坂井眞:
でもね、

相談者:
ええ

坂井眞:
よく考えて、いただくと分かると思うんだけれども、

相談者:
(笑)ええ、ええ、ええ

坂井眞:
今26歳の・・

相談者:
ええ

坂井眞:
まあ、あの、制度によらない限り一人前の大人なわけですよね?

相談者:
ええ、ええ

坂井眞:
で自分の財産どう使おうが伯父さん伯母さんに、

相談者:
ええ

坂井眞:
何言われる理由もないだろうと。

相談者:
ええ

坂井眞:
「勝手に使わしてくれ」って言われちゃったら、

相談者:
あー

坂井眞:
あなたとかご主人は何も言えない立場なんですよ、今。

相談者:
え・・そうですねえ。

坂井眞:
で、それを一応その、ま・・

相談者:
うん

坂井眞:
周りは善意でやって、その善意を、甥御さんも、少なくとも、おー、正面では受け止めて、

相談者:
ええ

坂井眞:
「そうだね」と言ってやって来たと。

相談者:
ええ

坂井眞:
ただ最近は言う事聞かなくなって来てるみたいなんで、

相談者:
ええ、ええ

坂井眞:
で、そうなっちゃうと、

相談者:
ええ

坂井眞:
今度そのお・・善意で一生懸命・・甥っ子は・・ちゃんと、

相談者:
ええ

坂井眞:
暮らして行けるようにしてあげようという、伯父さん伯母さんの言う事聞かなくなっちゃうと・・

相談者:
ええ

坂井眞:
その隙をついて、悪い奴が・・

相談者:
ええ

坂井眞:
寄って来るかもしれないじゃないですか。

相談者:
ああ、ああー、そうですね。

坂井眞:
だからもうこの状況になったら、

相談者:
はい

坂井眞:
あのお、言う事聞いてくれてるうちはいいけど今ちょっとそうじゃなくなって来てるんだったら、

相談者:
ええ、ええ、ええ、ええ

坂井眞:
あ、そしたらやっぱりこれは、彼のためにね・・

相談者:
そうですね。

坂井眞:
うん
あの、そういう制度に乗るのはご本人いやだっておもってらっしゃるかもしれないけども、

相談者:
ええ、ええ、ええ、あのお・・
「発達障害かもしれない」とかって言って、「診断受けよう?」って言った時には、
そういう事をする、レッテルを貼られるう、のが、良くないとかって言われたことはあるんですね。

坂井眞:
うん、うん、でそれは・・

相談者:
でも・・

坂井眞:
あのお、

相談者:
うん

坂井眞:
それも一つの立派な考えだし、あなた達も・・

相談者:
ええ、ええ

坂井眞:
最初からレッテル貼ろうと思ってるわけなくて、

相談者:
違います(苦笑)

坂井眞:
貼らずに一生懸命やって来たわけじゃないですか。

相談者:
そ、そうなんです。

坂井眞:
で、そういう経緯をちゃんと、あの・・

相談者:
うん

坂井眞:
書いてね、

相談者:
そうですね。

坂井眞:
で、結果はとうとうお金がなくなったら、

相談者:
ええ

坂井眞:
あの、泥棒までしちゃいましたっていう事になったら、

相談者:
ええ、ええ

坂井眞:
それは裁判所だって放っとけないよねと。

相談者:
ええ

坂井眞:
ましてそういう財産があるんだったらね?

相談者:
ええ、そうですね。

坂井眞:
うん、だからそういう・・

相談者:
3年・・

坂井眞:
うん

相談者:
うんうんうん、3年頑張ってみて、

坂井眞:
うん

相談者:
それで、やはり、ね?、今回も、ご相談して、

坂井眞:
ええ

相談者:
きちんと、自分たちではこう思ってるけれども、

坂井眞:
ええ

相談者:
またどっかに何か・・足りないとこがあったのかな?と思って、お電話したんですね。やはり、きちんとしといた方が、彼のためですね?

坂井眞:
わたしお話聞いてて、

相談者:
ええ

坂井眞:
あのあなたとかご主人は、

相談者:
ええ、ええ

坂井眞:
彼は一人前であるっていう前提でね、

相談者:
はい、ええ

坂井眞:
彼を立てようとしてやって、来ていて、

相談者:
ええ、ええ、ええ

坂井眞:
なんとか納得してもらおうと思ってやってるわけだから、

相談者:
ええ、ええ、ええ

坂井眞:
で、彼も一応その最初はそれを受け入れて来ていて、

相談者:
ええ、ええ

坂井眞:
ていうのを見ているから、

相談者:
ええ

坂井眞:
そういう意味でそのお・・あなた方もご本人も・・

相談者:
ええ

坂井眞:
極めてなんか・・

相談者:
ええ

坂井眞:
真っ当っていうか、善意っていうか、

相談者:
ええ

坂井眞:
それで、過ごされて来て、

相談者:
ええ

坂井眞:
その結果としてダメだったっていう事が重なっちゃった以上、

相談者:
うん、ええ、ええ、そうですね。

坂井眞:
そしたらもう、これ致し方ないという事だろうと、

相談者:
うん・・そうですね。

坂井眞:
わたしは思います。

相談者:
はい、ありがとうございますう。これで決心付いて頑張れます、また(苦笑)。

(再びパーソナリティ)

叔母の引き締めがアダ。窃盗を働いた甥26歳に成年後見人制度?」への2件のフィードバック

  1. 管理人さん案件でしたね
    今年もあと一ヶ月
    楽しく読ませていただいて本当に感謝です

  2. この相談者には実子がいるのかな?
    安いドラマみたいな状況
    この手の婆は大事な情報隠してることありすぎて
    不自然さの後ろにはやはり理屈があって
    第一発見者が犯人のありふれたドラマじゃねえのかな?
    他人様からくすねた7.9万円は決して安くは・・ないぞ
    アドバイザーの信用に係る発言だ

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