コミューニケーション下手を自認する未婚男。深い付き合いを妨げていた原因
テレフォン人生相談 2018年3月29日 木曜日
コミュニケーションが下手で、友達もなく、一人で家で過ごすことが多い。上手くコミュニケーションをとるには?
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 男43歳独身一人っ子 父74歳との二人暮らし 母は他界している
ドリアン助川:
もしもし?、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、もしもし
ドリアン助川:
よろしくお願いします。
相談者:
よろしくお願いします。
ドリアン助川:
今日どんなご相談でしょうか?
相談者:
えっと、悩みなんですけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
男性もそうなんですが・・特に、女性とのコミュニケーションを取りたいっていうか、仲良くなりたいっていうので、
ドリアン助川:
はい
相談者:
それが・・悩み、の相談なんですけども。
ドリアン助川:
はい。
「男性もそうなんですが」っていう事はその・・男性ともそうしたいっていう事ですか?
相談者:
そうですね・・
ドリアン助川:
ふうん
相談者:
特に、女性です。
ドリアン助川:
「特に」ですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、あなた様おいくつですか?
相談者:
43歳です。
ドリアン助川:
43歳?
声、若いですね。
相談者:
そうですか?
ドリアン助川:
20代のような声に聞こえますよ。
相談者:
あ、そうですか。
ドリアン助川:
ええ、で、43歳・・今、どんなお仕事をなさってますか?
相談者:
製造業です。
ドリアン助川:
製造業?、で、その、仕事の現場には・・女性っていないの?
相談者:
います。
ドリアン助川:
「います」?
ま、女性って言っても広うござんす。
相談者:
はい
ドリアン助川:
という事で、おいくつぐらいの女性がいらっしゃいますか?
相談者:
うんまあ・・60から、20代まで。
ドリアン助川:
あ、20代から60代まで?
相談者:
はい
ドリアン助川:
うん。
で、あのお・・んー、なんかこう仲良く、お話できている相手はいないんですか?
相談者:
まあ・・いたりするんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、ほと、ほとんどっていうか、1割ぐらいで(苦笑)、
ドリアン助川:
1割?
相談者:
ほとんどがあ、仲良くないみたいな・・
ドリアン助川:
うーん。
ま、こういったお悩みを下さるっていう事は、ご結婚はしてらっしゃらないんですね?
相談者:
あ、はい
ドリアン助川:
で、えー学校お・・時代はどうでした?、女性・・の友だち・・
相談者:
あ、いないですね。
ドリアン助川:
いない?
相談者:
はい
ドリアン助川:
でえー、社会人になってからもいない?
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
うーん・・男性の友だちは?
相談者:
は(わ)、2、3人ぐらいですね。
ドリアン助川:
2、3人?
相談者:
はい
ドリアン助川:
ま、2、3人いればね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
あの、中々、友だち作るのって難しいですよ。
相談者:
はい
ドリアン助川:
うん。
えー、この2、3人は友だち、の中には、
相談者:
はい
ドリアン助川:
親友と呼べる人はいました?
相談者:
ま、1人ぐらいいたんですけども、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
ちょっとわたし、統合失調症に、
ドリアン助川:
はい
相談者:
8年前になりまして、
ドリアン助川:
ほうほう。
相談者:
で、統合失調症になってから、さらに人というか、親戚、友だちとの関係も断ってしまいまして、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
友、あ、父親との関係以外は孤独になってしまったっていう事で・・
ドリアン助川:
うーん
相談者:
休日は、特に趣味もなく、1人で寂しく過ごしてるみたいな感じなんですけども。
ドリアン助川:
ふうーん。
えーと、じゃ、今、あの、ご家族ていうのはお父さん?
相談者:
はい
ドリアン助川:
お母さんは?
相談者:
あ、えっとお・・小さい時に亡くなったらしいんですけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
その事も・・聞いてなくて、
何で亡くなったのかとかも聞いてなくて、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
なんか・・んー、小さい時い、は(わ)あ、何ていいますかね・・えーと、何でだろうな?っていうんの・・は、ありましたね。
ドリアン助川:
あー、そのお母さんの事を思うと、き、霧の中というか・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
ご兄弟は?
相談者:
いないです。
ドリアン助川:
じゃ一人っ子で?
相談者:
はい
ドリアン助川:
お父さんと2人で生きて来られて、
相談者:
はい
ドリアン助川:
でえ、友だちもちょっと、作りにくい性格だったという事ですね?
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
ふうん。その辺、あの、ご自分で考えられて、
相談者:
はい
ドリアン助川:
どういうところが、みんなと、その、コミュニケーションしていく上で・・えー、ちょっと苦手なのかなっていう部分がありますか?
相談者:
あ、えっとですね、自分を・・表に出す、何が好きだとか、
ドリアン助川:
はい
相談者:
・・「何が趣味なの?」とか聞かれると、
ドリアン助川:
はい
相談者:
困っちゃうんですよ。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
てゆうのは昔からあります。
ドリアン助川:
はあ、はあ
自分を、の事を聞かれると?
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、どう表現したらいいか分からなくなると。
相談者:
んー
ドリアン助川:
うん
相談者:
そうですね、趣味とかもあんまないんで。
ドリアン助川:
うーん、じゃ・・
相談者:
ま・・
ドリアン助川:
あの、一人ぼっちの、その、休日ってさっきおっしゃいましたけどね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
何してるんですか?
