仕事で両親がパソコンに向かう家庭環境でネット依存の中2息子のナメた態度

テレフォン人生相談 2018年6月21日 木曜日

夜遅くまでインターネットにふけって学校を休みがちな中二の息子。
ルールを作って、ネットに繋げないようにすると豹変して暴れる。

夫婦の仕事がインターネット関係で、常にパソコンに向かっている。
話を聞いていくうち、この母親ありてこの息子という気がするのだが・・

 

パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 女49歳 夫56歳 息子中学2年生 娘小学6年生

柴田理恵:
もしもし?、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、こんにちは

柴田理恵:
こんにちは、今日は、どんなご相談ですか?

相談者:
えーと、中学2年生の男の子の、

柴田理恵:
はい

相談者:
ネット依存ん、の、相談です。

柴田理恵:
あー、お母さんはおいくつですか?

相談者:
わたしは49歳です。

柴田理恵:
49歳、旦那さんは?

相談者:
は(わ)56歳です。

柴田理恵:
56歳。
男の子さん、中2の男の子さんは、

相談者:
はい

柴田理恵:
えっと長男さんですか?

相談者:
はい

柴田理恵:
ひょ、他に、ぎょ、ご兄弟は?

相談者:
えっと小学校6年生の女の子お、が妹がいます。

柴田理恵:
ふうーん、ネット依存てえ・・

相談者:
あの、夜中中ずっと・・あのYouTubeを見たり、ゲームをしたり、

柴田理恵:
うん

相談者:
何か、楽しそうな事が結局インターネットの世界にいっぱいあるので、

柴田理恵:
うん

相談者:
ま、お金が掛かんないようには今やってるんですけど、

柴田理恵:
うん

相談者:
朝、起きられない・・んですよね。寝てないので。

柴田理恵:
あー

相談者:
で、学校に、行かないのは、英語が嫌いだから行かないのかと(苦笑)。

柴田理恵:
うん

相談者:
で、ちょっと心配をしてたんですけど。

柴田理恵:
うん、学校に行かないんですか?

相談者:
えっと、行けなくなっちゃうんですよ、朝、起きれないので。

柴田理恵:
起きれないから、行、行けない?

相談者:
それも、ま、週に、1回か2回、水曜日とか木曜日・・

柴田理恵:
うん

相談者:
月曜日とか火曜日とかは、まだ、行ける、エネルギーがあるんですけど、

柴田理恵:
う、ふん。えっと、お兄ちゃんのお部屋は、

相談者:
はい

柴田理恵:
あの・・ひと・・

相談者:
個室です。

柴田理恵:
個室、自分の・・

相談者:
はい

柴田理恵:
個室を持ってる?、うーん

相談者:
えっと2年生になって、無理矢理自分で、部屋を改造して造りましたね。

柴田理恵:
あー、部屋を改造して造った、はあー

相談者:
はい。で、ま、二段ベットも1個解体して、

柴田理恵:
うん

相談者:
で、自分の・・部屋っていう風に・・

柴田理恵:
に。

相談者:
主人の方も、

柴田理恵:
うん

相談者:
自分の部屋で・・インターネットを見たり、テ、昔はテレビを見ながらくつろぐっていうのが・・

柴田理恵:
ふうーん

相談者:
一般的だったんですけど、

柴田理恵:
うーん

相談者:
今はなんかYouTube見ながらくつろぐ感じで、

柴田理恵:
うーん

相談者:
だから、ま・・息子にしてみればあ、

柴田理恵:
うん

相談者:
「お父さんとおんなじ事してる」・・っていう・・

柴田理恵:
うーん

相談者:
主張もあるんですけど・・で、ま、学校の相談とかにも行ったんですけど、

柴田理恵:
うーん

相談者:
「ちゃんとルールを作らなかった事が原因だ」って、やっぱり学校は・・

柴田理恵:
今から、ルール作ればいいんじゃないですか?

相談者:
うーん

柴田理恵:
学校とかそういうのでは・・あのお、話題にならないんですか?PTAの方達とか。

相談者:
どの、お母さん方もそれは悩んでるみたいで、

柴田理恵:
うん

相談者:
で、比較的、後から持った、家庭の、だとちゃんとルールが出来てるみたいなんですけど、

柴田理恵:
うん

相談者:
あの、わたしも主人も、ネットお、関係の仕事をしてるので、

柴田理恵:
あ・・

相談者:
ネットショップみたいな・・

柴田理恵:
お母さんも・・お母さんもお父さんも、そういうお仕事なんですか?、割とネット・・

相談者:
ネットショップみたいな事をやってるので、

柴田理恵:
あー

相談者:
夜な夜な、ちょっと、ページを作るとかっていう作業を、家でやってたりとか、

柴田理恵:
してらっしゃるんですか?

相談者:
そうなんですよね。

柴田理恵:
あー

相談者:
だから常に、もう、気が付いた時にはずっとパソコンが側にあって、も、子どもが自由に遊べる。

柴田理恵:
あーー

相談者:
自分たちの使うパソコンが・・壊されると困るので、

柴田理恵:
うん

相談者:
もう中古のパソコンで、本人たち専用のがあったりとかっていう環境に・・

柴田理恵:
うーん

相談者:
が・・悪い事だと気が付かなかったというか。

柴田理恵:
うんまあねえ、ま、悪いかどうかは・・

相談者:
悪いっていうか、ま・・

柴田理恵:
わたしもあれですけど・・

相談者:
子育てには良くなかったっていうのは、今になって気が付いたんですが。
で・・

柴田理恵:
そうですね。でも・・仕事ですもんね?

