子育ての後ろめたさが娘27歳のじゃれ合いを赤ちゃん返りと心配させる
テレフォン人生相談 2018年7月10日 火曜日
母子家庭で2人育てて、息子が家を出てから上の娘が急に甘えるようになった。
帰宅の際にドアを開けさせて抱きついて来たり、
ソファで膝の上に乗ってきたり、キスしたり。
「男は汚い」とか言うのも心配。
相談者が昼夜働いていたため、しっかりした娘に弟の世話を任せていたことや、本人の希望とはいえ、中高はミッション・スクールから短大と、女子校オンリー。
そういう結果なのかと受け止めるつもりではいるが、娘の将来にとって果たして・・
ここから怒涛の相談(笑)
常連入り。
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パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 関西弁の女46歳 20年前に離婚 長女27歳と2人暮らし 長男24歳は就職して同棲中
今井通子:
もしもしい?、テレフォン人生相談です。
相談者:
もしもしい
今井通子:
はあい、今日はどういったご相談ですか?
相談者:
はい、あの、子育てのことについて、
今井通子:
はい
相談者:
ご指導お願いしたいんですけども。
今井通子:
はい
あなたはおいくつ?
相談者:
46歳です
今井通子:
46歳
お子さんは?
おいくつ?
相談者:
長女が、
今井通子:
はい
相談者:
27歳
今井通子:
・・27歳
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
長男が、
今井通子:
はい
相談者:
24歳です。
今井通子:
24歳
相談者:
はい
今井通子:
ご主人はおいくつ?
相談者:
あのお、20年前に離婚しました。
今井通子:
あ、なるほど
相談者:
はい
今井通子:
でも、ご存命なのね?
相談者:
・・はい、生きてはいます、はい
今井通子:
はい
で、じゃあ、あなたは、えー、女手一つで、ご長男とご長女を育てられたわけ?
相談者:
はい、そうです
今井通子:
わ、すごい
立派ですね
相談者:
いえいえ
親の務めですから、はい。
今井通子:
はい
で?、にも関わらず、子育てについて、今頃、なんか、ご相談があるわけ?
相談者:
はい、あのお、長女のことについてなんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
あのお、すごい、親バカあな、意見なんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
長女っていうのが、
今井通子:
はい
相談者:
すごい、ちっさい頃からしっかりしていた子でした。
今井通子:
はい
相談者:
で、それで、すごく安心して、
今井通子:
はい
相談者:
あのお、今まで、あの、ま、まあ、長女はしっかりしとんで大丈夫やろっていう、親の、甘えですよね?、エゴでもあって。
今井通子:
ふうん、まあね
相談者:
それ、それで、ずっと、いたわけなんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
あのお、五年前にい、
今井通子:
はい
相談者:
長男があ、
今井通子:
はい
相談者:
学校を卒業して
今井通子:
はい
相談者:
で、上手く、大きな、工ぉ・・場に、
今井通子:
はい
相談者:
勤めることができまして、
今井通子:
はい
相談者:
で、彼女と同棲を、して、あの、離れたんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
居た家から。
今井通子:
はい
相談者:
それで、そっから始まったんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
娘の甘えって言うんですかね?
赤ちゃん返りって言った方が分かりやすいですかね?
今井通子:
はあー
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
で、あのお、始めは、別にこう、なんか、こう、例えば、あの、鍵持っているじゃないですか、家の、当然。
今井通子:
はい、はい
相談者:
で、帰ってきたら、普通、鍵開けて、
今井通子:
はい
相談者:
小学校も、そうしてきてとったん、で、鍵開けてえ、
今井通子:
はい
相談者:
で、あのお、中に入って来たらええのにい、
今井通子:
うん
相談者:
なんか、わざわざインターホン鳴らして、
今井通子:
(笑)はい
相談者:
ほいで、なんか、あのお、なんて言うの、カメラで覗くと、娘が立っとる?
今井通子:
ふうん
相談者:
ほいで、「はよ、入っておいい」って言ったら、
「開けて」って言うんですわ。
今井通子:
はい
相談者:
で、も、面倒くさいなと思いながらあ、開けてえ、
今井通子:
ふん
相談者:
ドア開けると、娘が、手広げて待っている?
