仕事で両親がパソコンに向かう家庭環境でネット依存の中2息子のナメた態度

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:
こんにちは

大原敬子:
あのお・・キツく言っていいですか?

相談者:
はい

大原敬子:
お母さんの、励まし方がおかしい。

相談者:
あー、はい

大原敬子:
自分がいいって物はいいですよ、と。

相談者:
はい

大原敬子:
「いや、みんな不登校、多いんですよ」って・・だったら・・行かなくていいんじゃないですかって・・

相談者:
うーん

大原敬子:
その矛盾点がお母さんの中にたくさんお有りになってるんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
と、子どもは・・

相談者:
はい

大原敬子:
どっちだか分からなくなってしまうんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
親は一貫性が大事なんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
「お母さんが、あなたに支持する事は聞きなさい」と。

相談者:
はい

大原敬子:
でも子どもが・・言う事は・・
「お母さん今忙しいから」とかね?

相談者:
はい

大原敬子:
「あとでね」とかやってるはずなんです。

相談者:
うーん

大原敬子:
つまり今日の電話は・・

相談者:
はい

大原敬子:
これだけブクブク、ブクブクと・・依存ん、の太ってしまったこの子に・・

相談者:
はい

大原敬子:
どっから削ぎ落していいですか?って。

相談者:
はい

大原敬子:
でも、わたし達のこの関係はこのままにして下さいと。

相談者:
はい

大原敬子:
責められないようにして・・

相談者:
はい

大原敬子:
なんかわたしが気になる部分を・・

相談者:
はい

大原敬子:
どう・・切り、落としたらいいですか?って相談じゃないでしょうかね?

相談者:
あ、そうかもしれないです。

大原敬子:
それはいかない、お母さま、アハ(苦笑)

相談者:
え?

大原敬子:
いかない、いかない。

相談者:
え?

大原敬子:
それは無理。

相談者:
あー、はい

大原敬子:
何故無理かというと、

相談者:
はい

大原敬子:
お母さん達は仕事場を・・神聖なるものにしてないんですよ。

相談者:
あー、はい

大原敬子:
と、子どもは・・「何お母さん仕事やってるの?」・・「僕たちの遊びとおんなしじゃん」ってなるんですよ。

相談者:
・・あー、そうだと思います。

大原敬子:
だから#$%◆やってても、「お母さんもそれお金入ってんだよね?」って。

相談者:
うん

大原敬子:
「おんなしじゃない」って。
で、お母さんが「不登校いるよ」って、「あ、そーお」って言ってるなら・・
これからですよ?

相談者:
はい

大原敬子:
「お母さん、学校は何のために行くんだろ?」ってなってしまいますよ?

相談者:
うーん、はい

大原敬子:
分かりますか?

相談者:
はい

大原敬子:
で、伺いたいんですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
声が違って来ましたね(苦笑)・・「はい、はい」って(苦笑)・・大丈夫?

相談者:
はーい

大原敬子:
はい、行きましょう。

相談者:
はい

大原敬子:
まずですね・・

相談者:
はい

大原敬子:
食事とか時間決まってますか?

相談者:
決まっ・・

大原敬子:
ホント?

相談者:
てないけど・・

大原敬子:
決まってない。

相談者:
大体、夜8時ぐらいです。

大原敬子:
それは自分の仕事でしょ?

相談者:
そうです。

大原敬子:
そしたら、お母さんの・・

相談者:
はい

大原敬子:
仕事の枠に子ども入れてんだから・・これお子さん・・素直ですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
も順調に、

相談者:
はい

大原敬子:
お母さんがなっちゃいけない子になってますよ。

相談者:
ウハ(笑)

大原敬子:
それ、お母さんしたんですよ、ハハ(笑)

相談者:
はい

大原敬子:
この子は頭のいい子です、ホントに。

相談者:
うん

大原敬子:
部屋を改造したって事・・想像力、イマジネーション強い子なんですよ、この子。

相談者:
はい

大原敬子:
なのに、水曜日に行かなくなっちゃったって・・何やったってお母さん・・褒めてくれないし、

相談者:
はい

大原敬子:
もう眠くてしょうがないけども、こ、その環境の中でもよ?、月火って行ってるんだ、って。

相談者:
はい

大原敬子:
「あなたって元々凄いわよね?」、「部屋の改造もしてるし」って。

相談者:
うーん

大原敬子:
そういう形で、褒めてくれる、承認してくれれば・・

相談者:
はい

大原敬子:
この子は行く、はずなんですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
まずお母さんは、

相談者:
はい

大原敬子:
何したの?

