毒親と呼ばれて。泣く気満々の大原敬子ファン

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:
あ、こんにちは(号泣)

大原敬子:
あのお・・

相談者:
ありがとうございます(号泣)

大原敬子:
あなたの愛し方と・・息子さんがお母さんに求めている愛し方が・・まず、赤道直下の・・生き方と・・

相談者:
はい

大原敬子:
北極の生き方ぐらいズレてるんです。

相談者:
(鼻をすする)

大原敬子:
ただそれだけだったんです。そして・・息子さんは物凄く立派な方。

相談者:
・・はい、そうです。

大原敬子:
で、あなたも立派だけど。コミュニケーションがあなたに出来てないんですね。

相談者:
・・そうですか(泣き)

大原敬子:
だから最後まで・・「就職もわたくし見てあげれば良かったのに」ってあなた言いましたね?

相談者:
はい(涙声)

大原敬子:
まさに、「先生、わたくし」・・「金魚が可哀想で」、「冷たい水は」・・「わたし熱湯入れました」・・「そしたら先生」、「金魚が『さようなら』と言いました」・・という、育て方なんです。
あなたは・・

相談者:
はい

大原敬子:
お湯がいいと思ったら・・金魚を見なくてお湯入れちゃうんですよ。

相談者:
・・はい

大原敬子:
でも金魚は「熱いー」って言うでしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
でも「何言ってんのよ」・・「お母さん、わざわざね、温めてね、ほら、お湯入れてあげた」・・いう子育てだったんです。
で、金魚も・・お母さんが意地悪でやってるとは絶対思ってないんです。

相談者:
そうですか?(泣き)

大原敬子:
「まだあ、ちょっと金魚のお湯、ぬるいかしら?もっと熱くしよう」
息子さんはそれをじっと耐えたんです、「熱い」「熱い」って言いながら・・

相談者:
・・はーい

大原敬子:
あなたの愛し方は間違えていないんですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
息子さんの求める物を見てなかった。

相談者:
はい

大原敬子:
それはひいては・・息子を・・表面的に凄い子どもに育てる事によって・・

相談者:
・・

大原敬子:
姑とか、夫に、復讐できるというあなたの考えがあ・・ったんではないか?という・・

相談者:
ああ

大原敬子:
わたしの嫌らしい考えです。あなたじゃないかもしれない・・

相談者:
いやいや、そんな事ないです・・

大原敬子:
分かります?

相談者:
本当に。

大原敬子:
でね?、息子さんが・・家に片付けに、行ったんですね?

相談者:
はい

大原敬子:
お母さんはそこで・・全力でどうするかを彼は見てたんですよ?

相談者:
・・

大原敬子:
「毒親」って言った時に・・息子にね?
「どこがそうなの?」って聞いた事がありましたか?

相談者:
・・あ

大原敬子:
片付けに来た時に、「なんで行くの!?」って・・何十年間育てたら、「捨てるんだ?、お母さん嫌だ!」って騒いだ時に・・始めて母の心知るんですよ。

相談者:
・・

大原敬子:
止(とど)めは・・これは、してはいけないと思いましたけれども・・「カウンセリングに行きました」って。
つまり、息子さんが言った言葉を全部・・彼の優しさの中に・・借金背負わせてるんですよ。

相談者:
・・

大原敬子:
だから、家(うち)に帰れないんです。

相談者:
えー!?

大原敬子:
そうなんですよ、あなたあ。

相談者:
・・ええ!?

大原敬子:
そうなんです。
何故言うの!?息子さんに。
僕が言うと・・お母さんはヘナヘナと倒れてしまって・・「ごめんなさい、わたしがいけなかった」
「そうじゃないんだよ!、お母さん」って彼は言ってるんですよ。

相談者:
え!?

