毒親と呼ばれて。泣く気満々の大原敬子ファン
テレフォン人生相談 2018年8月20日 月曜日
不登校になり、フリースペースから通信で高校を出て大学に進んだ院生の息子から鬼のような形相で「毒親」と言われた。
昔から夫婦仲が悪かったことを反省し、2人揃ってカウンセリングを受けていることを息子に話したら、今度は「お世話になりました」との返事。
途方に暮れる。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女55歳専業主婦 夫60歳会社員 姑90歳 息子24歳大学院生
今日の一言: 過去の体験が今の反応を決めます。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
加藤諦三:
最初に・・年齢教えて下さい。
相談者:
・・えー、わたくし55。
加藤諦三:
55、はい
相談者:
はい、専業主婦です。
加藤諦三:
あの、ご主人は何歳ですか?
相談者:
えー60、会社員です。
加藤諦三:
60。お子さんは?
相談者:
24で・・
加藤諦三:
はい
相談者:
大学院生です。
加藤諦三:
・・で今・・3人ですか?暮らしてんの。
相談者:
えーと、姑、お姑さんいまして、90です。
加藤諦三:
はい分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、どんな相談ですか?
相談者:
・・えーと、あの、3ヵ月、前に、
加藤諦三:
はい
相談者:
突然あの・・昼間に、学校から帰って来まして、
加藤諦三:
・・だ、突然昼間帰って来たっていうのは、その、24歳の息子さんの話?
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
はい
相談者:
でそれで・・わたしに、「毒親!」って・・あのお、言いまして。
も、鬼の形相で・・
加藤諦三:
「毒親」?と言った、はい
相談者:
はい、言いまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
それでえ・・荷物・・少し持って出てったんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、それで、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお・・1ヵ月後お、に、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの「泊まらないけれども少しの時間帰る」っていうあのお・・メールが来まして、
加藤諦三:
はい
相談者:
凄く待っていたんですけれど、
加藤諦三:
はい
相談者:
その、「帰る」って言ってた、日はもう、帰れずに、
加藤諦三:
はい
相談者:
・・3日後に、手紙が届きまして(涙声)
加藤諦三:
はい
相談者:
父親は、母親の悪口を言うし・・
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、僕が帰って来た時にですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
で、それで母親は、姑と、あの父親の悪口を、言うので、
加藤諦三:
うん
相談者:
僕は辛かったと。
加藤諦三:
うん
相談者:
でやっぱり・・気が付けば・・実家で・・全然眠れない日もあって、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、友だちの家の方が眠、れる、日が、多くなって行ったっていう事で。
加藤諦三:
うん
相談者:
もう、やはり・・この家には、帰れないっていうか・・(涙声)
加藤諦三:
はい
相談者:
もう一人暮らしをさせて欲しいっていうか・・
加藤諦三:
はい
相談者:
もうホントに・・長い、一生懸命書いた手紙、が、送られて来まして、
加藤諦三:
はい
相談者:
1週間前にですね・・
加藤諦三:
はい
相談者:
荷物を片付け、に、あの、帰って来まして、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、それで、下宿先を見つけて、あのお・・もう出て行ったんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
んで・・もうあのお、この子の、就活の応援を最後にしてやりたかったんですけど、(鼻をすする)
加藤諦三:
はい
相談者:
出来なくなってしまって(涙声)、
加藤諦三:
はい
相談者:
もう、この子との関係を、これからどうしたらいいか?っていうのを・・今日、ご相談したいなと思ってます(涙声)。
加藤諦三:
はい、分か・・
相談者:
よろしくお願いします(涙声)。
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
今、先程、大学院生と・・
相談者:
はい
加藤諦三:
おっしゃいましたけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
この大学院生になる前、中学校、高等学校・・
相談者:
はい
加藤諦三:
大学と、まあ、あの・・所謂・・良い子だったんですか?あなたから見ると。
相談者:
そうですね、あの・・いや、あのお・・ホントに中学高校は、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの2回不登校しました。
加藤諦三:
不登校?、はい
相談者:
はい。中1から中3、まで不登校しまして。
加藤諦三:
中、ちゅ、中3まで?、結構長い間・・
相談者:
(鼻をすする)はい
加藤諦三:
中学校行ってないわけですね?