相談者:
・・

大原敬子:
夜の8時・・仕事のちょうど切れ目のいい時に?

相談者:
はい

大原敬子:
出している。

相談者:
・・

大原敬子:
で、子どもが食べた時にお母さんは・・もしかしたら・・パソコンの側にいるかもしれない。

相談者:
うん

大原敬子:
と、お母さん、この家は・・パソコンの世界であって・・家族の会話が1つもないって事でしょ?

相談者:
あー

大原敬子:
と、彼は・・

相談者:
はい

大原敬子:
段々、自分の1人の世界に入りたくなりますよね?

相談者:
はい

大原敬子:
で、最初はお母さんは・・これで、いい・・

相談者:
はい

大原敬子:
お子守りが出来たと思ったんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
自分の仕事が夢中になれるから。

相談者:
あー、はい、はい

大原敬子:
つまり、ある時はそのパソコンが、この子の、子守唄。

相談者:
はい

大原敬子:
で、段々、段々お兄ちゃん大きくなって、子守り歌いらなくなって、

相談者:
はい

大原敬子:
そろそろ学校行って欲しいと思ったら、それダメだって。

相談者:
ああ

大原敬子:
それ無理よね?

相談者:
はい

大原敬子:
そういう感じじゃないですか?

相談者:
そうですね。

大原敬子:
・・で、何を変えればいいと思う?

相談者:
・・ご飯の時間・・

大原敬子:
まず、まず・・

柴田理恵:
ご飯の時間?

大原敬子:
アハハ(笑)

相談者:
ご飯の時間ですか?

柴田理恵:
いや・・

大原敬子:
ご飯の時間#$%◆ハハ(笑)

相談者:
エヘ(苦笑)

柴田理恵:
ご飯の時間じゃないと思います。

大原敬子:
アハハ(笑)

相談者:
はい

柴田理恵:
それもあるかもしれないですけど。もっと・・

大原敬子:
あのね?

相談者:
はい

大原敬子:
わたしはあなたの仕事なんか、も、絶対素晴らしいと思ってます。

相談者:
はい

大原敬子:
そういうの憧れるんですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
お母さん自身が、

相談者:
はい

大原敬子:
お母さんじゃないんですよ。

相談者:
あー

大原敬子:
それが仕事という、もので・・お金が入って来た時に、それがまさに自分の達成感になってるわけ。

相談者:
うーんーん

大原敬子:
で、自分は生きてるんです。

相談者:
はい

大原敬子:
ふと仕事が終わって、肩を叩いてね?

相談者:
はい

大原敬子:
あー今日も1日終わったわと思って、ふと振り返ったら、

相談者:
はい

大原敬子:
子どもが・・

相談者:
はい

大原敬子:
お金も入らない事やってるんですよ、息子が。

相談者:
うーん

大原敬子:
それがあなたに・・もしこれ、お子さんが、

相談者:
はい

大原敬子:
・・お金の入る仕事だったらどうだったでしょうかね?

相談者:
・・

大原敬子:
「不登校が多いですよ」って言うならば、

相談者:
はい

大原敬子:
これでお金が・・儲かればいいって頭に、あなたなる可能性があるんですよ。

相談者:
あーあー

大原敬子:
一貫性がないって事なんです、実は言いたかったのは。

相談者:
ないですね、はい

大原敬子:
だ、この子に、

相談者:
はい

大原敬子:
パソコンを徹底的に・・この世界で行けって言ってるのか?

相談者:
はい

大原敬子:
学校に行って欲しいのか?

相談者:
はい

大原敬子:
それが分からない。

相談者:
・・わたしも分からないです。

大原敬子:
・・え?

相談者:
どぉーうしていいか?が分からないから、今日は電話したんです。

大原敬子:
どうしたらいい?って分かるじゃない、あなた。

相談者:
えー?

大原敬子:
学校に行って欲しいか?

