片付けられない妹。何かから逃れるための習慣がやめられなくなる
テレフォン人生相談 2018年8月31日 金曜日
90歳の母と同居している妹62歳が片付けれられない。
相談者が家事をしに月1,2回行っている。
7年前に母が入院して退院してから目立つようになった。
妹本人も自覚はしている。
相談者に対するメンタル面を田中ウルヴェ京が、妹に対する見方を加藤諦三が受け持つ。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 田中ウルヴェ京(シンクロ銅メダリスト、メンタルトレーナー)
相談者: 関西弁の女67歳独身 別居の母90歳 母と同居の妹62歳独身
今日の一言: 何かから逃げるために何かをすると、その事がしないではいられなくなります。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい、最初に年齢教えて下さい。
相談者:
はい、わたしは67歳。
加藤諦三:
67歳、結婚してます?
相談者:
いえ、独身です。
加藤諦三:
独身、ずーっと独身ですか?それとも離、離婚・・
相談者:
ずっと独・・
加藤諦三:
あ、ずっと独身?・・で、
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました、それでどんな相談ですか?
相談者:
別居してるんですけど、62歳の妹・・
加藤諦三:
あ・・62歳の・・
相談者:
の事なんですけど。#$%◆
加藤諦三:
はい、62歳の妹さんはあれですか?、あの・・
相談者:
いえ・・
加藤諦三:
あの、結婚してるんですか?
相談者:
いや、してないです。
加藤諦三:
してないで・・
相談者:
母親と・・母親と同居してます。
加藤諦三:
あ、お母さんと同居?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい分かりました。お母さん何歳ですか?
相談者:
えー、90歳です。
加藤諦三:
はい、90歳、はい分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
・・それで?
相談者:
それで、その、妹・・なんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
あの・・買い物とか、チラシとか、その、新聞紙とか、ゴミい、とこ、処分が・・出来にくいというか(苦笑)、依存症っていうんですかね?、でえ、その本人も、あの、「自分は片付けられへんし、だらしない性格や」とかって言うんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
言ってるんですから、
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、まだ・・は、あの、軽、軽い、ものだと思うんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、わたしが、あのお、仕事が忙しい時は、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、最低月に1回か2回は帰って。
加藤諦三:
はい
相談者:
母親の食事を作ったり家の周り掃除したりしてるんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
ん、帰るたんびにこう、エスカレートしてるんですね、ゴミが。
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
もう部屋の、部屋中に、こう、なんや、もうちょっと一言では言えんようなチラシとか買い物の紙袋とかが・・
加藤諦三:
はい
相談者:
積み重なってるんですが。
加藤諦三:
はい、はい。部屋が、散らかってるっていうのはどの程度ですか?要するに、か、必要のない物が、いっぱい・・
相談者:
もういっぱいなんです、あの、2階、2部屋あるんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
もう、そこも全部、もう・・ど、どう言ったらいいのか、も、積み重なってるんですわ。
加藤諦三:
うーん
相談者:
でえ、下も・・台所の、
加藤諦三:
はい
相談者:
テーブルの上も新聞紙やチラシや、なん、かも、リビングもおんなじよな・・洗濯物がそのまま積み重ねてあったりも・・
加藤諦三:
はい
相談者:
ともう、気持ちが悪いって(苦笑)・・
加藤諦三:
はい、はい、はい
相談者:
うんー・・
加藤諦三:
それで・・
相談者:
でも本人も、
加藤諦三:
はい
相談者:
それはそのお・・分かってるんですね、でも、なんかこう、自分で、コントロールできんような感じが、す、できてないような感じがするんです。
加藤諦三:
ん、あの、それで、妹さんがこういう傾向になり出したのはいつ頃からですか?
相談者:
あのね・・母親がね・・7年前ぐらいに、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、肺炎で入院したんです。で、3ヵ月程入院してて、ま、治って退院して来てから、
加藤諦三:
はい
相談者:
そっからあ、のような気がします。
それまではそんな事なかったんです。
加藤諦三:
あーん・・
相談者:
うん
加藤諦三:
それで、先程、妹さんが「仕事が忙しい」って・・あのお、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなた言いましたけれども。
相談者:
はい
加藤諦三:
仕事が忙しいってのは、どういう・・いつ頃から、ですか?この「仕事が忙しい」って言い出したのは。
相談者:
かれこれ20年ぐらいになりますかね?
