親の反対で結婚を諦めようとする二人。自立できない人が持つ親を捨てるという感覚
テレフォン人生相談 2018年11月5日 月曜日
二年前にプロポーズされたものの、彼の母親から反対されていて、彼から別れ話が出始めた。
反対理由は彼が地元に帰ってくることを期待されていて、相談者が一人っ子であること。
同じような期待を相談者も掛けられているので彼の苦悩も理解できる。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女32歳独身一人っ子 父60歳 母56歳 両親と同居 婚約中の彼氏30歳
今日の一言: 心のトラブルは人間関係を通して現れます。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい、もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい。最初に年齢教えて下さい。
相談者:
はい、32歳です。
加藤諦三:
32歳。結婚してます?、独身ですか?
相談者:
独身です。
加藤諦三:
で・・今はお父さんお母さんと一緒に住んでんの?
相談者:
はい
加藤諦三:
お父さんとお母さん何歳ですか?
相談者:
父が、えーと60で、
加藤諦三:
ええ
相談者:
は、母が、56です。
加藤諦三:
はい。で、あなた一人っ子?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
はい分かりました。それでどんな、相談ですか?
相談者:
婚約中う、の、
加藤諦三:
うん
相談者:
彼がいるんですけれども、
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお、相手のご両親の反対で、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、結婚が出来なくて、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、プロポーズしてもらってから2年経つんですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
で、先月彼に、
加藤諦三:
うん
相談者:
あ「もう、親を説得する自信が無くなった」っていう事と、
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、わたしが、ま・・32なので、
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、その、「出産とかを考えると」?・・
加藤諦三:
うん
相談者:
「もうこれ以上」・・「待たせれないから」・・
加藤諦三:
うん
相談者:
「難しいと思う」っていう風、ことを言われて、
加藤諦三:
うん
相談者:
・・うんー、それを・・受け入れるべきか?、なんか違う・・解決方法がないか?と思って・・
加藤諦三:
・・はい分かりました。
相談者:
#$%◆お電話しました。
加藤諦三:
それでその婚約中の彼が・・ま、両親が反対してるっていうの反、対の理由っていうのは何ですか?
相談者:
彼の地元が地方で遠いんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、彼の、お母さんが、彼、が次男なんですけれども、あの、実家に帰って来て欲しくって、
お兄さんが、引き籠りっていうのもあって・・
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、そういうのもあって次男に、凄く・・すがっている・・ていうのと、
加藤諦三:
うん
相談者:
わたしが一人っ子で、兄弟がいないので、もし結婚したら・・
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、取られちゃうんじゃないか?という、懸念をされているんだと思います。
加藤諦三:
あ、「取られちゃうんじゃないか?」っていうのは、要するに・・彼の方が、あなたの・・親族の方にどんどん傾いて来ちゃってという事?・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
あーあ、あの、ご両親のこの次男に対する執着は、ん、物凄いん・・ですね?
相談者:
そうですね、あのお、本人も可哀想なぐらいで・・うーん、なんかちょっとわたしも何て言ってあげたらいいか?分からないぐらい凄いです。
加藤諦三:
凄いですよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
だからもう、お兄さん・・に対する執着が物凄かったんでしょうね。
相談者:
ああー
加藤諦三:
それでそのお兄さんが引き籠りになっちゃって、次に全ての期待が次男に来たと。
相談者:
そう、そうですね。
加藤諦三:
だから、家の嫁、に、来て欲しいという事なんでしょうね?
相談者:
そうです、わたしい、が、ま、その、彼の、実家に入って・・
加藤諦三:
うん
相談者:
その、ま・・お兄さんの面倒も看て、
加藤諦三:
うん
相談者:
ご両親の面倒も看て・・
加藤諦三:
うん
相談者:
ていう事を、あの、お母さんは望んでみえるーんだと思います。
加藤諦三:
うーん、望んで・・
相談者:
みえる・・
加藤諦三:
その願望にしがみ付いて生きてるという・・
相談者:
あー、はい
加藤諦三:
ことでしょうねえ。
相談者:
はい
加藤諦三:
だからこの願望を、捨てるわけには・・いかないという・・ことなんで・・
相談者:
うん
加藤諦三:
で・・彼は何歳?、今。
相談者:
・・30です。
加藤諦三:
彼が30。うーん
相談者:
はい
加藤諦三:
・・「両親を捨てて」・・「わたしと、一緒になってくれ」というような説得はしなかったわけ?
