飲み込もうとする母親から懸命に逃げる娘を追いかける女52歳
テレフォン人生相談 2018年2月15日 木曜日
娘と大喧嘩して、娘は一人暮らしを始めた。以来、会話が無く冷戦状態。関係を修復するには?
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)
相談者: 女52歳 夫54歳 長男24歳独身で同居 長女19歳大学生で4ヵ月前から別居中
今井通子:
もしもしい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、もしもし、あ、お世話になりますう。
今井通子:
はい。
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
はい、えっとお、あ、娘、との、関係を、えー、ちょっと今こじれておりまして、それを修復するにはどうしたら良いかと思いまして。
今井通子:
はい。あなたはおいくつですか?
相談者:
はい、と、52歳です。
今井通子:
52歳・・お嬢さんお一人?
相談者:
長男が、24歳、で・・
今井通子:
はい
相談者:
えー、社会人で。
今井通子:
はい
相談者:
で、娘は今大学生え、で、19歳です。
今井通子:
はい。ご主人はおいくつ?
相談者:
54です。
今井通子:
はい。そうすると・・ご家族は、4名?
相談者:
はい、そうです。
今井通子:
で、社会人の、息子さんは・・
相談者:
えーと・・
今井通子:
もう結婚されてんですか?
相談者:
いえ、あの独身で、今あのお、自宅#$%◆あの、まだ・・
今井通子:
じゃ、ご自宅に皆さんいらっしゃんの?
相談者:
はい・・そうですね、あの一応、形としてはそうなんですが、
今井通子:
はい
相談者:
えーとお、ま、1年程前からちょっと娘との関係が、うー、上手くい、かなくなりまして。で・・
今井通子:
はい。それは何?、お嬢さんとあなたが?
相談者:
そうです、わたし・・との関係が、ていう・・
今井通子:
なるほど。
相談者:
形になります。はい
今井通子:
それはどういう・・
相談者:
で、あの、大学う、入ってから、アルバイトをしたり、だとか、ま、色々こう生活の・・うー・・幅が広がって行くといいますか、
今井通子:
ええ、ええ
相談者:
えー、な、なって行きまし、ま、それは、全然、あのお、もう、ごく当たり前の事だと思うんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
こう何となくこう・・ちょっと壁を作ってるような感じを・・感じるようになりまして、
ま、ただ、うー、とにかく・・その、ま、アルバイトもやり、まあ、あの、習い事もやっているのでえ、うー、なかなか家に居る事も、なく、家に帰って来るのももう、遅い時間で、こうゆっくり話せないではいたんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
なんか話す、こととなるとなんかこう、ちょっとこう・・お小言というか、うー、で、わたしがちょっと割と厳し、く、言ったり、いー、する事もあるので、ま、そういうのが・・ずっとこう、積み重なって、で、わたしの方としては・・こ、何を考えてるのかを知りたい、ていうのも・・ありまして、こう、しつこく聞いたりとか、してたんですね。
今井通子:
はい
相談者:
で、うん、そういう事が重なって、今からそうですね、半年ほど前なんですけれども、ちょっとこう大きな・・ま、喧嘩といいますか・・あの些細な事がきっかけだったんですけれども、
うん、その時に、うーん、娘が、
「そうやって、こう、自分」・・
「が納得する答えが出るまで、延々と続くんだよ!」
って言ってこう、大声でこう泣きながら・・叫ぶといいますか、あの、まそういう出来事があ・・ったんですね。
今井通子:
はい
相談者:
で、状況としては、も、ホントに最悪、な状況ではあるんですけども、やっとなんか・・こう娘の、本音が聞けたといいますか。ある意味ちょっと嬉しいっていう気持ちもあったりなんか・・してたんですけれども、うー、結局娘がそれで、限界だったみたいで、
ま、「家を出たい」と、主人に相談したらしいんですね。
今井通子:
はい
相談者:
で、うん、最終的に主人も・・
「ま少し、離した方がいいだろう」と。ま、主人の判断で今、あのお、娘だけ、要するに一人暮らしを、しているという状況・・になっておりまして、
今井通子:
はい
相談者:
それがまあ、かれこれ、4ヵ月ほど・・に、なります。
今井通子:
はい
相談者:
で、ま、主人は、あの、ま、一旦離してえ・・少し、それぞれで考えて・・っていうつもり、ではいた、え、いるんですけれども、娘の方は・・うん、ま、一度、うー、そういう心の病気というか、あのお、カウンセリング、みたいなところに、ま、娘の方から「行きたい」と、主人に、なんか言ったそうで。
うー、一度そこに、カウンセリングを受けに、行ったんですけれども・・で、その時に、ま、
母親、「お母さんも、カウンセリングを受けられると」・・
「いいかもしれないです」って話を聞きまして、
で、わたしも、定期的に、カウンセリングは受けているんですけれども、
あの、ま、それも・・あのお、変な言い方ですけれど、娘がそれで安心するならというつもりで・・ま、受けては、いるんですけれども、
うん、ま、現状としては、娘はまだ、あのお、ま、この、4ヵ月間、こ、言葉を交わしたり、もちろん実際に会ったりっていう事もなく、
ま、何もない状態でここまで来て・・いるというのが現状なんですけれども、
ま、今後、どういう風に・・えー・・
今井通子:
ん?、えーと・・
相談者:
はい
今井通子:
お嬢さんとは4ヵ月間、会ってない?
