妻に逃げられたDV男が醸し出す感じ良さ。鏡に囲まれて他者がいない

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
うん。あのね・・今大原先生が、言われた通りでね、

相談者:
はい

加藤諦三:
確信の部分だけど、あなたが全く理解出来てないっていう言葉、言います。

相談者:
はい

加藤諦三:
大原先生「他者がいない」って言ったんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
この言葉は・・確信的な部分なんです。
あなたは分かんないですよね?、この言葉。

相談者:
はい。どういう事ですか?

加藤諦三:
他人がいないの。
今ね、あなたね・・部屋で言うと、

相談者:
はい

加藤諦三:
四方、鏡の・・なっている部屋の中にいんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
どっち向いても自分しかいないの。

相談者:
はい・・そうですね、はい

加藤諦三:
そこが分かれば・・

大原敬子:
うん

相談者:
はい

加藤諦三:
要するに・・そこに・・他人も居るんだってのが分かれば・・

大原敬子:
うん

相談者:
はい

加藤諦三:
全部解決すんだよ。

相談者:
他人が分かる、居るんだっていう事を理解するためには・・
他人の気持ちを、分かる、という事でしょうか?

加藤諦三:
・・そういう事なんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
だからそれが・・さっき大原先生言ったように・・妻が「怖い」っていう時の、その、怖い顔お、が・・分かれば・・

相談者:
はい

加藤諦三:
も、自然とやる事は分かって来ますよ。

相談者:
・・あーあ

加藤諦三:
だからさ、さっき大、大原先生のおっしゃった「まず絶叫する」「走る」・・

相談者:
はい

加藤諦三:
それ大切です。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、僕は心理的な事を言うと・・まず・・
「どうすれば、治るんですか?」じゃないんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
自分に気が付くことがもう・・

相談者:
「自分に、気が付くこと」

加藤諦三:
うんー・・自分がやってた事は・・こんな酷い事なんだ。

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
あ、自分は・・こんーな辛い人生を生きて来たんだ・・っていう・・それ・・と、

相談者:
はい

加藤諦三:
・・同時に・・本当に自分が憎んでいる人は誰か?っていう事も分かって来る。

相談者:
・・

加藤諦三:
そうすると・・色んな事を自然と・・
「どうしたらいいですか?」なんて事はもう・・聞かなくたって分かって来るよ。

相談者:
はい、はい・・まずは・・

加藤諦三:
よろしいですか・・はい

相談者:
まずわたしがする事は・・えー、大原先生のおっしゃった、妻の恐れている顔を・・

加藤諦三:
うん

相談者:
ちゃんと理解する事。

加藤諦三:
うん

相談者:
そして・・加藤先生のおっしゃった・・自立する事。

加藤諦三:
そう

相談者:
そういう事ですね?

加藤諦三:
そういう事です。
あなた、現象ばっかりに捕らわれちゃったんです。原因が何かって事考えないで。

相談者:
はい、はい・・原因・・

加藤諦三:
現象は結果なんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
DVの、背後にある原因が・・理解出来なければDVは治りません。

相談者:
はい

加藤諦三:
よろしいですか?

相談者:
はい、ありがとうご・・

加藤諦三:
はいどうも失礼します。

相談者:
どうもありがとうございました。失礼いたします。

加藤諦三:
願望の底にある、無意識の力を理解すること。

 

「妻に逃げられたDV男が醸し出す感じ良さ。鏡に囲まれて他者がいない」への4件のフィードバック

  1. 知ったとしたら
    絶望するのだろうか?悔むのだろうか?
    別れた女房は1ミリたりとも貴方との思い出では捨てていますよ
    自分が恐れ、嫌われているとは微塵も考えない・・
    この冷静さもあり本物かもしれない
    奥さんに同情。怖え~

  2. 「鏡に囲まれて他者がいない」
    その鏡はマジックミラー。中にいる男はうぬぼれているが、鏡の外にいる人間(我ら)は軽蔑・嘲笑している。だが中の男は気づかない。

    「反省してDVが治るんだったら世の中からDVは消えていますよ」
    加藤氏から早々にパンチ繰り出すのは笑った。相談はこの時点で終了しちゃったと言っても過言じゃないかも。

  3. 奥さんが吉田沙保里だったらDVしないんだろうな
    あーでもそうなったら道端の他人(女子供)に危害加えそう

    1. 相手が誰であれ自分から離れられないってわかったらDVするんですよ。。

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