「アタシが貯めた」。全面的に家計を預かる女のアピール虚しい財産分与のセオリー


テレフォン人生相談 2018年6月20日 水曜日

夫が半年前に定年になり、終日家にいるようになって衝突が増えて家庭内別居状態。
離婚を考えているが、夫から財産を明らかにするように求められている。
家計はすべて相談者が預かっていて夫は何も知らない。
夫名義の貯金はともかく、自分名義の貯金は病気の娘に残すために貯めてきたもので教えたくない。

パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 塩谷崇之(弁護士)

相談者: 女65歳 夫70歳 結婚40年 独身で40前後の娘と3人暮らし 息子は家庭持ち

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ドリアン助川:
もしもし?・・

相談者:
あ・・

ドリアン助川:
テレフォン人生相談です。

相談者:
はい、お願い致します。

ドリアン助川:
はい、よろしくお願いします。
えー・・

相談者:
あの、離婚についての財産分与についての相談なんですが。

ドリアン助川:
離婚ん、の財産分与?

相談者:
はい

ドリアン助川:
あなた様の、離婚ですか?

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、今どんな状況なんでしょ?

相談者:
今、家庭内別居のような状態です。

ドリアン助川:
家庭内別居?

相談者:
はい

ドリアン助川:
はい。じゃ、まず、年齢から伺ってよろしいですか?

相談者:
・・わたしが65。
主人が70です。

ドリアン助川:
えー、お子さんは?

相談者:
は(わ)、娘が・・家に1人おります。

ドリアン助川:
はい。娘さんは、じゃ、ま、まだ、お1人という事ですね?

相談者:
そうです。はい

ドリアン助川:
はい。で、3人で暮らされてるんですね?

相談者:
はい

ドリアン助川:
結婚されたのはどれぐらい前ですか?

相談者:
も、40年ぐらいになります。

ドリアン助川:
40年?

相談者:
はい

ドリアン助川:
この年齢になってから離婚考えてるというのは、ん、どんな事が、家庭で起きてるんでしょうか?

相談者:
えっと、半年前ぐらいからですね?

ドリアン助川:
はい

相談者:
主人が、え、家に・・居るようになりまして、

ドリアン助川:
・・家に居るようになった?

相談者:
あの、退職ぅ・・

ドリアン助川:
はい

相談者:
して、家に、居るようになりまして、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あの、娘・・と・・えー、若い者と年寄りの生活のリズムの違いっていいましょうか。

ドリアン助川:
はい

相談者:
そういう・・あの、日々の生活の中でのストレスっていうのがありまして、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
娘がちょっと体調があまり良くないので、

ドリアン助川:
はい

相談者:
・・ま、わたし・・が、面倒看ないといけない状態で、主人と仲が悪い(苦笑)・・っていうような状態だから、

ドリアン助川:
うーん

相談者:
あの、ま、「別に住んだ方がいいんじゃないか?」っていう事を、言い始めたんですね。

ドリアン助川:
はいはい

相談者:
それで、あの・・ま、別れた方が・・ま、今までも、そういう事は何度か、あったんですが、

ドリアン助川:
はい

相談者:
ま、あの・・ま、娘が病気っていう事で、わたしも、色々あった中で耐えて今まで来たんですが、

ドリアン助川:
はい

相談者:
も、これから先・・も、あまり長くないので、
ま、この辺でもう踏ん切りを付けようかなと・・

ドリアン助川:
うーん

相談者:
思って、ちょと・・財産ん、を、その、娘に残してやりたいと思ってますので、

ドリアン助川:
はい

相談者:
どのぐらいの、ほ、になるのか?っていうのがですね?

ドリアン助川:
はい

相談者:
ちょっとご相談しようかなと思いまして。

ドリアン助川:
なるほど。
あの、ただ、40年という暮らしがあって、

相談者:
ええ

ドリアン助川:
結婚されて来て。

相談者:
ええ

ドリアン助川:
例えば別居する、別々に暮らすっていう方法はない、ないんですか?

