近隣工事にクレーム。裁判上等のオッサンを腰砕けにした弁護士の見解
テレフォン人生相談 2018年9月15日 土曜日
自宅そばで商業施設の新設工事が行われている。
施設が出来ることは大歓迎。
相談者宅に工事業者が挨拶に来たときに、雨水の排水先を降雨の際に溢れがちな右側の水道ではなく、左側の水道にするように要請していた。
ところが工事が始まると右側に出すようになっている。
地域の代表者は住民から苦情が出ないようにとの条件で承認の捺印をしている。
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 塩谷崇之(弁護士)
相談者: 語尾に「ハイ」を付けるのがクセの関西訛りの男
ドリアン助川:
もしもし?、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、今回お世話になりますう
ドリアン助川:
はい、よろしくおねがいします
相談者:
はい
ドリアン助川:
え、今日はどんなご相談でしょうか?
相談者:
その、大型店舗お、の、
ドリアン助川:
はい
相談者:
出店がありまして、
ドリアン助川:
はい
相談者:
こんな工事したら困りますよ、ああいう、工事したら困りますよっちゅうことを、言っていたんですけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
住民の代表のお、人、区長って言うんですけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
区長さんが、施工業者の人に、苦情のでないように、あのお、工事を進めてくださいよ、それな検討を、ま、住民代表の印鑑は押せないですよ、という、話、だったんですけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
そこの施工業者の人も、僕のところに来てくれて、
ドリアン助川:
はい
相談者:
まあ、水路の話なんですけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
短い、あの、雨水を流さ、されると、非常に、水道が、流れが悪いので、あ、道が、10センチ、15センチ、多いところでは20センチぐらい、の水道から、あの、水が溢れて、流れるので、こっち困ります、右っ側流さないで下さいね、という、ふうに、施工業者の方の、人でも、説明さしてもらっったんですけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
いざ工事が始まると、右っ側の方に流すような、工事の進め方になっているので、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
今の工事進められると、困るんですよ、ちゅうことで、あの、2,3回、話させてもろうてるんですけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
そしてまた、業者の方へも、行かしてもらったんですけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
一応業者の方は、一応その、住民代表の、おー、印鑑が押されているので、有効ということで、ま、工事が、着工されたわけなんですけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
わたしとしては、その印鑑は無効ではないかというふうな、ことで、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
ちょっと、住民代表の先生方、二人、も連れて、住民代表の区長さんも、連れられて、業者の方へお伺いしたんですけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
業者への方の返答では、あのお、工事掛かる前に、あ、こういうふうにしてくださいよ、と言うてたんであれば、あのお、ありがたいですね、ということで、ま、業者の方は書類が、整っていたら、どういう形の印鑑であっても、そのお、行政はOKサインを出してしまったということで、どうすればいいのかな?と思って、
ドリアン助川:
ん、なるほど、はい
相談者:
一応、あの、はい、あのお、
ドリアン助川:
え、え、じゃ、ちょっと話を整理、しますね。
相談者:
はい
ドリアン助川:
これは、まあ、いわゆる、ま、あの、スーパーマーケットとか、その、食堂だとか、色んなものが、あの、入ってるような・・
そういう大きな・・
相談者:
坪数で言うと、千二百坪くらいある土地・・
ドリアン助川:
千二百坪
相談者:
そのぐらいあるんと違いますか・・ま、あの、
ドリアン助川:
はあ、それ、おっきいですね
相談者:
その、いくつもお、いくつも入ってるテナントじゃなしに、ま、あ、一社の、
ドリアン助川:
一社の
相談者:
まあ、大型店舗になるんですけども、はい
ドリアン助川:
何階建てぐらいのですかね?、これ
相談者:
ん、平屋あ、だそうです
ドリアン助川:
あ、平屋で?
相談者:
あ、はい
その店舗に来るに、来るにあたってはわたしも賛成なんです、けども。
ドリアン助川:
あ、そこを、確認したかったんですね。
相談者:
はい、はい
ドリアン助川:
え、なにかご商売されてて、その店舗来んのが嫌だということではないんですね?
相談者:
いやいや、そのお、大歓迎なんです
ドリアン助川:
あ、なるほど
相談者:
その、千二百坪の、その、雨水を、その、流してはいけない・・自分が、
ドリアン助川:
つ、つまり、これは、
相談者:
はい
ドリアン助川:
今、基礎工事の段階で、ま、排水ですよね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、それが、右と左があって、右の方に水が来ると、あなた様のお家の前とかに、溜まってしまったりする?
相談者:
あ、そうです、流れが、
ドリアン助川:
流れが
相談者:
非常に悪いも、悪いので、
ドリアン助川:
はい
相談者:
そこへ排水されると余計に流れが悪いので。はい
ドリアン助川:
はい
もうちょっと詳しく教えていただきたいのは、
相談者:
はい
ドリアン助川:
水が常に、家のそばで溢れているような状態ですか?
相談者:
いや、時間で、50ミリ、60ミリ、この間、80ミリという、その、降ったときに、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あのお、高いとこでは15センチ、20センチの、オーバーしたので、はい
ドリアン助川:
この水路は、これまで農業用水ですか?
相談者:
あ、農業用水ですね、はい
ドリアン助川:
農業用水の水路があったわけですね?
相談者:
はい、はい、はい、そうです
ドリアン助川:
この水路をオーバーして、えー、水が、10センチも来ちゃうというのは、あなたのお家からどれくらいですか、離れたところなんですか?
相談者:
水路お、とは、あー、1メーター以内ですけどもね。はい
ドリアン助川:
あ、それはむちゃくちゃ近いですね
相談者:
はい、そうですね、はい
ドリアン助川:
で、大型店舗はどれくらい離れたところに出来・・
相談者:
えー、もお、池挟んで向こうですから、15メーター・・
ドリアン助川:
15メーターぐらい
相談者:
◆#$%□、それはもう、あの、大型店舗来てくれるには、ま、賛成なんですけど、はい
ドリアン助川:
んん、なるほどねえ
相談者:
はい、はい
ドリアン助川:
15メーター歩けば、買い物できちゃいますもんね?、これから。
相談者:
そうそうそう、非常に便利な◆#$%
ドリアン助川:
はい
問題は1メートルですわ、ね。
相談者:
その水道ですね、はい
ドリアン助川:
そこですね
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、これは、皆さん、一応、聞いてはくれてるわけですよね?
相談者:
ま、行政の方も、ま、聞いてはくれてるんですけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あのお、行政の方も認識してるし、
ドリアン助川:
はいはい
相談者:
まだ大きく話、まあ、なってないんですけども、まあ、ちょっときっかけぐらいなんですけども、押し切られると困るので。
ドリアン助川:
ふうん
相談者:
これだけは、あのお、引けない話なので、
ドリアン助川:
そうですね
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい
相談者:
そいで、まあ、裁判になったり、あの、弁護士さんを立てたり、で、費用がどれくらい、要ったりって、ま、初めてなもんで、こういうことするの
ドリアン助川:
その、そのこと以前にまず、それがなくなればいいわけですもんね?
相談者:
あ、そうです
ドリアン助川:
ね
相談者:
も、簡単な、小さな話で済んでくれればいいんですけども。
ドリアン助川:
分かりました
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい、それでは今日の、先生紹介いたします。
相談者:
はい
ドリアン助川:
弁護士の塩谷崇之先生です。
よろしくおねがいします。
(回答者に交代)