離婚後13年経ってからの養育費請求。当然の権利も過去分は難しく
(再びパーソナリティ)
ドリアン助川:
もしもし?
相談者:
はい
ドリアン助川:
あのお・・今15歳の・・妹さんが、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、ま、仮に大学に行くとすると、
相談者:
はい
ドリアン助川:
あと7年。
相談者:
・・そうですね。
ドリアン助川:
あなたの、あのお、
相談者:
はい
ドリアン助川:
力が必要になるんですけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
でえ、ま、これ、総力戦でね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
あの色んなケース、うー、あまり、その・・彼女たちの、負担にならない奨学金を探したりとか、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、或いはアルバイト、もしてもらうとか、総力戦だと思うんですけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
今この・・うー前の、旦那さんから・・何も・・そのお金取れないという・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
ことも十分考えておくべきだと思うんですよ。
相談者:
はい、はい
ドリアン助川:
で、その上で・・人生組み立てて行かなきゃいけないんですが、
相談者:
はい
ドリアン助川:
あのお、お嬢さん達と、色んな人生のやり方あるよという・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、豊かな組み立て方の話もされた方が、
相談者:
はい
ドリアン助川:
いいかと思います。
相談者:
はい、分かりました。
ドリアン助川:
はい
相談者:
ありがとうございます。
ドリアン助川:
はい、では失礼しまーす。
相談者:
はい、はい、どうもありがとうございました。
(内容ここまで)
ふうん、過去分の養育費はあきらめですか。
なるほどねえ。
未払いだったらまた話も違うんだろうけどね。
取り決めもせず、請求もせずだったら、未払いじゃないわな。
しかし
いいのか?
こんなクソみたいな回答で。
坂井眞 「養育費の請求は、全然問題なくできます」
で?
坂井眞: そういうことになりますね。
相談者: はい、分かりましたあ♪
終わりかい!
請求はできますって、
請求はできますって、
アタシでも言えるわい!
一体、どうやって払わせるつもりなの?
民事の判決なんてケツ拭く紙。
元夫の自発的行為に頼るしかない。
資産もなく、定職もなければ差し押さえもできない。
払わないからといって、罰則もない。
でしょ?
そもそも養育費の支払い命令が出ることすら怪しい。
坂井眞:
子どもの年齢や人数ですね、いくらっていうのは大体、家庭裁判所の基準がありますので。
それわざと?
基準っていわゆる養育費算定表のことだよね?
養育費を決める変数は、子どもの年齢と、人数?
もう一つあるでしょ?
なんで、一番大事なパラメータを外すの?
親の年収。
コレ。
算定表の横軸が同居している親の年収で、縦軸が別居する親の年収。
交錯しているゾーンが負担すべき養育費。
で、算定表から拾う養育費の最低額はいくらかというと・・
ゼロぉ。
考えてみればこれは当然で、いくら子どもの権利でも、いくら裁判所でも、収入がない人に養育費を払いなさいなんていう現実離れした命令を出すことなんてできない。
相談者が今日の回答を真に受けて、弁護士に着手金払って、
そいで、戸籍調べて、居場所見つけてもらって、
そいで、内容証明郵便送って、無視されて、
そいで、調停申し立てて、無視されて、
そいで、訴訟起こして、確定判決の紙切れ一枚。
ここまでのお見積り頂けないかしら?
ドリ助:
旦那さんから何もお金取れないという・ことも十分考えておくべきだと思うんですよ。
パーソナリティがフォローしとるやないか。
区役所の無料法律相談に座っている、仕事下さい弁護士でも、もう少し親身な回答する。
ひょっとして、上げて落とすのが性癖なのかもしれん。
引っ張って引っ張って期待を持たせて、弁護士「相続分はない」女「え?」