相談者:
あ、それを・・提案したんですけど、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
「まずは、その・・お金を見せてから・・に、して欲しい」って言うんですけど、見せたら、その先どうなるか?、別居するか?・・そのお、どうするか?っていうのがちょっとわたし・・分からないので、お金はいくらあるっていうのは見せてないんですね、主人に。
今まで結婚してから全部わたし1人でして来たものですから。

ドリアン助川:
あ、ちょっと待って下さい?、お家の・・経済というか、

相談者:
はい

ドリアン助川:
それは、あなたが握ってる・・

相談者:
はい

ドリアン助川:
わけですね?

相談者:
そうですそうです。

ドリアン助川:
あ、なるほどなるほど。
ご主人は、あの、家庭に今、お金がいくら、あるか?分からないわけですね?

相談者:
そうなんです。

ドリアン助川:
あー、そういう状況なんですか。

相談者:
はい

ドリアン助川:
それで・・ま、そのご主人が知らない、額をわたしが聞くのも何なんですけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
大変失礼なんですが、

相談者:
はい

ドリアン助川:
如何ほどお持ち、ですか?

相談者:
あー、そんな如何ほどっていうほどでもないんですけど、ま、娘が生活をして、行くだけ、くらいは・・

ドリアン助川:
うーん

相談者:
あの、蓄えておかないと働けないので、と思って。

ドリアン助川:
ええ、ええ

相談者:
あの、その娘がちょっと、あの、体が弱いのでですね?

ドリアン助川:
はいはい

相談者:
うん。生活、老後を、と思って、

ドリアン助川:
うーん

相談者:
あの、蓄えたものなんです。

ドリアン助川:
なるほど。

相談者:
はい

ドリアン助川:
お嬢さんは、あのお・・えー、体が悪いというのは・・こ、こ、心の方の病もあるんですか?

相談者:
いえいえ、そうじゃなくて。

ドリアン助川:
ええ

相談者:
なんていうんですが、癌・・ていうんですかね(苦笑)、ちょっと・・

ドリアン助川:
あー

相談者:
はい、あの、体の方の・・

ドリアン助川:
はい

相談者:
精神的なものではないんです。

ドリアン助川:
あ、そうなんですか。

相談者:
はい

ドリアン助川:
で、お勤めはしてらっしゃない?

相談者:
してないんで、できないんです。

ドリアン助川:
ふうーん

相談者:
はい

ドリアン助川:
お嬢さん、今おいくつですか?

相談者:
40、うー、前後です。

ドリアン助川:
40前後?

相談者:
はい

ドリアン助川:
あの、お子さんは・・先程・・家に一緒に居るのは、む娘さんだけだとおっしゃいましたけども、

相談者:
はい・・はい

ドリアン助川:
他にはいらっしゃらない?

相談者:
えっと、息子が1人おります。

ドリアン助川:
はい

相談者:
が、あのもう、結婚して、孫もおります。

ドリアン助川:
あ、そうなんですか。

相談者:
外に出ております。

ドリアン助川:
独立されて。

相談者:
はい

ドリアン助川:
うーん。で、ま、あ、あ、その、お嬢さんが、えー、今後お・・暮らして行ける分ぐらいのお金はあると。

相談者:
はい

ドリアン助川:
で、これえ、が・・離婚となった場合に、

相談者:
はい

ドリアン助川:
んー、どうなるのか?っていう・・

相談者:
はい

ドリアン助川:
ことですね?

相談者:
はい

ドリアン助川:
で、このお・・あの、離婚、については、

相談者:
はい

ドリアン助川:
ご主人は・・「じゃあ」うー「そうしようか」っていう、こと・・言ってるんですか?

相談者:
言ってます。

ドリアン助川:
うーん
ま、穏やかな・・関係で、離婚の話が進んでるというよりは、

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、旦那さんは、ちょっと、こう・・ん、えー、怒り心頭って感じなんですか?