大原敬子:
もうお母さんと、

相談者:
はい

大原敬子:
話しても・・僕の気持ち分かってくれない。

相談者:
・・

大原敬子:
大事な事は・・感情があった時は感情で、ぶつけるんです。
お互いに感情でぶつけ出した時に・・

相談者:
はい

大原敬子:
初めて・・後で言い過ぎたっていう気持ちの・・あるんですけども。
息子さんの場合は一方的に言う。
「毒親」とか色々と。

相談者:
はい

大原敬子:
あなたは黙ってる。

相談者:
・・はい

大原敬子:
いい親なんですよ。

相談者:
・・はい

大原敬子:
息子さんには、どんどん、どんどん、罪悪感ですよね。
なんて俺はバカなことしているんだろ?って。でもこのお母さんの前では、もういられないよって事ですよ。

相談者:
・・はあ、そうですか。

大原敬子:
そうです。

相談者:
そうですか(泣き)

大原敬子:
泣く必要ないの、あなた。

相談者:
#$%◆(泣き)

大原敬子:
わたしはね、この息子さん・・家を出て良かったと思ってます。

相談者:
(鼻をすする)

大原敬子:
あなたが気付いたんですもん。

相談者:
・・はあ・・そうですか。

大原敬子:
ねえ?

相談者:
(号泣)

大原敬子:
息子さん、昼間来たんですか?夜来たんですか?

相談者:
昼間です。

大原敬子:
昼間来て・・

相談者:
はい

大原敬子:
あなたは・・食事は何を出したの?

相談者:
・・「もう何も」・・「構ってくれるな」って・・

大原敬子:
そうでしょうね。

相談者:
いう事だったので。

大原敬子:
・・あのね?

相談者:
はい

大原敬子:
それは分かってるって・・と、最後の最後・・「お母さん今、簡単におにぎり作ったから」・・

相談者:
はい

大原敬子:
「捨てても構わないから」・・

相談者:
はい・・あー!そうですか?

大原敬子:
「このおにぎりだけは持ってってちょうだい」ったらどうなりますか?

相談者:
そうか・・(泣き)
出過ぎた事かなあ?と思って・・止めたんです。

大原敬子:
うん

相談者:
また嫌われるっていうか、余計「出過ぎた事をして」って言われるかな?と思って(泣き)。

大原敬子:
親子で嫌われるはないんですよ?

相談者:
そうですか、#$%◆(泣き)

大原敬子:
あなたが産んだお子さんですもん。

相談者:
うん、そうですね(泣き)

大原敬子:
自分の気持ちを伝える事がコミュニケーションなんです。

相談者:
はい。そうですよね(泣き)

大原敬子:
自分の意思を・・

相談者:
はい

大原敬子:
伝えるに・・自分の気持ちと意思は違いますよね?

相談者:
はい

大原敬子:
「わたしがあなたにこうして欲しい」は意思です。

相談者:
はい

大原敬子:
つまり、指示であり、束縛です。

相談者:
はい

大原敬子:
でも、捨てても構わないけど、せめて最後に・・

相談者:
はあ、そうか・・

大原敬子:
お母さんらしくして欲しいと思って、やるのは・・

相談者:
あー、そうか(泣き)

大原敬子:
気持ちでしょ?

相談者:
はい(泣き)なりたかったんだね・・

大原敬子:
それが最後に・・息子さんが・・

相談者:
はい

大原敬子:
・・求めてたものだったんです。

相談者:
(泣き)そっか・・

大原敬子:
毒親も・・分かってくれます?

相談者:
あはい(泣き)素直に#$%◆

大原敬子:
だったらもう泣く事ないじゃない?

相談者:
いやあ(号泣)

大原敬子:
もうしないわよね?・・金魚にお湯入れる事は。

相談者:
しないです(泣き)、はい

大原敬子:
就職の事、言わないですよね?

相談者:
あはい

大原敬子:
で静かにしばらくの間・・

相談者:
はい

大原敬子:
動かない。

相談者:
はい・・(鼻をすする)

大原敬子:
・・でも・・凄く救いだったのは、素晴らしいお子さん。

相談者:
・・#$%◆

大原敬子:
将来楽しみですね?

相談者:
そうですか、良かったです(泣き)#$%◆・・それだけです。

大原敬子:
ね?、だから今日から泣かないで。

相談者:
はい

大原敬子:
良かったと思う事です。

相談者:
はい

大原敬子:
じゃ、加藤先生に伺いますね?

相談者:
はい、ありがとうございました(涙声)

(再びパーソナリティ)


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