父と同じタイプに疲れたカサンドラ妻。迷えるいい感じの女の夫をボロカス中川潤
(回答者に交代)
中川潤:
こんにちは、中川です。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
中川潤:
奥様ねえ・・
相談者:
はい
中川潤:
そのお・・第二の人生考えてるっていう事でえ、まあ・・どりあえず生活う、の拠点を、家売ってアパートでどうこうっていう・・話があって、
相談者:
はい
中川潤:
えー、それをどうしようか?っていう事も、あるんだろうけども、
相談者:
はい
中川潤:
それよりもねえ?
相談者:
はい
中川潤:
あの、その選択肢の中にい、さっき加藤先生、とお話の時にね?
相談者:
はい
中川潤:
あの・・ご夫婦仲の、ことお、があって、あなたの選択肢の中には、
相談者:
はい
中川潤:
夫婦、携えての第二の人生だけじゃなくて、
相談者:
はい
中川潤:
別に歩む事も考えてる・・
相談者:
はい
中川潤:
あの、可能性の1つとしては・・ま、ないわけじゃないんだと・・
相談者:
はい
中川潤:
いうお話だったよね?
相談者:
はい
中川潤:
ただそ・・そこでえ・・んー、「わたしが」あ、「離れて行ったら」・・「主人が可哀想かなあ」と、
相談者:
はい
中川潤:
いう事を今・・1つおっしゃいましたよね?
相談者:
はい
中川潤:
だけど、翻って・・「常に面倒看てなきゃいけない人生だった」と・・
相談者:
はい
中川潤:
いう事もおっしゃいましたよね?
相談者:
はい
中川潤:
その常に面倒看てなきゃいけない人生って、ど、どういう・・もう少し、かみ砕いていうと、どういう事だったの?
相談者:
えーっとお、そうですね、家の、ことは、全然出来てない、出来ないですし、
中川潤:
うん
相談者:
友だちもいないですし、
中川潤:
うん
相談者:
ま、休みい、は、こう、外に・・わたしが、こ・・一緒に、行ってあげるとか・・んー、そんな・・感じですかね。
中川潤:
ん?、や、休みは、い、一緒に、行ってあげるって、どうふ、どういう事お?
相談者:
はい、一緒に、出掛けて・・あげるっていうか、でも会話がないので・・全くわたしが決めて、わたしが・・こう・・指導して「こっちがいんじゃない?」とか・・うん、決めて・・やってあげるっていうか・・
中川潤:
ずーっとそういう事なの?
相談者:
そうですね(苦笑)・・なんか、はい・・頼り甲斐が無いっていうか。でもなんか・・「やらなきゃ」みたいな部分で、ずっと・・
中川潤:
あなた結婚されたの、ご主人と、いくつぐらいの時?
相談者:
えっとお、も、結婚して28年経ちます。
中川潤:
・・うん・・て事は、お互い30前後だよね?
相談者:
はい
中川潤:
・・で、20何年間・・ずっとお・・あなたがリードして来たの?
相談者:
え、最初は主人・・主人が亭主関白で・・凄い・・すぐキレる人で(苦笑)・・それで、ちょっと、「ハイハイ」って付いて来たんですけど、
中川潤:
ほお、ほお、ほ
相談者:
でもわたしの父親も、割と亭主関白で、
中川潤:
うん
相談者:
男の人はみんなそうだと思った(苦笑)・・
中川潤:
おん。いや、今おっしゃった亭主関白っていう事と、
相談者:
はい
中川潤:
例えば、外へ出た時に、
相談者:
はい
中川潤:
あなたがリードしなきゃいけないっていう事と・・
相談者:
あの、場所とかは、はい、決めるのは、わたしがみんな決めて。
「ここがいんじゃない?」とか・・こういうところ「ここに来たらここに行きましょう」とか・・
中川潤:
その・・優柔不断で何でもあなたに、もたれ掛かって頼り・・掛かって来るってそうい、そういう事ではないんですか?
相談者:
そ、そうなんですけど、自分、好き嫌いがハッキリしてるので、
中川潤:
はい
相談者:
す、その主人の好きな場所とか、好きな食べ物とかを、わたしがこう、選択して行かないと、すぐ機嫌が悪くなるっていうか。
中川潤:
・・ああ・・それがずーっと続いて来たの?
相談者:
はい
中川潤:
・・ああー・・あ、でもぶっちゃけて聞くけど・・あのお・・今、ご主人との間でセックスはある?