相談者:
はい。そうなんです。

ドリアン助川:
うーん。で、家庭内別居って、あの、先程伺いましたけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
冷静に、話をするような状況ではないんですか?

相談者:
あ、それはあの・・してます。

ドリアン助川:
はい

相談者:
してますっていうか・・あの、一方的にわたしに言う・・ような状態です。

ドリアン助川:
はい、はい。これは例えば、あの、体が具合が、悪いにしても、

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、どっか近所にアパート借りて、

相談者:
はい

ドリアン助川:
そこでお嬢さん暮らすっていう選択肢はなかったんですか?

相談者:
あー、それはちょっと、1人には出来ないですね、あの、日々の生活がですね。

ドリアン助川:
まあ、そうなんですか。

相談者:
はい

ドリアン助川:
うーん

相談者:
あの、せ、はい、買い物とか、まあ、衣食住がですね?

ドリアン助川:
うーん

相談者:
無理で、だと思います。

ドリアン助川:
息子さん、と、一緒ってのも難しいですかね?・・

相談者:
あ、それは無理ですね。

ドリアン助川:
家庭がありますもんね?

相談者:
はい

ドリアン助川:
んー、なるほど。
ん、でまあ、んじゃあ・・「別居しましょ」と言ったら、お父さんが逆上して、

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー「いくらあるんだ?」と。

相談者:
はい

ドリアン助川:
「それによって」考え、「考えるよ」と。

相談者:
はいはい、そうなんです。

ドリアン助川:
で、今はもう離婚に向けてまっしぐらという形なんですか?

相談者:
はい、はい

ドリアン助川:
うーん、で、あなた様としては、

相談者:
はい

ドリアン助川:
どうしたいんですか?

相談者:
あ、わたしとしては、あの・・主人名義の、貯、預貯金もあります。

ドリアン助川:
はい

相談者:
だからその分は・・ま、見せるっていうか、主人に渡してもいいと思います。

ドリアン助川:
はい

相談者:
で、あとの、残った、(苦笑)残った部分っていうか、わたしの・・ま・・貯めた分もあります。
それは・・あの、誰にも言いたくなくて、娘に残してやりたいと思います。

ドリアン助川:
はい、40年・・

相談者:
だから・・はい

ドリアン助川:
コツコツと・・

相談者:
はい。それはあの、娘のために・・せ、老後のためにと思って、わたしが、貯めたお金、ま・・あのそれは利己主義ですけれど、そ、思って貯めたお金だから、も、誰にも言いたくないんです。

ドリアン助川:
んはい、ま・・

相談者:
だから、そのまま残したいから、それは主人に内緒なんです。

ドリアン助川:
爪に火を点すようにして貯めたお金ですか?

相談者:
(苦笑)そうなんです。

ドリアン助川:
うーん、それはもう・・何としても娘さんにという事ですね?

相談者:
はい

ドリアン助川:
んー。
離婚となった場合・・一般的にはどういう事かも含めて、

相談者:
はい

ドリアン助川:
それでは、伺ってみましょう。

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー今日の回答者の先生紹介いたします。弁護士の塩谷崇之先生です、よろしくお願いします。

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(回答者に交代)


「アタシが貯めた」。全面的に家計を預かる女のアピール虚しい財産分与のセオリー」への3件のフィードバック

  1. 管理人さんへ

    ホントーに勉強になりました!
    明日新しい口座を作りに行きます〜

    本当に感謝です
    今知れて良かった
    今後ともよろしくお願いします

  2. 管理人さん、ちょっと断定しすぎ。『口座番号すら告げない口座の有無』は、相続人や配偶者には告げなくとも、調査嘱託の申立などでバレる可能性はなくはないですよ。

  3. 育児などで聞けない事が多いのでいつも楽しみにしております。管理人さんのコメントが一番楽しみです。

    この女性は、夫との財産の分け方ではなく、いかに多く娘にお金を残せるかが聞きたかったと思います。塩谷弁護士の回答が物足りなかったです。

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