加藤諦三:
はい
相談者:
始めの頃はそうでもなかったんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、軽めの仕事だったんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
まあ、10年、20年と経つと、
加藤諦三:
は
相談者:
ま、本格的っていうか。
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお・・地方へ出張行ったり。
加藤諦三:
うん
相談者:
・・あの、出張行ってまたこっち戻って来てえ、いうのが・・ま、1シーズンは、そういう事があるんです。
加藤諦三:
それであの・・ま・・妹さんご本人じゃないので、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたとしてはそのお・・答えるのは、ちょっとあの、難しいかもしれませんけど、その仕事は・・コントロール、出来にくい仕事なんですか?
相談者:
はい。あの、どう言うていいか・・
加藤諦三:
つまりなんで、なんでこんな事聞くかというと、
相談者:
はい
加藤諦三:
この仕事が忙しいというのが、
相談者:
はい
加藤諦三:
口実かどうか?って事を知りたいわけです。
相談者:
はい?
加藤諦三:
口実。
相談者:
ああ・・#$%◆
加藤諦三:
つまり・・あの、何かを逃げるためにね?
相談者:
はい
加藤諦三:
仕事が忙しいからって逃げるわけです。所謂その、仕事依存症、ワーカホリックって言われるのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
例えば奥さんとの関係が上手く行ってなくて、
相談者:
はい
加藤諦三:
家に居るのが嫌で、その奥さんとの関係を・・としっかり向き合う事が・・
相談者:
はい
加藤諦三:
から逃げるために仕事って言ってるのがワーカホリックになるわけです。
相談者:
うーんはい、はい
加藤諦三:
だから、その・・妹さんが「仕事が忙しい」って言ってる事についてえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
これがその・・何か、から逃げるための口実なのか?、それともどうしようもなく本当に実際に仕事が忙しいのか?っていう・・
相談者:
うん
加藤諦三:
ことが知りたいんですけどね。
相談者:
うん、1回・・そう、あの、聞いた事あるんですけど、
加藤諦三:
ええ
相談者:
「断ると、次の仕事が来んようになる」とかって言うんです。
加藤諦三:
・・ん
相談者:
ま、それが口実かどうかは分からないんですけどね。
加藤諦三:
うーん、うん、「仕事が忙しい」っていうのも・・ゴミ屋敷になっちゃうのも・・
相談者:
はい
加藤諦三:
もう今・・自分の人生どうにもならなくなってるという現実う、を・・もう受け入れられなくて逃・・も、なんとかしてこの自、この自分の人生上手く行っていないっていう・・ことから逃げようと思って色んな事やってる・・なと思うんですけれども、ま・・あ、あなたご本人じゃないから・・何とも言えないんですけれども。
相談者:
うん、そう上手く行って・・
加藤諦三:
で、あなたの今日の相談というのは・・
相談者:
はい・・その・・
加藤諦三:
ど、ど・・はい
相談者:
このまま放っておいていいのか?
加藤諦三:
うん
相談者:
何かその本人がその、チラシの・・ゴミの山を見ても・・今はその・・まあ、放ったらかしいうの、に、ちょっとこう快感を覚えてるんじゃないかな?と思うんですね。
加藤諦三:
・・あーあ
相談者:
で・・
加藤諦三:
はい、「快感を覚えてる」ね?、はい
相談者:
で・・で、何かのきっかけでそのゴミの山を本人が見ても、無茶苦茶・・不愉快だと感じた時から、なんか変わるんじゃないかな?と・・と思うんですけど。
加藤諦三:
それが解決のきっかけ、きっかけになるという事はないです。
相談者:
あ、そうですか。
加藤諦三:
はい。
だってそれが、これが不快な事だったらもうとっくの昔に始めてるわけですから。
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
はい。
今日のあなたの相談っていうのは・・
相談者:
はい
加藤諦三:
この妹さんを、
相談者:
はい
加藤諦三:
放っておいて・・いいですか?、それとも、どうしますか?っていう・・
相談者:
そうなんですよ・・
加藤諦三:
ことですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい。今日は・・
相談者:
はい
加藤諦三:
アメリカで、あの、心理学の・・勉強なさって来た、あの、シンクロの、銅メダリストで、
相談者:
はい
加藤諦三:
メンタルトレーナーの、
相談者:
はい
加藤諦三:
田中ウルヴェ京先生に伺ってみたいと思います。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
(回答者に交代)