相談者:
え!?・・もう全然ないです(苦笑)
中川潤:
ないよねえ?
相談者:
はい
中川潤:
んと思うんだ。
相談者:
はい
中川潤:
今のお、お話っぷりからすると。
あなたも、くたびれちゃったでしょう?
相談者:
くたびれました(苦笑)。
中川潤:
ね?別れたらあ?
相談者:
え?(苦笑)ハハハ
中川潤:
や、可哀想だなんて思わないで。
相談者:
・・なんか・・
中川潤:
だってね?
相談者:
はい
中川潤:
ちょっとさあ・・
相談者:
はい
中川潤:
おかしいよ!
相談者:
(苦笑)
中川潤:
旦那。
相談者:
ハー(苦笑)そうなんですよ。
中川潤:
あーあ
相談者:
はい
中川潤:
で、さ、更に言えばね?
相談者:
はい
中川潤:
亭主関白で?
相談者:
はい
中川潤:
だけど転職を10回以上繰り返して?
相談者:
はい
中川潤:
え、常に初任給で?
相談者:
はい
中川潤:
なアホなあ。
相談者:
(苦笑)
中川潤:
ほいで、何、外出たら?
相談者:
はい
中川潤:
あのお、どこ行くかあ、は、あなたが決めてあげてね?
相談者:
はい
中川潤:
なんでそこまであなた58になってまでね?
相談者:
あーハハハ(苦笑)
中川潤:
面倒看なきゃいけないのよ、別れなさい、別れなさい。
相談者:
えー(苦笑)
中川潤:
いやホントに。
相談者:
ホントですね(苦笑)。
中川潤:
ああー、あなたね?
相談者:
はい
中川潤:
まだ、一花あ・・場合によっては二花も・・あり得るんですよ。
相談者:
あー
中川潤:
あなたもっといいパートナー見つけられるよ・・
相談者:
エヘ(苦笑)
中川潤:
こんーだけ、そういう亭主でもね?
相談者:
はい
中川潤:
面倒看て来たんだから。
相談者:
アハハハ(苦笑)
中川潤:
うん、これ以上・・ちょっとねえ?
相談者:
はい
中川潤:
ご主人に付き合う必要ないんじゃない?
相談者:
・・ねえ
中川潤:
うーん
相談者:
なんかわたしも・・主人しか知らないので、
中川潤:
うーん
相談者:
わたしの我儘かなとか思うんですけど・・
中川潤:
いや、そうではないと思う。
相談者:
もう、疲れちゃって、はい
中川潤:
あのねえ、これがね?
相談者:
はい
中川潤:
いいですか?、さっきの、ちょっと、あの冒頭のお話の・・
相談者:
はい
中川潤:
60になったらあ、転職考えてると。
相談者:
はい
中川潤:
もう転職考えるどころか、今までが転職続きだったわけでしょうによ。
相談者:
はい
中川潤:
ね?
相談者:
はい
中川潤:
で・・それで・・60になったら今の仕事辞めて、
相談者:
はい
中川潤:
ほいでえ、ご主人なりになんかあ、妄想があるんですよ、きっとね。
相談者:
そうです(苦笑)。
中川潤:
そ、ん、それで、
相談者:
はい
中川潤:
その、住宅ローンの残が2千万もあるから・・
相談者:
はい
中川潤:
この、ローンの返済に、負担が大変だから、
相談者:
はい
中川潤:
で、売ってしまって、
相談者:
はい
中川潤:
ほいで・・あと家賃負担の方が、
相談者:
はい
中川潤:
まだマシだから・・
相談者:
はい
中川潤:
ていう事を、安易に考えておられるだけの話なんで。
相談者:
はい
中川潤:
そんなもんに付き合う必要ないんで。
相談者:
はい
中川潤:
ほで、そういう、人の船に一緒に乗ってね?
相談者:
はい
中川潤:
一緒に沈没したってしょうがないわけだから。
相談者:
はい
中川潤:
あなた、この先ね?
相談者:
はい
中川潤:
これ・・あなたが、59、60になりね?
相談者:
はい
中川潤:
旦那が60になってね?
相談者:
はい
中川潤:
今が、転職考えておられてね、
相談者:
はい
中川潤:
どんな事考えてんのか知らんのだけども、
相談者:
はい、はい
中川潤:
う、そのご主人が考えておられるその妄想の世界にね?
相談者:
はい
中川潤:
の、第二の人生にね?
