ケチなワケ。お金残さないと子どもに愛されない。愛する能力のなかった親の呪縛

(回答者に交代)

マドモアゼル愛:
はい、どうも・・こんにちは

相談者:
こんにちは・・

マドモアゼル愛:
はい

相談者:
よろしくお願いします。

マドモアゼル愛:
はい、はい。
あのお・・旦那様はえっと、これは、ご病気かなんかで?、亡くな・・

相談者:
いえ、自死です。

マドモアゼル愛:
その理由分かる?

相談者:
・・分かんないんでえ(涙声)、この8年間、子ども達、も、わたしも、もう、「なんで?、なんだろうな?」みたいなので・・

マドモアゼル愛:
うん

相談者:
苦しん、でるところではあるんですけど・・

マドモアゼル愛:
うん

相談者:
(大きくを息を吸う)

マドモアゼル愛:
でも、旦那さんはあ・・と結婚して、あなたは随分・・自分の生い立ち上の苦しみから救われ、たわけだよね?

相談者:
・・はい、救われました(涙声)。

マドモアゼル愛:
だよね?
そいであなたは・・旦那様には・・素直に・・ま、一種、甘え、る事も出来たわけだよね?

相談者:
はーい、ま、甘えすぎるぐらい、多分甘えてたんだと思います。

マドモアゼル愛:
うーん

相談者:
(鼻をすする)わたしが、だから実家のお・・両親の・・

マドモアゼル愛:
うん

相談者:
介護でえ・・あの家を空ける事が・・

マドモアゼル愛:
うん、うん

相談者:
・・10年ぐらい前から、

マドモアゼル愛:
うん

相談者:
主人が亡くなる、10年ぐらい前から、

マドモアゼル愛:
うん

相談者:
(鼻をすする)あの、多くなってたんで、

マドモアゼル愛:
あーなるほど。

相談者:
・・だから、その間(かん)に、こ、主人に、何があったっていう細かい事は、

マドモアゼル愛:
んだか、ん、置いちゃったんだねえ。

相談者:
うん、分からな・・かったんで、

マドモアゼル愛:
でもさ、あなたにとって大事な、家庭、旦那さん・・

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
よりも・・その介護に・・エネルギーを注いだ理由が分かる?

相談者:
・・はい、父に愛されたかったからです(涙声)。

マドモアゼル愛:
そうだよね、あなたは、やっぱり・・自分のこだわりを取ったよね?

相談者:
・・はい

マドモアゼル愛:
そこでね、お話したいんだけども・・人が愛されるか愛されないか。
子どもが・・親に愛されるか愛されないかっていうのは・・子どもの問題ですか?

相談者:
・・

マドモアゼル愛:
この子だと愛せて・・この子じゃ愛されないなんていう親って・・愛情なの?それって。

相談者:
・・

マドモアゼル愛:
有り得ないですよ。
まずあなたが誤解しているとこは、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
長女や、次女の事を、お父さんは愛しているのに、わたしを愛していないっていう風に思ってる事が、実は、間違いなんです。

相談者:
・・あ、そうですかあ(涙声)、はい

マドモアゼル愛:
ホントに愛された長女や・・次女なら・・愛する父が倒れた時に、当然介護に、向かいますよね?気持ちが。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
・・だから?、ここで修正していただけえ、たいのは、長女も、次女も、決して愛されていたわけじゃないんです。

相談者:
・・あーあー

マドモアゼル愛:
これはあなたの間違いなんです。

相談者:
はーい

マドモアゼル愛:
いいですか?・・長女も、次女も、あなたも・・

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
お父さんは愛していなかった。なぜか?

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
愛する能力のない人だからなんです。

相談者:
・・あ、わ、わたし達が、ですか?

マドモアゼル愛:
違います、お父さんにです。

相談者:
あー!、多分そうだと思います(泣き)。

マドモアゼル愛:
だから・・

相談者:
身勝手な人だったんで。

マドモアゼル愛:
愛する力がない人に・・

相談者:
はい(鼻をすする)

マドモアゼル愛:
あなたは何で・・愛を求めんの?、で、求めたの?

相談者:
・・

マドモアゼル愛:
いーいぃ?

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
姉妹(きょうだい)間の不満とか・・生い立ち上の、不満が、自分が愛されなかったという・・一つの事を重大視して、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
それほどまで、事実関係が見えないほど、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
あなたも馬鹿になっちゃってたのよ。

相談者:
(鼻をすする)そうですねえ

マドモアゼル愛:
そして、この時一番犠牲になったのが、あなたの夫だったのよ。

相談者:
そうですねぇ(泣き)

マドモアゼル愛:
だから、あなたの結婚生活は・・

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
自分のコンプレックスや、自分の悩みを解消する事が重要であって、

相談者:
はーい

マドモアゼル愛:
夫婦の触れ合いや・・ホントの幸福を求めようっていう気持ちとは・・僕は違ったところに在ったんだと思うよ。

相談者:
(鼻をすする)