相談者:
そうですね・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
寝てたりとか、あと買い物行ったりとかもする時もありますけど、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
大体そんな1人で・・
ドリアン助川:
うーん。
お父さんおいくつですか?
相談者:
70、4です。
ドリアン助川:
74歳?、えー、という事は・・お父さんと、休日どっか、出掛けるって事もないんですか?
相談者:
ないですね。
ドリアン助川:
うんー。
で、その買い物行く時っていうのは何買うんですか?
相談者:
まあ・・靴買ったりとか服買ったりとか。
ドリアン助川:
あ・・これね?
靴買ったり、服買ったりって、例えば、わたしは・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
とても苦手なんです。
相談者:
はい
ドリアン助川:
自分が何好き、好きなのか?、何着たいのか?全く分からなく、なっちゃって、
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、服のお店へ入ってって、あの、店員さんが、カッコいい店員さんが近づいて来てね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
「何をお探しですか?」とか言われるともう、緊張しちゃってその場から逃げ去るって事がよくあるんですけど。
相談者:
あー
ドリアン助川:
あなたの場合はどうですか?
相談者:
ちょっと緊張しますけど、
ドリアン助川:
うん
相談者:
見て、欲しければ買うみたいな・・
ドリアン助川:
あ、でも欲しいっていうその時、感覚はあるの?
相談者:
あ、ありますね。
ドリアン助川:
あ、これがいいなって。
相談者:
あはい
ドリアン助川:
じゃ、ちゃんと、好みってものあるんじゃないですか。
相談者:
あ、はい
ドリアン助川:
あ、それはいいですよ?
相談者:
はい
ドリアン助川:
うん。
わたし全然ないので、
相談者:
はい
ドリアン助川:
自分の好みが分からないんです。
相談者:
はい
ドリアン助川:
うん、だから、あなたの方がそこはしっかりしてますよ。
相談者:
はい
ドリアン助川:
うん。
じゃあの・・んー、何もかもそのお・・無機質に見えてるというわけではなくてえ、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、好みというのはあるわけですね?
相談者:
ま、あ、多少はあると思いますけど。
ドリアン助川:
うーん、はい。で、今・・
相談者:
でも何となく・・ああ、すいません。
ドリアン助川:
いいえ。
で、今、お話をしてて・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
とても受け答えしっかりしてますし、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、人とちゃんとこう・・接する事が、ね?、出来れば、あとは、こう上手く転がってくような気がするんですけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
そのまず、最初の扉を開けるのが苦手なのかな?
相談者:
・・んまあ・・そうですね。
ドリアン助川:
うーん・・
誰か片思いで好きになったという事はあるんですか?
相談者:
んま、ありますね。
ドリアン助川:
うん、いつ?
相談者:
・・え、いつ・・だいぶ前、10、10年ぐらい前とかの・・
ドリアン助川:
10年ぐらい前?
相談者:
はい
ドリアン助川:
それは、職場の人?
相談者:
はい
ドリアン助川:
あー・・で、何か意思表示しました?
相談者:
あ、したんですけどフラれたとか。
ドリアン助川:
あー、まあね・・大抵はそうですよ。
相談者:
はい
ドリアン助川:
うん。
あの・・んー、高校生の頃とかどうだったんですか?
相談者:
高校生の頃は・・
ドリアン助川:
ええ
相談者:
・・えっとお・・告白とかはしなかったです。
ドリアン助川:
でも好きな人はいた?
相談者:
いたんですけど・・
ドリアン助川:
うん
相談者:
何かコミュニケーション・・取れなくて、
ドリアン助川:
はい
相談者:
何か見ちゃうんですよ。
そ・・大人になってもそうなんだけど、気になって見ちゃったりとかして・・嫌がられちゃうみたいな。
ドリアン助川:
あ・・見ますよ。
相談者:
はい
ドリアン助川:
好きな子は・・しかも正面から見れないから、
相談者:
はい
ドリアン助川:
結構、変な方向から見ちゃったりして、
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、余計、嫌がられますよ。
相談者:
あー、はい
ドリアン助川:
ええ。
いや経験あるある、それは。
相談者:
はい
ドリアン助川:
うん。
そうですか。で、ま、その時の何かこう、好きな人がいるんだけど・・言葉出て来ないし、近づき難いし・・見ちゃって嫌がられるし、その、自己嫌悪みたいなものも浮かんで来るし。
相談者:
はい
ドリアン助川:
そういうのがいまだに続いてるっていう事ですよね?
相談者:
そおです。
ドリアン助川:
で、あなたとしては・・えー、ま出来れば、男の友だちも欲しいし、
相談者:
はい
ドリアン助川:
え、もっともっと欲しいのは・・女の友だち。
相談者:
はい
ドリアン助川:
ていう事ですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
どうしたらいいか?という事ですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
分かりました。
えー、今日の先生に、相談してみたいと思います。
相談者:
はい
ドリアン助川:
心についてのエッセイスト、マドモアゼル愛先生です。よろしくお願いします。
(回答者に交代)
北方謙三 曰く ソープへ行け! で解決しそう
挑戦も努力も中途半端なすべからく自信の持てない40歳
あれこれ理由付けてまだチェリーなボーイな可能性大
男なんてたいしたことはないと女は初めから知っているが
男は女を経験するまですごく大げさに考え、ゆえにこのありさま
結果、男も女もしょーもないのはしょーもないわけだが
それにビクつく己自身がほんましょーもない
40にもなって、しょーもな