相談者:
はい
中川潤:
付き合わされたら堪らんですよ、これ。
相談者:
アーハハハ(苦笑)
中川潤:
うんだからね?
相談者:
はい
中川潤:
さっさとそうなる前に、
相談者:
はい
中川潤:
今あ、ご主人幸いお仕事持っ、ね?
相談者:
まだはい
中川潤:
持っておられんでしょ?
相談者:
はい
中川潤:
だから自分1人じゃ食ってけるんでしょ?、ご主人も。
相談者:
はいもう・・秒読みですけども(苦笑)。
中川潤:
いや秒読みだろうがいいんだよ。
相談者:
はい
中川潤:
秒読みのうちにやっちゃった方がいいと思うから。
相談者:
あそうですか(苦笑)
中川潤:
あはあ。で、さっさとあなたねえ?
相談者:
はい
中川潤:
あのお、フリーになった方がいいと思うよ。
相談者:
え、そうですか。
中川潤:
うーん、ほいで、あなたが次のパートナーを見つけるかどうか、これは別の問題です。
相談者:
あーもう、全然もう。
中川潤:
いやいやもう、ね?
相談者:
アハ(苦笑)
中川潤:
もう、こんだけ、しんどい思いしたんだからね?
相談者:
はい
中川潤:
あの2度とね?
相談者:
はい
中川潤:
あのお、結婚してね?
相談者:
はい
中川潤:
またしんどい思いになんか、なんていう思いは・・あると思うし、
相談者:
あはい
中川潤:
あ、それは凄くよく分かるけど、
相談者:
はい
中川潤:
そんなものは出会いだから。
相談者:
はい
中川潤:
ね?、今のご主人が、
相談者:
はい
中川潤:
あのお・・ベストでなかったって事は間違いないんだからベターでもなかったんだから。
相談者:
アハハ(苦笑)
中川潤:
ね」
相談者:
はい
中川潤:
だから、あなたねえ、ここまでえ・・ちゃんと面倒看てあげたんだから、
相談者:
はい
中川潤:
あの、十分に、彼にやってあげる事はやってあげた、だと、お思いになって、
相談者:
はい
中川潤:
これからはやっぱりね?あなたの人生・・
相談者:
はい
中川潤:
ね?
相談者:
はい
中川潤:
を・・あの、どう、自分が、
相談者:
はい
中川潤:
この先まだ20年、30年あるんです。
相談者:
え(苦笑)はい
中川潤:
ね?
相談者:
はい
中川潤:
それを大事になさった方がいいと思うよ。
相談者:
(息を吸って)分かりました。
中川潤:
うーん
相談者:
ああ、ありが・・
中川潤:
別れなさい!
相談者:
アッハ(苦笑)
中川潤:
はい、加藤先生に代わります。
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
中川先生はいつもの通りの回答。
加藤先生の最後の言葉が核心でしたねー
我慢強い人だなぁ
全然褒めてないですよ。
転職10回までよく隣で見てられたね。かなりの鈍さと思われる。
普通もっと早くに相談すると思うよ。
こういう人って離婚できんのか?
できなくて何年後のシリーズ編になるタイプじゃないでしょうか?
離婚しないね。
このまま、もう、疲れちゃってえ、て言いながら夫に傅いて疲弊するだけの人生
この人は別れろとアドバイスされて、別れるつもりで動いてみても、夫がこの人に依存してるから、絶対離婚届に判ついてもらえないでしょう。
この人も夫に一度拒否されたら、もう離婚の理由をむりくり作り上げて調停するとか、家を出てしまうとか、そういう強行策が取れなさそう。それは、親の教育の結果で。
抑えつける親に反抗する、親の意のままにならないで自分の意思で行動する、って、大事なことだよな…そうしなくても、社会的には、普通に暮らせると思うけど、辛くなるよね。
私もそう思います。親に押さえ付けられて育った私も、彼女と良く似た家庭生活です。夫に対しては、上手く自己主張が出来ません。怒ったら口をきかなくなるからです。
夫は、私にだけは威張っているのに、自分の不得手な場面ではオドオドします。
子どもたちが成人して自分の結婚生活を振り返り『幸せではなかった』と思ったのも同じです。
私の場合は、経済力が無いので離婚できません。「女は結婚すればいいんだ」と父親に勉強の必要が無いと言われて育ちました。
私も、カサンドラです。
宝箱は開けない方が楽しい