外化。内向的な娘を心配するワケ。大原敬子が突く男の最初の受け答え
テレフォン人生相談 2018年7月27日 金曜日
中1の長女が外に出かけず、休みの日でも家に居る。
リビングで妹や家族と楽しくやっているものの、もう少し友だちと活発に過ごす方がいいのではないか?
家族で出掛けたときに、学校の友だちに会ったりすると隠れるようにするのも気になる。
親としてどうしたら?
リスナーからすると案の定、焦点は娘じゃなく相談者の内面へと移って行く。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 男41歳 妻39歳 長女12歳(中1) 次女9歳(小3) 三女7歳(小1)
今日の一言: 恥ずかしがり屋の人の心の底には敵意があります。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい。
最初に年齢教えて下さい。
相談者:
えー41歳です。
加藤諦三:
41歳、結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
えー、ご、奥さん何歳ですか?
相談者:
39です。
加藤諦三:
39歳、お子さんは?
相談者:
3人女の子で、
加藤諦三:
はい
相談者:
12歳中1。
加藤諦三:
・・はい
相談者:
9歳小3。
加藤諦三:
はい
相談者:
えー7歳小1です。
加藤諦三:
・・はい、分かりました、で、どんな相談ですか?
相談者:
ま、あの、その長女なんですけど。中学校1年生の。
加藤諦三:
じゅ、ちゅ、中、中学校1年の、はい
相談者:
はい。ま、あのお・・ま、性格が凄くこう内気というかあ・・ま、あの、あんま、こ、外に、出ないん・・くて、ずっと家にいるような?
加藤諦三:
「あまり外に出ない」「家にいる」っていうのは、も、例えば具体的に言うと、ど、どの程度ずっと家に、いるわけですか?、引き籠りっていうほどじゃないんでしょ?
相談者:
まー、あの、不登校とかではないんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、ま、学校には、ま、ちゃんと行ってるんですけど。
加藤諦三:
ええ。学校に行ってるの?
相談者:
ま、学校から帰ると、ま、当然、ま、ずっと家に、居ますし、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、土日の休みもずっと家に居ると。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、ま、家に居て、ま、ゲームをしたりとか、漫画を読んだりとか?
加藤諦三:
はい、はい、はい
相談者:
ま、妹たちと遊んだりとか、なんですけどお。
ま、たまにはこう、友だちと遊んだりとかあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、そういう風な時間も、ま、もうちょっとあってもいいのかなー?という風には・・ま、前々から思ってたんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、小学校の頃からそういう傾向はありまして、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、ま、中学校になったら、ま、テニス部に入ったんですけど、
加藤諦三:
あーそう、はい
相談者:
ま、ま、元々、そういう運動系は苦手な方なんですけど、近所の?
加藤諦三:
はい
相談者:
友だちがいてえ・・ま、その子が、ち、あの、テニス部に入るという事で・・
加藤諦三:
はい
相談者:
一緒に入ったんですけど、ま、ちょっと嫌な事があったとかで、この間ちょっと辞めてしまって、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、ま、テニス部をやってる時はまだ色々こう・・ま、人との交流もあったんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、それをまあ、また辞めてしまったので、ずっと、こ、また・・家に籠ってるような、そんな雰囲気の?
加藤諦三:
うーん
相談者:
生、活が続いてるのでえ・・ま、あのお、やっぱり、こ、中1になってくると、やっぱり自分で色々・・決めたりとか多感な時期なので、
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、親として、こ、どういう風に?
加藤諦三:
うん
相談者:
こう接・・あの、まあ、出来たらこう・・外に、もうちょっと出・・自ら出て行って欲しいんですけど、
加藤諦三:
うん、うん
相談者:
ま、それをこう、静観してる方がいいのか?・・
加藤諦三:
うん
相談者:
それとも、こう・・少しでも親として・・
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
サポートしてあげるような?
加藤諦三:
はい
相談者:
何かをした方がいいのか?っていうのが相談なんですけど。
加藤諦三:
あーなるほど、分かりました。あのお、「家に籠ってる」というけど、家で先程の、お話だと、
「妹たちとは」・・「時々よく遊んでる」って言い・・
相談者:
あ、そうですね、ですからそのお、部屋にホント、籠って1人で?
加藤諦三:
うん
相談者:
何をしてるか分からないような、そういう生活ではないんですけど。
加藤諦三:
ですよねえ?
相談者:
ま、そのリビングで、ま、家族で居るような?
加藤諦三:
ええ
相談者:
#$%◆家の中に居る時は、ま、ずっと普通なんですけど。
ま・・
加藤諦三:
それで学校の不登校になってるわけでもないの?
相談者:
で、でもないので、
加藤諦三:
ん、あ
相談者:
ま・・正直こんな事で、電話するのも(苦笑)どうか?っていう風に言われるかもしれないんですけど。
加藤諦三:
んはい
相談者:
うーん、ま、ただやっぱり、こう、もうちょっとこう・・なんていうんですかね?
加藤諦三:
ま、中学生だから・・友だちが居てえ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
楽しくワイワイやってえ、という、ま、そういう中学生と、あなたとしては・・イメージしてんだけれども、
相談者:
ま、そうですね、イメージというか、自分はそうだったんですけど・・
加藤諦三:
うーん、あのお・・元々その、あなたはどちらかというと、外交的なタイプなんでしょ?、だったんでしょうね?
相談者:
わたしはそうです、で、特に男3人兄弟で育ってますので、
加藤諦三:
ええ
相談者:
ま、あの、小っちゃい時から、その男まみれの中で?
