自称独立心が強い76歳に悩みの種の息子が「テレフォン人生相談に掛けてみ」
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
あのお、あなたあ、今、夢見ることあります?夜。
相談者:
え?
加藤諦三:
夜、夢。
相談者:
夢ですか?、夢は別に、あ、あんまり、み、見ません。
加藤諦三:
夢、あんまり見ない?
相談者:
はい
加藤諦三:
ということは、熟睡しちゃうの?
相談者:
はい
そうです
加藤諦三:
ふうん・・ということは・・
相談者:
今、あの、も、身体が弱ってしまって、疲れて、なんとか、しょ、しょうがないんです。
加藤諦三:
ふうん
相談者:
はい
加藤諦三:
ということは、もう・・この息子さんにすっかり、もう、依存して、あのう、
相談者:
いえ、はい
加藤諦三:
息子さんにあなたがもうすっかり依存してね、
相談者:
はい
加藤諦三:
も、この息子さんを頼りにしてんですよね?
相談者:
いや、全然、そ、そ、そういった頼るはないです。
と言いますのは、
加藤諦三:
いやいや、そうじゃなくて、
相談者:
はい
加藤諦三:
頼りにしてるという・・していなければ、
相談者:
はい
加藤諦三:
こんなに息子さんにイライラするハズがないんですよ。
相談者:
んん・・
加藤諦三:
あなたが一っ番頼りにしてるのは息子さんですよ。
相談者:
・・
いやあ、それはあ、は、反対ですね。
加藤諦三:
いや、だからね、結局あなたがそこまで今、焦って、怖いのは、
相談者:
うん・・
加藤諦三:
どこに原因があるかって言うと、
相談者:
うん
加藤諦三:
実際のあなたを、認めていないからなんです。
相談者:
んん・・
だから、
加藤諦三:
実際のあなたは、
相談者:
はい
加藤諦三:
いいですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
もおのすごい、依存心が強いの。
相談者:
ほっ、あの、わたしがですか?
加藤諦三:
はい
相談者:
はあぁ
加藤諦三:
ところが、あなたは絶対に自分が依存心が強いことを認めないの。
相談者:
はあぁ
加藤諦三:
そして、その認めないものを息子さんに、
相談者:
はい
加藤諦三:
投影して、
相談者:
はい
加藤諦三:
息子さんを非難することで、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分の依存心の強さの、
相談者:
はい
加藤諦三:
やましさを解消してる◆#$
相談者:
はあぁ
加藤諦三:
どうですか?
ちょっとキツいけど。
相談者:
んん・・
加藤諦三:
これを認めない限り、あなた、焦りは失くなりません。
相談者:
んん・・
加藤諦三:
今、あなた実は、
相談者:
はい
加藤諦三:
やりたい放題なの。
相談者:
んん・・
加藤諦三:
要するに、人の話を聞かない、大声で怒鳴る、けしからん。
相談者:
うん・・
加藤諦三:
と、息子さんを言いましたね?
相談者:
うん、はい
加藤諦三:
だけど、それは、あなた自身なんです。
相談者:
はい・・
はい
加藤諦三:
よろしいですか?
相談者:
はい、分かりました。
加藤諦三:
はい、どうも失礼します
大原敬子:
お幸せに
相談者:
はい、どうも
加藤諦三:
自分の強い依存心を、認められない人ほど、相手を「お前は依存心が強い!」と責めます。
(内容ここまで)
大原 すごく急かされてるっていうのかしら
そう。
このお爺さん、何慌ててんのかしら?って思った。
加藤 お孫さん何歳ですか?
爺 6歳です
加藤 何年前ですか?、離婚したの。
爺 8年ぐらい前です
!
依存心を認める認めないという前に、そもそも依存とはなんぞや?についてのレクは要らないのかしら?
だってほら、この爺さん、スネかじりの息子を指して依存心が強いとかって言ってるから。
経済的に頼っていても、心理的にはまったく依存していないことはおかしくないし、むしろ健全。
逆に、例えば、介護する側が、介護される側に対して強い依存心を持っていることだってある。
要は他者に対する過剰な期待、執着。
あるいは、他者との関係に自分の存在価値を見い出す心の動き。
しかも、依存心は、自分の中で、
相手の為だと合理化したり、
愛情に置き換えたり、
逆に依存しながら恨み続けたり、
こうして形を変える。
さらに意識すらできない深層心理だったりするから、やっかい極まりない妖怪なの。依存心って。
それより、今日の放送って、息子が聞いてる可能性があるんだよね?
こんな回答(*)されたんじゃ、息子の高笑いが聞こえてきそう。
こりゃヤバイわ。
(*)こんな回答:
別に回答批判じゃないですから。
よろしく加藤ファン。
てか、アタシもファン。
依存心って何ですか?
相談者から聞かれて加藤先生がシンプルに答える回
♥【日曜に読む傑作選】妹に迫った夫を許さない!矛盾を突かれて撃沈する女52歳
えーと、孫が6歳で……離婚したのが8年前で……孫が生まれたのは……えー、6年前で……
んんんんん? これは……