相談者:
はい、学校に行って欲しい、で、やっぱり学力をちゃんとつけて欲しい、やっぱりきちんと進学をして欲しいし。

大原敬子:
「学力」っておっしゃいますけども、

相談者:
はい

大原敬子:
このパソコンで、

相談者:
はい

大原敬子:
ユーチューバーとかっていっぱいありますね?

相談者:
あー

大原敬子:
物凄いお金入ったらどうします?あなたは。あなた変わりますよ。

相談者:
・・・うん

大原敬子:
そこです。

相談者:
はい

大原敬子:
感情で、

相談者:
はい

大原敬子:
合理的って、さっき申しましたよね?

相談者:
はい

大原敬子:
「お母さん、お母さん、僕、ユーチューバーでね?、これだけ儲けたよ!」って言ったら、
「あら!、学校はいいわ」って言うかもしれない、あなた。

相談者:
言いかねないですよね。

大原敬子:
そうでしょ?(苦笑)、そう(笑)

相談者:
そうなんですよね。

大原敬子:
言いかねないと思うけどね?、わたし。

相談者:
言いかねないですよね。はい

大原敬子:
うん。ていう事は何?

相談者:
ん、でも、そういう生き方を選んでいいのかしら?っていう・・

大原敬子:
だって・・あなたの価値観ですもん。あなたの今までの価値観は、

相談者:
はい

大原敬子:
子どもはいなかったんです。

相談者:
あーあー、はい

大原敬子:
子どもは、勝手に置いても育つものだろうと。

相談者:
はい

大原敬子:
あなたがそうだったはずなんです、幼児期にね?

相談者:
はい

大原敬子:
自分がそうだから、

相談者:
はい

大原敬子:
子どももそうで・・でもあの時代は・・パソコンやなんか、無いですから。

相談者:
ないです、はい

大原敬子:
そう。あなたはあなた。子どもは子どもだったんです。

相談者:
はい

大原敬子:
で、あなた、これ仕事し出しました。

相談者:
はい

大原敬子:
パソコンに対して、お母さん自身が、お金とか入って来ますよね?

相談者:
はい

大原敬子:
それを・・この坊やちゃんはじっと見てるんですよ。

相談者:
見てますね。はい

大原敬子:
決してこの教育が悪いとは言わないけれども、

相談者:
はい

大原敬子:
教育の原点っていうのは、

相談者:
はい

大原敬子:
その年代、年代で教える・・生活習慣ってあるんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
それは、何時に寝る。

相談者:
はい

大原敬子:
何時に寝れば、朝は6時に起きます。

相談者:
はい

大原敬子:
それから、食事は必ず、ある時間になったら・・一緒に食べる。
一緒に食べれなくても、その側にいる。

相談者:
はい

大原敬子:
必ず飲み物は与える。

相談者:
はい

大原敬子:
冷蔵庫からね?「ミルクあるから、飲みなさい」ってダメなんですよ。
「飲み物は冷蔵庫にあるから」って言うお母さんと、

相談者:
はい

大原敬子:
「あ・・ちょっと待ってね」って。
「今日ね、確かね、牛乳があったんだ」って。コップに牛乳を注いでくれて、お母さんが部屋に、はい仕事場行った。

相談者:
はい

大原敬子:
どっち違いますか?

相談者:
配慮があるかなんか?

大原敬子:
そう。要するに、お母さんは、

相談者:
はい

大原敬子:
常に仕事をしていても、

相談者:
はい

大原敬子:
お母さんの頭の中、或いは、心の中の一部に、僕という存在を・・忘れていないって事が愛なんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
となるとお母さんは、部屋にいたんです。

相談者:
はい

大原敬子:
居るけど心がいなかったの。

相談者:
うーん、はい

大原敬子:
ね?

相談者:
はい

大原敬子:
で、今日からどうするか?

相談者:
はい

大原敬子:
まず、月曜日に、月火行ってるならば、

相談者:
はい

大原敬子:
「よく頑張るわね?」って。

相談者:
はい

大原敬子:
ま、パソコンで、あんな遊んでいけないけども、あなたは強いって事をまず・・承認して欲しいんです。

相談者:
はい

大原敬子:
それから、お食事を・・常に側にいろとは言えないんです。お母さんの性格は。

相談者:
はい

大原敬子:
でも、必ず、

相談者:
はい

大原敬子:
飲み物?