相談者:
あはい。で、フリース、凄くあの一生懸命、探しまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、必死に寄り添いまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
それでえ、いいフリースペースと巡り合って、
加藤諦三:
はい
相談者:
そこで、凄く元気にさしていただいて、
加藤諦三:
はい
相談者:
会員制とかそういうのではなくて、あの「僕は絶対に、全日制に行きたい」と言うので、
加藤諦三:
はい
相談者:
まあ、それを、最後に応援しまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
合格して高校には行ったんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
やっぱりもういっぱいいっぱいで、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、高2で、燃え尽きまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ・・結局は通信・・で、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお・・高校は、出して、いただいたんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
その、辞めた高校で、あのお、辞める前に夢が・・希望が出来てたので、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、そちらの方、学校は行けなかったんですけど予備校には・・あのお・・行けてですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
あの浪人1年はしたんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの自分が行きたい大学には合格出来て。
加藤諦三:
はい
相談者:
はい、で、楽しい、あのお、大学生活・・でした。
で、「もうちょっと勉強したい」と言うので、
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお、大学院生に行き、一旦戻って来たんです、家に。
加藤諦三:
はい・・あ・・
相談者:
で、それで・・
加藤諦三:
はい
相談者:
半分ん、半分っていうか、あのあ、ちょっと大学が遠いので、
加藤諦三:
うん
相談者:
お友だちの・・3人のシェアハウスに、あの、週の半分居候させていただいてたんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、そこでえ、家族の話が・・あの、色々お友だちの中から出るのを聞いて、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、自分の家族と・・物凄く違うっていう異常さを、凄く感じたらしくて、
加藤諦三:
はい
相談者:
わたしのお、この夫婦関係が、
加藤諦三:
うん
相談者:
この子が産まれてからですね?
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお・・上手く行ってなかったので、
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
主人も・・どっちかっていうと、協力しない方の、人だったので。
加藤諦三:
うん
相談者:
ホントに、なんか、あの、1人で育てたような・・そんな感じでしたので。
加藤諦三:
うん
相談者:
うんー、なんていうんでしょ?この子は良い子だったので、
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお、ホントに、反抗期も、無かったんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
あの3歳も、小学校も、無かったですし、
加藤諦三:
はい
相談者:
中学も、高校も・・あのお・・反抗期は無かったですから、
加藤諦三:
うん
相談者:
大学に入ってから物凄い反抗期が来たんですね。
「部屋に入るな」とか。
触らしてもらえないっていうか・・あ、「放っといてくれ」とかよく言ってました。
加藤諦三:
「放っといてくれ」?
相談者:
はい
加藤諦三:
うーん、ほいで・・「毒親」って言ったのは、あなたから見るとどういう意味ですか?
相談者:
・・あのお、やっぱり・・気が付いたんだと思うんですね。中1の時に・・姑と一緒に・・同居する事になった時から・・
加藤諦三:
うん
相談者:
今まで、悪かった夫婦関係がもっと悪くなりまして、
加藤諦三:
・・うん
相談者:
でえ・・一番最初・・3ヵ月前に「毒親」って言ってから・・
加藤諦三:
うん
相談者:
わたしは・・あのお・・その、鬼の形相で、色んな事言われたんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
その時に、いつも・・あの・・大原先生が言われるように、
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお、ホントに、共感して(泣き)、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、次は(泣き)・・謝って、
加藤諦三:
うん
相談者:
そして(泣き)・・主人に・・「カウンセリングに一緒に行って欲しい」って・・
加藤諦三:
うん
相談者:
頼んだんです。(鼻をすする)
加藤諦三:
うん
相談者:
その事を、息子お・・に、押しつけがましくね?、あの、言うつもりはないんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
事実として、やっぱり・・あの、言うべきかな?と思ってメールで・・
加藤諦三:
うん
相談者:
あの・・「あなたのその悲しみが凄く分かるので」・・
加藤諦三:
うん
相談者:
「やっと、夫婦で」、あの「カウンセリング行くから」っていうメールをしたら・・
加藤諦三:
うん
相談者:
もう返事は来ないかな?と思ったんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
一番最後に来た、言葉が、
加藤諦三:
うん
相談者:
「お世話になりました」っていう言葉だったので(泣き)・・
加藤諦三:
うん
相談者:
もうわたしとしては・・あーもう、この子、応援・・就活してやる事が出来ないなっていうか・・もう・・どうしたらいいかちょっと・・(泣き)
加藤諦三:
どうしていいか分からないという事ですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい。今日はですね・・
相談者:
はい
加藤諦三:
先程あなたの、話の中に、も出て来ました大原先生が・・いらっしゃってるので・・はい
相談者:
あ、そうですか、ありがとうございます、お願いします(号泣)
加藤諦三:
幼児教育研究の大原敬子先生です。
(回答者に交代)
このタイプ
宗教にはしりませんように・・なりそう