励ましじゃなく理解。言葉じゃなく気遣い。悲しみのワケを知らず掛ける言葉はない

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい

加藤諦三:
あのお、義理のお母さんを、励ますっていう発想よりも、

相談者:
はい

加藤諦三:
義理のお母さんの、心を分かろうという・・

相談者:
・・はい

加藤諦三:
その姿勢の方が、大切だと思いますよ?

相談者:
・・はい

加藤諦三:
この人は何を求めているのかな?っていう・・相手を理解する姿勢がまず第一なんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
・・解決を求めてんじゃないんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
元気にして欲しいっていう事求めてんじゃないんです。

相談者:
・・はい

加藤諦三:
この苦しいわたしの心を分かってくれっていうのが・・お義母さんだと思いますよ?

相談者:
あ・・そうですか。はい

加藤諦三:
・・そうすると自然とそういう形でお義母さんが今、何を、何で、苦・・ここまで苦しんでんだろう?と、どういう事で苦しんでるんだ?と・・お義母さんの心の底を理解・・しよう、塞ぎ込んでいるのを、どう励ますかというころ、ことよりも・・

相談者:
はい

加藤諦三:
何とかして、理解出来ないかな?っていう風に、そっちの方の姿勢だと思います。

相談者:
はい

加藤諦三:
よろしいでしょうか?

相談者:
はい、ありがとうございます。

加藤諦三:
はいどうも失礼します。

相談者:
はい

加藤諦三:
相手の心を理解する姿勢があって初めて、相手を励ます事が出来ます。

 

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