今井通子:
ふん
相談者:
ほで、なんか、「何い?」って言って、
やったら、「疲れたあ、抱っこしてえ」とか。
今井通子:
ふん
相談者:
ふんで、「ギュウっとして」とか、言うもんで、
今井通子:
うん
相談者:
始めはなんか、職場でなんか嫌なことでもあるんかな?と思ったもんで、
今井通子:
はい
相談者:
なんか、あ、「なんかあんの?」って聞いたら、
「そんなことないよお」って、で、別に普通なんですわ。
今井通子:
はい
相談者:
で、まあ、それはそれで、ええやろと思って、放ってたんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
あの、例えばテレビ観るときに、ソファで観てるじゃないですか、座って。
今井通子:
はい
相談者:
で、ソファは三人がけです。
今井通子:
はい
相談者:
そしたら、横に座ればええのに、わたしの膝の上に乗ってくるんですよね。
今井通子:
はい
相談者:
で、つい最近なんですけども、
今井通子:
ええ
相談者:
ま、最近って言っても昨日のことなんですけども、今までテレビの方向向いて座っといた子おが、
今井通子:
ふん
相談者:
わざわざわたしの方に顔向けて、
今井通子:
うん
相談者:
わたしのほっぺに、
今井通子:
うん
相談者:
キスしてくるんですよ。
今井通子:
うん
相談者:
ふんで、
「なにしとんの、もお、あんたあ、気持ち悪い」とかって言うとったら、なんか・・なんか、「甘えとんのお♪」とかって言って・・
今井通子:
ふうん
相談者:
で・・で、それ聞いたときに、「あ、もしかして、この子はあ」
ま、わたしも、女手一人で育ててきたもんで、2人を。
今井通子:
はい
相談者:
で、主人がすごく無責任な人やったもんでえ
今井通子:
はい
相談者:
あの、そのお、お金とかの面で全然、何もしてくれなかったんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
でえ、で、わたしは、あの、パートで、あの、朝から夕方まで働いて、
今井通子:
はい
相談者:
で、七時から、あのお、深夜の、一時半か2時ぐらいまで?
今井通子:
うん
相談者:
飲み屋さんで、働いて、
今井通子:
ふん
相談者:
で、結局、誰が面倒看取ったか?って言ったら、娘が、あの、息子を、あの、看てたっていう状態なんですよ。
今井通子:
ふうん、なるほどねえ
相談者:
うん、ほってえ、あの、なん、やっぱり息子もすごい小さいですからあ、
今井通子:
はい
相談者:
わたしが車乗って、こう、発進すると、あとを追っかけてくるんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
で、「ママあ!」って言って。
今井通子:
はい
相談者:
で、それをなんか、ルームミラーで見た時に、わたし止まるじゃないですか。
今井通子:
ふうん
相談者:
そしたら娘が、息子を捕まえて、
今井通子:
ええ
相談者:
「行け行け」って、言うんですわあ(涙声)
今井通子:
うん
相談者:
で、それで泣きながら仕事に行って(涙声)
今井通子:
ううん
相談者:
で、そういうことを我慢さしてきた結果がコレやと思うんですけども、
今井通子:
なるほど
相談者:
きっと、あの子の中で、あのお、息子おっていう責任がなくなったときに、
今井通子:
ええ
相談者:
今まで我慢しとったんが、きっとあの子の中でなんかこう、爆発って言うか、こう、はあ、なんらかしてしもうてえ、
今井通子:
ええ、ええ
相談者:
やっと、わたしだけのママになったわって。
今井通子:
うんうん
相談者:
そういうなんが、あって、そういうことをしとるんであればあ、
今井通子:
はい
相談者:
わたしはその、娘の気持ちに、100%、今さら遅いか分からんけども、百パーセント、応えてあげたいって思ってるんですけどもお、
今井通子:
はい
相談者:
果たしてあの子の将来を考えときにい、
今井通子:
ええ
相談者:
あのお、口ぐせが、「男は」、「汚い」って言うんですわ。
今井通子:
はい
相談者:
ほいで、も、27でいい年なんですけども、中学校も高校もあえて女子校に進学しております。
今井通子:
コレは何?、ご、御本人の意思で?