相談者:
はい

大原敬子:
・・は、お母さんの手で、注いであげて、

相談者:
はい

大原敬子:
「じゃ、お母さん仕事行ってくるけどいい?」って言ってしまうと、

相談者:
はい

大原敬子:
子どもは「いいよ」って言うんです。

相談者:
はい

大原敬子:
これだけをまずやってやって下さい。

相談者:
はい

大原敬子:
あなた8時頃何作ってんの?

相談者:
えー?ヘヘ(苦笑)

大原敬子:
アハハ(笑)

相談者:
肉野菜炒めとか、ハンバーグとか。

大原敬子:
うん

相談者:
牛肉とトマトと卵の炒め#$%◆

大原敬子:
立派じゃない。

相談者:
とか、はい

大原敬子:
やってるんじゃない、あなた。

相談者:
うん、頑張って作ってます。はい

大原敬子:
ただし・・いっぱい料理並べても、「はい置いとく」・・

相談者:
はい

大原敬子:
「じゃお母さん向こうに行くから」ってことほど寂しいものはないんですよ。

相談者:
あー

大原敬子:
あなた、夫との関係でもそうでしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
「いやあ、じゃ君、ビールを」・・「いい、いい、僕ちょっと抜いて・・これ飲んで」って言われたらどうですか?

相談者:
・・うーん

大原敬子:
分からないか・・淡泊なあなたは。

相談者:
そうですね、分からないです。

大原敬子:
分からないんですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
そうなんです。
悪気も、全くないんですよ。

相談者:
ないです。

大原敬子:
サバサバしてるんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
でもそれを、あなたがこんなに、悩むならば、

相談者:
はい

大原敬子:
まずはそれをやってみて下さい。

相談者:
はい

大原敬子:
また柴田先生に、伺いますね。先生。

相談者:
はい

(再びパーソナリティ)

「仕事で両親がパソコンに向かう家庭環境でネット依存の中2息子のナメた態度」への3件のフィードバック

  1. 新幹線で鉈を震った男とその家族を連想。あの家族も何処か他人事でコメント。父親は息子を「○○君」と呼ぶ(戸籍上ではもう親子では無い)。母親は自信が加害者の母になったことを嘆く。
    話は逸れるが、「なぜ他の男性も立ち向かわない」「妊婦が『お腹の中に赤ちゃんが』って何様」など、いかにも「ソファーでスマホポチポチやって道徳自警団気取ってるな」というコメントは多々あったが、「加害者も被害者も、明日は我が身」というコメントは見ていない。失うモノは何も無い、勉強はそこそこできたが社会に馴染め無い、家族が冷たい。これが新幹線男の背景だが、自分も含めて「明日は我が身」の意識は心の片隅にでもあった方が良くないか?
    ゲーム依存も疾病として世界的に認められたので、家族で依存に取り組むか。それとも、新幹線男の家族のように損切りするか。運命の岐路にある。

  2. ちょっと違和感を感じた点。
    よ言われるのが、
    『ゲームやスマホに依存状態になったから不登校になった』と思われがちだが、

    『不登校になったので、ゲームやスマホに依存している』というのが正解に近いと思う。

    周りがみると、ゲームばかりして至って何も考えてなさそうで腹がたつが、実は不登校になり、本人の中には親に対する罪悪感や、自分に対する情けなさを感じていたりする。そのような現実から逃れるために、スマホにはまり込んでいるということがある。

    だから、スマホ依存を治せば、登校するようになるかというと、そうでもない場合が多い。

    学校に行けないという現状、スマホに依存しているという現状がある中で、学校に行かせよう!スマホをやめさせよう!というのではなくて、今の現状の中で、息子さんと良い関係を築くことを大事にしてほしい。では、良い関係って?それは、雑談ができる関係。気を遣わず何でも話せる関係。学校へ行っていない、ということ以外は、普通に過ごせるように。親子関係悪くなったら、親の話しなんてきいてくれないでしょう。相談者の息子さんも、感性が豊かそう。どうか『何でも話せる関係』を目指して過ごしてほしい。応援しています。

  3. 息子さんにYouTubeに勝手にupされているテレフォン人生相談を聞かせて、
    「ほら、これお母さんよ!」
    って教えてあげたら、あまりの恥ずかしさに少しはネット依存が軽減されるかも?

    お幸せに…(大原先生風)

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