加藤諦三:
ええ
相談者:
こうずっと育、って来たので、
加藤諦三:
ん、え
相談者:
ま、そういう、ま、世界で生きて来たというか。
加藤諦三:
ええ
相談者:
はい
加藤諦三:
で、あなたは、多分、そういう、外交的で、外で、友だちも居るし、ま、色々、仲間作って遊ぶんだけど、お嬢さんは、むしろあなたと、性格は、正反対で内向的?
相談者:
うーん、のように感じます。
加藤諦三:
ねえ?・・そうすっと、そこでえ・・何となくお嬢さんの行動が理解出来ないという・・そういう事ではないんですか?・・なんか僕・・
相談者:
ま、そう・・
加藤諦三:
うん
相談者:
そうかもしれないとも自分でも、思ってます。
加藤諦三:
うん
相談者:
つまり、ま、自分の視野あ?・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
とか、自分の価値観を、ま、押し付けえ・・るような事をしてるのかもしれないなと・・
加藤諦三:
あー・・して、今のあなたの・・話を総合するとね?、中1の女の子からするとお・・ま、家の中で友だ、あのお、妹お・・と・・そのお、絶縁状態になってるわけでもなく、
相談者:
はい
加藤諦三:
と、時々遊んでると。
相談者:
はい
加藤諦三:
いう事ですよね?
相談者:
そうですね、はい
加藤諦三:
ただあ・・外で・・そのお、学校で色んな友だちが出来るとかっていう事ではないと。
相談者:
学校では、ま、何人か喋れる子はいるう・・みたいなんですけど、
加藤諦三:
ええ
相談者:
うーん、ま、ただ・・その一緒に遊びに行くっていう事はまあ、ほとんど、なくて、
加藤諦三:
うん
相談者:
でえ・・例えばこう、外なん、の、スーパーとか?
加藤諦三:
うん
相談者:
そういうところで、ま、休みの日に・・僕らが一緒に出掛けた時に、その、同級生の子ども?、おんなじクラスの子が居たりすると、やっぱりちょと隠れるような?
加藤諦三:
あーん
相談者:
ことをしたりとかするので、何かこう、プライベートな自分を見られるのが恥ずかしい・・と思ってるのかな?とかあ。
加藤諦三:
うん、うん、うん、うん
相談者:
あ、何も、こう、気にするような事、何も自分が悪い事をしてるわけでもないのに、何故わざわざこう、隠れたりするのかなとか?
加藤諦三:
うん、うん
相談者:
あ、いうところがちょっとわたしには・・何、何とも理解出来ない部分はありまして・・
加藤諦三:
あ、そこら辺のところを、と、あれだ、ね?、同級生と会うと、なんかこう・・隠れるっていうのは・・多少問題がある、かもしれないけれども・・
相談者:
はい
加藤諦三:
そういう事を除いては・・ん、別にどうって事はないわけですよね?
相談者:
ま、そうですね(含み笑い)・・
加藤諦三:
んん
相談者:
あの、「どうって事ない」と言われてしまうと、そうですね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
はい
加藤諦三:
じゃ、今日の相談という、のは・・ま、こういう、ことだけど、あなたの価値観からすると・・不登校にもなってないけれども・・なんか学校での生活の仕方が・・もうちょっと中学校1年生っていうのは、違うんじゃないかな?っていう気がするという事ですよね?
相談者:
そうですね。うーん・・
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
今日はあのお、スタジオに幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
加藤先生の【恥ずかしかりやの人の心の中には敵意がある】は、ピンとこない…。
ま、それはいいとして、
相談者の娘さん、
はっきりいって何も問題ないですよね。
相談者の価値観 を通して、娘をみると、
その枠にあてはまらないから、
おかしいんじゃないか、って思ってるだけで。
学校へいっていて、いじめがあるわけではなく、家では、妹たちとも仲良く、リビングで、のんびりすごせている。
娘さんは、言葉には出さないだけで、
きっといろいろなことを感じて、考えてると思う。
でも、相談者の気持ちは、分からないではないけどね。
『もう少し…、友達の付き合いがあってもいいのでは?友達がいないんだろうか?いじめられてるのではないだろうか?』と、
思ってしまうかもしれないが、
まずは、ちゃんと学校にいってて、親子で、家族で仲良く過ごせてるなら、幸せなこと。
親が、子に
『もっとこうだったらいいのに』と思うのって、現状のその子ではダメって否定していることだと思う。
やっぱり、意識的にいいところに目を向けないとね。
家族の中で、安心感を感じられないと、社会的な場に出て行く勇気かでてこないと思う。逆に、社会で辛いことがあっても、家に帰れば、心からゆっくりできれば、辛いことも乗り越えられるはず。
休日に町で同級生に会ったら隠れる・・
解るわ~その気持ち!
それって問題なの?
内気だったり恥ずかしがり屋だったり、一人の時間が好きだったりって、親を心配させる要因になるんだね。でもこれって結構すてきなことなんよ。
ごめんなさい、なんだかさっぱり分からないw
ウチも中学生女子2人、同じですよw外で同級生見かけると、ヤバイヤバイとか言いながら隠れてるw何がヤバイんだかw
友達がいないって相談されても、友達なんかいなくていいよ、って言っちゃてます、多分これが言えるのはテレジンのおかげ(三石さんの影響かな?ww)
一緒にゲームでもしてみてはどうでしょう?
二人の先生のアドバイスが相談者さんの救いになれば良いのですが。
相談動悸を探るお手本みたいな良回だと思いました
相談者の語る他者への疑問とは
そのまま自分への課題であると。
ならば、その悩みの質で自ずと相談者の人となりとなる
是即ち人生