相談者:
・・あー、仕事なんですよね。わたし達は。
ただ子どもにしてみれば、楽しい、楽しい、あの魔法の箱なので。

柴田理恵:
うーん、そうですねえ。

相談者:
で、ま、学校のその相談の先生・・からは、ま、「ルールを作った方がいい」って言われて、
ルールを作って・・1回学校休んだら、1週間#$%◆禁止っていう風にしたんですけど、

柴田理恵:
うん

相談者:
今度、その、ネ、ルーターとかネットの繋ぐ、繋がないとかで、で、本人が・・繋げなかった時の嫌がらせが、もう・・人格が豹変してしまって、ネチネチ、ネチネチ、もう・・ソファーから何から家中の家具をひっくり返す、みたいな事があったりとか・・

柴田理恵:
うーん

相談者:
で、ま、ルールも最初は、何回かは守ったんですけど、

柴田理恵:
えっと・・

相談者:
やっぱり・・

柴田理恵:
もちろんこの、何ていうか、お話、聞いてると、

相談者:
はい

柴田理恵:
そんなに・・訳も分かんない感じがしないので。

相談者:
はい

柴田理恵:
ゆっくりこう、何故・・フ(苦笑)、学校に行かなきゃダメか?とか。

相談者:
あー

柴田理恵:
何故、朝起きられないか?っつう、こう、と、こういう事だからっていう事を、きちんと、お話なさいましたか?

相談者:
何故ダメなのか?・・

柴田理恵:
うん。だってダメでしょ?、学校休むのダメですよね?

相談者:
ていうか、学校も、今、不登校の子はホントにたくさんいるんですよ。

柴田理恵:
え?

相談者:
だからクラスで・・

柴田理恵:
(苦笑)

相談者:
5人ぐらいはいるから、「俺だけじゃない」っていう主張をするんです。

柴田理恵:
「俺だけじゃない」?

相談者:
そうなんですよ「俺はいい方だ」って言うんです。「週に1回ぐらいか、1回、2回しか休んでないじゃないか」って。

柴田理恵:
(苦笑)屁理屈・・屁理屈ですね。

相談者:
ま、屁理屈というか、ま、実際そのクラスの中で何人かは・・

柴田理恵:
え?、お母さんもその屁理屈、認めてんですね?

相談者:
認めてるっていうか、ま、時代的に・・不登校の子が多いのは確かなんですよ。

柴田理恵:
あ・・時代・・は、学校行かなくていいんだったら、別にいいじゃないですか。

相談者:
あー、でも明らかに、授業について行けなくなるので。で・・

柴田理恵:
だから、それ・・だったらそれ、叱るべきじゃないですか?

相談者:
あー

柴田理恵:
あの、お子さんとまず話する事が大事じゃないかな?と思うんですけど。
じゃちょっと先生に聞いてみましょう。

相談者:
はい、はい

柴田理恵:
はい、幼児教育研究の大原敬子先生です。

相談者:
はい

柴田理恵:
お願いします。

(回答者に交代)


「仕事で両親がパソコンに向かう家庭環境でネット依存の中2息子のナメた態度」への3件のフィードバック

  1. 新幹線で鉈を震った男とその家族を連想。あの家族も何処か他人事でコメント。父親は息子を「○○君」と呼ぶ(戸籍上ではもう親子では無い)。母親は自信が加害者の母になったことを嘆く。
    話は逸れるが、「なぜ他の男性も立ち向かわない」「妊婦が『お腹の中に赤ちゃんが』って何様」など、いかにも「ソファーでスマホポチポチやって道徳自警団気取ってるな」というコメントは多々あったが、「加害者も被害者も、明日は我が身」というコメントは見ていない。失うモノは何も無い、勉強はそこそこできたが社会に馴染め無い、家族が冷たい。これが新幹線男の背景だが、自分も含めて「明日は我が身」の意識は心の片隅にでもあった方が良くないか?
    ゲーム依存も疾病として世界的に認められたので、家族で依存に取り組むか。それとも、新幹線男の家族のように損切りするか。運命の岐路にある。

  2. ちょっと違和感を感じた点。
    よ言われるのが、
    『ゲームやスマホに依存状態になったから不登校になった』と思われがちだが、

    『不登校になったので、ゲームやスマホに依存している』というのが正解に近いと思う。

    周りがみると、ゲームばかりして至って何も考えてなさそうで腹がたつが、実は不登校になり、本人の中には親に対する罪悪感や、自分に対する情けなさを感じていたりする。そのような現実から逃れるために、スマホにはまり込んでいるということがある。

    だから、スマホ依存を治せば、登校するようになるかというと、そうでもない場合が多い。

    学校に行けないという現状、スマホに依存しているという現状がある中で、学校に行かせよう!スマホをやめさせよう!というのではなくて、今の現状の中で、息子さんと良い関係を築くことを大事にしてほしい。では、良い関係って?それは、雑談ができる関係。気を遣わず何でも話せる関係。学校へ行っていない、ということ以外は、普通に過ごせるように。親子関係悪くなったら、親の話しなんてきいてくれないでしょう。相談者の息子さんも、感性が豊かそう。どうか『何でも話せる関係』を目指して過ごしてほしい。応援しています。

  3. 息子さんにYouTubeに勝手にupされているテレフォン人生相談を聞かせて、
    「ほら、これお母さんよ!」
    って教えてあげたら、あまりの恥ずかしさに少しはネット依存が軽減されるかも?

    お幸せに…(大原先生風)

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