相談者:
なんかわたしも、それはちょっと言えなくって。
彼が言ってくれる分にはいいんですけど。
加藤諦三:
うん
相談者:
わたしが言うのは、ちょっと・・なんか・・い、んー、違うかな?と思ったんで・・
加藤諦三:
うん、なんか・・
相談者:
うん
加藤諦三:
自分が凄い自己中心的で、利己主義者・・
相談者:
うん
加藤諦三:
のような感じがするんでしょ?
相談者:
はい、なんか・・
加藤諦三:
あなたは・・本気で好きなの?
相談者:
好きなんですけれども・・
加藤諦三:
うん
相談者:
そのお・・彼の両親、に対する思いとか・・
加藤諦三:
うん
相談者:
親を捨ててまで一緒になれないっていう、気持ちも、その・・自分も一人っ子なので・・昔からその親に対する責任、責任感っていうか、そういうのも・・何となくその・・彼の思うとこと・・気持ちが分かるところがあるんで、
加藤諦三:
うーん
相談者:
もう諦めなきゃいけないのかな?っていうその、気持ちで今凄く、葛藤してます。
加藤諦三:
で恐らくあなたも彼も、両親を捨てるという・・考え方なんでしょうねえ。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
だけどこれ・・
相談者:
うん
加藤諦三:
両親を捨てる事になるかしら?
相談者:
・・うん
加藤諦三:
・・人が幸せになるっていう事はどういう事なのかな?っていう事をちょっと考えてもらいたいと思うんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
今の彼の両親の考え方、生き方で、
相談者:
はい
加藤諦三:
彼のご両親が幸せになれるだろうか?っていう事・・
相談者:
うん、なれないと思います。
加藤諦三:
なれで、ないですよね?
相談者:
はい・・そこは凄くずっと、うん・・その疑問で、
加藤諦三:
うん
相談者:
うん、彼が、その、わたしと今別れて、
加藤諦三:
うん
相談者:
親ごさんの意見に従っていくのが、
加藤諦三:
うん
相談者:
それが本当に幸せか?っていうのが・・自分が分からなく・・うん、ダメなんじゃないかって思って(震えた声)・・
加藤諦三:
「ダメなんじゃないか」っていうの、彼が幸せに・・
相談者:
なれないと思うんですよ。
加藤諦三:
なれないと思うんでしょ?、で・・
相談者:
はい、だか、今・・はい、別れちゃいけない、って思うんですよ。
加藤諦三:
で、彼の両親はどうします?、彼の両親幸せになれ、ると思います?
相談者:
えー?・・うん
加藤諦三:
非常に難しい問題だと思うんですよ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
幸せとは何か?っていうね?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、今日のあなたの相談っていうのは・・
「説得に、自信がない」と彼が言ったので、
相談者:
うん
加藤諦三:
もう別れようか?と思ってるけど、今一つ踏ん切りがつかない・・
相談者:
はい
加藤諦三:
と、どうしたらいいんでしょう?っていう事ですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい分かりました。今日はあの心についてのエッセイストとしてお馴染のマドモアゼル愛先生がいらしてんので・・
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
単にふられたんだと思います。
婚約者の彼が気が付いた
一人っ子で歳上の相談者と結婚しない手があるて事を。
めんどくさいな~参ったな~頑張らないと~って最初は思ってたかもしれないがギブアップ。よくよく考えたらまだまだ結婚しなくていいじゃん!しかもめんどくさい相手と。他に条件いいのがきっといる!
ホントその通り
相談者の彼女にさっさと次の男性を見つけるべきって言うのが正解だったと思う
うーん、そうだろうか。
簡単にハイ次ってできるのは若い奴だけだろ
中途半端に終わらせたらずっと引きずるよね。
やっぱりとことん納得するまで話し合うべきなんじゃない?