マドモアゼル愛:
愛を求める対象を、僕は間違えてると思う。
だから、お父さんが愛情を確認出来たら自分は元気で生きられるっていう事も幻想なんです。

相談者:
・・あー、はい

マドモアゼル愛:
だ、過去捨て、捨てましょうよ、もう今日そういう・・お父さんの事はそういう事で、あなたはお父さんに、愛されてませんでした、それは確かです。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
長女も実は、同じです。あなたと同じ。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
それはお父さんも中に愛する力がなかったからの問題で、あなたの問題では全然ないんです。

相談者:
あ・・

マドモアゼル愛:
長女は長女で・・嫌な思いをしてるんです、お父さんから。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
本当の愛情じゃないのに・・

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
期待されて・・

相談者:
あー、そうだと思います(鼻をすする)。

マドモアゼル愛:
なんか、おだてられたら、違った苦しさがあるんですよ、今度は。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
みんな被害者なんですよ。

相談者:
(鼻をすする)はーい

マドモアゼル愛:
みんな、可哀想だったんですよ、実は。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
だから、あなたの今、これからの人生っていうのは・・

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
あなたが、生きて行けるように、ホントに、結婚した責任感を持って、また、一方的な、愛情を注いで、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
あなたに、絵を作ってくれた、そいで・・

相談者:
(鼻をすする)

マドモアゼル愛:
絶望の中で、亡くなっていった・・

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
あの、旦那様に、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
その、引いてくれたレールを、有り難く受け止めて、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
幸福に暮らして行く事が、実はあなたに与えられた・・い、一つの、償いなんです。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
子どもは知ってんのよ。
また母さん、

相談者:
(鼻をすする)

マドモアゼル愛:
子どもにお金を残せば・・わたしの事を・・悪く言わないだろう、なんていう・・それでもう、お父さんと同じ事なの。

相談者:
そうですね。

マドモアゼル愛:
子どもに・・子どもに母親を愛する力があれば愛してくれます。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
愛してる、力がなければ愛してくれません。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
だからお母さんは・・今生きている子ども達と、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
いかに楽しく、良い思い出を作って行くかの方が大事なんです。

相談者:
(鼻をすする)はい、息子もそう言ってました(泣き)。

マドモアゼル愛:
その通りなんです。

相談者:
はい(泣き)

マドモアゼル愛:
その時、目に見える、なんか・・自己憐憫(れんびん)による・・

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
訳の分からない愛情を求めて、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
子ども達を縛っているのは分かります?

相談者:
はい、分かってます(涙声)。

マドモアゼル愛:
ね?、だからお母さんのケチっていうのは・・抵抗のケチであり、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
人を攻撃しているケチなんですよ。

相談者:
あー、はい

マドモアゼル愛:
だから不快なんですよ、見てて。

相談者:
そうなんです(涙声)。

マドモアゼル愛:
不快っていうか理解できないのよ。
子ども達は理解するんだけれども、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
お母さんの深い問題をそこに感じ取るんですよ。

相談者:
はい(鼻をすする)

マドモアゼル愛:
お父さんの事も大事にまだしてないって事が分かるんですよ、どこかで。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
だから・・清算は・・簡単です。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
お父さんと違って旦那さんはあなたを愛してくれたんです。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
そいで、あなたが生きて行けるような、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
レールを作ってくれたんです。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
それに・・有り難く乗って、

相談者:
うん

マドモアゼル愛:
そして・・残された子どもと、

相談者:
(鼻をすする)

マドモアゼル愛:
妻とで、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
良い思い出、楽しい思い出・・お父さんの、その中から孤独さ・・悲劇、を、感じ取る・・

相談者:
(鼻をすする)はい

マドモアゼル愛:
嘘でない心で、感じ取る能力が、芽生えて、みんなで共有できた時に、お父さんも・・浮かばれるし、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
みんなも幸せになるわけです。

相談者:
はい・・(泣き)

マドモアゼル愛:
ね。

相談者:
ありがとうございました。

マドモアゼル愛:
うん

(再びパーソナリティ)

「ケチなワケ。お金残さないと子どもに愛されない。愛する能力のなかった親の呪縛」への5件のフィードバック

  1. 自死した旦那さんとの関係にこそ目を向けるべきではないでしょうか。
    真剣にそれをやると今よりもっとキツくなるかも知れませんが。
    自分の親なんて、捨てちゃって良いのよ。(もちろん気持ちの上で)
    自分の子からも捨てられて良いのよ。(もちろん気持ちの上で)
    順繰りだもの。

  2. 旦那の自死の原因がわからないって言ってんのに相談内容はそれじゃなくて、この期に及んでも「親から愛されなかった私」なことにゾッとした。
    親が私を愛してくれれば旦那は死ななかったのにってか。
    愛先生は言わないであげたけど、父親とおなじであんたに愛する能力がなかったから旦那は自死したんじやないの?と言いたい。

  3. 愛されないものは愛せない?愛のないものはそこにある愛を感知できない?

  4. 愛先生の得意分野の相談だね。
    加藤先生だったらもっとノリノリかもしれない。
    冷たいかもしれないけど途中で聴くの止めちゃった。
    相談者は愛されなかった自分を一生身にまとって生きて行くんだろうね。
    一番苦しかったのは自死を選んだご主人だと思うけど。

コメントはお気軽にどうぞ。承認後に掲載されます。
承認基準はコチラ

名前欄は必須です。何かハンドルネームを入れてください。