相談者:
会ってないです、はい
今井通子:
あ、なるほど。
相談者:
はい。
あの、ま、主人の方は、定期的に会っては、いるんですけども、ですので・・ま、主人から全部聞・・聞く話という・・形になってます。
今井通子:
はい
相談者:
で、ま、今後、うん、娘と、どういう風に、関係を修復してったらいいのかと・・おー、いう事をご相談させて頂きたいと思いまして。
今井通子:
・・なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
・・えーと、そもそもがですね、
相談者:
はい
今井通子:
えー、お嬢さんは、
相談者:
ええ
今井通子:
活発な方?、それとも大人しい方?
相談者:
んとお、あの・・大人しくて、あの動かないって事ではないんですけれども、ま、体と動かす・・習い事をしているので・・活発ではあるんですけれども、その、自分の内面をあまり出さない・・子、ではあります。
こ、何を考えているのかが・・こ、分からない・・
今井通子:
あのお・・えーっと、小さい頃から、でいいんですが、
相談者:
ええ
今井通子:
お友だちは多い?、少ない。
相談者:
少ない、少ないですね。
今井通子:
あー
相談者:
ま、こういう関係になる前に・・ちょっと、娘がぼそっと言ったのは、その
「高校では、友だち作りに失敗したから、大学では」・・あのお、「ちゃんと作りたい」みたいな話はした事はあります。
今井通子:
お嬢さんから言って来る話に対してお母さんは聞いてあげてた?
相談者:
あ聞いてました、はい
「あ、そうなんだ」っていう、いう話で、ま・・そのま、友だちい、の事とかを、親に突っ込まれるのは、ま、嫌だろうなと思って、それは・・
「そんなに頑張んなくてもいいと思うよ、そのままでいいと思うよ」っていうような話は、あのお、したんですけれどもお。
今井通子:
・・うん、ただその・・親子喧嘩の中で、
相談者:
ええ
今井通子:
要するに・・
相談者:
はい
今井通子:
「お母さん自身が納得するまで」・・
相談者:
ええ
今井通子:
「延々と続くんだよ」って・・叫んで、
相談者:
はい
今井通子:
っていうところで、キレたわけじゃないですか、お嬢さんは。
相談者:
はい、そうですね、はい
今井通子:
ていう事は、お母さん結構色々しつこく聞いたりしてたんじゃないの?
相談者:
あのお、え、ま、その友だちの事ではなくてその・・生活、の、ま、環境がその・・大学に入って変わってえ・・で、こう・・壁を作ってる感じ?
なんかこう、目を合わさないで話すとか、
なんかそういう事が・・ま、ずっと続いてたので・・
え、な、「何が嫌なの?」みたいな話で・・聞いて、しまってたんですね。で、娘は、
「別に、何でもないけど」みたいな、話だったんですけど、こう、事あるごとにそれをわたしは・・なんかこう・・問い詰めてたんですけれども。
今井通子:
なるほど。
あなた自身は・・お子さんの時から・・
相談者:
はい
今井通子:
ま、結婚する前、の、独身時代とか・・
相談者:
はい
今井通子:
なんですが、
相談者:
はい
今井通子:
・・どんな人でした?
相談者:
うーんと、ま、あ、あの、兄二人い・・の中で、えー、育って、来たので、ま、よく言われるのは「男みたいだ」と。
今井通子:
あー
相談者:
で、割と、白黒はっきり・・
今井通子:
はい
相談者:
付けたいタイプ。
今井通子:
はい
相談者:
「ま、いいや」っていうのが、できない・・
今井通子:
なるほど。
相談者:
タイプではあります、はい
今井通子:
という事で、
相談者:
はい
今井通子:
えー、じゃ・・お嬢さんとの関係を、
相談者:
ええ
今井通子:
要するにあなたの思いとしては何がしたいんですか?
相談者:
ま、あの、娘と普通に、うーん、向き合え、わたしと向き合えるようになる、なってくれるには・・どう、うー、ふうに見守って行ったらいいのかという・・ところでしょうか。
今井通子:
分かりました。
今日はですね、精神科医の高橋龍太郎先生がいらしてますので・・
相談者:
あ、はい
今井通子:
伺ってみたいと思います。先生よろしくお願いいたします。
相談者:
はい、よろしくお願いいたします。
(回答者に交代)