相談者:
はい
今井通子:
あなたがそこへ入れたわけじゃなく?
相談者:
あ、もお、保育園のときから、
今井通子:
うん
相談者:
あたしはお嬢様学校に行くんやっていうことを、保母、その先生に、なんか宣言していたらしくてえ、
今井通子:
(笑)なるほど、御本人が?
相談者:
はい、はい
今井通子:
はい
相談者:
て、あの、先生からそれを聞いて、あ、じゃあ、お金貯めらなアカンなっていうことで、お金も貯めて、なんとか無事に、合格させてもらって、行くことが出来たんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
ううん。
ほってえ、あのお、ま、女子校・・系のキリシタン系なんですけども、女子校、行って、
今井通子:
はい
相談者:
で、短大も、女子短大なんですわ。
今井通子:
はい
相談者:
で、あー、なんだか、そういう・・感じなんかなあ?って思ってたんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
で・・あ、で、これではアカンと思ったもんで、
今井通子:
ええ
相談者:
あの「あんたあ」「好きな人とかおらへんの?」とか聞いても、
「そんな男は汚いでえ」「ブスばっかりや!」とかって言って、言うしい、
今井通子:
うん
相談者:
で、なんか「ママみたいにはなりたくない」とか言うしい、
今井通子:
うん
相談者:
そやけども、わたしとしては、「あんたなあ」って、「もう、ええ年なんやで」、「もし、『本当にこの人ええなあ』って思う人がおったら、お付き合いしてみて」
今井通子:
うん
相談者:
「結婚せんでもええで、お付き合いするっていうことも大事かも分からんよ」って言っても、「嫌や」って言うんですわ。
今井通子:
ふうん
相談者:
うん、で、まあ、今は、いいんですけども、わたしもまだ若いって言ったら若いもんで。
そやけども、この状態で、わたしがもし亡くなったときにい、
今井通子:
はい
相談者:
あの子が一人になったらあ、
今井通子:
ええ
相談者:
あの子は一体、どお・・どうやって、誰にい、愚痴聞いてもらって、誰を頼りに、して生きてったらええんやろうかなあ?と思いまして・・
今井通子:
ふうん
相談者:
で、そこがあ、なんか、考えたらあ、すごい心配になってしまってえ、
今井通子:
はい
あなた自身はその甘えられることは、嫌じゃないのね?
相談者:
・・うん、却って愛しいですね。
今井通子:
ああ、はあ、はあ、なるほど
相談者:
ていうか、もう、なんか、こう、懺悔の気持ちの方が大きいって言ったら、ええんか?どうか?分からんけど、
今井通子:
うーん
相談者:
だから、小っちゃいときに、放りっぱなしにしとったもんで、こういうふうになってしまったんやわっていうことの方がわたしにとっては、すごく重荷で辛いことですね。
今井通子:
ふうん
相談者:
はい
今井通子:
ま、だから、あなた自身が、今お話されてることって、あの、すべてお嬢さんのことを思ってのお話なので、
相談者:
はあい
今井通子:
あなた自身は冷静に考えてられると思うんですがあ、
相談者:
はい、大丈夫です、はい
今井通子:
はい
それでは、今日のご質問を
相談者:
はい
今井通子:
三石メソード主宰で、
相談者:
はい
今井通子:
作家で翻訳家の三石由起子先生に伺ってみたいと思います。
先生よろしくお願いいたします。
相談者:
はい
(回答者に交代)
三石先生の仰る通りだなぁ。今まで過ごせなかった母娘の時間を思いっきり楽しんでほしい。誰に気兼ねするでもなく、そんな宝物のような時間を持ててるんだもの。旅行に行ったり美味しいもの食べたりして今のこの時間を大切に。
早くに結婚と離婚て底辺ヤンキーに決まってると思って読んでたら再婚もせず働きに働いてなんと私立中に入れたとな‼️短大まで❗️ようやったなぁ
ホント今の状態なんかどうでもいいことだよ
ようやったなぁ〜
泣けてきちゃった。よかったね、ほんとに!